インテリアで海を感じたい!部屋でリゾート気分を満喫しよう

季節の変わり目は、お部屋の模様替えをしたくなりませんか?

春夏は明るくさわやかに、秋冬は暖かみのあるやわらかな空間を作って、お部屋でのんびり過ごしたいものですよね。

中でも夏は特に、マリンテイストのお部屋へ模様替えをする方がたくさんいらっしゃいます。

今回は、海を感じられるお部屋のインテリアについてまとめてみました。

暑い夏の季節を乗り切るために、さわやかなお部屋作りをしてみましょう。

海を感じるお部屋は色と素材が大切!

海を感じるお部屋を作りたいと思っても、具体的に何から始めれば良いのでしょうか?

海と言えばすぐに思い浮かぶ色は、青系ですよね。

そして、空や雲、砂浜のイメージから青×白の組み合わせが一番海を感じられるかもしれません。

また、素材は夏を感じさせるラタンや麻、ガラスなどが思い浮かぶのではないでしょうか?

単純なようですが、人気の西海岸インテリアやカリフォルニアスタイルと呼ばれる海を連想させるインテリアは、海を連想する色や素材から入っていくのが最も近道です。

色は青や白以外にも、木や土を表す茶系のもの、植物や浅瀬の海をイメージさせるグリーン系のものがあります。

素材は流木のような荒々しい木材や、白い石、シェルなども良いですね。

まずは、お部屋をどのようなイメージにしたいのかを考えてみましょう。

のんびりと砂浜でくつろいでいるようなお部屋なのか、水の中にいるようなさわやかなお部屋なのか、コンセプト次第でインテリアは大きく変わります。

どんな色と素材を使いたいのか、まずは明確にしてみましょう。

海を感じる家具を使ったインテリア

それでは、具体的なインテリアをご紹介していきます。

まず、お部屋の印象を大きく変えてくれるのは家具ですよね。

早速、海の色で家具をどんどんと染めていきたいところですが、実際にリゾート地のインテリアを想像をしてみると、どうでしょうか?

青い家具はそれほど使われていないと思いませんか?

よくテレビなどで紹介されているホテルなども、どちらかと言えば青より茶系やベージュを基調としたお部屋が多い傾向にあります。

そこで、テーブルはガラス張りか、マホガニーを使用した重厚感のあるものを、ソファはウォーターヒヤシンス・バナナリーフなどの素材で編まれたカゴのような形のものをおすすめします。

ベッドは、木やラタンでできたベッドフレームに、カバーは白かアイボリーの自然な色味のものを選びたいですね。

お部屋のメインカラーは、床と壁を考えても茶×白の組み合わせが多いです。

どっしりとした土を連想させる茶色と、お部屋を明るく見せてくれる白の組み合わせは人を落ち着かせてくれる作用があります。

「ゆったりとくつろぐ空間」と考えると、家具も茶×白(あるいはアイボリー)が無難だと考えます。

海を感じるお部屋に青い家具はNG?

