キッチンのゴミ箱位置は重要!家事ストレスが大きく変わる!

新築やリフォームで家づくりをしているときは、間取りや素材選びなど、決めることがたくさんありますね。

そして、忘れてはいけないのが「ゴミ箱の位置」です。

特にキッチンの「ゴミ箱の位置」は重要になります。

見た目の問題はもちろんですが、使い勝手、そして衛生面のことまで考慮する必要があります。

今回は、そんなキッチンのゴミ箱の位置の決め方についてお話しします。

キッチンのゴミ箱位置を考える前に把握するべきことは?

キッチンのゴミ箱の位置を考えるにあたり、まずは把握しておくべきことがあります。

〇ゴミ収集までの日数

家族の人数にもよりますが、次の収集日までストックしておかなければならないゴミの量が、どのくらいになるか想定しましょう。

それにより、ゴミ箱の容量、数が決まってきます。

〇ゴミの分別法

燃えるゴミとは別に、プラスチックゴミを分別しなければならない地域もあります。

地域による分別法を確認し、必要なゴミ箱の数や種類を考えてみましょう。

収集日や分別法は、お住まいの自治体に確認をすれば教えてくれることが多いです。

また、マンションがお住まいの場合は、指定の集積所にいつでもゴミ出しができることもあります。

しかし、一軒家の場合は、そういう訳にはいきません。

さらに、ペットボトルや缶などは、週に1回の自治体もあれば、月に1回の自治体もあります。

まずはこれらのことを把握し、使用するゴミ箱の容量、数、種類を決めましょう。

では、キッチンで使えるゴミ箱の種類とはどんなものがあるのでしょうか。

次項でご紹介します。

キッチンで使うゴミ箱の種類にはどんなものがある!?

ストックしなければならないゴミの量は把握できましたか。

ここでは、ゴミ箱の種類について見ていきましょう。

ゴミ箱とひとことで言っても、その種類はかなり多くあります。

キッチンを清潔に保ち、家事をより効率的にするゴミ箱にはどんな種類があるのでしょうか。

【大容量45L】

45Lの大容量でファミリーにおすすめのゴミ箱です。

横に数個つなげて使うケースも多く、収納しやすく使いやすいシンプルな直方体型が多く見られます。

【シンプル小容量】

高さの低いシンプルなゴミ箱は、「引き出し収納の中にゴミ箱をしまいたい」というケースに使えます。

引き出しのレールにゴミ箱を引っかけて使用することもできます。

【縦型分別】

縦型で上下にゴミ箱があり、分別ができるタイプです。

スリムなデザインが多く場所をとらず、隙間なども利用できます。

【横型分別】

キャスター付きのワゴンに3つのゴミ箱がのった分別用ゴミ箱もあります。

ボリュームはありますが、ひとつにまとまっているのですっきりした見た目です。

【デザイン型】

おしゃれなゴミ箱は、あえて見える場所に置いておくのもアリです。

中でも、レトロ感のあるバケツ型のゴミ箱は小容量から大容量のものまであり、可愛らしい雰囲気が人気です。

このように、キッチンのゴミ箱の種類はさまざまですが、どれも臭い漏れを防止するために蓋がついているものがほとんどです。

それでは、次項からゴミ箱の位置について考えていきましょう。

ゴミ箱の位置はキッチンのシンク周り!?効率重視!

さて、ここからは、ゴミ箱の位置について考えていきます。

見た目と使いやすさを考えたときに、どこにゴミ箱があることが理想的でしょうか。

いくつかのおすすめの位置を挙げますので、いつもの家事動線を想像してみてください。

《シンク下》

「作業をしながらゴミを手際よく捨てたい」という方にはおすすめです。

作業途中にでも、サッと下に捨てられるので、効率のよい家事ができるでしょう。

また、ゴミ箱の蓋は足で踏んで開けられるタイプだと尚良いですね。

《シンク下の引き出し》

シンク下の引き出し収納をゴミ箱として利用する方もいらっしゃいます。

しかし、湿気がこもりやすい場所なので、臭いが気になることもあります。

このケースでは、ゴミをこまめに処分するようにしましょう。

《シンク横》

おしゃれなゴミ箱をシンクの横に置いて使うのもアリですね。

この場合も、ゴミ箱の蓋を足で踏んで開けられるタイプにすると、作業効率がよくなること間違いなしです。

キッチン周りのスペースが狭い場合は、できるだけスリムなタイプのゴミ箱を選びましょう。

ゴミ箱の位置はキッチン背面!?

