ベッドのコーディネートはおしゃれなシーツやカバーが重要!

ベッドはベッドルームの面積の多くを占めるアイテムです。

ベッド周りでベッドルームのインテリアが決まると言っても過言ではありません。

シーツや掛け布団カバーはおしゃれなものを選びたいですよね。

ここではおしゃれなベッドリネンと、ベッドルームのコーディネートをご紹介していきます。

シーツ類は「おしゃれ」も大切だけど、「機能」も大切!

ベッドルームで多くの面積を占めるベッド周りは、おしゃれな寝具で揃えて、おしゃれな部屋にしたいですよね。

しかし、シーツなどのカバー類はおしゃれさも大切ですが、寝具としての機能も大切です。

快適な睡眠環境が整わなければ、睡眠の質が下がってしまうことにもなりかねません。

機能の面からは、どんな点に注意してカバー類などを選べば良いのでしょうか。

人間は寝ている間に約200~300ミリリットルの汗をかくと言われています。

これは、夏も冬も同じです。

汗をかくことで体温を下げ、深い眠りにはいっているのです。

寝ている間にかいた汗の約30パーセントは掛けふとんに、約70パーセントは敷きふとんに吸収されると言われています。

寝ている間にかいた汗を吸収し発散させ、布団のなかの温度や湿度を快適に保つことが寝具として必要とされる機能です。

通気性や吸湿性は化学繊維のものより、天然素材で出来ているもの方が優れています。

快適な睡眠のためには、天然繊維のカバー類がおすすめです。

また、シーツの他にベッドパッドや敷パッドを使うことで、より汗を吸収してくれる機能もあります。

さらに汚れが直接マットレスに付かないのも便利なポイントですね。

おしゃれなベッドルームにするためのポイント

ベッドルームをおしゃれな空間にするためには、いくつかのポイントがあるのでまとめました。

〇ベッドが部屋の大きさにあっているか

ベッドは大きい方がゆったりと寝られて快適ですね。

しかし、部屋にたいしてあまりにもベッドが大きいと、残念ながらおしゃれな印象の部屋にはなりません。

おしゃれなベッドルームには、ベッド周りのスペースがゆったりとあることが必要です。

〇照明にこだわる

ベッドルームの照明は、低めのタイプがおすすめです。

シーリングライトを低い位置に設置出来るタイプにすることで、部屋全体の重心が下がり、落ち着いた空間にすることが出来ます。

また、シーリングライトだけでなく、ベッドサイドに間接照明を置いたり、フットライトをつけることでまぶしくないおしゃれな空間を作れます。

〇メインとなるカラーを決める

シーツなどのベッド周りのカバー類や、カーテン、ラグなどのファブリックの色によって、ベッドルームの印象は大きく変わってきます。

ファブリック類はバラバラの色を選ばず、メインとなる色でまとめていきましょう。

また、ファブリック類だけでなく、壁紙を変えることでもベッドルームのイメージを大きく変えることが出来ます。

シーツなどのベッドリネンは何色にするとおしゃれ?①暖色系

ベッドルームの印象を大きく左右するのが、シーツやベッドカバー類です。

ベッドの色によってその部屋のコーディネートが変わってきますね。

どんな色のカバーにするとおしゃれに見えるのでしょうか。

〇赤

赤のなかでもダークレッドにすると、大人な印象のベッドルームになります。

薄いグレーのクッションや枕カバーを合わせるとさらに大人な印象になります。

暖色は暖かさを感じられる色なので、赤のブランケットタイプのベッドカバーは、冬のインテリアとしてもおすすめです。

〇オレンジ

ビタミンカラーと言われるオレンジは、見ているだけで元気になれそうですよね。

茶色のベッドフレームにすれば、オレンジ同系色でなじみが良いでしょう。

掛けふとんのカバーをオレンジにした場合は、枕カバーやシーツをベージュや白にするとエレガントな印象になります。

〇黄色

黄色と白の相性が良いです。

白いシーツは簡単に手に入りますので、おしゃれな黄色い掛けふとんカバーや枕カバーなどを見つけましょう。

アクセントに黒・茶色・グレーのアイテムを取り入れると、落ち着いた大人な印象になります。

