赤ちゃんがオルゴールを聴きながら、すやすやと眠っているコマーシャルなどを一度は目にしたことがありますよね。
実際に、オルゴールを聴かせながら寝かしつけをしているという方も多くいます。
今回は、そんなオルゴールの効果や、活用法、赤ちゃんが良質な睡眠を取るための布団選びについて詳しくお話ししていきます。
オルゴールって赤ちゃんに効果あるの?
赤ちゃんを寝かしつける時に、オルゴールの音楽を流しているというご家庭も多いのではないでしょうか。
最近では、保育園のお昼寝時間などに活用しているということもありますよね。
しかし、「実際のところ効果はあるの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
結論を申しますと、個人差はありますが、効果は見込めます。
オルゴールの音を聴くことで、心身がリラックス状態になります。
それによって、血流が良くなる、細胞が活性化するといった効果があるのです。
ストレス解消にもなることで、ストレスによる睡眠不良も改善してくれるとされています。
赤ちゃんの場合、お母さんのお腹の中で聴いていた、心拍と似たオルゴールの音色を聴くことで、安心感に包まれるのです。
睡眠前だけでなく、泣いている赤ちゃんに聴かせると泣き止むといったこともあります。
睡眠前の赤ちゃんにオルゴールを聴かせる方法は?
先ほどは、「本当にオルゴールは赤ちゃんの寝かしつけに効果があるのか?」についてお話ししました。
しかし、オルゴールを聴かせると言っても、やみくもに流していればいいという訳ではありません。
しっかりと、効果を得ることができる方法で聴かせることで、より良い睡眠に導くことができます。
●オルゴールを流す場所
オルゴールを流す時、赤ちゃんの耳元で流してはいけません。
少し離れた場所に置きましょう。
商品によっては、抱っこしながら寝ることができるよう、音量が調整させているものもあります。
そのような場合は、身体の近くに置いてあげましょう。
●だらだらと流さない
基本的に、オルゴールを流す時間は30分以内にとどめましょう。
30分以内に寝た場合は、すぐに消してあげることが大切です。
●寄り添ってあげる
オルゴールを流しているからといって、赤ちゃんを一人きりにしておくのは避けましょう。
お母さんやお父さんが、添い寝をしてあげることで、安心して眠りにつくことができるでしょう。
オルゴールだけじゃない!赤ちゃんの睡眠を整えるもの!
先ほどは、オルゴールを使った寝かしつけ方についてご紹介しました。
しかし、オルゴールを流しただけで、良質な睡眠を取れるとは限りません。
しっかりと、赤ちゃんが寝る環境を整えてあげることが大切ということを覚えておきましょう。
まず、赤ちゃんが眠るための絶対条件を知っておきましょう。
●おむつが濡れていないこと
●お腹が空いていないこと
この二つを満たしていなければ、赤ちゃんは眠ることができません。
ずっと抱っこをしているのになかなか寝付かない、という時は、どちらかを満たしていないことがあります。
寝かしつけの前には、お腹が空いていないか、おむつのチャックもしておきましょう。
また、慣れ親しんだ、お気に入りの入眠アイテムを与えてあげることも大切です。
例えば、いつも使用している毛布やタオルなどがあると、安心して眠ることができるという赤ちゃんも多いです。
そして、日中の過ごし方にも配慮が必要です。
昼間は明るい場所で過ごしましょう。
しかし、赤ちゃんが日中に眠りについた時には、日の光が睡眠を妨げてしまうことがあるため、赤ちゃん側のカーテンを閉めてあげましょう。
何の音もないような環境よりも、少しくらい騒がしい方が好ましいとされています。
赤ちゃんのお布団の選び方によって、睡眠中に悪影響がある?
