ベッドマット(マットレス)の良し悪しは、価格で決まるものでしょうか?
そうとばかりは言えませんが、あまりに安すぎるベッドマットは、品質的に問題を抱えているものも少なくありません。
いろいろと販売されているベッドマットの正しい選び方や、安いのに優秀なおすすめの商品をご紹介します。
ベッドマットに注目!おすすめの安い商品の選び方
最近ではベッドを愛用する人が増えている影響で、ベッドマットも多く販売されるようになりました。
また、若い世代を中心に、ベッドを使わずフローリングの上に直接ベッドマットを置き、ベッドとして使用する方法などもあるようです。
おすすめとされる安いベッドマットはいろいろな会社で販売されていますが、どんなベッドマットが人気があるのでしょうか?
ベッドマットを選ぶ基準として考えたいポイントは、「体圧分散性」「厚さ」「価格」です。
体圧分散性はベッドマット選びに重要なもので、体圧分散性が低いと体の疲れが取れなかったり、腰痛の原因になることもあります。
また、ベッドマットの厚さも重要です。
ベッドマットが薄いと寝返りや体の向きを変える時に、体に痛みを感じることがあります。
それに、高反発マットレスを使用する場合、厚さがないベッドマットは寝心地が悪く、十分な睡眠が取れない原因となります。
ふかふかな感触を得るためには、厚さが重要です。
そして、価格ですが、どんなに良いものでも自分に見合っていない価格であれば、なかなか購入までに至らないでしょう。
最近は特に、コストパフォーマンスが良いベッドマットも多数販売されているので、上手に選びたいものです。
ベッドマットの品質!おすすめできない安いマットレス
ベッドマットを購入する時の選び方のポイントとして、価格も挙げましたが、あまりに安い商品は要注意です。
ベッドマットの品質は、使用してみないとわからない部分もありますが、ネットなどで販売されている格安のマットレスの中にはおすすめできない商品もあります。
マットレスの価格は実に様々で、シングルサイズで30,000円以上の値段であると、大体が大手メーカーが出しているものになります。
性能も値段に釣り合ったものが多いです。
しかし、最近では2,000円程度で販売されているものもあります。
ベッドマットの品質を考えた場合、通気性や弾力性、体圧分散性、耐久性などが取り上げられますが、安いベッドマットの特徴は、まず耐久性が乏しいことでしょう。
安いベッドマットのほとんどがウレタン素材であっても密度が小さいことや、綿素材のものなら綿の量が少ない、といったことがあります。
そのため、就寝時に横になった途端にベッドマットが沈み、床と背中や腰が接している状態と同じとなります。
そうなると、常に筋肉が緊張した状態で、体の向きを何度も変えるため、疲労が蓄積することも考えられます。
睡眠が十分に取れないことからストレスも蓄積され、悪循環になってしまうことでしょう。
安いマットレスを使用することで腰痛を感じる人は、これらの原因によることも多いと言われています。
ベッドマットはどちらがいい?高反発と低反発
ベッドマットを語る時に、よく出てくるのが高反発マットレスと低反発マットレスです。
特に、最近おすすめされるのが高反発マットレスですよね。
しかし、その一方で低反発マットレスは安いことも多く、まだまだ人気です。
高反発マットレスと低反発マットレスにはそれぞれに特徴があり、選ぶ人の好みもあるので、どちらが良い、悪いということははっきりとは言えません。
高反発マットレスは、高反発ウレタンを使用しており、表面が硬めではねる感じがあります。
寝返りが打ちやすいことと、寝姿勢が崩れにくいことが特徴でしょう。
そして、低反発マットレスは低反発ウレタンを使用し、体圧分散性が高いです。
ですが、体を支える力が弱いので、寝姿勢は崩れやすく、寝返りがうちにくいこと、通気性がなく蒸れやすいことが特徴でしょう。
変形が大きくへたりやすいのも取り上げるべき点ですね。
このようなことから、高反発マットレスの方が体に良いのではないか、という説も多いですが、高反発マットレスは硬すぎて寝心地が悪い、という人もいます。
低反発マットレスでもおすすめの安い商品!
ベッド業界、医療業界でも高反発マットレスを一押しする声は高いようですね。
しかし、高反発マットレスが硬すぎて好きではない、という人にとって、低反発のベッドマットでもおすすめのものはないかと考えてみました。
ニトリから販売されている低反発マットレストッパーは、興味深いものがあります。
このベッドマットは低反発ですが6㎝というベッドパッドと同じくらいの薄さで、しかも価格が安い商品です。
これを高反発マットレスの上に設置することで、寝心地がかなり変わります。
総合的には高反発マットレスの「表面だけが柔らかい」という状態になることで、高反発マットレスだけでは硬すぎて寝にくいという人に喜ばれる商品となっています。
価格も10,000円くらいですので、安心ですね。
高反発マットレスが苦手で、低反発マットレスの品質が気になる人にはおすすめです。
ただし、高反発マットレスの上に敷く形になるので、マットレス同士がずれやすいことや、通気性が問題点となるため、時々低反発マットレスを干すなどの工夫も必要でしょう。
マットレスの種類における違い!おすすめは?
高反発マットレスと低反発マットレスとは別の種類としてのベッドマットも販売されています。
それは、長い研究を重ねて開発されたボンネルコイルとポケットコイルのベッドマットです。
こちらの価格は、比較的安い10,000円前後が相場となっており、おすすめです。
その中でもEVAのボンネルコイルマットレスは、「コイル全体が連結していて体を面で支える」という特徴があります。
寝心地は硬く、寝返りを打ちやすいタイプのベッドマットで、腰痛が気になる人におすすめです。
一方でnerucoのポケットコイルマットレスは、「ひとつひとつのコイルが独立していて面ではなく点で支える」タイプのベッドマットです。
体の圧力を分散させてくれる体圧分散性が高く、立っている時の状態に近く、体への負担が少ないとされています。
体に適度にフィットする機能性があるので、体の疲れをほぐしてくれるメリットがあります。
このように、最近では大手メーカーのマットレスに比べて安くても、その品質が見直されている商品も多くなっていて、話題となっています。
睡眠を快適にするためのベッドマットを選ぶ
ベッドマットを購入する際には、熟睡できる商品を一番に考えて選びたいものです。
人それぞれに好みがあり、ふかふかのベッドで眠りたい人と硬い寝具の上で眠りたい人とでわかれますよね。
医学的にも、体が沈み込むような柔らかい寝具は腰などに負担をかけることになり、良くないなどと言われています。
そのため、先に述べましたが、ベッドマットは硬めの高反発マットレスがおすすめとされることが多いようです。
その影響でか、最近では高反発マットレスは人気が出てきております。
また、商品展開も多く出てきたため、安いものが販売されるようになってきました。
しかし、値段が安いと、耐久性に問題あるものもあり、数ヶ月しか保たないというものもあるようです。
体を支える大切なベッドマットですから、やはり、安すぎるものは避け、品質の高い商品を選ぶことが大切ですね。
高反発マットレスが苦手な人にも、それに代わる様々なマットレスが開発されていますので、自分に合った寝心地の良いベッドマットを選ぶことをおすすめします。
自分に合っていて、睡眠を十分に取れるマットレスこそが最良のマットレスだと言えるでしょう。
ベッドマットの進化!マットレスは大切
高反発と低反発の違いや安くても注意すべき商品についても、ご紹介しました。
あまりに安すぎるベッドマットは論外ですが、ベッドマットも常に進化を続けており、おすすめできる安いベッドマットも多く販売されています。
そんな中から自分の好みに合ったベッドマットを探し、快適な睡眠を手に入れましょう。