お風呂の湯垢掃除には重曹とクエン酸と過炭酸ナトリウムを!

お風呂の湯垢掃除をする際、お風呂用の市販の洗剤を使うと、手が荒れてしまうことがあります。

手荒れに悩む方は、市販の洗剤を使うのではなく、刺激の少ない自然素材を使った掃除方法を取り入れてみて下さい。

重曹やクエン酸、過炭酸ナトリウムといった、環境にも人体にも優しい自然素材は多くあります。

それぞれどのように使えばいいのか、効果的なお掃除方法を見ていきましょう。

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湯垢に効く掃除方法!重曹の役割

まず、自然素材を使ったお掃除における代表的存在として、重曹が挙げられます。
その重曹が、お風呂掃除の場合に、どのような効果を発揮するのかをお伝えします。

お風呂の汚れは、湯垢や水垢がメインです。

湯垢は、人間の皮脂による汚れなので、酸性の汚れになります。
そのため、浴槽の湯垢掃除にアルカリ性の重曹は、有効的に働くことができます。

湯垢の付いた洗面器・椅子・ボトル類などを、重曹を溶かした残り湯に浸けて一晩置いた後、アクリルたわしや布などで擦れば、湯垢汚れが落ちやすくなります。

重曹はpH8.4の弱アルカリ性なので、アルカリの力で、湯垢汚れを浮かすことができます。

アルカリ性と聞くと、身体に影響があるのではないかと思うかもしれません。
しかし、もともと重曹は入浴剤にも含まれている成分なので、浴槽に使っても安心の自然素材なんです。

また、重曹は粒子が細かく水に溶けにくいため、クレンザーとしての役割もあります。

アクリルたわしや布などで擦る際に、クレンザーとして重曹を少し振り掛けることで、なお汚れを落としやすくすることができます。

湯垢に効く掃除方法!重曹+クエン酸

重曹の次に、自然素材を使ったお掃除で有名なのが、クエン酸です。

クエン酸は、重曹とは異なった種類の汚れを落とすことができるので、重曹とクエン酸の両方を使うのがおすすめです。

お風呂掃除の湯垢汚れに対しては、アルカリ性の重曹が効きますが、水垢汚れの場合は異なります。

水垢は、湯垢とは違い、水道水に含まれる炭酸カルシウムなどのミネラル分による汚れなので、アルカリ性の汚れになります。

そこで、アルカリ性の汚れに対しては、重曹よりもクエン酸の方が効果的に働きます。
したがって、酸性のクエン酸が、水垢汚れに有効的に働くことができるのです。

水垢の落とすには、水垢汚れの上にクエン酸水を含ませたペーパーや布などをあてて、10分ほどパックをします。

そして、水垢が浮いてきたところを、重曹とアクリルたわしを使って擦り落とします。

このように水垢汚れに対してクエン酸が直接的に作用し、さらにクレンザーとして重曹を使うことで、汚れを落としやすくなります。

また、アクリルたわしを使わなくても、布でも汚れを落とすことはできますが、アクリルたわしの細かい繊維で擦ることで、汚れはさらに落としやすくなります。

湯垢に効く掃除方法!重曹+過炭酸ナトリウム

お風呂の湯垢汚れには、重曹が効果的ですが、重曹よりも洗浄力の強い、自然素材の掃除洗浄剤として、過炭酸ナトリウムが注目されています。

浴槽の湯垢汚れを落とすには、過炭酸ナトリウムを浴槽に張った水の中に入れ、湯垢の付いた洗面器などを浸けた状態で追い炊きをします。

その後、洗面器などは重曹とアクリルたわしで浮いた汚れを擦り取り、浴槽はすすぐために再度水を張って追い炊きをします。

過炭酸ナトリウムは、溶けるときに効果を発揮するので、追い炊きをする必要があるところが重曹とは異なる点です。

ところで、重曹よりも汚れを落としやすい「過炭酸ナトリウム」とは何なんなのでしょうか。

「過炭酸ナトリウム」とは、粉末状の酸素系漂白剤のことです。

酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤よりも人体に優しい成分でできています。
また、過炭酸ナトリウムは、重曹よりも強いアルカリ性を示すので、洗浄力が強くなります。

重曹よりも強いとは言っても、pH10.5の弱アルカリ性です。

市販されている石鹸やボディソープ、シャンプーなどはpH10前後の弱アルカリ性であることから、お肌にも優しい成分であることが分かります。

また、過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素の化合物で、使用後は炭酸ナトリウムと酸素と水に分解されます。

