お布団の打ち直しって何をするの?料金の相場はどのくらい?

お布団の打ち直しってされたことありますか?

今では、安価なお布団が手に入りやすいので、古くなったお布団は処分して、新しいものを買いなおす方が多いのではないでしょうか?

しかし、古くなったお布団でも、打ち直しで復活するかもしれません!

今回は、お布団の打ち直しとはどんなものなのか、料金の相場はどのくらいなのかをご紹介します。

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料金相場の前に、お布団(綿布団)の打ち直しとは?

打ち直しの料金の相場がいくらなのかをご説明する前に、まずは「打ち直し」がどのようなことなのかをご説明していきます。

敷布団(綿布団)の打ち直しとは、長年の使用、もしくは数年押入れの中で眠らせて使用していないお布団を新品同様の状態に再生することです。

硬くなってしまったお布団を、お布団専用の打ち直しの機械を使用して、中の綿をまずは解きほぐします。
そして、ゴミや塵などの不要物を取り除き、綺麗になった生地で再度お布団を作りなおします。

また、お布団には打ち直し時期があります。
目安をご説明していきます。

綿布団の場合、敷布団は購入後、もしくは打ち直しをした状態から約3年が目安となります。
掛け布団は、約5年が経過しているお布団が打ち直し時期の目安となります。

しかし、頻度はお布団の保存状態や使用頻度などにより、多少変わってくることもあります。

例えば、湿気が多い場所に数年保管されているような状態であればまず重くなります。
そして、夏は蒸れて暑くなり、 冬は冷たいお布団になってしまいます。

もちろん保管状態が良好であっても、知らず知らずに劣化していくものです。
そこで、お布団を打ち直すタイミングが分かる最も簡単な確認方法があります。

それは、お布団を干した時のお布団の膨らみ方です。
購入した時よりも膨らみにくくなった時が打ち直しの目安となります。

ご家庭のお布団は打ち直しすれば、まだまだ使用できることもあります。
子供用のお布団にリメイクするのも素敵ですし、オリジナルの座布団に作り変えることも可能です。

この機会に是非お布団の再利用を考えてみてはいかがでしょうか。

お布団の打ち直し料金相場・綿布団の場合は?

それでは、お布団の打ち直しには、実際にいくら費用がかかるのでしょうか。
一般的な打ち直し専門業者の相場価格をご紹介していきます。

・シングルサイズ敷105×210cm:約8,000円
・セミダブルサイズ敷130×210cm:約9,000円
・ダブルサイズ敷140×210cm:約10,000円
・ジュニアサイズ敷90×185cm:約7,000円
・ベビーサイズ敷85×130cm:約5,000円
・座布団(銘仙判、八端判、大判など):約2,000円~
・こたつ布団200×200cm~:約10,000円~
・お昼寝布団敷70×120cm:約3,000円

この料金は、依頼する業者やお布団の状態や打ち直すデザイン、諸経費の内容などによっても異なりますので、依頼する際はその業者で必ず確認するようにしてください。

上記の参考価格から4人家族で4枚のシングル綿布団を打ち直した場合ですと、4枚×8,000円=32,000円となります。

新しいお布団を4枚買い換えるよりはお得でお財布に優しく、環境にも優しいエコ活動として社会的にも貢献できるといったところも魅力的です。

どの業者を選ぶかによって、価格も変わってきますので、いきなり1社に限定はせず、慎重に複数の業者さんに見積もりをしてもらいましょう。

羽毛布団の打ち直しとは?

錦布団の打ち直し相場については、分かって頂けたかと思いますが、お次は羽毛布団の打ち直しについてご説明していきます。

羽毛布団の打ち直しは、綿布団と少し異なります。

打ち直し方法は、まずお布団を解体して羽毛を取り出します。
その後、洗浄、乾燥させます。
そして、不足した羽毛を足し、新しい生地で仕立て直しをするという形になります。

羽毛布団の打ち直しでは、シングル2枚をダブル1枚の羽毛布団にすることも可能です。
引越による寝具の買換えなどに合わせて作り変えることもできますので、ニーズにあった羽毛布団に作り変えることもできるという特徴があります。

羽毛布団は軽くて暖かいという特徴をお持ちですが、決して安価なものではありません。
そのため、こういった打ち直しの技術を利用して長く使用して頂きたいと思うのですが、羽毛布団の打ち直しを依頼する際に注意しておくべきことがあります。

それは、羽毛布団の「打ち直し」と「リサイクル」の違いです。

羽毛布団の打ち直しは、自分が使っていた羽毛布団の羽毛を取り出して、新たな羽毛を足し、仕立て直しなどをしますが、リサイクルは廃棄処分された羽毛布団の羽毛を再利用し作り直します。

