あこがれお布団生活!大きさを利用してソファに変身?!

最近はベッドで寝る方が多くなりましたが、絶対にお布団!という方もいらっしゃいますよね。

そんなお布団派の方には必須の押入れですが、住宅事情によっては押入れがないお家もあります。

お布団生活を快適に過ごすための押入れ収納術と、押入れがない場合の、お布団の大きさを利用した収納術をご紹介します。

お布団収納の定番!押入れはお布団収納に不向き?

洋式化により、フローリングの床にベッドを置いて寝る人が多くなりました。

しかし、今でも昔ながらの和室にお布団をおいて寝るスタイルの人もまだまだいます。
お布団を実際に使っている方は、お布団の収納時の上げ下げが億劫な動作と感じることもあるでしょう。

それでも、このスタイルならば、ベッドではできない天日干しや、押入れにお布団をしまうことで、部屋を広々とさせることができます。

しかしながら、このスタイルには難点もあります。
通常の日本の押入れは、2枚の戸が引き違いになっています。

つまり、片方を開けることによって、物が収納できる仕組みです。
残念ながら、ここにお布団をそのまま入れようとすると、戸にぶつかってしまいます。

通常の押入れは、幅1間が約170cmです。
ということは、半分の85cmが開けられることになります。

対してお布団の大きさは100cmが標準なので、当然ぶつかってしまうわけです。
これでは確かに不便さを感じることでしょう。

しかし、この解決策は至って簡単です。
ぶつかる原因となる戸を外してしまえばいいのです。

そうすれば170cmの幅が出来上がるので、お布団の出し入れも難なくできるようになります。

もし、見えないようにしたい場合や埃から守りたいならば、ロールスクリーンやカーテンをつければ解決できます。

お布団以外のものも!押入れの使い方を工夫してみよう

そもそも押入れに、お布団をしまわなければいけないというルールはありません。
自由に使って良いのです。

そのための工夫をご紹介します。

1、押入れの引き違い戸を、開き戸へ変更

こうすることで、物を入れるための幅がしっかり確保できます。
つまり内部の有効幅は120cmほどとなります。

奥行きは概ね押入れのサイズと同じ80cmほどあります。
これだけのものを入れられるようになれば、お布団以外にも様々な小物収納できるようになります。

大きさを選ばない収納スペースの完成です。
お布団以外にも置けるスペースができたならば、次はそこをしっかり活用しましょう。

2、整理ラックを設置したり段を作って有効利用

お布団のための中段をつけたり、枕やタオルケット、シーツのための棚を作ると良いでしょう。

また、キャスター付きラックなどの設置もおすすめです
これにより、使いやすい収納となります。

ちなみに、お布団は下の段におくとよいでしょう。
そうすれば腰を痛めずにすみます。

お布団の大きさをコンパクトにして上手に収納

お布団は大きく場所をとるものです。
しかしながら、工夫を凝らした収納をすれば、 新たな収納スペースを確保できます。

・圧縮袋を使う

この圧縮袋を使えば、お布団の体積が小さくなり、必要なスペースも小さくなります。
さらに圧縮したことにより、その形状は薄く硬くなります。

すると、今まで重ねるしかなかった置き方が立てかけて使うこともできるようになります。

毛布やタオルケットをしまう場合は、 複数枚を一緒にして圧縮して、収納ケースに入れましょう。

お布団の大きさを圧縮袋は、コンパクトにできるので大変便利です。

・ ファスナー開封の布団ケースを使う

圧縮により傷めてしまう可能性のある羽毛布団は、空気を抜きながらたたみ、ファスナー開封の布団ケースに入れましょう。

これらは軽いので、高い場所への収納も可能です。

・紐やテープでまとめる

薄い掛け布団などはロール状に巻いて、紐やテープで縛りましょう。
そうすると、収納に奥行きがなくても、縦横選ばずにおくことができます。

その他にも、ベットの下の空いてるスペースに収納することも可能です。
季節によって使わないお布団をどこに置いても良いでしょう。

ただし、そういったスペースはジメジメしやすくなるので、定期的に風通しを良くすることを忘れないようにしましょう。

押入れがない場合はこんな風にお布団をしまってみては?

