ペットを飼っているご家庭で、ペット用のベッドを購入して設置している人は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。
ペットも家族なので、寝る時は暖かいお布団で寝て欲しいですよね。
最近では、ペット用品も種類やデザインが豊富になって来ました。
ペット用のベッドはどれが良いかわからないという人に、おすすめのベッドと選び方をご紹介します。
ペット用のベッド、おすすめの選び方とは?
ペットにもベッドを購入したいけれど、「どれを買って良いのかわからない」「何を基準に選べば良いのかわからない」、という人は多いのではないでしょうか。
ペット用ベッドを買うポイントは、様々あります。
まずは、どのようなポイントがあるかを知っておきましょう。
一般的には、
・シチュエーションを考えて選ぶ
・ペットの身体に合ったサイズのベッドを選ぶ
・季節に合わせたベッドを選ぶ
・ペットの好みで選ぶ
・ペットの性格や種類で選ぶ
・寝姿からベットを選ぶ
というポイントから選ぶのが、おすすめです。
また、このポイント以外にも、高齢のペットに合わせたベットだったり、設置する場所を考えたりと様々なポイントがあります。
次からは、様々なケースに合わせて、おすすめのベッドをご紹介するので、是非、参考にしてみてくださいね。
ペットの身体に合わせてベッドを選ぼう!おすすめのベッドサイズは?
ペット用のベッドには、サイズや形、デザインなど様々ありますが、一番大事なポイントは、「ペットの身体に合わせたサイズを選ぶ」ということです。
大きすぎても、小さすぎても、ペットはゆっくりと休む事が出来ません。
ご自宅のペットにちょうど良いサイズを選ぶのがおすすめです。
犬用のベッドの場合、小型犬用、中型犬用、大型犬用の3つのタイプがあります。
ご自宅のペットが犬の場合は、ペットが何型犬なのかをきちんと確認しておきましょう。
また、小型犬でもちょっとぽっちゃりしている場合は、中型犬用のベッドがちょうど良いという場合もあります。
その場合は、どちらが良いかサイズを確認し、店員さんに尋ねるなどしてから、購入するようにしましょう。
そして、犬用のベッドには、「ベッド」と「カドラー」という2つのタイプがあります。
ベッドは、マットレスのような平面の形のものを言い、カドラーとは、四方が少し盛り上がった箱状のものを言います。
犬用のベッドとしては、カドラーの方が頭に浮かびやすいのではないでしょうか。
ちなみに最近では、カドラーにも「ベッド」という商品名が付けられて販売され始めていますが、カドラーという名前が正しい表記となります。
季節に合わせたベッドを選んであげよう!おすすめのアイテムもご紹介!
次の大事なポイントとしては、「季節に合わせたもの」を選ぶようにすることです。
人間も、夏になれば毛布を外して夏用に、冬になれば毛布や羽布団を出して冬用にと変えますよね?
それと同じで、ペットのベッドも、季節によって使い分けてあげるようにしましょう。
夏冬共通で利用できるベッドももちろんありますが、素材によっては季節で使い分けたほうが良い場合もあります。
真夏に、もこもこ素材のベッドを使用したり、冬場に夏用のベッドを使用すれば、ペットの体温調節が難しくなってしまい、体調を崩したり病気になってしまったりすることもあるので注意しましょう。
「冷房や暖房で温度調整すれば大丈夫!」と思っている人もいらっしゃると思いますが、なるべく季節ごとにベッドを変えてあげてくださいね。
人間と同じように、夏は通気性の良いものを、冬場は保温性のあるものを選ぶと良いでしょう。
また、夏冬両方使える2つの素材で作られた「リバーシブルタイプ」も、近年人気が出てきているのでおすすめです。
是非、検討してみてください。
また、夏場の暑い時期に心配という人は、夏対策用のグッズも販売されています。
クールマットや、ペット用の大理石など種類は様々です。
冬用には、ペット用のカーペットも販売されています。
こちらも合わせて購入してみてはいかがでしょうか?
ペットの好みのベッドを選ぼう!ペットにも好みがある!
