部屋を広く使うことができる、折りたたみ式のベッドをご存知でしょうか。
その名のとおり、折りたたむことができるので、場所を有効活用することができます。
折りたたみベッドにすると得られるメリットはあるのでしょうか。
また、デメリットはあるのでしょうか。
おすすめの折りたたみベッドと、メーカーも併せてご覧ください。
スイスイ移動!折りたたみベッドのメリットとは?
折りたたみベッドを展開するメーカーのご紹介の前に、ベッドを折りたたみ式にするメリットからお伝えします。
なんといっても折りたたみベッドの良い面は、空間を作ることができるところです。
狭い部屋に据え置きベッドを置いてしまうと、それだけで空間が占領されてしまいます。
シングルベッドで約1メートルの幅があり、長さは2メートルを超えるので、部屋が狭く感じてしまいますよね。
一人で暮らしている分には気にならなくても、お友達が来たり、彼氏彼女が家に来たときはとくに狭いと感じることでしょう。
しかし、折りたたむことができるベッドであれば、空間が生まれます。
また、キャスターが付いていれば、模様替えや引っ越しのときも手軽に移動することができますよ。
手軽に移動ができるのは、折りたたみベッドでしか叶えられないことですよね。
そして、ずっと同じ場所に置いていることを避けられるため、湿気が溜まりにくいといった嬉しい利点もあります。
折りたたみベッドにデメリットはあるの?
メリットもあれば、デメリットも少なからずあります。
折りたたみ式のベッドのデメリットをふまえて、検討してみましょう。
▼マットレスの種類
折りたたみ式のベッドである限り、マットレスも折りたためる構造でなければなりません。
そうなると、マットレスの選択肢は限られてきます。
多くの備え付けのマットレスは、ウレタンマットレスである傾向があり、コイルマットレスはほんの一部しかないのです。
今まで床にお布団を敷いて寝ていたかたには違和感を感じにくいですが、据え置きベッドのコイルマットレスから折りたたみ式ベッドのウレタンマットレスに移行すると、少々硬い印象を感じるかもしれません。
各メーカーで寝心地の良さは研究されていますが、コイルマットレスのようなふわふわ感は軽減するとお考えください。
▼強度
据え置きタイプのベッドと比べると、フレームの強度が低くなります。
すぐに壊れるようなベッドをメーカーは販売していませんが、折りたたみベッドを選ぶ際には、耐荷重を確かめてみましょう。
▼収納場所
折りたたんだ分のスペースは確保できますが、折りたたんだときの収納スペースは必要になります。
マットレスや掛布団を含んで厚みがとの位になるのか、幅や高さも意識して収納場所が確保できるか考えましょう。
選ぶときに確認!ベッドの形状と収納性
折りたたみベッドに関するメリットやデメリットを総合して考えていれば、購入したあとに後悔することも防げますよね。
では、総合的に考えて折りたたみ式ベッドを購入しようとしたときに役立つ、選ぶポイントをお伝えします。
まず、ベッドの形状ですが、一般的な折りたたみベッドは脚にキャスターがついていて、パタンと手動で折りたたむハイタイプです。
折りたたみベッドというと、このタイプを想像するかたが多いことでしょう。
そして、電動で折りたたんでくれるベッドも存在しています。
介護ベッドとは違うのですが、起き上がりの動作を軽減させたいかたには嬉しい形状です。
また、マットレスが備え付けられていない、すのこ折りたたみタイプもあります。
すのこ折りたたみタイプの使い方は多用で、お布団を敷いてもい良いですし、ウレタンでもコイルでもマットレスを敷くこともできます。
形状と一緒に確認したいのは、折りたたんだときの厚みや幅です。
普段使いであれば気になりませんが、来客用に押し入れやクローゼットに収納するのであれば、収納性も確認してみましょう。
それでは、折りたたみベッドを展開するメーカーをご紹介します。
折りたたみベッドメーカーその①アイリスオーヤマ
ここからは、人気のある折りたたみ式ベッドメーカーをいくつか見てみましょう、