前項では、シンク周りにゴミ箱を配置するパターンをご紹介しました。

ここでは、ゴミ箱の位置を背面に配置するパターンをいくつか挙げてみます。

《食器棚の下部分》

食器棚に、ゴミ箱を置けるスペースがあれば活用するとよいでしょう。

隠すことはできませんが、サイズや色のあったゴミ箱を並べて置けばすっきりして見えます。

《パントリー内》

「ゴミ箱を隠したい」という方は、キッチン背面のパントリーにゴミ箱を収納することをおすすめします。

家事作業の動線上なので、それほど不便に感じることはないでしょう。

《ダストステーションを設置》

上下に重ねることができるゴミ箱や、分別ゴミ箱を使って、背面にダストステーションを設けると分別もノンストレスです。

ゴミ箱のスペースを必要としますが、見栄えのよいおしゃれなものを選ぶとゴミ箱がインテリアの一部になり、おしゃれな雰囲気になりそうですね。

キッチンにゴミ箱を置かない選択肢もある!?

これまでのことから、キッチンのゴミ箱の位置の目星はついたでしょうか。

キッチンが狭い場合や、「どうしてもキッチンにゴミ箱を置きたくない」という方は、ゴミ箱を置かない選択肢もあります。

「キッチンにゴミ箱を設置する」という固定概念を捨て、勝手口の外やベランダにゴミ箱を設置するのも良いでしょう。

料理中はスーパーの袋などを利用し、最後に外のゴミ箱にポイッと捨てましょう。

外のゴミ箱を利用することが苦にならなければ、ゴミ箱のないすっきりしたキッチンも可能です。

また、そのようなときは、ゴミ箱の管理をしっかりおこなうようにしましょう。

猫やカラスなどが生ゴミを散らかしてしまうと、近隣の住宅にも迷惑をかけてしまいます。

ゴミ箱は、蓋をきっちり閉められるものを使うことをおすすめします。

また、ベランダに設置する場合には、小さなお子さんやペットがゴミ箱の上にのぼってしまわないよう、安全対策を忘れずにおこなってください。

キッチンのゴミ箱におすすめの商品!

最後に、おすすめのキッチンゴミ箱をご紹介します。

【KEYUCA(ケユカ):arrots ダストボックスゴミ箱 27L】

清潔感のある白色で、シャープな四角形状のシルエットです。

横に2個、3個と並べても、綺麗でスタイリッシュな雰囲気になります。

ペダルを踏むと左右が両開きになるため、蓋を開けた状態での高さが抑えられるので、高さが限られたスペースに配置する場合に適しています。

【SABIRO:連結ワンハンドペール45L】

大きなハンドルで、ストレスなく開閉することができます。

横に並べて置いたときに、サイドのフックを連結させると安定感がアップします。

大容量・シンプル・安価と三拍子揃ったおすすめのゴミ箱です。

【アスベル:資源ゴミ横型3分別ワゴン】

ワゴンにのった20Lのゴミ箱が3点セットになっています。

キャスターが付いているので、どの位置にでも簡単に移動させることができます。

また、ワゴンからゴミ箱を取り外し、丸洗いできるのもおすすめポイントです。

ゴミ箱の位置で家事効率が上がる!

キッチンのゴミ箱の位置は、家事作業の効率アップにも繋がります。

使いづらい位置にあるゴミ箱は思いのほかストレスになるものですし、小さすぎても不便ですよね。

あらかじめゴミの量を把握し、ゴミ箱の位置を決めておくことで、キッチンの使いやすさはグンと上がることでしょう。