お布団とマットレスの選び方はなにを重視する?ポイントは?

眠る時にはベッドが良いのか、お布団が良いのかは人それぞれ違いますよね。

どちらを選んでも良いのでしょうが、寝具によっては心地良い睡眠を得られないこともあります。

どのような寝具を選ぶと、質の良い睡眠がとれるのでしょうか。

今回は、お布団やマットレスの種類と、それぞれの選び方についてご紹介します。

どのような寝具が自分に合っているのか、選ぶ時の参考にしてみてくださいね。

お布団とマットレスは別々に使うのが正しい?

そもそも、お布団とマットレスは一緒に使うものではないのでしょうか?

それぞれ単独で使うのが正しいのでしょうか?

実は、どちらが正解ということはなく、単独で使う場合も別々に使う場合もあります。

元々は、和室にお布団を敷くことが前提となっていたため、お布団の下にマットレスを敷くことはありませんでした。

しかし、現在、住宅の環境が一変し、和室よりも洋室の需要が増えたため、直接お布団を敷くと硬くて眠れません。

そのため、ベッドの使用やお布団の下にマットレスを敷く文化が定着したわけです。

ただし、当然のことながら洋室が増えるに伴って、寝具も進化します。

現在では、床に1枚で使えるマットレスや厚手の敷布団があるため、ベッドではなくフローリングにそのまま1枚で使用する方も多くいます。

では、どちらが良いのかというと、どちらとも言えないのが現状です。

お布団かマットレスかの選び方は、素材によっても変わります。

次の項ではお布団の種類について見ていきますので、選ぶ素材によってはマットレスとも併用すると良いでしょう。

お布団にはどんな種類がある?

では、ここでお布団の種類を見ていきましょう。

掛け布団と敷布団は、選び方のポイントが異なります。

掛け布団は保温性と軽さが重視されますが、敷布団は固さや吸湿性も必要になります。

お布団の種類は主に5つに分かれます。

・羽毛

保温、吸湿性、放湿性に優れていて、やわらかく軽いので掛け布団に最適です。

敷布団には向いていないため、あまり作られていません。

・木綿

昔からある素材で、肌にやさしく保温性と吸湿性に優れています。

弾力も温かみもありますが、敷布団はマットレスとの併用が良いでしょう。

・羊毛

保温性や吸湿性、放湿性にも優れていて、お手入れもしやすいのが特徴です。

ただし、やわらかく潰れやすいので敷布団は1枚での使用は難しいでしょう。

マットレスとの併用がお勧めです。

・キャメル

保温、吸湿、放湿性、全てとても優れていて、弾力や硬さも良いものです。

季節を問わず敷布団には最適な素材ですが、高価なので求めにくい、とも言えます。

こちらは、厚みがないものが多いのでマットレスとの併用がお勧めです。

・化繊(ポリエステル、ウレタンフォームなど多数)

保温や吸湿はあまり良くなく、静電気がおきやすいのでほこりに注意が必要です。

クッション性は高く、耐久性もあり安価でもあるため、求めやすいと言えます。

こうして見ると敷布団に向いているのは4種類ですが、ほとんどがマットレスとの併用を必要としています。

マットレスにはどんな種類がある?

それでは、今度はマットレスの種類を見ていきましょう。

マットレスの選び方は、お布団と違い、素材よりもスプリングや耐久性を重視することが多くあります。

マットレスには、大きく分けて4種類あります。

・ボンネルコイルマットレス

中のスプリングが連結されているため、硬めで寝返りがしやすいです。

耐久性が高く、長持ちします。

・ポケットコイルマットレス

スプリングが独立しているため、立っている時と同じように身体が沈みます。

身体への負担が軽いのですが、スプリングの部分部分で耐久性が異なります。

・低反発マットレス

やわらかく体圧分散は良いのですが、沈み込む分、寝返りがしにくいです。

また、通気性が悪く変形しやすいものが多いようです。

・高反発マットレス

硬めで寝返りがしやすいのが特徴です。

昔ながらのマットレス、と言えるでしょう。

ベッドで使用するマットレスに関しては、敷布団と併用しないことが前提として作られています。

床で使用するマットレスに関しては、敷布団と併用する場合も、1枚で使用する場合もあります。

お布団とマットレスの選び方1 寝心地

それでは、お布団とマットレスの選び方を見ていきましょう。

まず、優先されるのは、寝心地です。

「何を当たり前のことを…」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、昔と比べて通信販売がお買い物の主流となっている現代では、お店や他人の評価だけを参考に商品を買う方も多いのです。

