皆さん、お布団のダニって気になりませんか?
夜寝ていると、何だか痒かったり、咳が出たりと、とても迷惑な存在ですよね。
そんなダニを退治するには色々な方法がありますが、その中でも人気があるのが、布団クリーナーです。
そこで、今回は布団クリーナーの中でも、「安いけれどもおすすめ!」という商品をご紹介していきます。
布団クリーナーに興味をお持ちの方は、ぜひ参考にして下さい。
布団クリーナーにはどんな種類がある?
「布団クリーナーといえばレイコップ!」というイメージの方も多いかもしれませんが、実際に、布団クリーナーを開発・販売し始めたのは、その、レイコップ社です。
現在では、さまざまなメーカーからたくさんのおすすめ商品が売られており、メジャーな家電の1つといっても過言ではありません。
そんな布団クリーナーですが、機能の点から主に2つの種類に分けられます。
まずは、布団クリーナーの種類について見ていきましょう。
《叩き出し機能を重視したクリーナー》
お布団に溜まったホコリやゴミ、ダニの死骸や糞を叩き出してから、吸引するタイプのクリーナーです。
商品によって、1分間に行われる叩き出しの回数や吸引力が違い、その点がお値段の高い・安いの違いの1つになっています。
《吸引力を重視したクリーナー》
上記の叩き出す方法とは違い、強力な吸引力で、ホコリやダニの死骸などを取り除くタイプのクリーナーです。
上記のように、お布団の中のダニの死骸などを取り除く方法論の違いが、布団クリーナーの種類の違いになっています。
ちなみにレイコップは、ダニの死骸などを叩き出す方法のクリーナーです。
では、どのような観点から布団クリーナーを選べばよいのでしょうか?
次項では、布団クリーナーの選び方について見ていきましょう。
布団クリーナーを選ぶ際のポイントとは?
現在、安いものから高いものまで、さまざまな布団クリーナーが販売されています。
布団クリーナーを選ぶ際のポイントを、いくつか挙げていきましょう。
《ケーブル式か充電式か》
販売されている布団クリーナーは、ケーブル式のものと充電式のものと2種類あります。
ケーブル式のものは電池の心配はいりませんが、使っている時にケーブルが邪魔だったり、使える場所が限られるなどのデメリットがあります。
一方、充電式のものもどこででも使えますが、長時間使うのが難しい点がデメリットでもあります。
家族全員のお布団を綺麗にしたいという方であれば、ケーブル式の方がおすすめです。
《ゴミの集塵方法》
集塵方法には、①フィルター方式、②紙パック方式、③サイクロン方式の3つがあります。
フィルター方式の場合、使い勝手はいいですが、ゴミが溜まった時に吸引力が落ちやすいというデメリットがあります。
紙パック方式の場合、紙パックごとゴミ箱へと捨てるので、吸引したハウスダストなどが飛び散る心配はありません。
しかし、紙パックを交換する手間や費用がかかるのが、デメリットです。
一方、サイクロン方式は比較的、手間もお金もかからず、また、吸引力が落ちる心配もありません。
ただ、フィルター方式のものも一緒ですが、ゴミ捨て時に吸引したゴミが飛び散る恐れがあります。
《付加機能》
布団クリーナーには、ハウスダストなどを吸引する基本的な機能以外にも、さまざまな機能が付いています。
例えば、寝具の消臭機能やお布団を温めてくれる機能、さらには除菌機能などです。
最新機能が付いていると、やはりお値段は高くなってしまいます。
ご自宅での使用状況をイメージして、どの機能が必要なのかという点から、布団クリーナーを選ぶのもおすすめです。
《音の大きさ》
使用時の音の大きさも、商品によってさまざまです。
例えば、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭や、マンションなどにお住まいの方は、音が小さいものの方が使い勝手がよいかもしれません。
実際に、家電量販店などで確認したり、説明書などで確認してから買うのをおすすめします。
叩き出し機能重視の布団クリーナー!おすすめの安い機種
上記で、布団クリーナーの種類や選ぶ際のポイントをご紹介しましたが、では、どのような商品がおすすめなのでしょうか?
