不眠症で悩んでいるなら、アロマオイルを使ってみませんか?
現代社会はストレスが多くあり、体は疲れているのになかなか寝付けない、熟睡できないと悩んでいる人も多くいます。
睡眠が不十分だと疲労は溜まる一方です。
アロマオイルの中でも、おすすめなのはグレープフルーツの香りです。
ここでは、アロマオイルの香りの効果についてご紹介していきます。
アロマオイルは睡眠と心に優しい
アロマオイルを使うことで、心がほぐれたり睡眠が誘われたりすることがあります。
このアロマオイルを使って行う療法は、「アロマテラピー」といわれ、自然療法になります。
植物の花や葉、樹脂から取れる香りの高い精油を、気になる症状に合わせて使うことで、悩みを緩和することができると言われているのです。
実際には、薬ではないですが、心と体を健やかに保つ働きがあると考えられています。
そして、アロマテラピーはここ最近よく耳にするようになった言葉だとお思いの方もいるかと思いますが、実はとても古くからおこなれている療法なのです。
4000年以上前から利用されていた、という文献も残っています。
このアロマテラピーでは、それぞれの植物のオイルによって効果が変わってきます。
多くの場合、ストレスを解消し、落ち込んだ気分を明るくしてくれる作用や、興奮しすぎた気分を落ち着かせてくれるといった作用をもたらせてくれます。
そして、目的にあったアロマオイルを利用することで、眠りを誘ったり、朝の目覚めを要してくれる作用があるものもあります。
では、グレープフルーツのアロマオイルにどんな効果があるのか見ていきましょう。
アロマオイルのグレープフルーツは睡眠に良い
アロマオイルのグレープフルーツの香りは、甘い香りの中にほんのりと苦い香りがあり、人気の高いアロマオイルです。
このグレープフルーツの香りには、「欲求不満を解消する」「イライラを解消する」「怒りを鎮める」などの働きがあります。
そのため、イライラが募って、感情が高ぶっている時に効果的です。
また、睡眠にも良いといわれています。
不眠気味の場合、グレープフルーツの香りのアロマオイルを使うと良いでしょう。
さらにグレープフルーツ香りは、興奮気味の脳に働きかけを行うと、高ぶっていた神経が収まりリラックスするといわれています。
そのため、ストレスを軽減できるといわれているのです。
このように香りを上手に使って脳を刺激すれば、気持ちもコントロールすることができるようになってくるでしょう。
思ったような熟睡ができずに悩んでいるなら、グレープフルーツの香りを寝室に使ってみることをおすすめします。
アロマオイルのグレープフルーツは睡眠を邪魔するという噂も
なかには、アロマオイルのグレープフルーツの香りが睡眠に良いと言われて購入したのに、寝付きが良くならないなどと言う意見の人もいます。
この原因は、もしかすると「アロマオイルを付けすぎている」という可能性も考えられます。
グレープフルーツの香りは、神経の高ぶりを抑えて良質な睡眠を得る手助けをしてくれます。
しかし、この香りを使うことによって、睡眠が邪魔をされるのであれば、濃度が濃すぎることが第一に考えられるでしょう。
アロマオイルを就寝時に使う時には、普段よりも薄めて使います。
薄めて使うことによって、精神的なバランスを取るサポートをしてくれるのです。
また、グレープフルーツの香りが元々好きではない人は、良質な睡眠の効果を得ることができないかもしれません。
安眠に良いと言われるアロマオイルでも、人によって好みは別れます。
柑橘系の香りが苦手な場合、グレープフルーツの香りを嗅いでも良い香りとは感じませんし、苦手意識が強いと期待する効果も感じられないでしょう。
睡眠の効果を得たいのであれば、苦手なアロマオイルの香りを選ばず、眠りに就くのを邪魔しない香りを選ぶことも重要になってきます。
グレープフルーツ以外に睡眠に良い効果をもたらすアロマオイル
アロマオイルの中でグレープフルーツの香りは睡眠を助けてくれる効果があるとお伝えしましたが、香りが苦手という方もいるでしょう。
