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日本人には馴染みがないホテルのベッドに掛けてある帯の役割

2017.12.26

日本人の寝具と言えば、床に直接敷いて使用する「お布団」です。

最近では、寝具もかなり欧米化し、「ベッド」で寝るという人も多いです。

旅行の際に泊まるホテルでも、ほとんどがベッドです。

そこで、ホテルのベッドの足元に何に使用するのか分からない「帯」のような物があるのをご存知でしょうか。

海外の人には当たり前なこの「帯」の役割とは何なのか、お話します。

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日本にあるホテルの種類

日本の宿泊施設と言えば「旅館」が思い浮かぶ方もいるでしょう。

ですが、現代は日本人の感覚が、様々な事で欧米化している事もあり、「ホテル」が主流になっています。
勿論、旅館も国内外に関わらず大人気なのは、間違いありません。

しかし、「ない物ねだり」な人の欲が、海外の人は旅館、日本人はホテル、を選択する傾向にあります。
そして、インターネットや旅行雑誌、旅行会社などで自分が宿泊するホテルを選びます。

その際に、数あるホテルの中から選ぶのですが、一体どんな種類のホテルがあるのでしょうか。

以下のように、ホテルのランクで、名前は違います。

・ラグジュアリー(最高級)
・ハイエンド(高級)
・ミドル(中級)
・エコノミー(普通)
・バジェット(低料金)

これは世界の基準定義としてあるものです。

そして、高級なホテルのベッドには、足元に帯のような物が敷いてある事もあります。
これは、後でご説明します。

話しは戻りますが、日本では更に、フルサービス(シティホテル)、ビジネス、リゾートという3種類に分けられています。

また、クラシック(開業50年以上)、カルチャー(文化的、営業テーマのあるホテル)、エコロジー(エコロジーの認定を受けている)などもあります。

「ホテル」と一言で言っても、これだけの種類とランクがあるのです。

旅行や宿泊の目的によって、選ぶホテルも変わってきます。
予算と目的で選ぶと良いでしょう。

ホテルの種類やランクでベッドの帯はあったりなかったりする

先ほどは、ホテルの種類をお話しました。
意外と沢山の種類やランクがある事がわかります。

そして、その種類やランクによって、部屋の広さ、ベッドの大きさや種類、付属品なども違います。

最初にもお話したように、ホテルの目的は「宿泊」です。
基本的には、「宿泊=寝る」のが一番の目的です。

観光は勿論ですが、ビジネスで利用する人は、まずほとんどが寝る(休む)事が目的でしょう。
その際に、ベッドの足元に敷いてある「帯状」の物を見た事があるでしょうか。

細長く、紺色や赤、ブラウン系など濃い色で厚手の布でできている物です。
ホテルを利用した事のある人は、一度は目にした事があるのではないでしょうか。

ですが、私たち日本人の一般家庭には、ほとんど見かけない物です。
それはなぜなのでしょうか。

そして、素泊まりホテルなどかなり安価なホテルのベッドには、この帯があったりなかったりします。
この帯の必要性や役割は一体何なのでしょうか?

詳しくは次でお話します。

日本人があまり知らないホテルのベッドに掛けてある帯

ホテルにあるベッドの足元には、時々様々な帯状の布が掛けてある場合があります。
それは一体どんな役割があるのでしょうか。

このベッドの足元にある帯は、「ベッドスロー」や「フットスロー」など、他にも沢山の呼び方があります。
その役割は、ベッドが靴によって汚れないように敷く、というものです。

それでは、なぜ私たち日本人はこの帯について知らない事が多いのでしょうか?

その理由はズバリ、私たちが「日本人」だからです。

なぜ日本人だと、この帯の事を知らないのかと言いますと、日本人は家の中では「靴を脱ぐ生活」だからです。

逆に欧米人などは、この帯の存在の意味がすぐにわかります。

それは、家の中で「土足で生活」するからです。
土足で家の中を過ごす外国人は、ベッドでも靴を履いたまま寝そべったりします。

要は、この帯を日常的に使用するということです。

また、いくら欧米化している日本でも、家の中で靴を履いたまま生活をしている人は、あまり見かけません。
そのため、必要性がないため、普段の生活では使用しないため、知らないことが多いのです。

この事から、ホテルのベッドにある帯は、外国人宿泊客向け、もしくは一つのアクセントとして、敷かれています。

覚えておくと良いでしょう。

旅館にも帯はある?

