梅雨や結露の多い季節は、室内の湿度も高く、敷布団が湿ってしまう事は多いですよね。
そこで、除湿シートは大変便利なアイテムです。
しかし、除湿シートも湿気を吸い込んでいきますので、衛生面が気になる方もいるでしょう。
また、どのような種類の商品があるのか気になる方もいるかと思います。
今回は、「敷布団の下に使う除湿シートって洗える?」、「どんな商品がある?」などの疑問についてお答えします。
除湿シートを使用しない敷布団の湿気
断熱材の使用、空気の循環や通気性を重視して造られた住居の場合は、冬のような結露の多い時期や、梅雨のジメジメした時期であっても、敷布団が湿気でべちゃべちゃになるような事はさほどありません。
しかし、そうではない場合、季節などによっては、敷布団は非常に湿気を含んでしまう事になります。
人が寝ている時にかく汗の量は、通常であっても200mlです。
夏のような暑い時期では600mlも汗をかくともいわれ、体調不調やアルコール摂取時の場合に限っては1lもの汗をかく場合もあります。
通常200mlといっても、個人差があるので、汗かきの人の場合は、通常の寝汗の量自体が多いと考えられます。
このように、人が一晩でかく汗の量は意外に多く、床にお布団を敷いて寝ている場合は、なんらかの対策をしなければ、寝汗はダイレクトにお布団内に吸収され、水をこぼしたように、べちゃべちゃになってしまう可能性もあるのです。
しかし、毎晩たくさん寝汗をかいても、梅雨時期などでは天候も悪く、毎日天日干しする事はできません。
室内干しをするにしても、あまりにも湿気を含んでいる場合は、完全に乾くまで非常に時間がかかってしまいます。
毎日大量に寝汗をかいてしまう人は、お布団のケアのためにも、洗えるタイプの除湿シートを毎日使用して、除湿対策をしたほうが良いといえますね。
敷布団に毎日使用する除湿マットは洗える?
最近では、結露防止や敷布団の寝汗などの湿気対策として、様々な除湿シートが販売されています。
特性の優れた除湿シートも数多く販売されていますが、除湿シート自体は洗えるのでしょうか。
最近の除湿シートは、ご家庭の洗濯機で普通に洗える物が多く、速乾性にも優れているので、寝汗をよくかく人や、湿気の多い季節には大変役に立ちます。
そのうえ、洗濯を繰り返しても、吸湿力が変わる事はありません。
耐久性にも優れている事から、大変経済的であるともいえます。
除湿シートによっては、吸湿性だけではなく、防ダニや抗菌防臭効果に優れた商品も販売されています。
洗濯をしても速乾性に優れている事から、天候や気温に関係なく、いつでも洗濯して部屋干しができるところも魅力なのではないでしょうか。
除湿シートは、速乾性にも優れているので、洗濯してもすぐに乾きますが、忙しくて洗濯ができない事もあると思います。
その際は、2枚ほど用意しておくと、便利で清潔に使用する事ができますのでおすすめですよ。
敷布団に使用する洗える除湿シートの紹介①
敷布団に使用する洗える除湿マットを、ネット通販からご紹介します。
【洗える除湿マット紹介】
〇帝人洗える除湿シート
吸水性の他、防ダニ防臭効果にも優れています。
また、ご自宅で何度でも洗濯できます。
サイズ:シングル 90×190cm
販売元:メーカー直販あったか寝具快適寝具
ネット販売参考価格:3,980円
〇東洋紡洗える除湿シート
高吸放湿繊維使用で、快適に使用する事ができます。
マットが湿気を十分吸収すると、センサーの色が変わり知らせてくれます。
ご自宅で洗える便利な除湿シートです。
サイズ:ダブル 130×180cm
販売元:メーカー直販あったか寝具快適寝具
ネット販売参考価格:14,904円
〇洗える除湿シート(竹炭入り)
竹炭入りで、除湿の他、防ダニ、防カビ効果にも優れています。
サイズ:90×180cm
販売元:スリーププラス
ネット販売参考価格:1,980円
〇洗える湿度調整マット
湿気や、冬の結露をしっかり吸水してくれます。