最初は、アイリスオーヤマの折りたたみベッドです。
★エアリーマットレス付きリクライニングベッド シングル OTB-ARH
アイリスオーヤマが展開する折りたたみ式ベッドで人気が高い、エアリーシリーズです。
商品のサイズは幅約102cm、奥行約200cm、高さ(サイドグリップ付)約51cmです。
折りたたんだときは、奥行約36cm、高さ(サイドグリップ付)約116.5cmとなります。
マットレスの厚さは約10㎝で、幅は約95cm、奥行約200cm、厚さ約10㎝です。
リクライニングは14段階あり、最大使用者体重は約90kgとなっています。
面倒な組み立てはないため、届いたらすぐに使うことができますよ。
もちろん、キャスター付きです。
★電動折りたたみコイルリクライニングベッド OTB-CDN ホワイト
こちらは電動で、高さを変えることのできる折りたたみベッドです。
電源はAC100V(50/60Hz)で、消費電力は約55Wとなります。
耐久性の高いボンネルコイルを352個使用していて、マットレスの厚さは約15cmのボリュームがあるため、弾力性があります。
商品のサイズは、幅約99cmで奥行約199cm、高さは約40.5cmです。
折りたたんだときは、奥行約38cmで、高さは約110cmとなり、キャスターが付いています。
折りたたみベッドメーカーその②山善
続いてご紹介するのは、山善です。
インテリアだけでなく、レジャーやスポーツ、アウトドア関連など幅広い商品を展開しているメーカーです。
★低反発折りたたみベッド シングル KBT-S
背もたれがリクライニングするので、寝るときだけでなく、ソファーのような使いかたもできる折りたたみベッドです。
身体を包み込むような低反発マットレスを使用しています。
商品サイズは、幅約96cm、奥行は約210cm、高さは43.5cmとなっています。
最大使用者体重は約90kgで、キャスター付きです。
折りたたんだときは、奥行約43.5cm、高さは約109cmとなります。
★すのこ折りたたみベッド シングル KSBB-S(DBR)R ダークブラウン
天然木パインを使用しているすのこで、通気性が抜群です。
四隅は面とりしているため、お布団や身体を傷つける心配がありません。
商品サイズは、幅約98cmで奥行約207cm、高さは約47cmとなっています。
折りたたむと約1/4のサイズになるので、とてもコンパクトに収納ができますよ。
キャスターがついているので、スイスイと移動ができます。
折りたたみベッドメーカーその③エムール
最後にご紹介するのは、エムールです。
眠りで人を元気にしたいと掲げているメーカーですよ。
★組立不要 折りたたみベッド メホール
販売以来、長きに渡って人気のあるシリーズです。
セミシングルからシングル、シングルロング、セミダブルまで全4サイズ展開しています。
シングル商品のサイズは、幅約99cm、奥行は192cmで、座面高さは28cmです。
折りたたんだときのサイズは、奥行約26cm、高さは約102cmとなります。
性質の違うウレタンを4層に重ねているので、寝心地の良さを感じることでしょう。
リクライニングは、5段階できます。
耐荷重は約90kgですが、2018年春モデルは約500kgまでとなっています。
★簡単組立 折りたたみソファーベッド シェルト
ベッドとしてはもちろんのこと、5段階のリクライニングで読書やテレビを楽しむこともできますよ。
そして、この折りたたみベッドの特長は、ソファーのような形状にできるところです。
商品サイズは、幅が約86cm、奥行きは約189cm、高さは約30cmです。
折りたたんだときのサイズは、奥行約29cm、高さは約98.5cmとなります。
手軽にベッド生活
折りたたみ式のベッド特有の特長をふまえて、ご自身の生活や睡眠を快適にしてくれるベッドを選びましょう。
部屋の広さや使う用途、収納状況などを考慮してから判断すれば、長きに渡りお使いいただけます。
そのうえで、インテリアに合うシーツを選んだりして楽しんでみてくださいね。