ベッド選び!一人暮らしでもセミダブルにしたほうが良い?

「ベッドはセミダブルにしたい!」と思っていても、費用が高くつくことや、一人暮らしで部屋が狭いことから、ためらってしまう人もいるでしょう。

そこで今回は、セミダブルにしたほうが良い理由や、デメリット、ベッドを選ぶ時のポイントなどをご紹介していきます。

1日の疲れを癒す一番の方法は、睡眠です。

あなたに合ったベッドを見つけ、良質な睡眠を取りましょう。

一人暮らしでもベッドをセミダブルにしたほうが良い人の特徴

ベッドをセミダブルにしたほうが良い人の特徴は、2つあります。

それは、「寝相が悪いこと」と「シングルベッドに窮屈さを感じること」です。

これから、その理由をご説明していきます。

セミダブルのメリットは、何と言ってもベッドの広さです。

リラックスして寝るためには、ベッドの広さが重要になります。

その理由は、ベッドから落ちないことです。

ベッドから落ちる恐怖は、知らないうちにストレスを感じさせるので、きちんと寝ていても、なかなか疲れが取れない状態になってしまう傾向にあります。

この恐怖心を解消するためにも、寝相が悪い方や窮屈に感じる方には、広いサイズのベッドがおすすめになるわけです。

それでは、リラックスして寝られるベッドの広さは、どのくらいでしょうか。

一般的な目安としては、「自分の肩幅+30cm」と言われています。

日本人の肩幅の平均は45cm程度なので、45cm+30cmで「75cm」となります。

つまり、横幅が75cm以上あるベッドなら、十分リラックスして寝られるわけです。

そこで、参考として、平均的なベッドのサイズをご紹介します。

【シングルベッドのサイズ】横幅100cm×縦幅200cm

【セミダブルベッドのサイズ】横幅120cm×縦幅200cm

上記を参照し、「一人暮らしでセミダブルを買う必要なんてない」と思う人もいるでしょう。

しかし、寝相の良い人であれば問題ないかもしれませんが、寝相が悪い人はシングル程度の横幅では、落ちる可能性があります。

そのため、なるべくセミダブルのほうが良いのです。

また、「シングルは窮屈」と感じる人も、セミダブルのほうが適しているでしょう。

違和感のあるベッドで寝ていても、きっと疲れは取れませんので、自分の寝相と感覚に相談して、じっくり考えてください。

一人暮らしでベッドをセミダブルにした時のデメリット

前章では、一人暮らしでもセミダブルにしたほうが良い人の特徴をご紹介しましたが、少なからずデメリットもあります。

主なデメリットは、下記の3つです。

・部屋が狭くなる

セミダブルはシングルよりも大きいので、部屋が狭くなります。

「家具が少ない」「あまり動かない」「ベッドの上が大好き」という人ならば問題ありませんが、そうでなければ、部屋の広さを考えたほうが良いでしょう。

まず、やはり4畳では狭すぎます。

部屋の半分がベッドにスペースを取られてしまいます。

次に6畳ですが、これならまずまずの広さです。

ちゃんと家具も置けますし、快適に過ごせるでしょう。

しかし、筋トレなどをする時は、若干窮屈に感じるかもしれません。

最後に8畳ですが、これだけの広さがあれば家具も問題なく置けますし、筋トレものびのびできて、快適に過ごせます。

8畳を目安にして、無理なら6畳の部屋を選びましょう。

・値段が高くなる

シングルよりも、値段は上がります。

最低でも、1万円以上は高くなるでしょう。

・手入れが大変

サイズが大きくなるため、お布団を干す際の上げ下ろしも、その分大変になります。

また、お布団クリーニングの料金は、シングルよりも1,000円~2,000円程度高く設定されています。

このように、部屋の広さや価格、手入れなどを考慮した上でベッドを選びましょう。

ベッド選びの4つのポイント

ベッドを選ぶ時は、セミダブルなどのサイズ感だけでなく、「マットレス」「素材」「耐久性」「カラー」にもこだわりましょう。

・マットレス

マットレスは、自分の体重、厚み、素材、固さ等の要素から選びます。

人によって適したマットレスは異なりますので、専門店の人に相談するのがベストです。

・素材

素材は、通気性が良い「すのこ」がおすすめです。

通気性に優れていると、カビが生えにくくなります。

一人暮らしは、ほとんど自分だけしかベッドを使いませんし、定期的にベッドを掃除する人は少ないことが予想されます。

そのため、通気性が良いすのこが最適です。

・耐久性

しっかりと自分の体重を支えてくれるベッドを選びましょう。

そのために確認するのが、ベッドの耐荷重です。

耐荷重とは、「体重+マットレス+掛布団」の、合計重量のことです。

もしも、自分の耐荷重が100kgだった場合は、余裕を持って、ベッドの耐荷重を150kg程度に設定しましょう。

また、価格が高ければ高いほど、耐久性も上がる傾向にあります。

そのため、最低でも2万円以上するベッドを買うことがおすすめです。

・カラー

寝具の色は、睡眠の質に大きく関わってきます。

例えば、青、ベージュ等の鎮静色は、気持ちを落ち着かせるので安眠効果が期待できます。

しかし、赤、オレンジ等の興奮色は、人を元気にするので安眠には向いていません。

また、淡いピンクもおすすめです。

