ベッドマットレスシングルサイズ!おすすめの選び方徹底検証

人は、一生の内に何回程、ベッドマットレスを買い替えるでしょうか?

一般的に買い替えるタイミングは、色々な節目のタイミングが多いですよね。

そのような時期は他の色々な物を買い替えたりもしますので、案外悩んでた割には、安易に決めてしまう事があります。

そこで、初めてシングルベッドマットレスやベッドを買い替えを検討中の方にも、分かりやすく参考になるようなおすすめ商品を、好みや体型別にお伝えします。

ベッドマットレスシングルサイズの選び方ポイント①

ベッドマットレスの寝心地はコイルのマットレスの硬さにより違います。

種類は、大きく分けて、コイル系とノンコイル系に分けられます。

2つにはそれぞれ特徴がありますので、それを知り理解して、自分に合うものを選びましょう。

コイルには色々な種類があります。

①ボンネルコイル

耐久性が高い体にフィットしやすいです。

コイルを上下に連結した構造で、上から力が加わると全体に沈みます。

沈み方は緩やかで、体の負担を分散してくれるので、1点に負荷がかかりにくい構造で耐久性も高めです。

欠点は、体を面で支えるため、どうしても寝る姿勢をまっすぐに維持できません。

体を真っすぐに保とうとすると、常に緊張状態になります。

ですので、姿勢の悪い人は、疲れてしまいます。

寝返りを打つと、スプリングが揺れますので、シングルベッド以外では不向きと言えるでしょう。

②高密度スプリング

別名、ハイカウントとも呼ばれ、ボンネルコイルマットレスの約1.5倍ものコイルを使用してあります。

寝心地は硬めで沈み込みも少なく体重の重い人にもおすすめです。

寝姿勢も真っすぐに保たれていますので、硬いベッドマットレスが好きな人に良いです。

また、こちらのマットレスは、全て硬いわけではありません。

最近はクッション性もアップした商品もありますし、耐久性にも優れていますのでビジネスホテルのような所での使用も多いです。

ですので、ビジネスホテルの寝心地がお好みの方はこちらがおすすめです。

③ポケットコイルマットレス

体を点で支えますので、腰、頭など重い部分だけピンポイントで沈み込み、体に負担をかけません。

包み込まれるフィット感がありますのでリラックスした自然状態で寝ることが出来ます。

ボンネルマットレスと比べると価格も高めですが、独立しているコイルが振動を伝わりにくくしていますので、ダブルベッド使用にもおすすめです。

ベッドマットレスシングルサイズの選び方ポイント②

次にノンコイル系ですが、名前の通り、ベッドマットレスにコイルがないタイプです。

主に低反発マットレス、高反発マットレスと言われるものがこの種類です。

①低反発マットレス

押し返す力が控えめですので体重のかかる腰回り頭などは深く、足、腕などは浅く沈む特性があります。

包み込まれるような柔らかい寝心地ですので、柔らかさを求める人や硬めだと寝れない人におすすめです。

体重の重い人は、沈みすぎますので女性や子供に適しています。

②高反発マットレス

適度に弾力があり、自然な姿勢で眠れます。

硬めのマットレスが好みの人はこちらが良いでしょう。

体重のある人や、腰痛持ちの人は沈み過ぎないので、寝返りも打ちやすいです。

このような、低反発、高反発マットレスなどの寿命は、2~3年と比較的短めになりますが、コンパクトに収納出来たり処分の際も楽です。

ですので、1人暮らしの学生、シングルベッドの置き場所があまりない部屋に住む人、単身赴任で引っ越しが多い人などに適しています。

ベッドマットレスは通気性が良いものがおすすめ!

日本の気候は湿気が多めです。

当然ながらマットレスの寿命、劣化には注意しなければなりません。

ベッドマットレス購入の際は、通気性を調べることは大切です。

ボンネルコイル、高密度スプリングは重量があるので、干すことは、ほぼ不可能に近いです。

ですが、コイルの隙間を空気が通りやすいですので、通気性に優れています。

その一方で、ポケットコイルやノンスプリングは、通気性は悪いですが軽く、移動がしやすいので干したり、裏に返したりして湿気対策が出来ます。

マットレスのサイズにもよりますが、シングルベッドで自宅干しが可能ならば、通気性はあまり気にせず考えても良いです。

しかし、干す場所がない場合は、裏返ししやすい物もしくは3つ折りの商品を選ぶなどがおすすめです。

湿気対策も、しっかり考えましょう。

シングルベッドマットレスは体幅プラス30センチがおすすめ

ベッドマットレスは、長さ、幅を共にチェックして選んでみましょう。

理想の幅は、自分の横幅の左右、15センチプラスしたサイズです。

シングルサイズは100センチですので、普通体型でしたらこのサイズがおすすめです。

少しゆとりが欲しい人でしたら、セミダブルが良いと思います。

寝相が悪かったり、たまに子供と寝る、ペットと寝る場合でも、余裕がある方がいいですよね。

また、幅は比較的自由に選べますが、見落としがちなのは長さです。

長さはバリエーションが少なく、購入の際に確認しないで買うことも多いですよね。

通常サイズのベッドマットレスは長さ195センチ程度で、身長の高い人は、はみ出ることがありますので、確認を十分にしてから購入して下さい。

おすすめは店頭でベッドマットレスを試してみること!

今までのポイントをチェックした上で、「これがいいな!」と思うベッドマットレスに、店頭で一度寝転んでみることがベストです。

チェックの際は、仰向きだけではなく、横向きも試してみて下さい。

仰向けで寝転んでみる時は、立っている時と同じ姿勢でいることを確かめながら、腰回りが浮かないか、沈みすぎたりしていないかも確認することです。

浮きすぎ、沈み過ぎは睡眠中に腰に負担をかけますので、あまりおすすめできません。

横向きの時は、肩や腰に違和感がないかを確かめましょう。

また、寝返りは打ちやすいかも確認しましょう。

実物を見ることで、実際のシングルベッドのサイズ感や感触を、購入前に確実に確かめられます。

毎日、使うものですので慎重に選びましょう。

ベッドマットレスを劣化させない対策!

ベッドマットレスが劣化する原因は、先にお話ししました湿気ともう一つ、カビです。

一晩で、人は汗をコップ1杯分かくと言われています。

体重が70キロの人ですと、100ccです。

これらが、お布団やマットレスに毎晩しみ込めば大量の水分を吸収している訳ですので、考えただけでゾッとしますよね。

寝具で衛生的で快適な睡眠環境を作るには、湿気をこもらせないようにし、月に1度はマットレスの表、裏を入れ替えしましょう。

お布団も湿気をたくさん含んでいますので、同じような手入れは必要です。

ベランダなどに干す場所がなく、湿気対策に困っている人には除湿シートをマットレスの下に敷くのも良いです。

除湿シートはシングル、セミダブル、ダブルとサイズがありますので、適切な物を敷き湿気対策をしましょう。

干し場所があるのでしたら、定期的に陰干しもおすすめです。

梅雨の時期など、湿気が高くなる時期には、カビやダニの繁殖が活発になります。

お手入れを忘れると、アレルギーを引き起こしたり体調を崩す原因になりますので、汚れ・湿気を取り除きましょう。

睡眠は大切!環境づくりから

ベッドマットレスを新調したら、快眠を促す枕や素敵なベッドカバーなどの取り換えもおすすめです。

寝具にこだわることでより良い睡眠がとれるようになると思います。

睡眠環境を整えることで、毎日の疲労回復や健康維持が出来るのは理想ですね。

良い睡眠環境つくりの参考にして、毎日しっかりと疲れを取って下さい。