ここまで、赤ちゃんの寝かしつけにオルゴールをおすすめしてきました。
先ほどの項目では、赤ちゃんの良質な睡眠に大切なことをお伝えしましたが、ここでは赤ちゃんのお布団についてお話ししていこうと思います。
そもそも、赤ちゃんのお布団と、お母さん・お父さんのお布団を分けるべきかという疑問もありますよね。
まず、赤ちゃんを寝かせる場所ですが、日中は目の届く場所であるリビングや和室であることがほとんどです。
そのような場合は、ベビーベッドに寝かせているという方も多いでしょう。
夜間は、日中のようにベビーベッドに寝かせているというご家庭もあれば、添い寝という形でお母さんやお父さんと一緒のお布団に寝ているというご家庭もあります。
前者の場合は、必然的にベビーベッド用のお布団になっていますが、後者の場合少し工夫が必要かもしれません。
なぜかと言うと、これらの理由が挙げられます。
●未発達な身体機能
赤ちゃんは、大人と違って体温調節ができません。
そのため、身体に熱がこもってしまっても、上手に逃がすことができないのです。
大人と同じように、お布団をたくさん掛けていると体温がすぐに上がってしまうので、大人より薄めのお布団を使用し温度を保ってあげることが必要となります。
また、赤ちゃんの骨や関節は、寝ている姿勢などによって歪んでしまうことがあります。
柔らかすぎる敷布団などを使用した場合、身体が沈み込んでしまい、悪影響を与えてしまいます。
また、寝返りをするようになると、顔が埋もれてしまい窒息してしまう危険性もあるのです。
そのため、添い寝をする場合でも、赤ちゃん用のお布団を大人用のお布団の隣にくっつける、という工夫をするべきでしょう。
赤ちゃん用のお布団の選び方とは?
先ほどは、添い寝する場合、赤ちゃん用のお布団を用意するべきとお話ししました。
ここでは、どのようなものを選べばいいのかを具体的にご紹介します。
●素材
まず、大切なのが素材です。
デリケートな赤ちゃんの肌に触れるものなので、刺激の少ない素材のものを選びましょう。
また、汗っかきな赤ちゃんのために、吸湿性・通気性に優れたものであることも重要です。
そして、汗の他に、ミルクを吐いてしまうことも多いので、ご家庭で簡単に洗濯ができるものを選びましょう。
●敷布団
先ほどもお話ししたように、骨や関節、窒息の危険性を考慮し、硬めのものを選びましょう。
●掛け布団
赤ちゃんは、身体を上手く動かすことができません。
そのため、できるだけ軽く、薄めのものを選びましょう。
万が一、掛け布団がずれてしまった際に、重たい掛け布団だと窒息してしまう危険性もあります。
●肌布団
こちらは、冬以外に使用することが多いですね。
掛け布団が必要のない時期は、こちらがメインとなります。
夏は、ガーゼ地・パイル地のタオルケットなどでいいでしょう。
少し肌寒い時期は、プチケットがおすすめです。
これらを揃えた上で、オルゴールを流してあげることで、良質な睡眠を取ることができるでしょう。
赤ちゃんの寝かしつけに!おすすめオルゴールおもちゃ!
最後は、赤ちゃんの寝かしつけにおすすめのオルゴールを流してくれるおもちゃをご紹介しましょう。
お気に入りのグッズを見つけ、赤ちゃんに良質な睡眠をプレゼントしてあげましょう。
●やすらぎふわふわメリー
いくつかのぬいぐるみがクルクルと回りながら、オルゴールを奏でてくれます。
ベッドへの取り付けだけでなく、床に置くこともできるタイプなので、とても便利でしょう。
ぬいぐるみの取り外しも可能なので、興味を持つようになったら、ぬいぐるみ遊びをすることもできます。
タイマー機能も付いており、消し忘れ防止にもなりますね。
●ディズニー いっしょにねんね すやすやメロディ
こちらは、ぬいぐるみにオルゴール機能が内蔵されているものです。
ベビーミッキー・ベビーミニー・ベビープーさんの三種類があります。
寝ているような見た目で、隣に置いているだけで添い寝をしてくれているようですね。
お友達のように、持ち歩くこともできます。
オルゴールの音だけでなく、赤ちゃんが好むとされている胎内音を流すことが可能です。
オルゴールを寝かしつけに活用しよう!
今回は、オルゴールが赤ちゃんに与える効果や、活用法、お布団の選び方などについて詳しくお話ししました。
オルゴールは、大人が聴いていても癒されますよね。
たまには、オルゴールを聴きながら赤ちゃんと一緒に眠ってみてもいいのではないでしょうか。
ぜひ、最後にご紹介したオルゴールグッズを、活用してみてください。