そして、次に大事なのは、「ペットの好み」です。
人間でも、自分の好みじゃないベッドでは、あまり寝る気になりませんよね。
ペットにも、自分の好みがきちんとあります。
まずは、ご自宅のペットの好みを知っておいたほうが良いでしょう。
もし、ソファーや、飼い主さんのベッドで寝ることが多いのであれば、寒さが苦手なのかもしれないので、ふわふわやもこもこの素材のベッドがおすすめです。
クッションにあごをのせる事が多いのであれば、カドラータイプのベッドも良いでしょう。
ペットにも、好みのくつろぎ方があるので、購入を考えている場合は観察してみてください。
また、くつろぎ方と同じように、寝相も重要なポイントとなります。
脚を伸ばしてリラックスして寝ている事が多いのであれば、フラットなベッドが良いでしょう。
丸まって寝る事が多ければ、円の形をしたベッド、潜って寝ることが多いのであれば、潜り込めるドーム状や袋状のベッドがおすすめです。
先程も書きましたが、くつろぎ方や寝相は、ベッドを選ぶ際に大事なポイントです。
ペットがゆっくりと休めるベッドを選んであげましょう。
せっかく買ってきたのに、気に入ってもらえなかったとがっかりしないように、どのようなものが好みかを観察しておきましょう。
ペットの性格も大事なポイント!安心出来るベッドを選ぼう
人間にも、一人ひとり性格がありますよね。
臆病であったり、活発であったりと、色々な性格の人が居るように、ペットにもそれぞれ性格があります。
「ベッドは疲れを癒やす空間」、それは人間もペットも変わりはありません。
ペットの性格に合わせたベッドを選んであげる事も、大事なポイントの1つです。
ちょっと臆病な子であれば、ドーム状の中に入って休めるタイプのベッドがおすすめです。
ただし、注意しなければならない事は、狭い場所が好きな子であればドーム状のタイプでも良いのですが、狭い場所が嫌いな子も居るということです。
狭い場所が嫌いな子にドーム状のベッドをあげても、使用してくれない事もありますので、ペットが狭いところが平気かどうかを、購入前に確認しておくようにしましょう。
もし、市販のベッドに気に入りそうなものがなければ、手作りするという方法もあります。
手作りであれば、ペットの好みの形にする事が出来ますし、ペットも興味が湧いてくるので気に入ってくれるかも知れません。
材料も、すのこなどで簡単に作ることが出来るので、是非チャレンジしてみてください。
また、木材を使用する時は、角の部分にヤスリをかけるなど、ぶつかっても平気な工夫をするように心がけましょう。
ペット用のベッド!お手入れはどうしたらいいの?
ペット用のベッドは、毎日使用するものなので、毎日綺麗にしてあげたいですよね。
ペット用のベッドも、しっかりとお手入れしてあげましょう。
お手入れする際の注意点をまとめました。
・洗剤残りに注意
ペット用のベッドを洗濯した時は、しっかりすすぐように心がけましょう。
人間用の洗剤を使用しても問題はありませんが、皮膚の弱い子の場合は、洗剤の化学成分によって、痒みや皮膚炎が出ることもあります。
洗濯をする場合も、ペット用の無害な洗剤を使用するか、重曹にすることをおすすめします。
また、「毎日は丸洗いする時間が取れない!」という場合は、日光消毒をするだけでも良いですし、殺菌消臭スプレーの使用もおすすめです。
殺菌消臭スプレーを使用する際も、必ず動物用のものを使用するように心がけましょう。
また、いくら殺菌消臭スプレーを使用しても、1年を通して丸洗いしてないというのは、衛生面で良くありません。
1週間に1回、少なくても1ヶ月に1回は丸洗いをして、衛生状態を管理しましょう。
・洗ったらしっかり乾かす
洗ったらしっかりと確実に乾かしましょう。
生乾きは、菌が繁殖しやすくなってしまうため、臭いや皮膚病の原因となってしまいます。
特に、梅雨時期はベッドが乾きにくいので、2つ準備しておいても良いでしょう。
ベッドを選ぶ際はペットの目線になって選ぼう
今回は、ペット用ベッドを選ぶ際のポイントをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
ペットにも好みや、くつろぎやすい体勢があります。
ペットの好みを把握して、ペットの好みのベッドを選んであげましょう。
また、ベッドは、1年を通して使うものです。
衛生面にも気をつけて、ペットをしっかりと休ませてあげてくださいね。