まずは、叩き出し機能を重視した、安いけれども効果ありの布団クリーナーをご紹介します。
・日立【布団クリーナー PV-FC100】 参考価格:14,302円
295(幅)x180(高さ)x332(奥行)mm、質量2.4kg、ケーブル式・サイクロン方式の布団クリーナーです。
約10,000回/分の叩き・かき出し効果を擁し、ハウスダスト除去率99.9%を誇ります。
吸い込み口は約20cmあり、楽にハウスダストを吸引してくれます。
また、ハンドルから手を離した時に停止する「ecoアイドリングストップ機能」が付いているので、使い勝手のよい商品となっています。
・シャープ【Cornet EC-HX150】 参考価格:14.499円
304(幅)x254(高さ)x405(奥行)mm、質量2.4kg、ケーブル式・サイクロン方式の布団クリーナーです。
最大約12,000回/分の叩き出し効果があり、さらに、高性能のフィルターが吸引したアレル物質の99.99%以上をキャッチすることができます。
機能としては、消臭機能や布団温め機能などがありますが、特に1番のおすすめ機能が「ヒートサイクロン機能」です。
約40度の温風をお布団に吹き付けると、熱を嫌がる生きたダニが動き回り始めます。
そこを一気に吸引してしまうのです。
布団クリーナーでは内部に潜んでいる生きたダニは吸い取れないといわれてきた弱点を、克服した商品といえます。
まさに、ダニ対策におすすめの布団クリーナーです。
・アイリスオーヤマ【IC-FAC2】 参考価格:6.891円
250(幅)x212(高さ)x459(奥行)mm、質量1.6kg、ケーブル式・サイクロン方式の布団クリーナーです。
約6,000回/分の叩き出し効果があり、ハウスダスト除去率98%以上を誇ります。
メーカー独自の「サイクロンストリームヘッド」により、縦回転と横回転2つのサイクロン気流を発生させ、メーカー従来商品より3倍もの強力な吸引力を発生させています。
温風機能も付いているので、お布団を温めることにより、ダニが発生しにくい状況を作ってくれます。
他の商品よりも軽い本体、水洗いができるダストカップ、コンパクトに立てて収納できる点などから、リーズナブルなのに使い勝手がよいと人気の商品です。
吸引力重視の布団クリーナー!おすすめの安い機種とは?
次に、吸引力を重視した、おすすめの布団クリーナーをご紹介しましょう。
・パナソニック【MC-DF110C】 参考価格:8,983円
126(幅)x172(高さ)x360(奥行)mm、質量1.9kg、ケーブル式・フィルター方式の布団クリーナーです。
約25cmもあるノズルに付いた2つのローラーが、お布団の内部に溜まったゴミやダニを、叩き出しながら表面にまで掻き出してくれます。
そして、吸引仕事率180Wという強力な吸引力で、掻き出されたハウスダストを吸引してくれるので、お布団を綺麗に掃除することができます。
「吸引力が強いとかけづらいのでは?」との疑問が芽生えるかもしれませんが、ノズルがお布団に吸い付かないような構造になっているため、その点も安心してお使いいただけます。
ロングホースや小型ノズル、隙間用ノズルなどのアタッチメントも付属されているため、ハンディタイプの掃除機としても使えます。
布団クリーナーとしての機能性も高く付属品も豊富でありながら、価格が安いという点もおすすめポイントの1つです。
・ダイソン【Dyson V6 Trigger】 参考価格:21,580円
144(幅)x208(高さ)x399(奥行)mm、質量1.63kg、コードレス・サイクロン方式のハンディタイプのクリーナーです。
付属されている布団ツールをセットすれば、布団クリーナーとしても使える優れものです。
ダイソン社は、叩き出し機能に重きを置いていないため、吸引力のみでハウスダストを除去する方式です。
回転翼が毎分最大110,000回転もする「デジタルモーターV6」というパワフルなモーターを搭載しているため、吸引力でのみハウスダストを取り除くことを可能にしています。
また、吸引されたハウスダストは、ワンタッチでゴミ箱へ捨てることができるため、サイクロン方式の欠点であるゴミ捨て時の飛び散りを克服している商品です。
さらに、3.5時間の充電で20分間使用可能なため、若干慌ただしく掃除をする必要がありますが、吸引力の素晴らしさと使い勝手のよさはおすすめポイントです。
安い機種でも長持ちさせたい!おすすめのお手入れ方法は?