そこで、ほかにも良質な睡眠をサポートしてくれるアロマオイルがありますので、ご紹介します。
◎ラベンダー
ラベンダーは、リラックス効果をもたらしてくれる香りです。
爽やかでフローラルな香りが安眠を誘います。
◎オレンジ・スイート
オレンジ・スイートは、柑橘系のスイートな香りです。
この香りに包まれるとパッと明るい気分にしてくれます。
そして、ぐっすり眠りたい時におすすめの香りです。
他にも食欲がない時に香りを嗅ぐと、食欲が出るという効果もあります。
◎カモミール・ローマン
カモミール・ローマンは、青リンゴのような甘い香りです。
精神的にダメージがある時に、この香りを嗅ぐことでリラックス感を得ることができるでしょう。
◎クラリセージ
クラリセージは、ほんのりと甘さのある香りです。
不安が大きい時や、緊張感が大きく精神的にバランスを崩している時におすすめです。
◎マジョラム・スイート
マジョラム・スイートは、かすかにスパイシーさを感じる香りです。
不眠や、食欲不振の時に使うと良いです。
睡眠は心身の疲れを癒して、明日に備えるために必要なことです。
睡眠が足りなければ、元気に動き回ることもできません。
安眠や不眠におすすめのアロマオイルを使って、良質な睡眠が取れる工夫をしましょう。
睡眠を誘うためのアロマオイルの正しい使い方
アロマオイルを使ったことがない人や、何となく分かっている人でも、正しいやり方ができるか不安だという人も多いでしょう。
ここでは良質な睡眠を取るために、グレープフルーツのなどのアロマオイルを使う人に対して、正しい使い方を伝授します。
まず勘違いしないで頂きたいのが、アロマオイルは直接肌に付ける物ではないということです。
何か他の物に染み込ませて使います。
基本的には小さい遮光瓶に入っていますから、「ハンカチ・ティッシュペーパー・コットン・寝具」などに1~2滴落とします。
1~2滴であっても、十分香りが拡散されるので、部屋の中にいるとアロマオイルの香りを楽しむことができます。
そして、遮光瓶に入っているアロマオイルは、原液です。
そのため、寝具やハンカチにつけた時に、シミになる場合もあります。
使う布には気を付けてください。
また、枕に振りかけて就寝すると、枕から強い香りが出て睡眠の邪魔になることもあります。
ほんのりと香る程度にしたい場合は、枕の裏側にアロマオイルを付けると良いです。
アロマオイルの香りを就寝時に使うおすすめの方法
就寝時の睡眠を誘ったり、良質な睡眠を取るために、さらにおすすめな方法があります。
先ほどもお話しましたが、アロマオイルを寝具や枕に触接振りかけて使うと、シミが付く恐れもあります。
また、寝具には香りを付けたくないという人もいるでしょう。
そのような時は、アロマランプやアロマ加湿器、ディフューザーを使いましょう。
◎アロマランプ
電球の熱で精油を温めて香りを拡散させていきます。
使う時には、アロマランプの受け皿にアロマオイルを4~5滴落として使います。
器具によっては使い方が異なりますし、お湯か水かを入れてから精油をいれる場合もあるので、それぞれの説明書をよく読んで使ってください。
アロマランプは、精油がなくてもそのままルームライトとして使うこともできますから、1つあれば便利です。
◎アロマ加湿器
加湿器にアロマオイルを垂らして使います。
加湿器としての機能もあるので、乾燥を防ぎながら良い香りが広がっていくので冬場には大いに活躍をしてくれます。
◎ディフューザー
グレープフルーツなどのアロマオイルの香りの微粒子を、空気中に拡散させます。
また、電気式なので火事になる心配もありません。
アロマオイルのグレープフルーツの香りは睡眠を誘発してくれる働きがある
アロマオイルは、気持ちを緩和したりリラックスする効果があります。
グレープフルーツの香りには心を落ち着かせ睡眠を誘う効果があるので、就寝時に使えば不眠の悩みが解消できるでしょう。
ただし、眠りの邪魔にならないように、アロマオイルの付けすぎには注意してください。