つまり、不特定の多数の人が使用していた羽毛布団の羽毛を取り出し、洗浄した羽毛使い、仕立て直すことです。

業者によっては、「リフォーム(打ち直し)」と「リサイクル」を同じ意味で使用している業者もありますので、しっかりと確認をしてから依頼するようにしましょう。

羽毛布団を打ち直しするメリット

先程の羽毛布団の打ち直しのご説明でお伝えしましたが、羽毛布団は決して安価ではない素材のお布団です。

このことから打ち直しの方が新たに購入するよりも良いこともありますので、ここでは、羽毛布団の打ち直しのメリットについてご説明していきます。

近年、お布団の廃棄が増加していることをご存知でしょうか。
お布団の粗大ゴミが社会問題になりつつあります。

実際に東京都では粗大ゴミのうち最も量が多いのがお布団です。
このことから、羽毛布団を打ち直しをすると、お布団の粗大ゴミ化を防ぐことができるので、環境問題に対してメリットがあると言えます。

また、羽毛布団は名前のとおり羽毛を使用したお布団です。
多くのダックやグースと希少な動物により、生産されています。

そのため、羽毛事態が非常に少ないのが現状です。
そういった背景の中、羽毛が生産されていますが、最近の羽毛は品質が低下しているにもかかわらず原料価格が高騰してきています。

仮に今購入した場合、品質が低下した羽毛を過去に購入した価格で購入、もしくはそれ以上で購入するということが考えられます。
つまり、昔の羽毛布団の方が今と同じ金額を出した場合、品質の優れているものが購入できたということです。

このことから、羽毛布団の打ち直しは、新たに購入するよりも安く購入することができ、羽毛を洗浄することにより羽毛が清潔になるので、昔の羽毛の品質が復活するため、品質の良い羽毛布団が再度使えるというメリットがあります。

お次はその羽毛布団の打ち直しの相場についてご説明していきます。

羽毛布団の打ち直し料金の相場は?

ここでは、様々なメリットのある羽毛布団の打ち直しにかかる相場についてご紹介していきます。

これからご紹介する羽毛布団の打ち直しの相場は、一般的な概算で参考価格になります。

シングルサイズの羽毛布団は、約2万円~3万円程度が価格相場と言われています。
さらにセミダブルやダブルなど打ち直しする羽毛布団のサイズによっては、金額が変わってきます。

これは綿布団の打ち直しの参考価格でお伝えした時とほぼ同じで、サイズに加えてその他の諸経費なども加算されることもあるため、依頼するお布団の取り扱い業者によって変わります。

また、羽毛布団の羽毛の洗浄だけではなく、側生地や大きさを変更したいなどこだわる場合は、それに応じて料金も変わり、仕上がりも変わってくるでしょう。

しかし、逆に特にこだわることもないようであれば、洗浄のみの打ち直しの仕上がりはどの業者もさほど変わりはないのではないでしょうか。

そのため、業者を選ぶ際には、打ち直しの料金に重視して複数の業者さんを比較してみることもおすすめします。

ただし、先程もご説明しましたが、羽毛布団の「打ち直し」と「リサイクル」はまったく異なりますので業者を選ぶ際には注意してください。

羽毛布団を打ち直しに適切な時期は?

羽毛布団の打ち直しに必要な金額の相場が分かったところで、打ち直しをするタイミングと時期についてご説明していきましょう。

羽毛布団の打ち直しに適切な時期はとは、いったいいつなのか疑問に感じている方もいることでしょう。
そこでポイントをご紹介します。

ご家庭にある羽毛布団をご覧になりながら下記の項目をご確認ください。

・全体的にボリュームがなくなった。
・5~8年ほど使っている。
・えり元や足元がヘタってきた。
・羽毛が飛び出してくるようになった。
・側生地が傷んできた。
・臭いが気になるようになった。
・羽毛に片寄りがある。

この中にあてはまる項目はありましたでしょうか。
ひとつでも当てはまったら打ち直しの時期と言えます。

特に5~8年ほど使っている方は早めに検討しましょう。
羽毛布団の打ち直しは、使い始めてから10年以内におこなうのが理想とされています。

その理由は、毎日寝ている間にかいている汗や皮脂の蓄積で羽毛を傷めてしまうことが原因です。
あまり古くなりすぎると羽毛の復元が難しくなります。

このことから羽毛事態が劣化することが一番の問題となるため、5~8年の使用をしている方は早めに打ち直しをした方が良いでしょう。
毎日使うものだからこそ、清潔に保っておきたいものです。

打ち直しは日本の伝統

打ち直しが必要なお布団は、敷布団で3年、掛け布団で5年経過しているお布団と言われています。

傷んだお布団でも、打ち直しをすれば蘇ります。

古くから行なわれてきたお布団の打ち直しは、職人技が感じられます。

傷んだお布団を処分する前に、一度打ち直しを検討されてみてはいかがでしょうか。