心地よい睡眠を誘うアロマの歴史とは?使い方を知りたい!

疲れているときや、気分を変えたいときにアロマオイルを使う人は多いのではないかと思います。

心身共に癒し効果があり、用途に応じて様々な使い方のできるアロマは、男女問わず大変人気があります。

今回は、「心地よい睡眠を誘うアロマの歴史って?」、「どんな使い方があるの?」などの疑問についてお話します。

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睡眠を誘うアロマの歴史!最初はどんな使い方をしていたの?

心地よい睡眠を誘うアロマには、想像以上に長い歴史があることをご存知でしょうか。

用途に応じて様々な使い方ができるアロマは、最初はどのような使い方をされていたのでしょうか。

アロマの歴史は、紀元前4000年も前の、メソポタミア文明にまでさかのぼります。

当時はまだ、アロマという言葉は使われておらず、「精油」と呼ばれていました。

また、紀元前3000年以上も前の、古代エジプト時代には、薬として使用されたり、神にまつわる儀式や死者への弔いなど、様々な用途に使われました。

この時代には、精油のフランキンセンスや、ミルラは金と同等の価値があり、王族や貴族たちしか楽しむことができませんでした。

実は、このフランキンセンスとミルラは、防腐剤になることが知られていたため、ミイラ作りにも使われる貴重な精油でした。

その後も、衛生管理の役割としても、広く使用されるようになりました。

また、女王クレオパトラがバラやローズを愛用していたことは有名な話です。

医学では、ヒポクラテスにより研究され、リラックス効果の高い精油をマッサージ治療として取り入れられました。

ギリシャ神話や旧約聖書にも度々登場し、キリストがフランキンセンスを手にしたとの記述があるほど、精油の歴史は長いのです。

アロマという言葉が生まれたのは?

精油は古くから使用されてきたものですが、アロマという言葉が生まれたのは1920年代になります。

誕生したきっかけとなったのが、フランスの化学者のルネ・モーリス・ガットフォセです。

この科学者が、実験中に火傷を負った際、傷口にラベンダーの精油を浸したところ、痛みもなくなり傷後も残らずに治ったことが研究の始まりとされています。

彼はその後、「アロマセラピー」という著書を手がけました。

そのことにより、精油は「アロマオイル」「アロマセラピー」と呼ばれるようになりました。

その後、アロマセラピーは英語に翻訳されるなどして、より世界に広まっていきました。

第二次世界大戦中には、フランス人医師ジャン・バルネが、兵士の傷の治療に精油を使用していたほどです。

まさに、アロマは傷を癒す薬として使われていたのです。

現代ではアロマと聞くと、「睡眠を誘うため」「香りを楽しむもの」という使い方が一般的ですが、実は学術的な臨床試験によっても有用性が認められている「薬」でもあるのです。

日本におけるアロマの歴史と使い方は?

睡眠を誘うために効果的なアロマですが、日本における歴史と使い方にはどのようなものだったのでしょうか。

実は、日本においてもアロマの香りに関する記述の歴史は古く、日本書紀にまでさかのぼることができます。

植物の葉や小枝を炊いたり、蒸したり、すりつぶすとよい香りがすることは、古くから人々の間では知られており、日本でも神様への捧げものとして、または宗教的な儀式の薫香(くんこう)として使われてきました。

日本でも、アロマセラピーの学術研究の先駆者として高い評価を得ている、鳥居鎮夫博士がいます。

この博士は、アロマの香りによる刺激や鎮静効果を、特殊な脳波で調べるという研究をされました。

このように、アロマは、日本でも研究され認められるほど治癒効果の高いものといえます。

精神作用にも効果があるため、眠りに関する使用の他にも、様々な用途にも使用されています。

使い方の前に心地よい睡眠を誘うアロマをご紹介!

使い方の前に、心地よい睡眠を誘う、アロマをご紹介していきます。

【睡眠に効果的なアロマ】

〇ゼラニウム

ローズのような香りでリラックス効果が抜群です。

〇イランイラン

ロマンチックな香りです。

気分転換にはなりますが、気持ちを高揚させる香りでもあるので、就寝前は少しだけ香りを楽しむようにしましょう。

〇プチグレイン

ビターオレンジの枝と葉から取れるオイルで、気分が落ち着く香りがします。

〇リツエアクべバ

爽やかなグリーン系の香りに人気があります。

いろいろ考え込んでしまうときには、よい気分転換になります。

〇ネロリ

爽やかな香りで、鎮静効果があります。

〇フランキンセンス

睡眠中の、咳や鼻づまりなどの呼吸器系の治癒にも、効果があります。

〇サンダルウッド

落ち着く香りがロングセラーの秘密で、常に人気のアロマです。

風邪予防にも効果を発揮します。

〇ベルガモット

柑橘系なのに甘い香りのする、心やすらぐ人気のアロマです。

消化促進にも効果があります。

〇オレンジスイート

ストレス緩和に効果のあるアロマで、冷え性にも効果があります。

〇ランベンダー

鎮静効果の高いラベンダーは、就寝前には大変おすすめのアロマです。

睡眠前に効果的なアロマの使い方とは?

