毎日の疲れを癒してくれるお布団、とても大事な日常生活アイテムですよね。
しかし、湿気が溜まりやすかったり、ダニが発生しやすかったりと、何かとトラブルが起きてしまうものでもあります。
そんなお悩みを解決してくれるのにおすすめなのが、布団乾燥機です。
そこで、今回は、各メーカーから出されている、おすすめの布団乾燥機についてご紹介していきます。
布団乾燥機に興味のある方は、ぜひ参考にしてみませんか?
布団乾燥機の種類や機能は?
お布団の悩み解決におすすめの布団乾燥機ですが、そもそも布団乾燥機には、どのような種類や機能があるのでしょうか?
まずはそれらについて、見ていきましょう。
《種類》
種類としては、2つに分けられます。
まず、1つ目が、マットありタイプの布団乾燥機です。
昔からあるもので、お布団の中にマットを敷き、そのマットに温風を送り出すことで、お布団を乾燥させる作りです。
マットを敷いたり、片付けたりという手間はかかりますが、お布団の隅々にまで温風が行き渡るメリットがあります。
2つ目が、マットなしのタイプです。
これは、2013年に象印から初めて発売され、その手軽さから大ヒットしました。
現在では、いろいろなメーカーから発売されています。
この布団乾燥機のメリットは、何と言ってもその手軽さです。
布団乾燥機本体もしくはホースを通して温風を送り込む作りのため、マットを敷くなどの手間がかかりません。
《機能》
現在発売されている布団乾燥機には、さまざまな機能があります。
基本的な機能を見ていきましょう。
【布団乾燥機能】
温風を送り込むことで、お布団の湿気を飛ばしてくれる、基本的な機能です。
さらに、温風で湿気を飛ばした後、送風することでその熱を取り除いてくれる夏モードの機能もあります。
【布団温め機能】
冬の寒い日に、冷えきったお布団を温めてくれる機能です。
【ダニ対策機能】
長時間熱風をお布団に送り込むことで、お布団に潜んでいるダニを死滅させてくれる機能です。
お布団の隅々にまで熱風を送り込むことができるため、ダニ対策の方法としておすすめです。
【衣類乾燥機能】
付属の衣類カバーなどを使って、少量の衣類を乾燥させてくれる機能です。
洗濯物がなかなか乾かない場合や、女子の一人暮らしで外に干したくないという時に、とても便利です。
【靴乾燥機能】
温風を送ることで、運動靴などを乾燥させる機能と、送風を送ることで、革靴を乾燥させる機能があります。
基本的に靴が濡れるとなかなか乾きづらいため、とても便利な機能です。
布団乾燥機の選び方のポイントは?
上記でご紹介したように、さまざまな機能を持った布団乾燥機が各メーカーから発売されていますが、どういう選び方をすればよいのでしょうか?
ここでは、布団乾燥機を選ぶ際のポイントをご紹介しましょう。
《マットのあるなし》
まずは、マットありタイプにするか、なしタイプにするか、ここから選ばなければなりません。
お布団をしっかりと乾燥させたいという方は、マットありタイプの方がおすすめです。
特に、ダニ対策として購入を検討されている場合は、温めの効率がよいマットありの方が、ダニを死滅させるのには効果が高いため、こちらの方がよいでしょう。
お布団を乾燥させるのに、手間がかかるのが嫌だという方には、マットなしタイプの方がおすすめです。
特に、冬場に温め機能を多く活用したいという方は、毎日のことなので、手間のかからないこちらの方がよいでしょう。
《大きさと重さ》
布団乾燥機を使う状況は、各ご家庭によってさまざまだと思います。
例えば、家族みんなで使う場合は、各部屋に布団乾燥機を持ち運ばなければなりません。
また、床に敷いたお布団に使う際は、お布団を上げた時に片付けるかもしれません。
このような、実際に使うシチュエーションを想像し、重くてもよいのか、小さい方がよいのかなどの判断をつけましょう。
《付属機能》
現在販売されている布団乾燥機には、衣類乾燥機能や靴乾燥機能、ダニ対策機能など、いろいろな付属機能が付いています。
どの機能が自分に必要なのか、自分の生活スタイルやリズムなどを考えながら、選びましょう。
《対応可能なお布団の種類とサイズ》
販売されている布団乾燥機は、対応できるお布団の種類やサイズがそれぞれ違います。
特に、対応できるサイズには要注意です。
例えば、シングル専用の布団乾燥機なのに、ダブルサイズのお布団に使っても、きちんと乾燥できないなど、その役割を果たせなくなってしまいます。
購入する際は、十分に確認して下さい。
以上のように、布団乾燥機を選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
では、実際にはどの商品がおすすめなのでしょうか?