上記で、おすすめの安い布団クリーナーをご紹介しましたが、安いとはいっても、購入するからには長持ちさせたいものですよね。
では、普段はどのようなお手入れをすればよいのでしょうか?
ここでは、効果を長持ちさせるための、日頃のお手入れ方法をご紹介しましょう。
《本体のお手入れ》
布団クリーナー本体の汚れが気になる時は、水を含ませ固く絞った、柔らかい布などで拭いて下さい。
もし、汚れが気になるようであれば、中性洗剤を薄めた水に布を浸し、固くしぼってから拭いて下さい。
ただし、洗剤の使用を控えるように注意されている商品もありますので、取扱説明書で確認の上で行いましょう。
《フィルターのお手入れ》
フィルターにゴミなどが詰まったままにしておくと、吸引力が落ちてしまい、布団クリーナーが持つ本来の効果を十分に発揮できません。
そのため、布団クリーナーを長持ちさせる上で重要なのが、フィルターのこまめな掃除です。
掃除をする際は、フィルターやダストカップ内にあるハウスダストの飛散を防ぐため、水を溜めたバケツなどにダストカップごと入れ、その中でフィルターを外します。
お手入れブラシが付いているものであればそれで、なければ綿棒などで、付いているゴミを取り除き流水で洗い流します。
もし、汚れや臭いが酷い時は、衣類用漂白剤を薄めた水に浸けておくと、きれいに仕上がります。
ただし、商品によっては水洗いのみを推奨しているものもありますので、取扱説明書を確認の上、行って下さい。
水洗いをした後は、必ずきちんと乾燥させてから、クリーナー本体に取り付けて下さい。
《ヘッド部分のお手入れ》
ローラーやブラシの付いたヘッド部分のお手入れも、定期的に行って下さい。
ローラーやブラシ部分には、髪の毛や糸くずなどが絡み付きやすく、そのまま使い続けると、吸引力が弱くなったり、お布団を傷める原因となってしまいます。
ピンセットやハサミなどで、きれいに取り除いて下さい。
お布団にダニを繁殖させないためのお手入れ方法は?
安い布団クリーナーでも、さまざまな機能でダニやハウスダストを綺麗に除去してくれます。
しかし、せっかく綺麗にしたお布団でも、普段のお手入れ方法をきちんとしていないと、すぐにまたダニが発生して、「痒くて眠れない!」なんてことにもなりかねません。
では、お布団のお手入れはどうすればよいのでしょうか?
ここでは、普段のお手入れ方法をご紹介しましょう。
《シーツやカバーの交換》
人間は、眠っている間にコップ1~2杯もの汗をかくといわれています。
さらに、皮脂などもシーツやカバーに付いてしまうため、放っておくと、ダニの温床となってしまいます。
そのため、週に1度は洗濯をするようにしましょう。
《部屋の換気をする》
ダニが繁殖する条件はいくつかありますが、湿度の高さもその1つです。
そのため、部屋に湿気がこもらないようにしなければなりません。
窓を開けて通気性をよくするようにしましょう。
《天日干しをする》
天日干しで、ダニを死滅させることは難しいのが現状です。
夏の暑い日にお布団を干しても、ダニはお布団の裏側や内部に逃げてしまい、なかなか駆除することはできません。
しかし、天日干しをすることで、湿気を取り除き、繁殖を抑えることは可能です。
そのため、最低でも1月に1回程度は天日干しをすることをおすすめします。
《防ダニ布団を使用する》
お布団を干すのが難しかったり、時間がなくてなかなか布団クリーナーも使えないという方には、防ダニ布団をおすすめします。
繊維を高密度で織ることでダニの侵入を防ぐものだったり、防ダニ加工が施されたものだったりと、さまざまな商品が売られています。
「お布団のお手入れが十分にできないかも…」と不安をお持ちの方や、「徹底的にダニを防ぎたい!」とお考えの方におすすめです。
布団クリーナーで快適な睡眠を!
安いけれども効果が高いおすすめの布団クリーナーなどをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
強めの吸引力を持っていたり、内部にいる生きたダニを取りやすくするための技術が搭載されていたりと、ダニ対策にさまざまな工夫がこらされていました。
ダニがいるお布団で眠っていると、アレルギーなどを引き起こす原因にもなります。
ぜひ、布団クリーナーを使って、ダニ対策をきちんと行ってみませんか?
きっと気持ちよく眠ることができますよ。