高機能で高品質なマットレスパッドのブランドとして有名なエアウィーヴ。
腰痛を持っている人や睡眠の質を高めたいという人から人気を集めています。
せっかくエアウィーヴのマットレスパッドを使うのであれば、正しい使い方で長くその寝心地を楽しみましょう。
エアウィーヴの使い方には、少し注意が必要な部分があります。
その使い方や注意点をご紹介します。
エアウィーヴの理念と特徴
エアウィーヴというと、CMなどでも目にしたことがあると思います。
マットレスパッドなどの寝具のブランドですね。
エアウィーヴというと、すぐに株式会社エアウィーヴが製造販売する高反発マットレスパッドを思い浮べることができるくらい有名ですね。
既存の寝具にのせるだけという使い方ですので、簡単に寝心地を変えることができます。
エアウィーヴは、「The Quality Sleep」をスローガンとし、最高の睡眠環境をサイエンスに基づき実現することを目的のもとに生み出された寝具です。
ポリエチレン樹脂100%でできているエアファイバーにより構成されており、空気を編み込むような構造になっています。
実は、株式会社エアウィーヴははじめから寝具メーカーというわけではありませんでした。
2004年に前身の会社の社長が代わり、クッション材・リサイクル商品の製造及び販売を開始します。
そして、2006年にエアウィーヴ素材が完成し、2007年に「エアウィーヴ」の販売が開始されました。
前身の会社が持っていた樹脂素材に着目したことでエアウィーヴが完成したといわれています。
エアウィーヴの特徴は大きく分けて4つあります。
①寝返りが楽
②体圧を分散
③通気性が良い
④中のエアファイバーまで水洗いできる
価格帯は高めですが、最大30日間の返品可能期間があるので、まずは試してみてはいかがでしょう。
エアウィーヴのマットレスパッドの正しい使い方
エアウィーヴは、正しい使い方をしなければその機能を最大限に生かすことはできません。
エアウィーヴのマットレスパッドは、基本的にほかの寝具と重ねて使うような設計になっています。
つまり、現在お使いのお布団やベッドの上に敷いて使うということです。
単体で使用してしまうと、底付き感が出てしまいますし、かえって体を傷めてしまうことになりかねません。
必ずほかの寝具と重ねる使い方をしましょう。
エアウィーヴでもベッドマットレスや敷布団であれば重ねる必要はありません。
ベッドマットレスとマットレスパッドは名前が似ているので混同されがちですが、全く違うものなので気を付けてください。
ベッドマットレスは、ベッドフレームの上に置いてシーツをかければそのまま寝ることができます。
マットレスパッドとまったく厚みが違いますし、価格も大きく異なります。
ベッドマットレスはシングルでも最低13万円程度はしますので、価格の点では間違えることは少なそうです。
マットレスパッドは、リーズナブルなもので3万円程度で買うことができるものもあります。
リーズナブルにエアウィーヴの寝心地を手に入れられるという点でマットレスパッドが人気を集めているようです。
お布団派にもエアウィーヴ!『四季布団』
中には、ベッドではなく和室に敷布団で寝ているという人もいるかと思います。
敷布団の上にエアウィーヴのマットレスパッドをのせて使うという使い方でも良いのですが、エアウィーヴの敷布団もあるのでおすすめです。
エアウィーヴの敷布団は、「四季布団」という名前が付いています。
スタンダードな四季布団でも厚みが8㎝あり、その中には約3.5㎝のエアファイバーが入っています。
底付き感が一切ないのに、柔らかな感触と軽さを実現しています。
四季布団の機能をさらに進化させた上位モデル「エアウィーヴ 四季布団 和匠(わしょう)」「エアウィーヴ 四季布団 和匠・二重奏」もあります。
敷布団としては高価ですが、一度寝てみると病みつきになりますよ。
敷布団の中ではリーズナブルな「エアウィーヴ スマートZ」は三つ折りタイプです。
収納や持ち運びに便利なので、収納スペースに余裕がない人にはおすすめです。
熱に弱いので冬場の使い方には注意が必要
さて、エアウィーヴは寝具としては高価なので、大切に長く使いたいですよね。
大切にといっても毎日使うものですから、いずれ劣化してしまうのは仕方がないかも知れません。