リラックスさせつつ、女性ホルモンを刺激するので、若返りの効果があります。

このように、サイズだけでなく、「マットレス」「素材」「耐久性」「カラー」に着目してベッドを選びましょう。

「一人暮らしだからこそ安く買いたい!」セミダブルでも安い家具メーカー3社

ベッド専門店でベッドを購入すると、最低でも10万円はするでしょう。

大学生や、新人サラリーマンにとっては、手が届かないかもしれませんね。

それなら、家具メーカーでベッドを購入するのがおすすめです。

おすすめの家具メーカーは、「ニトリ」「IKEA」「無印良品」です。

・ニトリ

庶民価格に設定しているので、とにかく値段が安いです。

セミダブルのベッドも2万円からあるので、お金のない一人暮らしの学生でも安心できます。

また、品質のバランスも良く、シンプルで使い勝手の良いデザインなので、どんなインテリアでも違和感なく合わせることができます。

・IKEA

流行のデザインで、オシャレなベッドが多く、シンプルで使い勝手の良いニトリとは裏腹に、1つ1つの製品が個性的です。

値段はニトリよりも少し高く、セミダブルのベッドでは、3万円からあります。

・無印良品

高品質で、シンプルなデザインが特徴です。

価格設定はIKEAよりも上ですが、その分とても品質が良いです。

デザインもシンプルなので、どこにでも馴染みやすいでしょう。

安くても長く使えるベッドを探したいのならば、こちらがおすすめです。

セミダブルのベッドは、4万円からあります。

ここでは、3つの家具メーカーをご紹介しました。

シンプルで安いのがニトリ、オシャレで個性的なのがIKEA、シンプルかつ高品質なのが無印良品です。

ベッドのデザインや予算を考える際の参考にしてください。

ベッドのタイプを選ぶ

一人暮らしでベッドを購入する時、一番に考えるのが「部屋の広さ」と「費用」だと思います。

これが、セミダブルのベッドであれば尚更です。

そのため、ベッドのタイプを選ぶ必要があります。

まずは、広さを確保するタイプのベッドからご紹介していきましょう。

少しでも部屋の広さを確保したいときには、引き出し式ベッドと、跳ね上げ式ベッドがおすすめです。

どちらも、ベッドの内部に収納があるタイプになります。

引き出し式は、小さい収納スペースがいくつかあるので、服や小物をたくさん持っている人に最適です。

一方の跳ね上げ式は、広い収納スペースが1つあるので、キャンプのテントや、サーフボードなどの大きなものを入れるのに適しています。

値段は、跳ね上げ式ベッドのほうが高い傾向にあります。

どちらを選ぶかは、収納したい持ち物のサイズ感で決めましょう。

次に、低価格なベッドについてお話しします。

少しでも費用を抑えたいのならば、フロアタイプのベッドがおすすめです。

フロアタイプは脚がなく、床に置くタイプのベッドです。

一般のベッドよりも部材が少なくて済むので、価格の安いモデルが多いのです。

しかし、ベッドで寝ているというよりは、床にお布団を敷いて寝ている感覚に近いので、敷布団で寝るのが苦手な人には向いていないかもしれません。

ベッドを購入する際は、部屋の広さを重視するか、費用を重視するか、よく考えてみましょう。

おすすめのマットレス2社

ここまで、ベッドについてご紹介してきましたが、快適な睡眠を手に入れるためにはマットレスも重要です。

今回は、東京西川のAiRと、モットンのマットレスをご紹介していきます。

・東京西川「AiR」

「朝起きると体が痛い」その原因は、寝た時にかかる圧力です。

東京西川のAiRは、点で支えるをモットーに作られたマットレスなので、表面上に凹凸があり、体の圧力を分散する効果があります。

よって、腰痛の改善や快適な睡眠を手に入れることが期待できるのです。

寝心地としては、低反発マットレスのように沈み込むような感覚なので、高反発マットレスが好きな人には向いていません。

そして、値段ですが、セミダブルサイズで最低6万円はします。

一人暮らしの学生には厳しいかもしれませんが、奮発してでも購入する価値はあると思います。

また、体重によって適したマットレスの種類が異なるので、専門店で相談してみると良いでしょう。

・モットン

「腰痛に効く」といった効果は、AiRとほとんど同じです。

ただし、90日間の返金保証があり、保証期間内なら無償で修理してくれる等、AiRにはないサービスがあります。

そして、筋力の弱い人や、女性が寝返りしやすいように作られた、高反発マットレスであることが特徴です。

値段は、セミダブルで5万円からと、AiRよりは多少安価です。

東京西川のAiRとモットンのマットレスをご紹介しましたが、効果も費用もあまり変わらないので、反発性の好みで決めてはどうでしょうか。

優れたマットレスを選んで、質の良い睡眠を手に入れましょう。

自分に合ったベッドを選び、生活をより良くしていこう!

今回の記事は、ベッド選びの参考になりましたか?

最後になりますが、人生の3分の1は睡眠です。

つまり、快適な睡眠を得られる人は、人生の3分の1は快適で幸せに暮らせるということです。

今の生活をより良くしたいのなら、まずは睡眠を変えましょう。

そのためには、自分に合ったベッドを選ぶ必要があるのです。

最高のベッドを選んで、最高の一人暮らしを実現させましょう。