「海を感じるお部屋のつもりが、茶色メインなんて普通すぎるのでは?」と思う方もいるでしょう。

確かに、家具を全て茶系にすると、少しつまらないと感じられる方は多いかもしれません。

先ほどリゾート地を例に出しましたが、決して青が良くないというわけではありません。

むしろ、青のインテリアはお部屋をとてもさわやかにしてくれますし、青い色は鎮静作用もありますのでリビングでも寝室でも使いやすい色と言えます。

まずソファですが、木製のフレームに青い布地であればシンプルで使いやすいデザインと言えます。

少し遊び心を加えるのなら、生地に色あせたデニムなどを使用しても良いでしょう。

青を基調としたパッチワークソファも、とても可愛らしくておすすめです。

テーブルは前述した通り、ガラスや木材をおすすめします。

ベッドはフレームを木材やラタンにして、青や白は布団カバーで取り入れたいですね。

ソファやベッドには、同系色ではなくあえてシンプルな白やベージュのクッションを置くと、より家具の青が引き立つことになります。

あまりに青系の色ばかりで固めてしまいますと、少しうるさい印象のお部屋になってしまいかねませんので、気をつけてください。

お部屋に海を感じる小物を置いてみよう

さて、家具の配置が終わったら、今度はお部屋に飾る小物類を見ていきましょう。

小物と言っても、海を感じられるものは大きいサイズから小さいサイズまで、たくさん販売されています。

そんな中で、大きく存在感を出すものとしては、流木やサーフボードのオブジェが挙げられます。

壁一面や、大きめのチェストに飾ってみると、お部屋に入ってすぐに目を引きますよね。

また、小さなものであれば、棚へガラス細工や石の置物、貝で細工された小物を置いてみるのも良いでしょう。

しかし、小さなものをたくさん並べるとインテリアとしては可愛らしいのですが、非常にほこりが溜まりやすいのが難点です。

細かなほこりを放置してしまうと、せっかくのリゾート気分が台無しとなりますので、小物は壁に掛けて使用する方法が良いです。

例えば、海のポスターや写真を貼ってみてはどうでしょうか。

鏡や時計に貝やガラスなどで飾りを作ってみたり、花のレイで囲ってみるのも素敵です。

壁は棚よりも正面から見えやすいので、お部屋の雰囲気を整えるインテリアを飾るにはおすすめですよ。

それでもどうしても棚の上を飾りたい時には、大きめのビンに白砂や貝や青い石などを入れて、置いておくだけで雰囲気があり、かつお掃除が簡単にできるものをディスプレイすると良いでしょう。

壁や床からお部屋をガラリと変えるインテリア

家具や小物を青やグリーンでさわやかにしてみても、壁や床の色がそのままだと、まだ白と茶色の面積が多いですよね。

さらにさわやかなお部屋を目指す方には、壁や床の色も思いきって変えてしまう方法があります。

現在、壁紙やステッカーがとても便利になり、自宅で貼ってはがせるタイプのものが多く出ています。

そのため、簡単にお部屋のインテリアを変えることができると評判も良いです。

例えば、壁紙を一面だけでもアクセントとして淡い水色やエメラルドグリーンにしてみると、一気に海を感じるお部屋にすることができます。

また、現在は3Dのウォールステッカーも販売されていて、トリックアートのように臨場感のあるお部屋を演出してくれます。

壁に使うと水中にいるような錯覚を見せたり、「窓から海が見えるお部屋」にすることができます。

床に貼れば、波打ち際にいるような気分になったり、イルカや魚が泳いでいるように見えたりと種類は非常に豊富です。

リゾート地のホテルではなく、海そのものを取り入れたいという方には非常に有効な手段だと言えるでしょう。

しかし、元の壁や床に万が一でも汚れを残したくないという方は、カーテンで海を演出してみましょう。

例えば白いレースカーテンと、青や水色のグラデーションのドレープカーテンを合わせれば、砂浜へ寄せる波を意識した組み合わせができます。

カーテンも面積を広くとれるため、雰囲気を大きく変えたい方にはおすすめですね。

自分の家ならDIYでもインテリアを楽しめる

ここまでは、あくまで模様替えとしてできる方法をご紹介してきました。

しかし、1年を通して「海を感じるお部屋」というコンセプトにするならば、思いきって壁や扉を塗り替えてしまうという手もあります。

もちろん、この場合は持ち家であることが前提です。

例えば、扉をターコイズブルーのペンキで塗って取っ手を白くするなど、考えただけでも可愛らしくてわくわくしませんか?

あるいは、壁に水色や白のペンキで波を再現してみたり、すすけたような茶や黒のペンキでレトロな感じにすれば、海辺のコテージのようにできるかもしれません。

今の壁紙は優秀ですが、必ずしも自分の好みにあったものが見つかるとは限りませんよね。

気に入るものがない場合には、理想のお部屋を自分の手で作ってみましょう。

また、DIYで棚や壁飾りなどのインテリアを作ることもできます。

一般的に販売されているすのこを、水色や白のペンキで少しかすれた感じに塗ってみましょう。

そのまま壁掛けのボードとしても使用できますし、木製の箱などを留めて収納棚としても使用できます。

すのこのリメイクはDIYでは一般的な手法ですので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

気持ちの良い夏を迎えるために

夏真っ盛りの時期になると、暑さから逃げ出したくなりますね。

リゾート地へお出掛けも良いですが、自分のお部屋で気持ち良く過ごせるのならば自宅にいるのも楽しくなります。

お部屋の見た目を変えるだけで、視覚からの効果で涼しくも感じやすいでしょう。

今回ご紹介した方法を是非取り入れて、海を感じるお部屋を演出してみてください。