今、食事の後の短時間睡眠が見直されており、会社の机でも使えるお昼寝グッズが人気です。
とはいえ、会社でのお昼寝に抵抗がある方もいるでしょう。
しかし、お昼に短時間の睡眠を取ると、午前中の疲れをリフレッシュでき、午後の仕事に集中できるようになります。
そのため、ここではそういった短時間の睡眠のメリットと注意点、そして、便利なお昼寝グッズについてご紹介します。
人間にとってお昼の睡眠は自然なこと
お昼ごはんを食べた後、どうも眠くて仕事に集中できない、と感じる日があるのではないでしょうか。
中には、前の日に遅くまで起きていたからとか、ここ何日か仕事が忙しかったから疲れが溜まっている、といった方もいるでしょう。
しかし、そういった理由が無いのに、眠くなることもあります。
これは、人間の体には独特のリズムがあり、ちょうどお昼くらいに眠くなるようにできているからです。
そのため、この時間に短時間の睡眠を取ることは、人にとって自然なことです。
例えば、スペインでは、お昼ごはんを食べた後、お昼寝のための休憩をとる習慣があります。
また、最近では、日本の小学校や中学校の中でも、午後の授業の集中力アップを目的に、給食の後にお昼寝させる学校もあります。
そして、昔から身体を使う仕事をしている人にとっては、仕事の合間のお昼休みに昼寝をするのは、珍しいことではありませんでした。
最近では、会社の机でお昼寝する方のために、オフィスでも使える睡眠グッズも売られています。
そういうわけですので、お昼寝に前向きになってみてはいかがでしょうか。
お昼に短時間の睡眠を取るメリット
オフィスの机でお昼寝していると、だらしないと思われるかもしれません。
しかし、お昼寝には、多くのメリットがあります。
周囲の目を気にしないで、堂々と短時間の睡眠をとり、午後にバリバリ仕事をして、そのようなことをいう人を見返してやりましょう。
このお昼寝のメリットは、「お昼休みの直後の会議であくびをしなくても済む」ことだけではありません。
午前中がんばった分の疲労回復や、午後の仕事に集中でき、さらに記憶力がアップするといった効果も期待できます。
そして、仕事を効率的に進められ、業績アップにも繋がります。
なお、お昼寝は、10分から20分程度の短時間の睡眠がよいとされています。
逆に長すぎると、頭がぼーっとしてしまうのでよくありません。
そして、短時間で効果的な睡眠を取るためには、おでこにお昼寝の跡を作らないように、小型クッションなどの睡眠グッズを活用することをおすすめします。
また、お昼寝する前に、お茶やコーヒーといったカフェインを含む飲み物を飲むと、10分ほどで自然に目が覚めるのでおすすめです。
オフィスでのお昼寝に便利な睡眠グッズ
道路工事の作業者など肉体労働をされる方は、車の中やプレハブ小屋の中で、横になってお昼寝をしている方が多いです。
また、工場の作業者は休憩用の部屋で短時間とはいえ、やはり横になってお昼寝しています。
このように身体を使う仕事場では、横になれる場所が用意されているのが普通のことです。
しかし、大抵のオフィスでは、そのような横になってお昼寝できる場所はありません。
そのため、お昼寝しようと思ったら、机の上で突っ伏して寝ることになります。
しかし、そのように寝ている人は、起きたらおでこが真っ赤で、恥ずかしい思いをすることもあります。
もし、机の上でお昼寝するなら、小型のクッションを上手く利用しましょう。
そして、オフィスで使うのに便利な睡眠グッズの代表は、真ん中に穴の開いたクッションです。
この穴に顔を埋めて寝れば、息苦しくないばかりか、おでこが赤くなるのも防げます。
また、小さくまとめて机にしまえる点が便利な、腕に巻いて使えるクッションや、周囲の明るさや雑音が気にならなくなる、頭にすっぽりかぶるタイプのクッションなども人気です。
ぜひ、使い勝手のいい物を探してください。
短時間の睡眠におすすめの他のグッズ
オフィスで使いやすい睡眠グッズは、クッションばかりではありません。
もし、リクライニングシートが使えるのなら、たとえ短時間でも、その椅子でゆっくりお昼寝すると、より疲れが取れます。
そして、そういったリクライニングシートで使える睡眠グッズも販売されています。
例えば、明るい会議室のリクライニングチェアでお昼寝するなら、ネックピローとアイマスクが便利です。
どちらもトラベルグッズとしても多くの種類が販売されているので、それらを流用されても構いません。
その中には、事務所で使って恥ずかしくない商品もありますので、探してみてはいかがでしょうか。
また、アイマスクの中には、USBなどで目の周囲を温めてくれるタイプもあります。
このタイプは、午前中の仕事で疲れた目を効果的に休ませてくれます。
1日、パソコンの画面をずっと見つめる仕事で目薬が欠かせない、という仕事をされる方には、お昼寝で頭とともに目もリフレッシュできるのでおすすめです。
家でのお昼寝に便利な睡眠グッズ
家にいても、お昼ご飯を食べた直後には眠くなります。
これは、前にもご紹介したように、人間のリズムによるものです。
だからといって、ベッドに横になると、長く寝てしまいます。
しかし、お昼寝を30分以上長く寝るのはよくありません。
夜、寝付けなくなるうえに、生活のリズムを崩す原因となります。
短時間の睡眠で済ませる工夫が必要です。
そのため、家でお昼寝する場合も、横になる前に、お茶やコーヒーなどのカフェインを含む飲み物を飲んで、10分から20分程度で目が覚めるようにしましょう。
また、家でお昼寝する際におすすめのグッズは、アイマスクです。
人は、明るいとなかなか寝付けません。
そのため、オフィスでお昼寝する場合は、机に突っ伏して周囲の明るさが気にならなくするのがポイントの1つです。
もちろん、家でも周囲の明るさが気にならない工夫が必要です。
その点、アイマスクは手軽に着けられます。
ただし、耳栓は、不意な来客などがあった場合に起きられなくなるので、お昼寝の際に使わない方がいいでしょう。
短時間の睡眠でも油断は禁物
ここまでご紹介したグッズの他に、中心に穴が開いたサイコロのような形のクッションも人気です。
このタイプは、家で横になったり、オフィスの机で突っ伏してお昼寝するのにも使えます。
なお、こういったクッションを使って、家で横になってテレビを見ていたりすると、つい油断して寝てしまうこともあります。
とはいえ、夕方に寝てしまうのはよくありません。
その影響で、夜に眠れなくなることもあります。
たとえ、10分程度の短時間だとしても、お昼寝した日には夜寝るまでに9時間程度開けると、夜もぐっすり眠れます。
これは個人差があるものの、人のリズムに基づいたことです。
例えば、午後1時ごろにお昼寝したら、夜10時過ぎが寝るのにちょうどいい時間です。
しかし、午後4時ごろに短時間でも寝てしまうと、0時過ぎの夜中まで寝付けないこともあります。
それが原因で十分な睡眠が取れず、体調を崩す原因にもなるので、注意しましょう。
短時間の睡眠で午後の活力アップを
これまでご紹介したように、お昼の短時間の睡眠のメリットから、お昼寝が見直されており、便利なお昼寝グッズも販売されています。
とはいえ、家庭で変な時間にお昼寝してしまうと、夜、眠れなくなることもあります。
ぜひ、上手にお昼寝して、午後の仕事の活力にしてください。
今回、ご紹介したお昼寝グッズはどれも気持ちいいものばかりです。
活用してみてくださいね!