固定電話が必要?電話線の差込口の有無・形を確認しよう

引っ越ししたお部屋に、見慣れた形の電話線の差込口が無い、ということは珍しくないようです。

今は、1人1台スマホを持っている時代です。
自宅に固定電話を引く若い人は少ないでしょう。

そのため、電話線の差込口が無くても困らないのです。
ですが、それまで使えていた電話が使えない場合、困りますよね。

そこで今回は、新しいお部屋に電話線の差込口が無い理由と、そんな時にどうすればいいか、ということについてご説明します。

電話線の差込口が必要なら事前に確認を

新しいお部屋に移ったのでさっそく電話を繋ごうと思ったら、差込口が見当たらず、「そんなバカな!」と思いながら不動産屋に駆け込んだ、という経験をされた人もいるようです。

インターネットの質問コーナーにも、そんな問い合わせがたくさん載っています。

お部屋に電話線の差込口が必ずある、という考えは、そろそろ改める時代がきているのでしょう。

今の時代、1人1台のスマホを持っているのが普通です。
連絡はスマホでするから固定電話は最初から持っていない、という若い人も増えています。

また、パソコンを使っている人なら、自分のお部屋に回線を引いています。

そのため、電話線の差込口だった場所が、光ケーブル端子などに変わっているかもしれません。

新しいお部屋に移ってから電話線の差込口が無い、とクレームを入れるようなことになる前に、予め入居してすぐに電話が使えるか不動産業者に確認しておきましょう。

さらに、下見した際に差込口の形も確認しておくことをおすすめします。
これが合わない場合は、余計な出費を覚悟しなければなりません。

電話線の差込口の形の違いとは?

そもそも、電話線の差込口とはどんなものなのでしょうか。

一般的な差込口は、電話に付属しているケーブルに付いている、小さく透明な四角いプラスチックのコネクタがピッタリはまる形状です。

大抵は、コンセントのような四角いカバーの中央に、小さなカバー付きの四角い穴が開いています。
なお、このコネクタはモジュラージャックと呼ばれています。

モジュラージャックは、RJ11という規格で決められた形をしており、どのメーカーの電話機にも繋がります。
ちなみに、形がそっくりなLANケーブルのコネクタは、RJ45という規格で決められた形をしています。

このLANケーブル用の差込口には電話線用のケーブルは繋がりません。

さらに、電話線から光ケーブルに切り替えている場合は、モジュラージャックのコネクタの代わりに光ケーブル用の差込口が付いています。

光ケーブル用の差込口の形は様々ですが、下から細長い端子を差し込む構造になっています。
もちろん、この端子には電話線は繋がりません。

差込口の形によっては工事が必要になる?

もし、電話線の差込口の形が合わない場合は、交換工事が必要になります。

例えば、昔の電話はモジュラージャックではなく、電話線が直接繋がっていました。

そんな、昔の電話の時代の差込口が残っていたならば、カバーは同じでも、丸い穴が開いているだけです。
カバーを外すと、中にケーブルが丸まっていることもあります。

そうした場合は、モジュラージャックの差込口ユニットを付けるだけで電話が使えるようになります。

一方、既に光回線に置き換わっている場合は、この先どうするか考えなければなりません。

方法としては、電話契約を光電話の契約に変更すれば、その光回線がそのまま使えます。
工事業者が光ケーブルから電話線への変換装置を設置してくれるので、それに電話線をさせばいいだけです。

さらに、契約によっては、WiFiでインターネットも使えるようになります。
もちろん、大家さんにお願いして光回線を電話回線に戻すことも可能です。

しかし、インターネットが使えるお部屋、というメリットがなくなるので、嫌がられるかもしれません。

せっかく光回線への工事が済んでいるのなら、それを使ってインターネットも使える、と前向きに考えましょう。

差込口が壁に埋まっていることも!

新しく入ったお部屋の壁がきれいに改装されていたら、その工事に伴って電話線の差込口が撤去されてしまっているかもしれません。

壁紙を張り替える工事の際に、差込口を撤去するのはよくあることです。

以前あった差込口に繋がっていた電話線が、改装工事後、天井裏のすみに丸めてある、ということもあるかもしれません。

そして、そんな場合は、電話線の工事が必要になります。

なお、こういった工事は、大家さんに相談してから行いましょう。
場合によっては、工事費を負担してくれることもあります。

また、電話線の工事となると、新たに電話線の差込口だけ設置するのが普通です。

電話機の中には電源不要なタイプもありますが、留守電機能が付いた普通の電話機なら、大抵はコンセントも必要です。

コンセントのカバーと同じような形で、電話線の差込口を設置できるタイプもあります。

コンセントが増えると便利なので、ある程度自分で負担してでも、電話線の差込口とコンセントを同じ場所に設置してもらうと便利ですね。

新規物件なら電話線は最初から無い場合も多い

また、新築の賃貸マンションの場合、最初から各部屋までの電話線が配線されて無い場合もあります。
そんな場合は大抵、入居者が配線工事を負担しなければならないことになっています。

不動産業者にお願いして、電話線の工事を依頼しましょう。
工事にかかる費用は10,000円ほどです。

事前に下見する際に、この費用に関して不動産業者から説明があるはずです。

もちろん、自分から電話を引きたいと申し入れすれば、工事の費用や場所、さらにコンセントと一緒にするかどうか、カバーの形などを詳しく相談できます。

しかし、時代の流れと共に、最初から固定電話はいらない、という人も多くなりました。
そのため、電話線の差込口の工事は、大家さんにとっては余計な工事、ということになりつつあります。

また、自分のお部屋でインターネットを使いたい、という場合、電話線の工事ではなく光回線の工事を行います。

生活に合わせて通信環境をオプションで選べる、というのが今の時代に合った対応なのかもしれません。

電話線の差込口は要確認!形にも注意

引っ越しするのにかなりお金を使ってしまったのに、さらに、電話線の差込口の工事費用がかかる、なんてことになったら、新居での生活が憂鬱なものになってしまいますよね。

そんなことにならないように、事前に電話線の差込口もチェックしておきましょう。

まず、物件の情報でインターネットが使える場合は、電話線の差込口は無いものと思ってください。

なお、NTTの光回線なら光電話が使えます。
この際は、契約の変更が必要になるので、詳しくはNTTの公式サイトをご確認してください。

また、不動産業者の担当者と一緒に下見して、もし、電話線の差込口が無かったら、不動産業者を介して電話線の工事を依頼しましょう。

その場合、電話を設置したい場所や、差込口とコンセントが一緒のカバーの形を希望する、といった具体的な要望を伝えましょう。

なお、新築など、利用者側で費用負担が必要な場合もあります。
そのような場合は、事前に不動産業者と相談して、納得してから契約するか決めてくださいね。

電話線の差込口が無くても慌てないためには

誰もがスマホで連絡を取れる時代です。

また、自宅でパソコンを使っている人なら、光回線を使っているのが普通です。

ですから、新しいお部屋には、見慣れた形の電話線の差込口が無いかもしれません。
引っ越ししてから慌てる前に、下見した際に不動産業者に確認しましょう。

もし、無いのなら、入居までに工事してもらえれば今まで通り電話が使えますね。
事前にしっかり確認して、入居してから慌てることのないようにしましょう。