もちろん、それが悪いわけではありませんし、評判の良い寝具は万人受けするものが多いのも事実なのでしょう。

しかし、全ての人が同じ好みのわけでもありません。

そのため、寝具に関しては評判だけで決めるのではなく、実際に寝心地を試してみてから購入する方が安心だと言えます。

それでも、どうしても気になるマットレスやお布団が、身近で試すことが出来ない場合もあるかもしれません。

そのような時には、出来るだけ近い素材のもので試してみたり、硬いものとやわらかいもののどちらが合うのか、寝転がってみて比べるだけでも良いでしょう。

毎日、一番リラックスする場所ですので、出来るだけ妥協はしたくないですよね。

お布団とマットレスの選び方2 素材

お布団とマットレスの選び方で、もうひとつ重要なのは素材です。

前項で寝心地が良いのがポイントだと述べましたが、寝心地だけでは決められないのが寝具なのです。

例えば、ふかふかのやわらかい敷布団で眠るのが好きな方がいるとします。

しかし、肩こりや腰痛持ちの場合には、やわらかいお布団では悪化してしまう可能性があります。

寝心地だけを求めて、実際には身体に負担を与えてしまっているのでは、快適な睡眠を得ることは出来ないでしょう。

また、重みがあって温かい木綿のお布団を好む方は多いでしょう。

しかし、こまめにお手入れするのが苦手な方だとどうでしょうか。

木綿布団は放湿に関しては優れていないため、こまめに干すなどして湿気を逃がしてあげなくてはなりません。

お手入れが苦手な方の場合には、せっかく買った寝具にカビを発生させてしまう可能性がありますよね。

また、羊毛やキャメルを求めてみたものの、「独特な匂いが嫌」と感じる方もいるようなので、自分の体質や性質に合った素材選びも、寝心地と同じくらい大切なことなのです。

マットレスとお布団を併用する場合にも、それぞれの個性を消してしまわない合わせ方が必要となります。

それぞれの素材の特徴をしっかりと捉えて選ぶようにしましょう。

選び方で注意したいこと!安ければいいわけではない

お布団とマットレスの選び方で、もうひとつ考えたいのが価格です。

ひとくくりに「高反発マットレス」や「木綿布団」と言ってみても、中身がまったく違うものもあります。

その目安のひとつとなるのが、価格です。

もちろん、値段さえ高ければ良いと一概に言うことは出来ませんし、安価なものでも良質なものはたくさんあるかもしれません。

それでも、寝具に関してあまりに安いものは、やはりお値段分の価値しかないと考えます。

寝具の中でもマットレスやお布団は消耗品で、6~10年で取り替えるのが目安だと言います。

ただし、安価なものだとそれ以下という可能性もあります。

品質でかなりの差が出るようですが、どちらにせよ、一生ものではありません。

そのため、高価すぎるものでも買い替えが必要になってくることは確かでしょう。

このようなことから、マットレスを選ぶ時には、1万円以上のものを選ぶようにしたいですね。

お布団に関しては、素材によって価格が全く変わってくるので一概には言えませんが、最安値に近い金額は避けた方が無難でしょう。

当然のことながら、商品の説明には良いことだけが記載されていますから、なぜ安いのかはわからない場合もありますよね。

そのような時には、耐久性についてもしっかりと調べてみると良いでしょう。

安価なものは、購入時の寝心地が良くても耐久性が低いことがほとんどですので、耐久性に優れていないものは注意が必要です。

眠る時の環境に合わせた寝具選びを

マットレスとお布団の選び方は、とても難しいものです。

ベッドかお布団かというだけではなく、お部屋の位置や床材によっても変わってきます。

戸建ての場合には、1階と2階では床から伝わる温度も変わりますので、ベッドでない場合には一層の注意が必要となります。

自分の眠っているお部屋や環境に合わせて、より良い睡眠がとれるような寝具選びが出来るように、たくさん試して最高の1枚を選んでみてくださいね。