やっぱり黒が好き!部屋のコーディネートも黒で埋め尽くす!

みなさんは、「黒」にどんなイメージを持っていますか?

感じ方は様々ですが、シック・クール・高級感・不吉など、良いイメージも悪いイメージもある色です。

日本人の多くは、他の国と比べて比較的「黒」が好きな人は多いようですが、部屋をコーディネートするのは難しい色だと思っていませんか?

誰でもできる、「黒」を活かした部屋のコーディネートを勉強してみましょう。

「黒」が持つイメージ

黒が好きな人は男女問わず、少なくありません。

黒が好きな理由は、ファッションなどでは「洗練されている大人のイメージになれる」、「引き締めの効果がある」「ほとんどの色との組み合わせができる」などが多いようです。

中には、「黒い服は汚れが目立たないから」と言う実用的な理由もあるようです。

ファッションの他に、物で連想ができるのは、スーツや高級車などが持つ、落ちついた重厚なイメージが黒にはあります。

そして、フォーマルでは黒は一般的です。

色の心理では、黒が好きな人は、好みがはっきりとしていて周囲に流されず、干渉を嫌う傾向にあると言います。

また、その強さとは逆に、感性がナイーヴで強さへの憧れを持っているとも言われています。

男性は、義理人情に厚く、威厳を持っているという傾向にあり、一方女性は、意思や独立心が強く、野心家が多いそうです。

少し前の時代の黒は、暗いイメージを持った色でしたが、今ではハイセンスな洗練された色として、スタイリッシュでハイセンスなイメージが強くなっているようです。

このようなことから、最近では、ファッションや部屋のコーディネートに取り入れる色としても人気があります。

コーディネートのセンスが光る!男前の部屋

黒好きな男女のイメージをお話しましたが、ここでは、黒を取り入れた男前の部屋づくりをご紹介していきましょう。

黒でコーディネートされた部屋は、生活感のないスタイリッシュな高級感が増します。
しかし、黒は収縮色なので、狭い部屋に取り入れると、圧迫感を感じさせてしまうこともあります。

なので、圧迫感を感じさせないように、インテリアは低めのもので揃えるといいでしょう。

そして、一色で統一した部屋には、オレンジ色の間接照明で陰影をつけて、シックな空間にしてみてはいかがでしょうか。

また、部屋のメインになるベッド・ソファ以外の小物・ラグなどを、黒で統一させたコーディネートもいいでしょう。

その場合は、床・壁が白であればベストです。
ベースを白にして、黒で引き締めるコーディネートは、落ち着いた男前の部屋です。

きっと彼女がまた、来たくなる部屋になるでしょう。
黒は、一人をこよなく愛する大人の男が、洗練された男に磨きをかける色でもあります。

大人女子の部屋は黒でコーディネート

黒好きの大人女子の部屋にも、黒を引き立てる白と、コラボレーションしたコーディネートがおすすめです。
男部屋より少し白を足すことで、さわやかな柔らかい印象になります。

逆に、黒を多めに使ったコーディネートは、シック且つクールでミステリアスな「できる女」の雰囲気を出すことができます。

そして、上品さを取り入れるなら、上品で淡い薄めのピンクをプラスすることをおすすめします。
ピンクをあまり使いすぎないようにして、大人かわいい女子部屋を作ってみましょう。

1つピンクを入れただけで、クールな中に甘さが出て、コーディネートのセンスが光り、男子受けは間違いないでしょう。

例えば、淡いピンク色のクッションを置いてみたり、ピンク色の置き物を飾ってみてはいかがでしょうか?

