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検証!「お布団」と「ベッド」腰にやさしいのはどっち?!

2018.10.21

腰痛持ちの方にとって、悩みの種となるのは「寝具選び」ですよね。

お布団とベッドでは、どちらが腰の負担を軽減することができるのでしょうか。

今回は、それぞれの特徴をまとめた上で、適切な寝具選びについてお話ししていきます。

腰痛でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。

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「お布団」のメリット・デメリット

我々日本人にとっては、非常に馴染み深い存在である「お布団」ですが、まずはその基本的なメリットとデメリットを挙げてみましょう。

<お布団のメリット>

・ベッドよりも安価で、買い替えやすい

・低い位置で眠ることができ、安心感を得られる

・すぐに天日干しできて、手入れがしやすい

<お布団のデメリット>

・ベッドよりも硬い

・収納スペースが必要になる

・ヘタりやすい

腰痛持ちの観点からすれば、寝心地が気になるところです。

ベッドのように、スプリングが入っていないため、どうしても硬さや底つき感が気になるでしょう。

そして、耐久性に劣る面でもネックになります。

また、毎日収納スペースから上げ下げする必要があるため、腰に負担を感じやすくなることも懸念されます。

いわゆる「万年床」になってしまえば、だんだんとお布団に湿気が溜まり、カビが生えてしまいます。

寝室がフローリングの場合は、より通気性が悪くなりますから、さらなる注意を要するでしょう。

「ベッド」のメリット・デメリット

続いて、「ベッド」のメリットとデメリットを挙げてみましょう。

<ベッドのメリット>

・出し入れする必要がなく、いつでもすぐに寝られる

・クッション性に優れている

・インテリアとして機能する

<ベッドのデメリット>

・お布団よりも、お値段が高額になることが多い

・掃除や手入れがしにくい

・存在感があり、部屋が狭く感じる

ベッドに関しては、クッション性が高いことが最大の魅力です。

マットレスは、体重を分散してくれるため、腰の負担を和らげることも期待できます。

また、お布団のようにいちいち上げ下げする必要がなく、起き上がりやすいこともポイントでしょう。

しかし、ベッドは大きくてかさばりますし、掃除もしにくくなり、重いマットレスのケアは大変です。

定期的にひっくり返す必要がありますので、くれぐれも腰痛が悪化しないよう気をつけてください。

「お布団」と「ベッド」腰痛対策として優れているのはどっち?

これまで、お布団とベッドのメリット・デメリットをご紹介しましたが、どのような印象を受けましたか?

両者ともに、それぞれの良し悪しを再確認することができましたね。

前章では、ベッドのクッション性を評価しましたが、柔らかすぎるマットレスには、少し注意が必要です。

スプリングを内蔵した柔らかいマットレスには、腰が沈みすぎてしまう傾向があります。

そのため、背骨が不自然に曲がってしまうこともあるのです。

背骨のバランスが崩れて、周囲の筋肉が緊張してしまうことで、腰痛を引き起こす原因にもなり得るため、これらの理由から、畳の上でお布団を敷いて寝ることを推奨している医師もいます。

しかし、お布団が硬すぎてもいけません。

腰が浮いて不自然な体制になり、腰痛は次第に悪化してしまうことにもなるでしょう。

お布団とベッド、どちらを選ぶにしても、適度な硬さが重要だということです。

そのため、腰痛対策としてどちらが優れているか、一概に言い切ることは難しくなります。

寝具が自分の腰に合っているか、見極めていくことが大切なのです。

腰痛タイプで異なる!寝具の選び方

前述したように、お布団やベッドには適度な硬さが必要ですが、腰痛のタイプによって選び方は異なります。

ご自分の症状に適しているのは、どちらの硬さでしょうか。

<硬めなほうが適している場合>

〇前にかがむと腰が痛む人(腰椎椎間板ヘルニア、筋筋膜性腰痛、椎間板症など)

〇ほどよい硬さのある「お布団」がおすすめ

寝るときの姿勢は、まっすぐに背筋が伸びるよう意識するとよいでしょう。

また、腰ばかりに負荷がかからないよう、こまめに寝返りをしてください。

<柔らかめなほうが適している場合>

〇後ろに反ると腰が痛む人(すべり症、腰椎分離症、脊柱管狭窄症など)

〇ほどよい柔らかさの「ベッド」がおすすめ

なるべく、腰への刺激を避けてください。

こまめな寝返りは逆効果で、背中を丸めて寝るとよいでしょう。

そして、ベッドを選ぶ際には、マットレスの硬さの単位である「ニュートン」に着目してください。

この数値が大きければ大きいほど、硬いということになります。

目安としては、60を超えていなければ柔らかめで、100を超えていれば硬めです。

また、反発性で判断することもできます。

低反発であれば柔らかめで、高反発であれば硬めだということが予想できます。

お布団派もベッド派も!購入前は試しに寝てみよう

とくに、ベッドは高額になることもありますから、購入前は実際に寝てみることをおすすめします。

寝心地を試すことで、寝具選びの失敗を防ぐことができますよ。

そこで、いくつかポイントをご紹介します。

<仰向けに寝てみる>

仰向けになったときに、腰やお尻が沈みすぎている場合は、柔らかすぎる証拠です。

逆に、腰が浮いてしまうようでしたら、硬すぎるということになります。

背骨の曲がり方が、自然なカーブになると最適です。

<横向きに寝てみる>

横向きになったときは、首からお尻がまっすぐ直線状になることが理想です。

さらに、肩の沈み方もチェックしてください。

肩が沈まずに、内側に入り込んでしまうようでは硬すぎます。

自分で分かりにくいときは、周囲の人に見てもらいましょう。

<うつ伏せに寝てみる>

うつ伏せになることで、圧迫感をチェックすることができます。

さらに、「寝返りが打ちやすいのか」という点もポイントです。

力まずに寝返りができると、最適な硬さであると言えます。

お布団であっても、ベッドであっても、試し寝は重要です。

こうした試し寝をする際には、ぜひリラックスできる服装で店頭へ行きましょう。

そうすることで、よりリアルに寝心地を体感することができます。

これから寝具の購入を検討されている方は、試してみてくださいね。

腰痛を予防するためのストレッチ

腰痛の症状が改善したら、予防することも大切です。

最後に、お布団やベッドの上で、寝ながらできる「腰痛予防ストレッチ」をご紹介しましょう。

寝たままできるので、就寝前の日課にできるといいですね。

<仰向けでおこなうストレッチ>

〇リラックスした状態で、両手を上げて全身を伸ばす

〇片膝を抱えて、胸のほうへグッと引きつける(両足おこなう)

〇両膝を同時に抱えて、胸のほうへグッと引きつける

〇両足を外側に曲げて、足の裏を重ねる

<ポイント>

・ゆっくりと呼吸をして、ひとつの動作に時間をかけましょう。

・痛みが強すぎては逆効果になるので、ほどよい力加減でおこないましょう。

・反動をつけずに、ゆったりとした動きを意識しましょう。

・毎日続けることで、効果を発揮します。

寝具選びは腰痛にとって重要!

今回は、お布団とベッドのメリット・デメリットを挙げて、それぞれを比較してみました。

どちらが優れているか、一概に言い切ることは難しいということが分かりましたが、自分の好みや生活スタイルに合わせて、より腰に負担がかからないほうを選んでみましょう。

そして、腰痛の症状に合った寝具を選び、より快適な睡眠が得られるように工夫してみてください。

 - 寝具, 寝具の選び方, 布団