お布団はコインランドリーで洗濯可能!洗い方と注意点とは

コインランドリーでお布団が洗えるのは、もはや常識です。

ここなら、毎晩汗を吸って汚れているお布団をきれいに洗って、しかも乾燥までできてしまいます。

そして、きれいになったふかふかのお布団なら、気持ちよく眠れます。

とはいえ、洗い方を間違えてしまうと、お布団がボロボロになることもあります。

さらに、注意したい点は他にもあります。

ここでは、コインランドリーを利用したお布団の正しい洗い方についてご紹介していきましょう。

お布団はコインランドリーで洗える

毎日使っているお布団は、夜寝てから朝起きるまでにたくさんの汗を吸っています。

そんなお布団を、天気のいい日に干せば、それからしばらくはフワッとした感触のお布団でぐっすり眠れます。

とはいえ、お布団を干せるような日は限られています。

そのため、毎晩汗を吸っているお布団を、たまにはコインランドリーで洗濯して日ごろの汚れを落とし、フワフワに乾燥させてみてはいかがでしょうか。

その前にまず、お布団が洗えるかどうか、確認してください。

基本的に、合成繊維や綿で作られているお布団は、水洗いできます。

ただし、中にはウレタン素材などドライクリーニングでしか洗えないお布団もあります。

なお、今使っているお布団が水洗いできるかどうかは、お布団についている洗濯表示のタグを確認すれば分かります。

ちょうど、洋服に付いているような洗濯表示のタグがお布団にも付いているので探してください。

もし、このタグに手洗い可能のマークが付いていれば、コインランドリーでも洗濯できます。

また、「ネット使用」や水温の指定などの条件が付いていたとしても、コインランドリーで洗えるので安心してください。

お布団の洗い方については、後にご説明していきます。

洗濯する前にこんなお布団には注意を

もちろん、お布団の洗濯表示のタグには、水洗いできないマークが付いている場合は、コインランドリーでも洗えません。

これは、素材が水洗いすると縮んでしまったり、色落ちしたりするからです。

まず、羊毛が入っているお布団は、コインランドリーの洗濯機では洗えません。

このタイプは、お風呂の中で手もみ洗いのように踏み洗いする、という方法もありますが、手洗いできる大きさではありませんよね。

このタイプのお布団の洗濯は、専門の技術を持ったクリーニング屋に洗い方について相談するのがおすすめです。

さらに、金糸や銀糸の刺繍が入っている、婚礼用のお布団や羽毛布団も水洗いはできません。

羽毛布団は水洗いしてしまうと、羽毛が片寄って塊になってしまいます。

しかし、中の羽毛が動かないように立体キルト構造になっている羽毛布団は、水洗い可能なタイプもあります。

羽毛布団だからとあきらめずに、タグの洗濯の条件をよく確認してください。

さらに、気を付けたいのが低反発ウレタン素材の敷布団です。

この素材は、水に濡れると化学変化を起こしてボロボロになる場合もあります。

なお、この素材のお布団では、クリーニング屋に持ち込むことで、洗濯してもらえます。

ぜひ、行きつけのクリーニング屋などに相談してみてください。

洗い方も安心!お布団を洗えるコインランドリーの選び方

こうして、いつも使っているお布団が水洗いできると分かったら、次はコインランドリー選びです。

なお、水洗いできるお布団は、基本的に家庭でも洗濯できます。

ただし、大型の洗濯機でなければ、お布団は入りません。

仮に洗濯できたとしても、水を吸った重いお布団を乾かすのも一苦労です。

家庭では洗えない大きなサイズのお布団を洗濯するためには、やはりコインランドリーを活用しましょう。

しかし、どこでもいいという訳ではありません。

お布団を洗うとなると、幾つか条件があります。

まず、自宅からコインランドリーまで重いお布団を運ばなくてはなりません。

そのため、車で行くことが前提になります。

また、店のすぐ前に駐車場があるお店をおすすめします。

そして、お布団専用の洗濯機のあるお店が理想です。

なお、お布団専用の洗濯機の周囲には、お布団の洗い方の案内も書いてあるので安心です。

また、そのようなお店では、看板などでお布団が洗えることを掲示しています。