炭酸ナトリウムはアルカリ性は強いですが、無機物なので、環境にも優しい成分になります。

キッチンのお掃除方法

ここまで、お風呂掃除の事についてお話ししていきましたが、掃除で大変な場所と言えばキッチンも挙げられるでしょう。

そして、重曹とクエン酸、過炭酸ナトリウムなどの自然素材を使ってお掃除するには、湯垢の原因や水垢の原因のように、汚れの原因を知ることが大切です。

キッチンのお掃除における汚れとは、主に油汚れです。
油汚れは酸性の汚れなので、重曹と過炭酸ナトリウムが有効的に働きます。

まず、コンロ周りの油の飛び跳ねなどによる表面的な油汚れに対しては、重曹をお湯に溶かした重曹水を使います。

重曹水を油汚れにスプレーして、ペーパーや布などで10分間パックすると汚れが浮いてきます。
この浮いた汚れを水拭きして落とせば綺麗になります。

次に、コンロのゴトクやヤカンなどにこびり付いた油汚れに対しては、重曹では太刀打ちできないので、過炭酸ナトリウムを使います。

シンクに60度のお湯を張り、ゴトクやヤカンなど油汚れがこびり付いているものや、ストローマグなど細かいパーツが洗いにくいものを浸けます。

そこに過炭酸ナトリウムを入れ、浸け置きします。
お湯が冷めたら、アクリルたわしとクレンザーとして重曹を使って、浮いた油汚れを擦り落とします。

過炭酸ナトリウムには、除菌と消臭効果も期待できるので、キッチンのお掃除におすすめです。
ただし、過炭酸ナトリウムには、ステンレス以外の金属と反応する性質があるので、注意が必要です。

トイレのお掃除方法

次に、トイレのお掃除方法についてです。

お風呂のお掃除において、湯垢と水垢の汚れの原因が異なっていたように、トイレのお掃除における汚れにも種類があります。

まず、便器内の黒カビやぬめりなどの汚れは、主に酸性の汚れなので重曹を使います。
また、重曹にはクレンザーとしての役割もあるので、汚れを擦り落とすのに有効的に働きます。

さらに、アンモニア臭などの腐敗臭も酸性の物質によるものなので、重曹と反応させることで、臭いを消す消臭効果も期待できます。

お掃除方法は、粉末状の重曹を便器内に振り掛けブラシで擦する、という方法です。
しかし、便器内の汚れは酸性の汚れだけではない場合があります。

それは、尿石による汚れです。

尿石による汚れはアルカリ性の汚れなので、クエン酸を使う必要があります。

まず、重曹を振り掛けて磨いてみましょう。
そして、重曹で落ちない黄ばんだ汚れがあれば、クエン酸を掛けて、さらに磨きましょう。

また、尿は飛び跳ねて、壁に付着している場合があります。
壁に付着した尿は、臭いも発生します。

そんなときは、クエン酸を水に溶かしたクエン酸水を壁にスプレーして拭き取りましょう。
尿の成分は主にアルカリ性なので、クエン酸を吹き掛けることで、汚れを落とすことができます。

その他さまざまな場所のお掃除方法

お風呂、キッチン、トイレにおける汚れの他にも、家の中の汚れにはさまざまな汚れがあります。
例えば、リビングの汚れは主に、食べこぼしや手垢の汚れです。

食べこぼしや手垢による汚れは、湯垢汚れと同様に、酸性の汚れになります。
なので、リビングのお掃除には、重曹が効果的だと言えるでしょう。

リビングの床のお掃除をするのであれば、重曹をバケツの水に溶かし、マイクロファイバークロスで拭き取ります。

さらに重曹と一緒に、マイクロファイバークロスを使うことで、床の細かい汚れを取りやすくなります。

また、窓の汚れやカーテンの汚れ、クッションの汚れも、手垢や皮脂による汚れが主な汚れとなりますので、重曹が有効的に働きます。

窓に重曹水をスプレーして、乾いたクロスで拭き取りましょう。

次に、カーテンやクッションは、重曹水をスプレーするのがいいでしょう。

他には、電気ポットの汚れは水垢なので、クエン酸を用います。
電気ポットの中に、水とクエン酸を入れて沸騰させれば、汚れを落としやすくなります。

このように、さまざまな汚れに対して、適切なお掃除方法を行うことが、自然素材を使ったお掃除をする上で大切なことだと言えます。

自然素材で優しい掃除方法を

小さい子供やペットがいるご家庭には、自然素材を使ったお掃除方法がおすすめです。

お風呂もキッチンもトイレも、毎日使うものだから子供もペットも安心して使えるように、安心できる素材を使ってお掃除をしたいものです。

また、自然素材を使ったお掃除の中で、特に重曹とクエン酸はpHの値も中性に近く、手が荒れやすい人などにもおすすめできます。

自然素材を使って、環境にも人体にも優しいお掃除方法を取り入れてみて下さい。