シーツなどのベッドリネンは何色にするとおしゃれ?②寒色系

寒色系のシーツやカバーを選ぶことで、落ち着いたベッドルームになります。

特にブルー系は鎮静効果があると言われていて、ベッドルームに適した色となっています。

〇ネイビー

ネイビーの掛けふとんカバーは、白いシーツや白い壁との相性が抜群です。

反対にダークブラウンにも合いますので、フローリングが濃い色のベッドルームにもおすすめです。

〇水色

薄い水色と白を組み合わせることでエレガントな印象になります。

涼しさもありますので夏にピッタリの組み合わせです。

濃い水色がお好みの方には、おしゃれさが増すターコイズブルーがおすすめです。

白やゴールドの柄物と組み合わせはリゾートテイストになります。

ターコイズは木目調のアイテムと合わせてもかなりおしゃれになります。

リゾートの華やかなテイストよりも落ち着いたベッドルームにするなら、ターコイズと木目などのブラウン系アイテムを組み合わせてみましょう。

〇寒色+暖色

寒色でまとめた部屋に、アクセントとして暖色アイテムを追加するのもおしゃれです。

枕カバーやクッションにオレンジなどを取り入れると、バランスの取れたベッドルームになります。

シーツなどのベッドリネンは何色にするとおしゃれ?③中性色

中間色は暖色・寒色のどちらにも感じ取れる色味です。

〇緑

緑は温度を感じさせない中性色です。

自然が連想されリラックス出来る色なので、寝室の色としてとてもおすすめです。

シーツやカバーを緑でまとめる場合は、赤やピンクの小物でコントラストをつけましょう。

フローリングがブラウン系のベッドルームにあわせてもおしゃれです。

〇紫

紫のインテリアコーディネイトは上級者向けのようです。

紫は品が高く神秘的な色で、自尊心を高める効果があるとも言われています。

モダンさやエレガントさを演出することが出来ます。

一方で使い方によってはセクシーさが強くなってしまい、好みの分かれる色とも言えます。

ベッドルームを紫にする場合は、落ち着いたトーンの紫にすることで睡眠の妨げになりません。

鮮やかな紫はアクセントとして用いましょう。

補色の黄色を組み合わせることで、まとまった印象にもなります。

おしゃれなベッドリネンのブランド

色別のベッドルームのコーディネートをご紹介してきましたが、おしゃれにインテリアコーディネイトするのは難しいことですよね。

自分のセンスや、部屋の広さ間取りなどに限界を感じることもあるでしょう。

そこで簡単にベッドルームをおしゃれにするのにおすすめなのが、有名ブランドのデザイン性の高いベッドリネンを使うことです。

有名ブランドのシーツやカバーなどのベッドリネンは、デザイン性が高いのでベッド周りが一気にハイセンスになります。

おすすめのブランドをご紹介していきます。

【ZARA HOME】(ザラホーム)

アパレルブランドのZARAから誕生したブランドです。

ZARA HOMEは特にベッドリネンの種類が豊富で、商品の約70パーセントがベッドリネンとも言われています。

ナチュラルな色味が多く、動物や植物の柄のものも品があります。

他ではあまり見かけない柄物のシーツなどもあります。

【Laura Ashley】(ローラアシュレイ)

ロンドンのブランドで、花柄のデザインが多く、フェミニンなアイテムが多いのが特徴です。

ベッドリネンにも花柄が多く使われていて、花柄のシーツ類の種類も豊富です。

【Calvin Klein】(カルバンクライン)

アパレルで有名なCalvin Kleinですが、ベッドリネンも販売していることはあまり知られていませんよね。

黒やグレーを基調にしたシンプルなデザインが種類豊富に揃っています。

男性へのプレゼントとしてもおすすめです。

ベッドリネンでおしゃれなベッドルームに

ベッドルームをおしゃれにみせるポイントをご紹介してきました。

ベッドリネンやその組み合わせによって、ベッドルームの印象は大きく変わってきます。

壁やフローリングの色と合わせてベッドリネンや寝具などを揃えていきましょう。

また、おしゃれさだけにとらわれず、ベッドの機能性があることや、落ち着いた空間かどうかも大切なポイントです。