ベッド下を自分のセンスで自由自在にアレンジできるロフトベッド。
ロフトベッドにマットレスを敷くことで、寝心地は格段にアップし、軋み対策にもなるためおすすめです。
ロフトベッドを取り入れたお洒落なお部屋作りに、マットレスを1枚プラスして、じっくりくつろげる自分だけの空間を手に入れて下さい。
ロフトベッドのメリット
インテリアショップなどを眺めてまわると、お洒落にコーディネートされた部屋に、ロフトベッドが置かれているのを見かけませんか。
子供部屋のモデルルームでも、ロフトベッドが可愛く設置してあります。
ロフトベッドには、下の階に作業スペースをとることができ、部屋をより広く使えるというメリットがあります。
また、ベッドを上の階に設置しているため、寝るとき以外に使用することが少なく、寝具を汚れず清潔に保てます。
特に、敷きっぱなしになりやすいお布団類やマットレスも、湿度が下の方に逃げやすい構造になっているため、カビやダニ対策にもなります。
生活空間を2層に分けてしまえるので、来客時なども寝具が目に留まりにくく、プライベートな空間を維持したい方には特におすすめです。
部屋が狭くても、スペースを有効活用できるロフトベッドを取り入れて、お部屋を素敵に演出してみて下さい。
ロフトベッドのデメリット
ロフトベッドのデメリットを考えると、高い位置にベッドを設置しているために、揺れやすく、軋みやすいことが挙げられます。
特にスチールタイプのベッドは、キシキシという音が気になるかもしれません。
しかし、中に敷くマットレスで安定感をもたせることで、このきしみをある程度解消することができます。
キシキシ音が気になるという方は、始めから木製のロフトベッドを検討することをおすすめします。
また、階段やハシゴを使うため、寝具の上げ下げが少し手間になるかもしれません。
敷きっぱなしになって、なかなか干せないということがないように、軽くて持ち運びやすい寝具を選ぶといいですね。
特殊な構造上、どうしても出てきてしまう問題点も少し工夫を加えれば、快適にロフトベッドを使うことができます。
ロフトベッドにおすすめのオプショングッズは?
ロフトベッドを使う際に、あったら便利なものは何でしょうか?
敷布団でももちろん構いませんが、やはり、マットレスを一緒に使うことをおすすめします。
マットレスはコイルやウレタン素材のものから、高反発、低反発素材など種類が豊富です。
眠っている間に、腰部には身体全体の40パーセントの圧力がかかっていると言われています。
腰痛対策にはもちろんですが、よりよい寝心地を考慮して、自分にあったマットレスを選んでみましょう。
また、就寝時にお布団の中でスマホなどを使う場合には、コンセントや宮棚があったほうが便利です。
読書の好きな方や、下の階にデスクやソファを置きたいと考えているなら、ライトの購入も検討しましょう。
手元灯としてはもちろんですが、ロフトベッドの下は思っているより光を通さないものです。
寝具のずれ落ち防止ガードは、スチール製や木製など様々な種類のものがあり、備え付けのガードをさらに強化できます。
さらに、傷防止マットを使い、床を凹ませない気配りも必要です。
コルク製のマットを、ロフトベッドの4つ柱に付けることで、床の傷や凹みの防止にもなります。
これらを参考に、自分だけの快適な空間作りを楽しんでみて下さい。
マットレスをおすすめする理由は?
上記でも少し触れてみましたが、ロフトベッドに、なぜマットレスが必要なのでしょうか?
そもそも、ベッドの寝心地はマットレスで大きく変わるものです。
人は横たわると、特に頭や肩、腰部に体圧が集中し、負担がかかります。
そうすると血行不良になり、頭痛や肩こり、腰痛、さらには冷え性や免疫低下などの諸症状を引き起こしてしまう恐れがあります。
また、寝姿勢が悪いことで骨や筋肉を痛め、寝返りが増えると体力も消耗していきます。
質のよい睡眠を考えるうえで、自分にあったマットレスを使うことは、とても重要と言えるのではないでしょうか。
また、先程もお伝えしたとおり、マットレスを敷くことで、ロフトベッド特有のきしみを軽減することもできます。
より快適な睡眠を手に入れるために、ロフトベッドでは、自分にあったマットレスを使うことをおすすめします。
マットレスの寝心地の違いは?
自分の身体にあったマットレスを選ぶことが、ロフトベッドでの快眠への近道だと分かると、マットレスの寝心地の違いが気になりませんか?
ここでは素材ごとの特徴や、寝心地をご紹介していきます。
よく知られている、ベッドの上に乗っている分厚いマットレスは、「ボンネルコイルマットレス」です。
内部にらせん状のスプリングが使われていて、丈夫でへたりにくいのが特徴です。
体重のある人はもちろん、硬めの寝心地が好きな人にぴったりですが、通気性がとてもいいので、よく汗をかく子供にもおすすめです。
同じスプリング素材のものに、「ポケットコイルマットレス」があります。
コイルのひとつひとつが独立していて、個別に身体を支えるため、フィットした自然な寝姿勢を保ちます。
ボンネルコイルマットレスよりも価格は上がりますが、反発力が強く、体圧分散に優れていて、身体への負担が少なくなります。
また、ウレタン素材の「低反発マットレス」は、ゆっくりと沈みこむ独特の寝心地で、身体全体をしっかりと均一に受け止め、その包み込まれるようなフィット感を好む人が多くいます。
体圧分散に優れ、身体への負担も少なく快適な寝心地です。
ウレタン素材のマットレスには他に、「高反発マットレス」があります。
硬めの寝心地でほとんど沈み込まず、しっかりと身体を支えるのが特徴です。
低反発では腰が沈みすぎてしまう人や、お布団に似た硬めの寝心地が好きな人に、おすすめのマットレスです。
素材ごとの特徴なども把握して、自分にあったマットレスを探す手掛かりにしてみて下さい。
ロフトベッドにおすすめのマットレスは?
ロフトベッドに置くマットレスの選び方を考えてみましょう。
ロフトベッドは高い位置に設置されるため、通常のベッドより熱が集まりやすく、寝汗をかきやすくなるので、通気性のよいマットレスが適しています。
また、マットレスの厚さも重要になってきます。
厚みがありすぎると寝具がずれ落ちる原因になります。
落下防止ガードの高さを考慮して、マットレスは薄型のものをおすすめします。
3つ折りにたためる薄型マットレスは、干すときに持ち運びやすく、階段やハシゴを使う際にとても便利です。
また、ロフトベッドには重さ制限があるため、軽いマットレスの方が安心です。
スチール製のロフトベッドには、ロフト部の底が、針金の格子だけでできているものがありますが、このタイプは体の重みで凹みやすいので、沈み込まないコイル素材のマットレスの方がいいでしょう。
コイル素材は分厚く重たいイメージがありますが、ロフトベッド用に改良された商品がたくさん出ています。
ロフトベッドの構造を理解して、重量制限やベッドの素材をヒントに、自分にあったマットレスをじっくり選んでみて下さい。
ロフトベッドに自分にあったマットレスを取り入れよう!
ロフトベッドには薄型で軽量のマットレスがおすすめです。
素材によって寝心地も様々なので、自分にあった一枚を探してみましょう。
ロフトベッドに、机やソファなどのインテリアの一部としてマットレスも取り入れ、癒されてくつろげる、素敵なお部屋作りを楽しんでみて下さい。