毎日使用するお布団の除菌はどのように行っていますか?
お天気が良ければ天日干しも良いのですが、頻繁にお布団を干すのは重労働ですよね。
そんな時に便利なのが、お布団にも使える除菌が出来るスプレーです。
今回は除菌スプレーの使い方やお勧めの商品などをまとめてみました。
ぜひ、お布団を清潔に保つために参考にしてみてくださいね。
お布団に使う除菌スプレーの選び方
お布団を除菌するために使うスプレーは、どのようなことを基準にして選ぶと良いのでしょうか?
今では様々なメーカーから除菌スプレーが販売されているため、どれにしたら良いのか迷ってしまいますよね。
除菌スプレーを選ぶには、3つのポイントがあります。
・安全性の高いもの
・粒子の細かいもの
・香りの強くないもの
どのメーカーを選ぶとしても、この3点は抑えておいた方が良いでしょう。
お布団は肌に直接触れるものですから、安全なものが良いですよね。
また、噴射する時に粒子が細かい方が満遍なく除菌出来て、お布団をびしょびしょにしてしまう心配もありません。
さらに、香りについては個人差や好みもあるでしょうが、初めてスプレーで除菌する場合には、香りが気になって眠れないという方もいらっしゃいます。
そのため、香りはあまり強くないもの、自然な香りに近いものを選ぶと無難でしょう。
除菌スプレーは安全なの?
前の項で、除菌スプレーの安全性について触れましたが、「スプレーをしてそのまま」というのは人体に影響がないのか気になるところですよね。
除菌スプレーの安全性については成分を確認するのが一番なのですが、成分の表記については、おおまかな表記になっているものが多くあります。
そのため、消費者には成分だけ見ても安全なのか危険なのかが、わかりにくいと言えます。
各メーカーのホームページなどで確認すると、安全性の基準をどのようにクリアしているのかなど、詳しく記載していますので、購入前に一度確認してみると良いでしょう。
また、天然の成分や水などで生成されている物を選ぶと一番安心かもしれません。
皮膚の弱い方や赤ちゃんのお布団には、除菌スプレーを使用する時に注意が必要です。
皮膚の弱い方には刺激が強すぎるために、体調を崩しやすくなる可能性もあると言います。
使用する前に、一度衣類などで試してみてから、お布団に使用する方が安心ですね。
除菌スプレーは赤ちゃんのお布団にも使用出来るものがほとんどですが、やはり化学物質が入っていますので、新生児のお布団では避けた方が安心かもしれません。
さらに、赤ちゃんのおねしょ布団には除菌スプレーを使用したくなりますが、おねしょに直接スプレーをすると臭いがきつくなってしまうこともあります。
きちんと、お布団の汚れを除去して乾燥させた上で、気になるようならば皮膚にも使えるやさしい成分の除菌スプレーを使うようにしましょう。
お布団の除菌に使えるスプレーのお勧めは?
それでは、お布団も安心して除菌出来るスプレーについてご紹介します。
まず、お勧めするのが、「ピュアイズム」です。
お布団の除菌、消臭だけではなく、ダニ対策にも効果が表れます。
また、エタノールの配合で速乾性にも優れているので、お布団に使いやすいアイテムと言えます。
日本アトピー協会推薦品というのも、肌が弱い方には安心出来るポイントです。
1,200円前後と除菌スプレーとしては少しお値段が高めですが、「寝具クリーンケア」と寝具に特化しているので、衣類用などは別のスプレーで対応すれば、長持ちします。
次にお勧めするのは「アクアウィッシュ」です。
アクアウィッシュは、天然塩と水という不純物のない成分のため、身体にやさしいことではトップクラスです。
こちらの商品は、お布団だけに特化している商品ではありませんが、口に入っても安全なため、赤ちゃん用品にも使用することが出来ます。
こちらもお値段は1,500円前後と少々高めですが、詰め替え用に4ℓの大きなボトルがありますので、使用頻度の高い方にはセット買いがお得でお勧めです。
今回は安全性などを重視した商品をご紹介しましたが、他にもドラッグストアで安価な商品はありますし、それぞれに良いところがたくさんあります。
お家の家族構成や使用頻度などを考えて、自分の家に合ったものを選ぶようにしたいですね。
除菌スプレーの使い方は?