大人かわいい女子の部屋に、自信を持って彼を招待することができるはずです。

嬉しいことにピンクは、「若返りの色」と呼ばれていて、女性ホルモンの分泌を助長する効果があります。

また、攻撃性を抑制する効果もあるので、黒をベースとした部屋のさし色として、できるだけ使いたいものです。

男子うけもよく、自分自身にも効果をもたらす色は、女子部屋には欠かせません。

黒でまとめた部屋の効果

上記でお話した他にも、たくさんある黒の効果をご紹介しましょう。

黒は、どんな色とも相性が良く、有彩色を引きたててくれます。
また、目が疲れにくくかったり、弱さを隠して強い印象を与え、自信を持たせてくれたりする色でもあります。

悪いイメージとして挙げられるのは、活動エネルギーを低下させ、不安や恐怖を与えてしまう色だということです。

しかし、他の色とは違い、クールで知的、引き締まったまとまりのある印象を与えます。

部屋の床を黒にすると狭い部屋でも引き締まり、インテリアを白やピンクなどの色にしても、子供っぽさがないコーディネートになります。

逆に、インテリアに黒を取り入れる場合は、インテリアの配置は部屋の奥に持っていくといいでしょう。
そうすることによって、実際よりも奥行きがあるように見えて、広さを感じることができます。

また、アクセントに部屋の奥に黒の壁紙を張ったり、カーテンを黒にしてみても奥行きのある部屋に変わります。

その他にも、黒は部屋のアクセントカラーをより一層、引き立てる効果もあるのです。

黒を引き立てる色とのコラボレーション

「黒」は、無彩色ながらも、様々な色と合わせることができます。
部屋の模様替えも、どんな色にも合うことから、最も取り入れやすいカラーアイテムです。

黒の持つクールなイメージをそのままに残しつつ、甘さが出るピンクや、寒色系をプラスしてみてもいいかもしれません。

ブルーは2色使いで、淡いプルーと濃いブルーをそれぞれ1つだけ加えることによって、洗練されたコーディネートになります。

また、意外にもベージュ色も黒の部屋にはマッチするのです。
仕上がりは、クールさの中にも落ち着いた、優しい大人の部屋に変化します。

クールさに、元気を取り入れたい時は、赤を入れてみてもいいかもしれません。
赤は体感温度が上がる色として知られているので、冬の寒い時期に取り入れるといいでしょう。

他にも安心・健康・明るさを感じさせてくれるオレンジや、生命感を感じさせてくれるグリーンも、黒との相性はばっちりです。

何か足りないなと感じた時や、模様替えをしたい時に、何か1つ他の色を足すだけで、簡単に模様替えができてしまいます。

黒でまとめる部屋のコーディネートの注意点

黒が他の色との相性が良いことをお話しましたが、、黒を多めに使った、重厚感のあるモダンイメージのコーディネートも、比較的簡単につくることができるのです。

しかしながら、黒は色の中でも重い色として、知られています。

先にもお話したとおり、部屋を狭く見せてしまう傾向にあるので、狭い部屋をコーディネートする時には、グレーや白を多めに使うようにします。

また、使い方によっては高級感とは逆に、質素で地味な印象を与えてしまうこともあるので注意しましょう。

そんな時には、女子部屋におすすめしたような、オレンジ色や黄色のビビットカラーをプラスしてはいかがでしょうか。

重くなりがちな黒にメリハリをつけることで、部屋に安心感が生まれます。
また、同色のモノトーンと合わせる時には、メインカラーとなる黒を多めに使うことを忘れずにしましょう。

特に、モノトーンの組み合わせは、色の割合によって、印象が変わってくるのでこの点も注意してください。

上記の点に気を付けてコーディネートをすると、黒が映える部屋になります。

ちなみに、家電には黒色の商品が多いので、部屋のインテリアとして上手に取り入れることができそうですね。

メリットいっぱい!黒のコーディネート

「黒」だけの色のイメージは、比較的にネガティブな印象がありますが、案外メリットの多いのが、黒コーディネートです。

最近では、インテリアや小物もショップ先で、見かけることが多くなってきています。

洋服の色だけでなく、部屋も大好きな黒で揃えてみてはいかがでしょうか。

黒色で部屋のコーディネートをすることは、難しいことではありませんよ。