ぜひ探してみてください。

コインランドリーを利用したお布団の洗い方と注意点①

一般的にコインランドリーには、ドラム式の洗濯機と、同じくドラム式の乾燥機が置いてあります。

洗濯と乾燥が一度にできる洗濯機も置いてあるので、できればこのタイプを選んでください。

このようなタイプであれば、重い濡れたお布団を出し入れせずに済みます。

そして、コインランドリーの洗濯機が大きいからといって、そのままお布団を入れてはいけません。

なぜなら、回転するドラムの中で、お布団がボロボロになってしまう可能性があります。

まずは、お布団を丸めて広がらないようにしっかりとビニールのひもで縛ってください。

なお、洗濯機のサイズは、縛ったお布団を入れるとドラムの3分の2以上を占めるくらいが目安です。

できれば、中で動かないくらいのピッタリなサイズに入れてください。

そして、洗い方を機械に任せると、30分から40分程度で洗濯が終わります。

こうして、洗濯ができたら次は乾燥です。

まず、洗ってすぐのお布団は、中の綿などが水分を含んでいます。

そのため、衣類などよりも乾燥に時間がかかります。

乾燥を行う際は、だいたい1時間~が目安になります。

生乾きの状態ですと、お布団に臭いが残る場合もあります。

しっかりと乾燥させてください。

コインランドリーを利用したお布団の洗い方と注意点②

コインランドリーでお布団を洗う場合、お布団のタイプによっては、洗い方に注意しなければならないケースがあります。

例えば、水洗い可能な羽毛布団を洗濯する場合、一般的な衣類を洗濯する洗剤は使えません。

前出の洗濯タグにも書いてあるのですが、刺激の少ない中性洗剤を使用してください。

なお、洗濯機には、自動で洗剤を加えるタイプもあります。

この場合はそういった全自動タイプは避けて、自宅から持って行った中性洗剤が使える洗濯機を利用してください。

また、柔らかいお布団は、ドラムの中で広がらないようにひもで縛る必要がありますが、3つに折れるような固い敷布団は、ひもで縛らずに折って入れた方がきれいに洗えます。

コインランドリーの中では、お布団をひもで縛るだけのスペースは無いので、家であらかじめ準備しておくといいでしょう。

また、大きなコインランドリーなら、ショッピングカートが置いてあります。

車からお布団を運ぶ際には、そういったショッピングカート利用すると便利です。

はじめてコインランドリーでお布団を洗うなら

これまでご説明したように、お布団には洗濯機で洗えるタイプがあり、コインランドリーに持っていけば簡単に洗濯できます。

もし、はじめてコインランドリーでお布団を洗うなら、スタッフがいるお店がおすすめです。

一般的なコインランドリーは、洗濯機が置いてあるだけで無人です。

しかし、最近は、スタッフが常駐しているコインランドリーもあります。

たとえば、クリーニングのチェーン店が経営するコインランドリーがあります。

こういったお店は、クリーニング店に隣接しており、何かトラブルがあるとクリーニング店のスタッフが対応してくれます。

もし、初めての場合は、こういったお店を選んでください。

スタッフに相談すると、お布団の洗い方などを教えてくれます。

また、コインランドリーのスタッフが洗濯物を預かって、お店の洗濯機で洗った後、その洗濯物を届けるサービスを有料でやっているお店もあります。

そういったお店では、お布団も預かって洗濯してくれるサービスもあります。

近くにこのようなコインランドリーがないか、ぜひ探してみてください。

お布団を洗濯して気持ちよく寝るには

今回は、コインランドリーの大きな洗濯機を利用したお布団を洗い方についてご紹介してきました。

お布団を丸洗いするのと同時に、毛布や枕も一緒に洗濯してみましょう。

毛布の洗い方のコツは、お布団と同じように広がらないようにひもで縛り、洗濯機の中で大きく動かないように、できるだけ詰めて入れることです。

ただし、毛布や枕には、お布団と同じように水洗いできないタイプもあるので、それらを洗濯機で洗うのは避けてください。

毎日気持ちよく寝られるように、たまには、お布団一式を丸ごと洗濯してみてはいかがでしょうか。