天気の良い日って、お布団を干したくなりますよね。
マンションや、家の2階以上に住んでいる場合は、ベランダに干している人が多いのではないかと思いますが、皆さんはどのように干しているでしょうか。
今回は、「お布団の天日干しはどうしてる?」、「ブルーシートの便利な活用法って?」、「お布団の干し方や注意点は?」などの疑問についてお答えします。
お布団の天日干しに便利なブルーシート
お布団をベランダなどで干す時は、皆さんはどうしていますか?
ベランダは通常、窓の外にあるので、小さな粉塵やホコリ、鳥のフン、場合によっては古くなって剥がれた塗装などがついていることもあり、直にお布団を干すことには躊躇してしまいますよね。
お布団をベランダに天日干しする時は、雑巾で拭いている、という人も多いのではないかと思いますが、急いでいる時などには大変面倒です。
そんな時に便利なのが、ブルーシートです。
お布団を干す時に、ブルーシートをベランダに掛けるだけで、そのまますぐにお布団を干すことができます。
ブルーシートを使用する時は、あらかじめブルーシートに、「表」、「裏」と書いておくことがポイントです。
そうすることで、次回にブルーシートを使う時も、汚れていないきれいな面がすぐに分かりますので、あれこれ確認に時間を掛けることなく、お布団を干すことができます。
もし、「大きく文字を書くのはちょっと」という場合は、自分で表と裏が分かるように目印などをつけておくと良いでしょう。
お布団の天日干しに便利なブルーシートをご紹介!
お布団の天日干しに便利なブルーシートには、様々な商品がありますが、「一番リーズナブルなもので良い」と考えた場合には、100円ショップでの購入がおすすめです。
しかし、より大きなものが使いたい場合や、長期間使うことを考えて更に丈夫なものを購入したい場合のために、ネット通販から、人気のブルーシートをご紹介します。
【ブルーシートの紹介】
〇ユタカメイク ブルーシート
実寸サイズ(約):1.71m×1.71m
販売元:ユタカメイク(Yutakamake)
ネット販売価格:470円
〇TRUSCO(トラスコ中山) ブルーシート
サイズは、1.8m×1.8m~10m×10mと豊富に揃っています。
販売元:TRUSCO (トラスコ中山)
ネット販売価格:436円
〇ユタカメイク 最軽量ブルーシート
サイズは、1.8m×1.8m~1.8m×2.7mの2種類があります。
販売元:ユタカメイク(Yutakamake)
ネット販売価格:274円
〇ニュー ストロングシート
実寸サイズ:2.55m×2.60m
販売元:ユタカメイク(Yutakamake)
ネット販売価格:274円
〇アイリスオーヤマ ブルーシート
サイズは、1.0m×1.0m~9.0m×9.0mまで豊富に揃っています。
販売元:アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
ネット販売価格:1,218円
ブルーシートは、防水性が高く、ポリエチレン製なので、腐食や色移りがしにくいのでお布団干しにも大変重宝します。
天日干しに使用するブルーシートの活用法
お布団をベランダに干す時のブルーシートは、大変便利というお話をしましたが、ベランダ以外の場所にも活用できます。
除湿はもちろん、ダニやカビ退治目的の場合は、お布団を敷いた状態で干したほうが、日が当たる範囲が広くなりますので、天日干しの効果も高くなります。
方法としては、ご自宅の屋上や屋根、熱を吸収しやすい車の屋根部分やボンネットで天日干しをすると良いでしょう。
その際も、ブルーシートを活用すると、干す場所の掃除の手間が省けますので、素早くお布団を干すことができます。
また、ブルーシートがあることで、時間の短縮ができますので、その分、別の家事や用事を済ませることもできます。
忙しい時にこそ、ブルーシートを活用してお布団を楽に干しましょう。
お布団の天日干しで期待できる効果
梅雨のような雨の時期ではなくても、お布団は毎晩汗を吸収するので、できるだけ天気の良い日はお布団を天日干ししたいものですよね。