では、ここでお布団を除菌するスプレーの正しい使用方法についてご紹介しましょう。
まず、お布団に限ったことではないのですが、除菌スプレーを使用する時にはお部屋の換気を十分にしましょう。
閉めきったお部屋で使用すると、鼻や口から液剤を吸いこんでしまう可能性があります。
そして、お布団からは20cm以上離して噴射するようにしましょう。
お布団に近づけすぎてしまうと液剤が一点に集中してしまいますし、お布団が濡れてしまう可能性があります。
そして、眠る寸前にスプレーをするのはやめておきましょう。
粒子が細かくても、離して使用しても、お布団は多少湿った状態になります。
そのため、最低でも30分~1時間以上はお布団を乾かす時間を取りましょう。
室内でも良いので干すことが出来れば、なお良いでしょう。
特に、梅雨時の湿気が多い時期や、冬場の気温が低い時期は乾きにくいので長めに時間を取っておいた方が安心です。
しっかりと乾かしたお布団で眠るようにしてくださいね。
自宅で除菌スプレーが作れる??
ここまで、お布団を除菌するスプレーについて見てきましたが、除菌スプレーは自分で作ることも可能なのです。
自分で作れるのならば、成分や安全性について心配する必要がありませんよね。
また、材料もドラッグストアなどで簡単に手に入るものですから、思い立ったらすぐに作ることが出来ます。
作り方も簡単で、無水エタノールと精製水を1:9の割合で混ぜて、精油をお好みで数滴垂らすだけで出来てしまいます。
容器は、スプレーボトルや霧吹きなど、100円均一でも手に入りますので、自分の使い勝手が良いものを用意してください。
家に消毒用エタノールならば常備してあるという場合は、消毒用エタノールと精製水の割合を4:6にすると良いでしょう。
精油というのは、天然のエッセンシャルオイルのことで、香りづけ以外にも様々な効能があります。
例えば、ユーカリやペパーミントはすっきりとした爽やかな香りで、殺菌効果や防虫効果があるといいます。
他にも、精神的作用や身体的作用に使える様々な精油がありますので、自分にあった香りを選んでみるのも楽しいでしょう。
そして、エタノールは揮発性に優れているので、お布団に使用しても乾きが早いので安心ですね。
ただし、市販されているものと比べて、手作りのものはあまり日持ちがしませんので、一度にたくさん作るのではなく、1~2週間ごとに作る方が安心です。
また、エタノールにアレルギーがある方はご注意ください。
お布団は除菌スプレーだけではダメ?
除菌スプレーは非常に優れていて、季節や天気に左右されずに使うことが出来て、とても便利ですよね。
しかし、除菌スプレーだけに毎日頼るのではなく、他の方法でもお布団を清潔に保つ必要があります。
お布団は天日干しでも室内干しでも良いので、何日置きかできちんと干すようにして、必ず湿気を飛ばしてあげるようにしましょう。
除菌スプレーを使っているから安心だと、敷きっぱなしにするのは避けてくださいね。
そして、シーツや枕カバーなどは汗を直に吸い取ってしまっているので、きちんと洗濯をして汗や皮脂の汚れを落とすようにしましょう。
特に、子どもは大人よりも多く汗をかきますので、頻繁にシーツを替えてあげる方が良いですね。
また、現在テレビでもネットでも除菌や抗菌についての情報がたくさんありますが、あまり頻繁に菌を遠ざけてしまうと免疫力が弱まってしまうことがあります。
もちろん、お布団にカビやダニがつかないように清潔にすることはとても良いことなのですが、過度に消毒することは避けた方が良いでしょう。
効果的なタイミングで除菌スプレーを使おう
今回は、お布団を除菌するためのスプレーについて、注意点やお勧め商品、作り方などを、まとめてみました。
市販のものでも、手作りのものでも、それぞれ使い方をしっかりと守って効果的にお布団を除菌出来ると良いですね。
また、干したり洗濯したりするのも忘れないようにしましょう。
お布団を清潔に保って、一日の終わりを気持ち良く迎えましょう!