寝汗対策にはもってこいの商品です。
サイズ:80×180cm
販売元:Style vivi
ネット販売参考価格:6,601円
敷布団に使用する洗える除湿シートの紹介②
引き続き、敷布団に使用する洗える除湿マットを、ネット通販からご紹介します。
【洗える除湿マットの紹介】
〇除湿シート suitori
手洗いが可能な除湿シートです。
何度洗っても性能が変わる事はありません。
サイズも、シングル、セミダブル、ダブルの3種類から選ぶ事ができます。
販売元:快眠博士
ネット販売参考価格:7,992円
〇ウォッシャブル便利除湿シート
シリカゲルB型を使用した、吸収性に優れた除湿シートです。
梅雨時期などの、湿気の多い時期に大変おすすめです。
サイズ:80x180cm
販売元:快眠博士
ネット販売参考価格:7,992円
〇洗える冷却除湿シート
気温が上がる時期におすすめな、清涼感のある除湿シートです。
消臭効果、速乾性にも優れているので、安心してお使いいただけます。
販売元:ロイヤル通販
ネット販売参考価格:4,680円
〇防ダニ/防カビ/消臭/除湿ができる!調湿敷マット
ご自宅の洗濯機で、丸洗いができる便利な除湿シートです。
繰り返し使う事できます。
サイズ:シングル90×180cm
販売元:眠り製作所
ネット販売参考価格: 10,044円
除湿シートに合わせて使うと良い!便利なすのこ
冬の結露や梅雨時期の湿気に加え、寝汗の量を考えても、敷布団に溜まる水分は相当な量になりますので、除湿シートの使用は、お布団のケアには欠かせません。
ベッドなどのように、床とマットレスの間に空間がある場合は、通気性も良く、湿気も溜まりづらいのですが、床に直に敷いている場合は、状況によっては洗えるタイプの除湿シートであっても、1枚では対応しきれない可能性もでてきます。
そのような場合を想定して、除湿シートに合わせて使うと良いのが、1年中使える「すのこ」です。
床に直に敷布団を敷いて寝る時は、床と敷布団の間に湿気が逃げる空間がないので、吸収した汗は蒸発する事ができずに気化したまま溜まっていきます。
ですが、すのこを使用する事で、床と敷布団の間に、しっかりと空間を作る事ができるので、湿気が気化したまま溜まる事はありません。
用意できるのであれば、木製のすのこでも十分に湿気対策になりますが、最近は、湿気を吸収する事のできる、柔らかい素材のすのこも販売されています。
使用後は、干しておく事もできますし、ロールアップして収納する事もできますので、場所も取らず大変便利なアイテムといえます。
除湿シートに合わせて使うと便利な「断熱マット」
床にお布団を敷く場合、上記では1年中使えるすのこをご紹介しましたが、季節が冬であれば、断熱マットもおすすめです。
断熱マットは、床の冷えと敷布団との温度差によって生じる結露を解消する事ができます。
しかし、床に直にお布団を敷く場合は、通気性のない状態である事が考えられますので、断熱マットだけの使用では、100%湿気や結露を防ぐ事ができません。
これは、除湿シートだけの場合でも同じ事がいえます。
そこで、洗える除湿シートと断熱シートを合わせて使用して、湿気や結露を防止する方法をおすすめします。
除湿シートも大変優れた吸水性がありますが、全ての住居が断熱性や通気性に優れているわけではないので、冬に床にお布団を敷く場合は、除湿シートと断熱シートを合わせて使用する方法がベストといえるでしょう。
お布団に使用する洗える除湿シートの効果的な使い方
1 床に敷いたお布団に除湿シートを使う場合は、すのこを併用すると良い
2 冬に除湿シートを使用する場合は、断熱シートの使用も効果的
3 洗える除湿シートは2枚用意する事で、便利で清潔に使用する事ができる
床に敷布団を敷いている場合は、除湿シートの他にも、すのこや断熱シートを使う事が湿気対策に繋がります。
また、2枚用意する事で清潔に長く使用する事ができますので、お使いの際は、ぜひ参考にしてみて下さいね。