お布団の天日干しには、除湿効果や、熱による除菌効果などがあるのをご存知の方は多いと思います。
では、その他にどのような効果があるのかをご説明します。
【天日干しの効果】
〇ダニの繁殖を防ぐ
真夏の天日干しの場合、お布団の表面温度は50度近くになります。
ダニは熱に弱く、50度という温度では30分もあれば死滅します。
しかし、片面だけの天日干しの場合、ダニはお布団の裏側に逃げてしまうので、駆除率の効果は、あまり高いとはいえません。
ですが、湿度を好むダニにとっての天日干しは、住み着きにくい環境に変わることになりますので、繁殖率を上げないという点では効果があるといえます。
〇カビの繁殖を防ぐ
実は、カビもダニ同様、湿気を好みます。
天日干しをして、お布団の湿気を取ることで、繁殖を防ぐことができますので、効果は期待できます。
お布団の天日干しは、とても大事なことですね。
前日が雨でも、ブルーシートがあれば、素早くお布団を干すことができますので、お布団は頻繁に天日干しをして清潔にしましょう。
お布団の種類による干し方の違い
天気が良い日に何気なく干してしまうことのあるお布団ですが、実は種類によって干し方が違うのをご存知でしょうか。
ここでは、お布団の種類別による干し方の違いをご紹介します。
【お布団の干し方・種類別】
〇綿布団
綿は湿気を吸収しやすいので、湿度の高い季節にはカビなどが発生しやすくなります。
そのため、できるだけ毎日天日干しするのが理想です。
ただし天候によって、お布団を干すことができない場合は、除湿機や防カビ、防ダニマットを使用するようにしましょう。
〇羽毛布団
羽毛布団は、湿度調整に優れたお布団ですので、基本的には毎日天日干しする必要はありません。
しかし、天日干しには、お布団表面の殺菌効果がありますので、時々は天日干しするようにしましょう。
〇羊毛布団
羊毛布団は、頻繁に天日干しする必要はありません。
しかし、羽毛布団同様、殺菌や除湿の効果を上げるために、時々は天日干しすることをおすすめします。
ただし、羊毛布団は傷みやすいので、天日干しは30分程度の短時間で済ませるようにしましょう。
〇化学繊維布団
化学繊維のお布団は丈夫なので、天日干しも気兼ねなくできます。
化学繊維は、ダニの発生が少ないといわれていますが、放っておくとダニやダニの死骸が溜まってハウスダストの原因になる可能性もあります。
短時間の天日干しの場合でも、ブルーシートを使えば素早くお布団を干すことができますので、天気の良い日は、しっかり天日干しするようにしましょう。
お布団を干す時の注意点
ブルーシートを購入して、時間を掛けずにお布団を干すことができるようになるのは大変素晴らしいのですが、お布団の天日干しにはいくつか注意点がありますので、ご紹介します。
【天日干しの際の注意点】
〇布団たたき
お布団の天日干しでは、布団たたきを使うのはやめましょう。
一見、お布団の中のホコリを出すには良いように見えますが、ダニのフンや死骸を舞い上げてしまうので良くありません。
天日干しでは、除湿や表面の殺菌をメインに行い、お布団を取り込んだあとの掃除機がけで、ホコリを吸い取るようにしましょう。
〇天候と環境
いくら天気が良くても、花粉の季節に頻繁に天日干しをするのはおすすめできません。
特に、アレルギー体質の人にとっての花粉やPM2.5、風の強い日に舞い上がる粉塵などは人体には非常に悪影響です。
「お布団を取り込んだあとに掃除機を掛けるから平気」と思っていても、実際には取り込む時に大量の花粉や粉塵が室内に入り込むことになってしまいますので、注意が必要です。
ご家族の中で、ハウスダストなどが原因のアレルギー体質の人がいる場合は、天気予報などを確認すると良いでしょう。
お布団の天日干しをする時のブルーシート活用法
1 お布団をベランダに干す時は、ブルーシートを掛けてから干すと、掃除の手間が省ける
2 屋上や屋根などを利用して干す時にも、ブルーシートは重宝する
3 ブルーシートには、裏と表が分かるようにしておくと使う時に便利
ぜひ、試してみてくださいね。