初めての出産の場合、赤ちゃんをどのように寝かせるか悩んでいる、という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ベビーベッド・添い寝のメリットデメリットについて、寝具セットの選び方や工夫などを詳しく解説していきます。
是非、参考にしてみてください。
赤ちゃんの寝具セットを選ぼう!ベビーベッド?添い寝?①
出産を間近に控えている方は、出産準備を行います。
出産準備は、お母さんが使用するものから赤ちゃんが身に付ける肌着など、さまざまなものを用意しますよね。
中でも、どういったものを購入したらいいのかわからないという意見が多いのが「寝具セット」です。
そこでまず気になるのが、ベビーベッドに寝かせるか、お母さんと添い寝をするかという点ではないでしょうか。
これに関しては、さまざまな意見があるようです。
●ベビーベッド派
夜間、一緒に寝て踏みつぶしてしまうのが心配という方などは、ベビーベッドに寝かせているようです。
子どもの自立を促すためにベビーベッドを使用しているという方もいて、海外に至っては子供は別室で寝かせているという家庭も少なくないのです。
また、産まれたばかりの赤ちゃんは、1日の内で寝ている時間がとても長くなります。
そのため、昼間に寝かせておく場所が必要になりますよね。
もちろん、目の届く場所でなければいけません。
しかし上の子などがいる場合、床にお昼寝布団を敷いて寝かしておくとなると、何か物を落としてしまったり危険を伴うことがあります。
そのため、昼間だけでもベビーベッドに寝かせているという方も多いようです。
夜間は使用しないというご家庭でも、生後間もない時期には、一台あると便利でしょう。
しかし、目が届きにくく、わざわざ立ち上がってお世話をしなければならないという欠点もあります。
そのためベビーベッドを含め、赤ちゃん専用の寝具セットを購入したはいいものの、結局使うことがなくなってしまったという意見も少なくありません。
赤ちゃんの寝具セットを選ぼう!ベビーベッド?添い寝?②
先ほどは、ベビーベッド派の意見をご紹介しましたが、続いては添い寝派の意見です。
●添い寝派
添い寝の最大のメリットとしては、赤ちゃんの様子を確認しやすいという点ですね。
また、母乳育児をしているという方は、寝そべりながら授乳をすることが出来るので、お母さんも楽でしょう。
そして、お母さんの近くにいることで、赤ちゃんも安心して睡眠を取ることが出来ます。
しかし、添い寝での事故が絶えないのも現実です。
寝ている時に赤ちゃんに覆いかぶさってしまい、窒息死させてしまうということがあるのです。
特に、産後のお母さんは寝不足が続きます。
いくら気を付けていたとしても、睡魔によってこのような事故が起きないとも言い切れません。
また、大人用の布団は柔らかい設計になっているものも多く、赤ちゃんが埋もれてしまう可能性も考えられます。
そのようなことがないよう、添い寝をする際には寝具セットや赤ちゃんの月齢などに気を遣う必要があるのです。
赤ちゃんのベッドを選ぶ基準は?寝具セットはどんなものがいい?①
ここまで、ベビーベッド派と添い寝派の意見をご紹介しました。
ここからは、ベビーベッドで寝かせる場合の、ベビーベッドと寝具セットの選び方についてご説明していきましょう。
まずは、ベビーベッドの選び方です。
●安全基準をクリアしている製品
主に赤ちゃんが使用するものです。
しっかりと、安全性が確保出来ている製品を選びましょう。
●インテリアとの相性
ベビーベッドは、リビングに置くという方も多いです。
インテリアとの相性も考え、出来るだけシンプルなものを選ぶといいかもしれませんね。
●機能性
いくら見た目が気に入るものであっても、使い勝手が悪ければ使用するのに苦労します。
例えば、ベッド下に収納するスペースがあるか、柵をスライドすることが出来るかなどです。
キャスターが付いているものであれば、夜間は違う部屋で寝るという場合でも移動が出来て便利ですよね。
またベビーベッドの場合、レンタル業者に借りることも可能です。
短期間の使用を検討しているというご家庭は、レンタルで済ませるという手段を取るのもおすすめです。
赤ちゃんのベッドを選ぶ基準は?寝具セットはどんなものがいい?②
ベビーベッドが決まったところで、ベビーベッドにつける寝具セットはどのようなものを選べばいいのでしょうか。
●素材
・通気性のあるもの
赤ちゃんは、体温調節の機能が未熟です。
そのため、使用する布団によっては体温が上がりすぎたり、風邪を引いてしまったりといったトラブルを招きかねないので注意が必要です。
熱がこもらないような、通気性が良いものを選びましょう。
・洗濯が出来るもの
赤ちゃんは、頻繁に吐き戻しをしてしまいます。
吐き戻しをそのままにしておくと、臭いやカビの原因になることもあります。
布団を清潔に保つためには、ご家庭で洗濯出来るものを選ぶことが大切です。
・出来るだけ軽く、硬いもの
赤ちゃんは寝そべっていても、手足を動かすことで運動をしています。
寝返りなどをするにも、布団が重たいと支障が出てしまうので出来るだけ軽いものを選びましょう。
その他に、窒息のリスクを抑える効果もあります。
またお布団が柔らかすぎると、埋もれてしまうことがあるのである程度の硬さのものを選んでください。
●大きさ
当然のことですが、ベビーベッドに合う大きさの布団を選びましょう。
これらは、全て添い寝する際に使用する寝具にも共通することです。
大人が使用しているものではなく、赤ちゃんが寝る場所だけでもこれらの寝具を使用しましょう。
赤ちゃんと添い寝するには工夫が必要!どんなことを守ればいい?