しかし、使い方やお手入れの仕方によっては長く使うこともできますので、ぜひ注意点を知っておきましょう。
エアウィーヴの使い方で最も気を付けなければならない点は、「高温」です。
これは、エアウィーヴ最大の弱点といっても良いかもしれません。
エアウィーヴは耐熱性があまりなく、高温に弱いのです。
マットレスパッドが高温になることはあまりないと思われるかもしれませんが、真冬に電気毛布や湯たんぽなどを使っている人もいるのではないでしょうか。
公式サイトでは、電気毛布は使えると記載がありますが、エアウィーヴの耐熱温度は50℃以下といわれています。
実際には、40℃以上の熱には耐えられないともいわれています。
電気毛布を使用すると、使い方によっては50℃近い温度になってしまうこともあるため、電気毛布の使用はおすすめできません。
また、湯たんぽも熱湯を入れればあっという間に50℃を超えてしまうので、こちらも使用しない方が良いです。
このように熱を発するものの使用ができず、しかもエアウィーヴは通気性が良いため、冬場は寒いと感じる人もいるようです。
対策としては、保温機能に優れたベッドパッドを使用することや、パジャマを暖かいものにするなどがあります。
最近では、薄手なのに暖かさを保つ機能が付いた下着なども多く販売されていますので、そういったものを利用しましょう。
マットレスパッドは水洗いOK!
エアウィーヴは水洗いできるので、汚れたときにも洗って使い続けられるのも魅力です。
洗い方も簡単です。
普通の使い方をしていればそこまで汚れることはありませんよね。
通常の洗い方は、マットレスパッドのカバーを外して、お風呂場で水洗いするだけです。
洗剤を使うときは、中性洗剤を薄めたものを使いましょう。
塩素系漂白剤は決して使用しないでください。
汚れがひどくないのであれば、シャワーで洗い流すだけでもOKです。
気を付けるのは、水の温度です。
必ず40℃以下のぬるま湯で洗ってください。
前項でお伝えした通り、エアウィーヴは高温に大変弱い素材です。
温度には気を付けてください。
カバーの方は、洗濯機で洗えます。
表向きにファスナーをしっかり閉じて、洗濯機でそのまま洗いましょう。
干し方ですが、高温に弱いため布団乾燥機の使用はしないでください。
また、天日干しもやめましょう。
日光に当たるとマットレスが傷む原因になります。
室内で陰干しが基本です。
どうしても天日干ししたいときは、1時間程度にしておきましょう。
マットレスパッドをひっくり返すのが長持ちさせる使い方
マットレスパッドというと、重くて持ち運びや収納場所に困ることが多いですよね。
重くて運べなかったり、折りたためなくて押入れに入らなかったりします。
実は、エアウィーヴのマットレスパッドは、三つ折りにして持ち運びすることができます。
厚みのあるタイプを除き、ほとんどのマットレスパッドは三つ折りに折りたたむことができるのです。
エアウィーヴというと、プロのアスリートが使っている寝具としても有名です。
プロのアスリートは、試合のために世界を転戦しています。
世界のどこに行っても、自分に合った寝具で眠れるということはアスリートにとってとても大切です。
理由は、睡眠の質が次の日のパフォーマンスに影響を与えるからです。
エアウィーヴは、三つ折りにして持ち運びやすいという点でアスリートのことを考えて作られているのです。
一般人はエアウィーヴを持ち歩いて使うということはほとんどありませんが、家の中でも持ち運びしやすいというのはうれしいですよね。
また、持ち運びしやすいということは、動かしやすいということでもあります。
エアウィーヴはリバーシブルになっているため、裏表をひっくり返して、定期的に寝る面を変えることができます。
このような使い方をすることで、同じ部分にのみ圧力がかかるのを防げますので、マットレスパッドの耐久性を伸ばし長く使うことができますよ。
睡眠の質を高めることが健康につながる
睡眠の質を高めることについて、意識する人が増えているように感じます。
睡眠は毎日必要なものですので、少々お金をかけてでも質を高めることが健康につながります。
エアウィーヴは、その睡眠の質にこだわって作られているため、一度は試してみる価値があると思います。
ホテルなどでもエアウィーヴを使っている部屋があるので、そこに泊まって寝心地を試してみるのも良いかもしれません。