今まではホテルのベッドにある帯の話をしてきました。
それでは、日本に昔からある宿泊施設、「旅館」には、先ほどお話した「帯」はあるのでしょうか。

結論から言うと、「ある」です。

しかし、旅館と言っても、純和風な旅館では、やはり畳の上にお布団が敷いてあります。
そういう場合は、ほぼ帯はありません。

その理由は簡単で、「畳の上を土足で歩く」という事はないからです。
今は、旅館でも外国人の宿泊がとても多いので、畳の上にベッドという部屋も多いです。

しかし、どんな国の人が宿泊しても、畳の上を土足であがる事は許されませんので、本来なら帯の必要性はありません。

ですが、帯は、例えばベッドメイキングが終了した、という合図にもなります。
ですから、本来の目的ではなくても、それぞれの場所や場合に応じて、役割があるのです。

そのため、今お話したように、日本での帯の使い方が少し変わってきています。

飾り・アクセント・高級感・ベッドメイキングの終了合図など、見た目や、確認のために敷いてある事も多いのです。

このように、日本の宿泊施設である旅館でも、ベッドの場合にはこの帯が敷いてある、という事です。

一般家庭のベッドに帯は必要?

先ほどもお話したように、ホテルや旅館の「ベッド」には、帯が敷いてある事があります。
しかし、私たち一般家庭のベッドに、この帯は必要なのでしょうか。

帯の本来の目的とは、前提として「土足」という事が挙げられます。
これを私たちの生活に当てはめると、日本の一般家庭は土足ではないので「必要はない」という事になります。

お布団を床に敷いて寝ている人も、沢山いますから、もっと必要性はありません。

時々、豪邸に住んでいる日本人が、家の中を土足で生活している光景を、テレビで見ます。
ただ、家の中は土足でも、ベッドの上は靴を脱ぐのが日本人です。

いくら「靴のままで上がっていいよ」と言われても、やはり気持ちが悪いと感じる人がほとんどでしょう。
そのため、芸能人の豪邸などをテレビで見ていても、土足でベッドに上がる人を見た事がありません。

このように、私たち日本人の生まれ持った感覚と、習慣の中では、この帯は不要です。
飾りとして、敷いている人も勿論いるので、そこは自由な感覚で良いと思います。

ベッドは元々日本の物ではない

私たち日本人の寝具と言えば「お布団」です。
畳の上に敷布団を敷いて、掛け布団を掛ける、それが普通のスタイルです。

しかし、この「布団文化」が一般家庭にも浸透したのは、明治のころです。
また、その昔、日本人は土間に藁を敷いて寝ていました。

それが、奈良時代に中国から伝わったのがベッドです。
正倉院御物の寝台(ベッド)が、実際にあります。

これは、今で言う「すのこ状」の物で、上に畳など敷物を敷いて利用されたと推測されています。

ただし、身分の高い人たちが畳の上に直接寝ていた中でも、ごくわずかな人だけだったという事です。
そして、農民や平民は、藁に潜って寝ていました。

それから、時代の変化と共に、寝具もどんどんと進化していきました。
欧米からカーテンや綿が伝われば、「天蓋付きベッド」ができました。

このように、その国の文化が世界中に広がり、ベッドの文化が日本にも定着しました。
そして、現代ではホテルのベッドに、土足生活が文化である帯も浸透してきているのです。

ベッドの帯は比較的高級なホテルに多い?

ホテルのベッドの足元に、土足でも上がれるように帯が敷いてある事はお話しました。

これはどんなホテルにもあるのでしょうか。

基本的には、高級ホテルに多いのですが、今では比較的安価なビジネスホテルでも見られるようになりました。

素泊まりホテルなど、もっと安価だとほとんど帯は見られません。

これからホテルや旅館に宿泊する時は、今までお話した事を覚えておくと、良いかもしれません。

 - 寝具全般