次項では、マットありタイプ・マットなしタイプ・個性的な機能を持つタイプそれぞれの、おすすめ商品をご紹介していきます。
マットありタイプ!各メーカーのおすすめ布団乾燥機は?
まずは、ダニ対策をしっかりと行いたい方や、お布団をしっかりと乾燥させたい方におすすめの、マットありタイプの商品をご紹介していきます。
【三菱電機 布団乾燥機 AD-X50】
275(幅)×156(奥行)×329(高さ)mm、本体質量2.8kgの商品です。
付属の乾燥マットがダブルサイズのため、シングルサイズ〜ダブルサイズのお布団にまで、対応可能です。
この乾燥マットには枕乾燥ポケットまで付いているので、お布団だけでなく枕まで乾燥できるのも、おすすめポイントの1つです。
他にも、小物類や靴・長靴の乾燥機能、温め機能が付いています。
冬の寒い日などに使いたい温め機能は、マットを使う必要はないため、用途に応じて効率的な使い方ができる布団乾燥機です。
【パナソニック 布団乾燥機 マットタイプ FD-F06J7】
271(幅)×164(奥行)×344(高さ)mm、本体質量2.8kgの商品です。
この商品も、付属の乾燥マットがダブルサイズまで対応可能になっています。
機能としては、ダニ対策や靴・小物類の乾燥、そして衣類乾燥もあります。
特に、衣類乾燥では、衣類ドライカバーが付属品として付いているのがポイントです。
お手持ちの角ハンガーに洗濯物を干し、上からドライカバーを被せ、下から温風を送り込むことで、衣類の乾燥を行います。
洗濯物をなかなか外に干せない方に、おすすめの機能です。
【三菱電機 フトンクリニック布団乾燥機 AD-X80】
355(幅)×161(奥行)×314(高さ)mm、本体質量3.6kgの商品です。
こちらも、付属マットがダブルサイズなので、シングル〜ダブルまでのお布団に対応可能です。
機能としては、洗濯小物乾燥、靴・長靴乾燥、そしてダニ対策機能や温め機能です。
特に、ダニ対策機能はおすすめで、メーカーが新開発した「ヒートパンチマット」を使うことで、効果的にダニを退治できます。
また、枕用乾燥マットも付いているので、枕のダニ対策の他に、ぬいぐるみなどの乾燥やダニ対策も行うことができて、とても便利です。
マットなしタイプ!各メーカーのおすすめ布団乾燥機は?
次に、手軽さが人気の、マットなしタイプのおすすめ商品をご紹介しましょう。
【アイリスオーヤマ 布団乾燥機カラリエ FK-C2】
160(幅)×140(奥行)×360(高さ)mm、本体質量1.8kgの、コンパクトな商品です。
靴乾燥アタッチメントが付属品として付いているので、靴や長靴などの乾燥もできます。
他には、ダニ対策や温め機能、衣類乾燥にも使えます。
この商品の特長が、コンパクトサイズなのにパワフルという点です。
このメーカーの従来製品と比べて、風量・ヒーター出力ともに120%に性能がUPしている上に、ノズルの先端部が立体ノズルになっているため、ダブルサイズのお布団もふかふかに乾燥させてくれます。
また、他メーカーの商品と比べても、質量も軽く小さいので、持ち運びに便利な点もおすすめポイントです。
家族全員で使う方などにおすすめです。
【日立 布団乾燥機アッとドライ HFK-VH770】
283(幅)×212(奥行)×338(高さ)mm、本体質量4.3kgの商品です。
温め機能やダニ対策、衣類・靴乾燥などの機能がありますが、その中でも靴乾燥機能がおすすめです。
靴には専用のアタッチメントが付いており、そこに専用デオドラント剤を入れれば、芳香消臭効果も得られるので、女性には嬉しい機能です。
この商品のおすすめポイントは、ベビーベッド〜ダブルサイズまで、いろいろな大きさのお布団に対応できるところです。
本体は、横置き縦置きOK、さらに、付属の伸縮自在ホースが本体含めて90cmあるので、ベッドのお布団にまで対応可能です。
他の商品と比べて重いですが、本体にハンドルが付いているので、持ち運びも簡単にできます。
ベッドで寝る方、床敷きのお布団で寝る方、両方いらっしゃるようなご家族におすすめの人気商品です。
【象印 布団乾燥機スマートドライ RF-AC20】
280(幅)×130(奥行)×350(高さ)mm、本体質量4.1kgの商品です。
2013年に発売され、それまでの布団乾燥機に大きな変革をもたらした、象印の布団乾燥機スマートドライの新製品です。
温め機能やダニ対策、衣類・靴乾燥などの機能があります。
この商品の特長が、マットもホースもないという点です。
本体部分の吹き出し口から強力な風を送り込むことができ、ダブルサイズのお布団の隅々まで乾燥させることができます。
また、羊毛・羽毛・綿・化学繊維のお布団にまで対応し、さらに、2.6mもの長さのコードが付いているので、多くの場所で使うことができ、その使い勝手のよさもおすすめポイントの1つです。
個性的な機能を持つ布団乾燥機!各メーカーおすすめ商品は?