先ほどは、ベビーベッドの選び方・添い寝でも共通する寝具セットの選び方についてご紹介しました。
ここでは赤ちゃんを寝かせる場所や、添い寝をする際の工夫についてご説明します。
まず第一条件として、暖房や冷房の風が直接当たらず、直射日光が当たらない場所ということです。
先ほどもお話しした通り、赤ちゃんは体温調節がうまく出来ません。
過度に温められたり、冷やされたりする場所は避けましょう。
またベッドでの添い寝の場合は生後3ヶ月~5ヶ月を過ぎた頃から、布団での添い寝は生後1ヶ月を過ぎた頃からと言われています。
ベッドで添い寝をしたいという方は、床の高さを調整出来るタイプのベビーベッドを選べば大人用のベッドの高さに合わせることが出来ます。
赤ちゃんを踏みつぶすリスクを抑えることも出来るので、おすすめです。
普通のベッドで添い寝をする場合は硬めのマットを使用し、必ず壁側に赤ちゃんを寝かせましょう。
もしベッドを壁付けしていないというご家庭は、赤ちゃんとの境目を作れるグッズを使用し、赤ちゃんを真ん中に寝かせてあげると安全です。
布団で添い寝をする場合は、赤ちゃんの手に届く場所にモノを置かないこと、一番端に赤ちゃんを寝かせることを守ってください。
赤ちゃんに快適な眠りを!おすすめ製品ご紹介!
ここまで、ベビーベッド・寝具セットの選び方や、添い寝での工夫などについてお話しをしました。
最後は、赤ちゃんの快適な睡眠におすすめの製品をご紹介します。
是非参考にしてみてください。
●ベビーベッド
・アップリカ ココネルエアー
折り畳みが可能なベビーベッドなので、部屋の移動も楽々行えます。
また、使用しなくなってからの収納場所にも困りませんね。
通気性の高いマットを使用しており、赤ちゃんに優しいベッドになっています。
・グランドール ファルスカ ベッドサイドベッド
先ほどおすすめした、ベッドでの添い寝が可能なタイプの製品です。
大人用のベッドに近づけるだけでなく、付属のベルトを使用すれば、隙間が出来る心配もありません。
ベッドとしての使用はもちろん、ベビーサークルとしての機能も備わっているので、とてもありがたいですね。
シンプルなデザインは、どんなリビングにも違和感なく溶け込みます。
・カトージ ミニ立ちベッド プチピンク
ミニサイズのベッドです。
ベビーベッドは置きたいけど、あまりスペースに余裕がないというご家庭におすすめです。
コンパクトながら、しっかりとした機能を備えています。
●添い寝グッズ
・ベッドインベッド エイド
添い寝の際に、赤ちゃんとの境目を作るグッズです。
持ち運びも簡単なので、どんな場所にも持ち込みが出来て便利です。
ベルトも付いているので、おむつ替えの際にも活躍します。
赤ちゃんの安全を考え、快適な眠りを!
今回は、赤ちゃんの寝具セットについて詳しくお話しをしました。
赤ちゃんを寝かせるにはさまざまな方法がありますが、方法を間違えると命を落としかねません。
特に、新生児の期間は、1日のほとんどを布団の上で過ごすことになります。
しっかりとした知識を持ち、正しい方法で、快適な睡眠をさせてあげましょう。