しかし、中にはそもそも押入れすらないという人もいるでしょう。
押入れがないとお布団をしまうスペースがなくて困ってしまうのではないでしょうか。

そんな時は以下の方法でお金をかけずに収納しましょう。

・お布団に布をかぶせて、ソファ代わりに

これが最も簡単な手段です。
お布団をたたみ、それを覆うことができるほどの大きな質の良い布をかぶせてください。
このようにすると、ソファのようになります。

・突っ張り棒や布で目隠し

これを行うための場所を確保し、床と天井に突っ張り棒を設置し、布を取り付け目隠しの完成です。
これはお布団以外にも利用ができ、雑貨と言った様々なものの収納スペースにもなります。

他にもお金もかけても良いのであれば、 布団収納用の家具を設置しても良いでしょう。
その際には、床や部屋の色合いにあった家具を買うと、部屋にマッチします。

なお、お布団には通気性も必要なので、ルーバー式のものがおすすめです。
ただし、家具は大型になりがちです。

自分の生活スタイルに合わせて買う必要があります。
将来、もし引越しの可能性もあるならば、適切な大きさの家具を選びましょう。

お布団の大きさを利用して自分好みのソファに

そういった人でも使えるものの1つに、布団収納ケースがあります。

最近の布団収納ケースは、お布団をしまえるだけでなく、ソファとしても使うことができる便利な優れものです。

普段は使わないお客様用の布団屋や掛け布団など、来客や季節に応じた使い方ができます。
ソファとしての機能も高く、横になったり、足置きにも使えます。

また、ソファ以外にも、ラウンドクッションや抱き枕にしたりと、様々な用途に使えます。
さらに、この中に大きさがあるお布団をしまえれば、今まで占領していた押入れやクローゼットがスッキリし、別のものを収納できるようになります。

さらにこの布団収納ケースは、入れるものがない時は畳んでしまっておく事も可能です。物が入っている時は見える収納ながらも、インテリアとしてもおしゃれなものです。

加えて普通のソファを買うよりも安く、一人暮らしの人と言った方にも、お財布にも優しい優れものです。

ただし、長く使う場合は潰れやすくなるので、大切なお布団などは座る部分には当たらないようにしておくと良いでしょう。

若干潰れには心配がありますが、圧縮袋に入れるよりも傷む心配が少ないでしょう。

その他に、お布団以外の雑貨を収納することも可能で、重いものならばむしろクッションを安定化させてくれることでしょう。
あえてこういったもので硬さを作り、お布団の潰れを防ぐのも一つの手です。

お布団を隠す大きさの布で覆ってしまえば素敵なインテリア

さらに、お布団を利用したおしゃれ収納術をご紹介します。

先ほど述べた布を使ったおしゃれソファは、大きさのあるお布団の収納にもなり、広い空間を表現するのに大変役立ちます。

さらに簡単にできます。

布は、折りたたんだお布団を覆いかぶすことができるほどの大きいものを、手芸用品店や 外国用品を取り扱う雑貨屋などで購入してください。

お好みのおしゃれな布を使うと、素敵な物に仕上がり、女性受けも良いことでしょう。
例を参考に素敵なお布団ソファを作ってみてはいかがでしょうか。

(例)

・アジアンテイストの ペイズリー調の布
個性的な空間を表現できます。

・麻をメインとした色合いの布
植物や自然を表現したい人に向いています。

・ ナチュラルカラーをベースとした布
これも植物や自然を表現でき、さらに部屋を落ち着いた雰囲気にしてくれます。

部屋をおしゃれにする方法はまだあります。

例えば、以下のグッズを使いましょう。

・すのこタイプのソファベッド
和風チックで、来客時でもさっとセッティングが簡単に出来ます。

・キャンディー型クッションカバー
ロール状にしたお布団を、カバーに入れ両端をリボンで結べばすぐ完成です。
可愛らしいキャンディーになります。

表現は無限にありますので、ぜひ試してみて下さい。
アイデア次第で、お布団が収納できる上に、おしゃれな部屋に早変わりさせられます。

お布団生活を楽しむために、収納は楽して快適に!

お布団で寝たいけれど、「収納が大変」、「押入れがない」などのお悩みの方は参考にしていただけたでしょうか。

押入れがあるお家、ないお家、住宅事情は様々ですが、収納の方法は一つではありません。

アイデア一つで簡単に収納できますし、素敵なインテリアにして楽しむこともできます。

これらを参考に、ぜひお布団生活を楽しんでくださいね。