上記では、マットあり・なしのおすすめ商品をご紹介しましたが、ここでは、個性的な機能を持つ布団乾燥機をご紹介していきます。
各メーカー独自の機能なので、ぜひ参考にしてみて下さい。
【シャープ 布団乾燥機 DI-FD1S】
141(幅)×328(奥行)×321(高さ)mm、本体質量約3.6kgの商品です。
温め機能やダニ対策、衣類・靴乾燥などの機能があります。
お布団の乾燥の場合はマットなしですが、ダニ対策を行う時は専用のマットを使うため、お布団の隅々までしっかりとダニを退治してくれます。
この布団乾燥機の特長として挙げられるのが、プラズマクラスターが搭載されているという点です。
家電メーカーであるシャープが開発したプラズマクラスターとは、プラズマ放電により、自然界に存在するものと同じ+と-のイオンを空気中に放出させ、空気を浄化させるものです。
このプラズマクラスターの働きにより、衣類や靴を消臭しながら乾燥させたり、部屋の空気を綺麗にすることもできます。
布団乾燥機能に空気清浄機機能がプラスされた、おすすめの商品です。
【日立 布団乾燥機アッとドライ HFK-VH880】
283(幅)×217(奥行)×338(高さ)mm、本体質量4.3kgの商品です。
温め機能やダニ対策、衣類・靴乾燥などの機能が付いています。
この商品の特長として挙げられるものが、日立独自の「布団乾燥アタッチメント」です。
これは、お布団を乾燥させる際に使うもので、左右と前方向に伸ばすことができ、さらに、13箇所もある吹き出し口から、上下・左右・前後に温風が吹き出すため、隅々まで均一に乾燥させることができます。
また、このアタッチメントを敷布団を挟むようにセットすれば、湿気が溜まりやすい敷布団の裏側まで乾燥させることができ、衛生的です。
お布団の湿気対策をきちんとされたい方に、おすすめの商品です。
布団乾燥機のお手入れ方法は?
各メーカーのおすすめ布団乾燥機をご紹介しましたが、そのどれもが機能性が高く、抜群の効果を誇ります。
しかし、きちんとお手入れをしておかないと、その効果は落ちてしまい、本来の働きができなくなってしまいます。
では、どのようなお手入れを日常的に行えばよいのでしょうか?
ここでは、布団乾燥機のお手入れ方法をご紹介しましょう。
《フィルターのお手入れ》
布団乾燥機の中にはフィルターが入っており、使い続けると、このフィルターにホコリや汚れが付いてしまいます。
汚いまま使い続けると、フィルターが目詰まりし、布団乾燥機のパワーが低下してしまい、本来の効果を発揮しづらくなります。
そのため、定期的にフィルターのお手入れが必要です。
月に1回程度は、フィルターの汚れを掃除機で吸い取って下さい。
その際、必ず、本体が冷めており、電源プラグは抜いた状態で行って下さい。
また、お手入れを行う際は、フィルターを破らないよう気を付けて行って下さい。
《本体のお手入れ》
本体に汚れが目立ってきた場合は、中性洗剤を薄めたものを含ませた布で、優しく拭いて下さい。
電化製品なので、拭く際は、必ず濡らした布を固く絞って下さい。
基本的なお手入れ方法は上記の2つになりますが、各メーカーにより、若干お手入れ方法が変わってきます。
フィルターを取り外して掃除する商品や、フィルターは絶対に取り外さないでという商品もありますので、必ず取扱説明書を確認の上で行って下さい。
布団乾燥機で快適な生活を!
布団乾燥機の機能や、各メーカーのおすすめ商品をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
布団乾燥だけでなく、ダニ対策や衣類や靴の乾燥、さらには、空気清浄機機能まで付いているものなど、いろいろな機能を持った商品がたくさんありました。
そのどれもが、お布団を快適なものにしてくれるおすすめの商品です。
至福のひと時である睡眠時に、湿ったお布団やダニがいるお布団は嫌なものですよね?
ぜひ、布団乾燥機で快適なお布団を手に入れませんか?