5月の第2日曜日は、母の日ですね。
「今年は特別な感謝の気持ちを伝えたい!」と思う方におすすめなのが、寝具のプレゼントです。
この記事では、寝具をプレゼントする際に、ポイントになることや心がけなどをまとめましたので、参考にしてください。
母の日に寝具を贈ろう!
母の日のプレゼントとして、パッと思い浮かぶのはカーネーションなどのお花やお菓子、バッグなどですが、寝具もよく選ばれているアイテムの一つです。
健康・美容系の贈り物は、いただくと嬉しいですよね。
今まで苦労して育ててくれて、今も何かとお世話になっているお母さん。
学生のころは手が届かなかった値段の物も買えるようになったのなら、「一人前になったよ!」というメッセージもこめて、少し奮発してプレゼントを選んでみてもいいかもしれません。
筆者も、高反発マットレスをプレゼントしたことがありますが、喜んで使ってもらえて「腰痛が楽になった」とニコニコしていました。
高反発を選ぶ前に、一緒にお買い物に行って、何気なくお布団コーナーへ行き、実際に寝てもらって好みを探っておいたのが、良かったのだと思います。
掛け布団なら調節はききますが、敷布団は寝心地を大きく左右するため、値段が高くて人気の物でもお母さんには合わない場合があるのです。
母の日のプレゼントを寝具にする場合に注意したいこと
プレゼントをあげる場合は、サプライズにこだわる方も多いと思います。
何をもらえるのか分からないワクワク感や、急にプレゼントされる感激を、お母さんにも味わってもらいたいですよね。
ですが、寝具を母の日の贈り物に選ぶのなら、サプライズはおすすめできません。
先ほども書きましたが、事前にお母さんに寝てもらって、好みの硬さや質感を知っておくことが大切です。
離れて暮らしていて、普段コミュニケーションをとっていない場合、高価な寝具をいきなり送られても困るということも考えられます。
もしかしたら寝具を新調したばかりかもしれません。
フワフワなお布団が苦手だったり、逆に硬すぎるお布団だと眠れないこともあります。
寝具は毎日使うものですから、ほんの少しの違和感が蓄積していき、「どうしても使えない」という結論にいたることもあります。
ですから、ブランド力やランキングなどに惑わされず、できれば細かいこだわりまで聞いてから選ぶといいでしょう。
「母の日はお布団をプレゼントしようと思うんだけど、今度選びにいかない?」と誘ってみてはいかがでしょうか。
倹約家のお母さんに!サプライズプレゼントするなら
寝具は母の日のサプライズプレゼントには向かない、というお話をしました。
しかし、サプライズしたくなくても、サプライズしなければいけないケースもあると思います。
お母さんが遠慮がちだったりして、「そんな高価なものはいらないよ。」と言われてしまうこともありますよね。
昔から子供想いで、自分のことは後回しにする癖がついていて、贅沢することに苦手意識を感じている場合もあるかもしれません。
そんな場合は、お母さんが今使っている寝具をチェックしてみてください。
新しいでしょうか、古いでしょうか。
シミなどはありますか?
硬さはどうでしょうか。
ベッドと敷布団、どちらで寝ているでしょうか。
もし古くてシミがあってヘタっていて、新しくしてあげたほうがいいと思えるなら、「寝具をプレゼントする」方向で考えても大丈夫だと思います。
ベッドならマットレス、畳の上で敷いて寝ているなら敷布団になりますが、最近は下に敷くお布団として高機能マットレスをプレゼントする方もいます。
寝心地が格段に良くなる大人気マットレスをあげれば、感謝の気持ちを余すところなく伝えられるかもしれませんね。
また、羽毛布団も、あげる人を選ばず人気の寝具です。
軽くて、一枚でもあたたかく、お手入れも楽ですしフワフワ感も気持ちがいいですよね。
5月というとこれから暖かくなる時期ではありますが、梅雨時までは肌寒い夜もありますので、使っていただけると思いますよ。
寝具をプレゼント!選ぶポイント①
母の日に寝具をプレゼントして喜んでもらうために、寝具の選び方をご説明します。
まずは掛布団ですが、ずっしり重たいお布団ではなくて、軽くて寝返りしやすい物を選びましょう。
また、寝返りしても体にやわらかく添う、包み込むようなあたたかさがあるお布団が人気です。
詰め物から考えるなら、おすすめは羽毛や真綿です。
熱を逃がさず放湿性にも優れているので、寝冷えせず健康的な睡眠をとることができます。
羽毛布団などの場合、あまりにも安いものを選ぶとへたってしまったりしますので、フカフカ感に優れたものを選びましょう。
そして敷布団ですが、沈み込むような柔らかな低反発のお布団を好む方も多いです。
しかし、あまりにも柔らかすぎると腰などの重い部分が沈み込んでしまうため、かえって腰痛の原因になります。
寝返りもしにくく、安眠できないかもしれません。
ですから、ある程度の硬さがある物がいいでしょう。
しかし、硬すぎると今度は圧迫感を感じやすくなってしまいます。
これについては、先述したように好みの部分が大きいため、実際に寝てもらって決めた方がいいでしょう。
寝具をプレゼント!選ぶポイント②
母の日のプレゼントに寝具を選ぶ場合には、他にも気をつけるべきポイントがあります。
息子さんがお母さんにプレゼントする場合、なかなか気が付きにくいのですが、男女は体質が違うものですから、男性がいいと思っても女性には合わないケースがあります。
一番大きなポイントは、「冷えやすさ」です。
個人差もありますが、女性は男性よりも冷えやすく、それで体調を崩しやすいことが多いのです。
冷房をつけていたら寒そうにしていたり、真夏でも常温の水を飲むような冷え性のお母さんなら特に、「あたたかさ」を重視して選びましょう。
敷布団を選ぶ時にも、この点はこだわるべきです。
床からの冷気は意外と体を冷やしますので、それをシャットアウトできるタイプのお布団を選んでください。
トルマリンが含まれた温泉綿が使われた敷布団や、発熱できる温熱敷布団などもありますよ。
母の日のプレゼントにおすすめなマットレスのポイント
母の日のプレゼントに選ぶ寝具の注意点としては、その他、「体圧分散性」があげられます。
一部分だけ沈み込まないように、「面」ではなく「点」で支える凹凸のあるマットレスは、今まで普通のマットレスを使っていた人には珍しく感じます。
しかし、実際に寝てみると雲の上にフワッと乗ったように感じる方もいるようです。
こうしたマットレスは安価ではありませんが、毎日の睡眠の質を向上させる人気の商品です。
また、「マットレスは畳めないから場所をとる」という方には、くるくるっと丸めて留めて、立てかけておけるタイプの商品がおすすめです。
余談ですが、筆者が母親にプレゼントしたお布団もそういうタイプでした。
幼稚園児だった子どもが、丸めたマットレスの中に潜り込んでロールケーキみたいになって、母が楽しそうに笑っていたのを思い出します。
使っていてどうしても合わなかった場合でも、寝具なら来客用に余分にあっても困りませんし、マットレスを重ねたりしてお使いいただけますよね。
ここでお話ししたポイントを参考に、一緒に選びに出かけてみてください。
母の日には喜ばれるプレゼントを贈ろう!
いつもは素っ気ない態度をとってしまうけれど、本当は誰よりもお母さんに感謝しているのなら、母の日や誕生日にぜひ、想いを伝えてみましょう。
お布団をプレゼントして喜んでもらうには、日頃のコミュニケーションや、良好な関係が欠かせません。
物だけではなく、お花やメッセージカードを添えると華やかになって、よりいっそう喜ばれることでしょう。