睡眠前に効果的なアロマの使い方は、どのようなものでしょうか。

疑問をお持ちの方のために、効果的な使い方をご紹介しましょう。

〇アロマディフューザーを使う

最近は、アロマディフューザーを使って香りを楽しむ人も多いのではないかと思います。

寝室や枕元に置いて、効果的に安眠ができるのでおすすめです。

〇枕に数滴垂らして使う

アロマディフューザーがなくても、枕に数滴垂らすことで、よい香りに包まれながら眠りにつくことができるのでおすすめです。

〇お風呂で使う

よい香りのバスタイムを楽しむことで、快適な睡眠をとることができます。

このときの注意点としては、最低でも睡眠の1時間前には入浴を済ませておくことです。

深部体温の低下を利用して自然な眠気を誘うには、入浴は睡眠の1時間前までには済ませておきましょう。

また、アロマはお湯には溶けないので、塩や重層などに混ぜてから湯船に入れるとよいでしょう。

〇保湿クリームと混ぜて使う

睡眠前に使う、首元の保湿ケアやハンドクリーム、かかとなど足元の保湿ケアの際にはアロマを混ぜで使うことをおすすめします。

よい香りに包まれて、ぐっすりと眠りにつくことができるのでおすすめです。

〇アイマスクに数滴垂らす

普段睡眠時にアイマスクを使用している場合は、1~2滴ほどアロマを垂らしてみることもおすすめです。

また、ホットタオルに数滴垂らして目に当てるのもおすすめです。

目の疲れがとれると同時に、香りのリラックス効果で熟睡することができます。

〇マスク

冬の乾燥の時期にはマスクを着用して寝る人も多いのではないかと思います。

その際はアイマスクと同様、外側にアロマを1~2滴垂らすとよいでしょう。

喉の保湿や、風邪予防にも効果があります。

睡眠に効果的な香り!アロマをミックスする使い方

アロマは鎮静効果も高く、睡眠時に使用するには最適なアイテムですが、2~3種類のアロマをミックスする使い方も大変効果的です。

アロマをミックスして使うことで、リラックス効果がさらに高まります。

ここでは、ミックスすると相性のよいアロマをご紹介します。

【ミックスすると相性のよいアロマ】

〇ラベンダー×オレンジスイート

リラックス効果がとても高く心が安らぎます。

〇ベルガモット×ラベンダー×イランイラン

リラックス効果の高いブレンドになります。

とても落ち着く香りです。

〇ローズマリー×レモン

気分が落ち着くと共に、集中するので、気分を変えたいときにはおすすめです。

〇ラベンダー×ティツリー×レモン

喉、気管支などの呼吸器系の保護に効果があります。

〇ユーカリ×グレープフルーツ

気分転換には最適なアロマです。

考えごとが多く眠れないときなどにもおすすめです。

〇ペパーミント×ライム

夏などの暑い時期におすすめです。

〇イランイラン×ゼラニウム×ラベンダー

とにかく、ぐっすり眠りたいときにおすすめです。

優しく重厚な香りが、自然な眠りを誘います。

〇ひのき×ラベンダー

やさしい木の香りと、リラックス効果の高いラベンダーは、安心感を与えてくれるので熟睡することができます。

【ミックスするときのポイント】

アロマをミックスするときは、同じ系統のアロマを使うのがポイントです。

柑橘系、フローラル系など、同じ系統でミックスするのがおすすめです。

また、香りが強い系統、弱い系統などを意識してすることも大切です。

強いものと弱いものを混ぜてしまうと、弱い香りが全くしなくなってしまうこともありますので、香りのバランスには気をつけてミックスしてみましょう。

睡眠を誘うアロマの歴史と使い方の3つのポイント

アロマは初め、神にまつわる儀式に使われていたという歴史があることがわかりましたね。

そして、アロマは鎮静効果が高いことから薬剤としても使われていました。

そのアロマは、今では一般的にリラックスするためや、香りを楽しむために使われています。

また、より楽しむためにも下記のポイントを押さえて使ってみてください!

1 睡眠に効果的な使い方としては、アロマディフューザーの他、枕に垂らすと効果的

2 入浴時、保湿クリーム、アイマスク、マスクなどに使用するもの睡眠には効果的

3 アロマはミックスして使用しても高い効果が得られる

ぜひ、参考にしてみてくださいね。