ベッドやマットレスのブランドは、選択肢が多すぎて迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。
人間は、人生の3分の1を睡眠に費やすと言われているので、ベッドやマットレス選びは非常に重要になります。
そこで、今回は日本のブランドに絞り、その中でも特におすすめなベッドブランドをご紹介します。
日本ベッドはシルキーポケットがおすすめ!信頼のブランド
まず、最初におすすめする日本のベッドブランドは「日本ベッド」です。
日本ベッドは創業90年の老舗ブランドで、品質の良さから高い評価を受けています。
日本ベッドのマットレスには、「シルキーポケット」と「ビーズポケット」という種類がありますが、筆者は「シルキーポケット」をぜひおすすめしたいです。
おすすめしたい理由は、超高密度の交互配列式ポケットコイルを採用しているという点です。
コイルの密度が高いと、寝返りの動きなどに細やかに対応することができます。
したがって、スムーズに寝返りを打つことができ、体への負担をかけずに眠ることができるのです。
また、シルキーポケットは、コイルを採用しているにもかかわらず、寝た際にバネ感がありません。
シルキーポケットという名前の通り、とろける絹のような寝心地を体感することができます。
さらに、シルキーポケットは、硬さを選ぶことができるという点でもおすすめです。
柔らかい寝心地のマットレスですが、硬めが好みだという方はハードタイプを選ぶこともできます。
価格は、シングルサイズでおよそ16万円と高価ではありますが、極上の寝心地を体感できるので、長く使用することを考えて検討してみてはいかがでしょうか。
フランスベッドは国内販売シェア1位のブランド!
続いておすすめする日本のベッドブランドは「フランスベッド」です。
フランベッドというブランド名ですが、日本の企業であり国内販売シェアナンバー1を誇ります。
「人にやさしい」をコンセプトとして、日本の住環境や日本人に合った寝心地を追求しています。
また、フランスベッドのマットレスの1番の特徴は、「高密度連続スプリング」にあります。
高密度連続スプリングは、端から端まで繋がる1本の銅線でできています。
耐久性の高さが特徴で、大柄の方も安心して使用できることから愛用者が多くいます。
フランスベッドのマットレスは、さまざまな種類がありますが、中でも「マルチラススーパースプリングマットレス」は、国内生産台数ナンバー1にもなっており、人気が高くおすすめです。
マルチラススーパースプリングマットレスは、荷重分散性に優れており、理想的な寝姿勢を実現します。
また、フランスベッドは、マットレスはもとよりベッドのフレームやパーツなども全てにおいて国内一貫生産しています。
有名なホテルでも採用されており、高い信頼を獲得しているブランドと言えるでしょう。
西川産業の南アルプス工房は機能性ベッドが特徴のブランド
「西川産業株式会社」は、なんと創業が1566年で、室町時代から続く日本の老舗ブランドです。
創業当初は、主に蚊帳や生活用品の販売業を行っており、寝具の販売を開始したのは1887年からとなります。
1984年には理想の寝心地や寝姿勢を科学的観点からアプローチし、追求する「日本睡眠科学研究所」を設立しました。
そして、その研究から数々の画期的な寝具を打ち出しています。
中でも「南アルプス工房」という日本の住環境に沿ったベッドとマットレスを手掛けるシリーズは、多くのファンを獲得しています。
また、収納スペースが備わっている機能性ベッドや、表と裏で異なる硬さを体感できるマットレスなど、便利で使用者に寄り添った機能の寝具を数多く打ち出しています。
スプリングマットレスのおよそ4分の1の重さのノンコイルマットレス「フェスタ」や、エアベッドの「エアロベッド」など、多彩で個性的な寝具も多くあります。
バリエーションが豊富という点では、目的や用途によってベッドを選ぶことができるおすすめのブランドです。
ASLEEPはトヨタグループの技術をベッドに注ぐブランド
「ASLEEP」は、2006年に設立されたトヨタグループのアイシン精機が手掛けるベッドブランドです。
旧ブランドである「トヨタベッド」から数多くの品質が高いベッドを打ち出しています。
こちらのブランドは、日本の生活に合った寝具を手掛けているという点でおすすめです。
例えば、日本の文化であるお布団を干すことを考慮し、天日干しや水洗いを可能とした「J.コンセプトシリーズ」は高い品質と使いやすさから高い評価を受けています。
ASLEEPのマットレスの1番の特徴は、プニョプニョとした特殊素材の「ファインレボ」です。
このファインレボの耐久年数はなんと30年で、一般的なスプリングマットレスよりも格段に長く使用することができます。
また、ファインレボは樹脂性の素材で、ポケットコイルのような構造体になっていますが、寝た際にバネ感がないのもポイントです。
体圧分散性にも優れており、寝返りを打った際にしっかりとサポートします。
そのため、斬新で心地良い寝返りを体感することができます。
無印良品は機能性とコスパが高くておすすめのブランド!
「無印良品」は、1980年に西友のプライベートブランドとして設立しました。
無駄のない商品展開で食品や日用雑貨、衣類など幅広いアイテムを取り揃える無印良品では、ベッドやマットレスも扱っており、高品質で人気があります。
中でも「超高密度ポケットコイル」というマットレスは、シングルサイズで1,320個ものコイルを使用しており、滑らかな寝返りを体感することができます。
体圧分散性にも優れており、理想的な寝姿勢で体への負担が少なく眠ることができるでしょう。
価格もシングルサイズでおよそ9万円台と、高品質でありながら比較的求めやすい点もポイントです。
また、無印良品ではベッドフレームも高い人気を集めています。
ナチュラルテイストで、木の風合いを感じられるベッドフレームが数多くあります。
3万円台のシンプルなものから、タンス1つ分もの収納力のある機能性ベッドなど、バリエーション豊かに取り揃えています。
無印良品のベッドやマットレスは、品質とコストパフォーマンスがともに高いという点でおすすめです。
エアウィーブは高い復元性を持つマットレスがおすすめ!
最後におすすめする日本のベッドブランドは「エアウィーブ」です。
エアウィーブは2004年創業と、他のブランドに比べて新しいですが、マットレスの斬新な素材とやさしい寝心地で、スポーツ選手の愛用者も多く知名度の高いブランドです。
そんなエアウィーブのマットレスは、樹脂製でノンシリコンのエアファイバーという素材を使用しています。
エアファイバーの1番の特徴は、高い復元性です。
体が沈み込みにくく、寝返りを打つ際に体をサポートしながら強い反発力を持って復元します。
また、エアファイバーは、その90%以上が空気で構成されているため、保温性と通気性が高い点もポイントです。
したがって、寝汗で蒸れやすい夏にも、冷気の影響を受けやすい冬にも快適に使用することができます。
さらに、エアファイバーは、水で洗うことができる素材でもあります。
マットレスはダニやハウスダストなどの影響を受けやすいですが、エアウィーブを使用すれば、中材を丸洗いすることで清潔に使用することができます。
ベッドは機能性で選ぶのがおすすめ!日本のブランドは高品質
これまで、日本のおすすめのベッドブランドを6つご紹介してきましたが、いかがでしたか。
どのブランドも個性があり、高い品質から多くのファンを獲得しています。
ベッドはデザインも大切ですが、機能性や寝心地を重視して選ぶのがおすすめです。