高校生にもなると、雑多な物もいろいろと増えて、どうしても勉強机の上がゴチャゴチャになりがちですよね。
わけのわからない物が、机の上にいっぱい散らばっていて、それをかき分けながら、勉強している…なんてこともあるのではないでしょうか。
今回は、そんなゴチャゴチャな勉強机をスッキリさせるには、どのように整理したらいいのかをご紹介します。
勉強机の整理の第一歩は、机から全ての物を出すこと
高校生になり、部屋をきれいにしたいのなら、勉強机を整理してみましょう。
しかし、勉強机の上がごちゃごちゃしてどのように手をつけて良いのかわからないということもあるでしょう。
そこで、ここでは勉強机を整理するための方法をご説明していきます。
まず、最初は「部屋にスペースを作ること」をしましょう。
なるべく広いスペースを確保します。
それができたら、「勉強机の物を全てそのスペースに移動」させます。
勉強机にあるものは、上に乗っているだけの物ではありません。
勉強机の上にある物、勉強机の引き出しの中に入っている物、勉強机の横にかけている物、そして勉強机の下に押し込んでいる物などがあると思います。
これらをまず全て出しましょう。
これで勉強机がスッキリ空っぽになるので、引き出しの大きさや、机の広さなどが、しっかりと確認できます。
ここでのポイントは、この「引き出しの大きさや机の広さを知る」ことです。
そのために、一度全てを勉強机から出す必要があるということです。
勉強机の整理の第二歩目は、いらない物を処分すること
なかには、小学生の頃からずっと同じ勉強机を使っている方もいることでしょう。
そうなると、恐らくすでに勉強机に入れていたことさえも忘れてしまったものや、その他いろいろな物が、引き出しに詰まっていることでしょう。
小学生の頃の教科書、ノート、鉛筆、一時期集めていたシールや交換日記、おはじきやカードなども引き出しの奥に入っていたりすることもあるのではないでしょうか。
昔懐かし感じがするかと思いますが、今現在使っていないなら、今後も使用することはほとんどないと言えるでしょう。
そこで、そういった物は思い切って処分しましょう。
もし、妹や弟がいる場合は、捨てずにお下がりとしてあげてもいいでしょう。
また、近所に小さい子どもがいれば、ゆずってあげることも考えてもいいかもしれません。
確認をして、誰もいらないという物であれば処分してしまいましょう。
勉強机の整理をするためのポイントとして、この「処分」はとても重要なことです。
さらに高校生にもなると、様々な物を買うことが多くなります。
普通に暮らしているだけでも、知らないうちにどんどん物がたまるので、気づいたらいらない物を整理し、処分しましょう。
高校生には思い出もたくさん!使わない物は箱にしまおう
先ほど、いらない物は処分しましょうとお伝えしましたが、それでも処分できない物はあると思います。
例えば、友達との思い出が詰まった交換ノートや遠足の写真、大好きだった先生や友達からの手紙などがそうでしょう。
他にも、誕生日にもらったプレゼントや色紙、卒業アルバムなど、数え出したらキリがないくらい思い出の品があると思います。
ですが、高校生にもなるとそういった大事な思い出の品が増えすぎて、勉強机の引き出しをふさいでしまいます。
勉強机の整理には、「今は使っていないし、滅多に普段は取り出さないけれども、捨てられない」という物の置き場所を用意することも必要です。
そういう物は、「思い出ボックス」を別に作って、その中に入れ、クローゼットの奥にでもしまっておくのがおすすめです。
そうすることで、物が減り、勉強机の整理がグッとやりやすくなります。
また、思い出の品を入れた「思い出ボックス」は、1年か2年ごとに開けて、調べてみましょう。
年月が経つと、「あのときは捨てられなかったけど、さすがにもういらないや」といった物が出てきます。
そうなった時には捨てて、思い出ボックスの中身を更新していきましょう。
勉強机の整理のポイントは「机の上の物を厳選」すること
スッキリと整理された勉強机を目指すためには、机の上に物をあまり置かないことがポイントになります。
机の上に置く物を厳選しましょう。
ペン立てに何もかも入れるのではなく、普段からよく使う物だけを入れ、残りは引き出しにしまいます。
また、高校生は、アクセサリーも増えますよね。
しかし、このたくさんのアクセサリーを机の上に散乱させては、またゴチャゴチャな勉強机に後戻りです。
整理するためにも、毎日使う髪ゴムなどはカゴに入れて、取り出しやすい場所に置き、残りはアクセサリーボックスなどに入れて、引き出しにしまいましょう。
そして、本やノートも、よく読んだり使ったりする物を厳選して、机の上に立てておきます。
その際、間違っても平積みにしてはいけません。
立てておけば、どこに何があるのか一目でわかりますから、本棚やブックスタンドを活用して、必ず立てておきましょう。
また、勉強机の上には、文房具や本、パソコンを置くばかりでなく、写真や小物を飾ったり、時計を置いたりもしたいですよね。
ですが、あまりゴチャゴチャと出しすぎないことが重要です。
飾る写真は厳選し、小物もありったけ並べるのではなく、バランスを見て数を絞るとスッキリします。
本当に飾りたい物、机の雰囲気に合った物を少しだけ、品よく並べましょう。
高校生は小物もたくさん!引き出しで上手に整理しよう!
先ほど、「本当によく使う物以外は、引き出しの中にしまいましょう」とお伝えしました。
高校生になると、文房具も増えてきますよね。
それを全て、勉強机の上に出していては大変ですから、引き出しの中にきちんとしまいましょう。
この時、100均のプラスチックケースなどを活用して整理すると便利です。
ペン類、のりやボンド類、テープ類、付箋、クリップなど、種類ごとに分けて収納しましょう。
大、小、さまざまなプラスチックケースがありますが、物がきちんと入れられて、引き出しにもピッタリ入るサイズのケースを揃えるのがコツです。
また、高校に通っている以上、本やノート、プリント類も増えますよね。
プリントはファイリングして、引き出しの中でも立てて収納するために、ファイルボックスなどを活用します。
そして、ここでも平積みにすると、どこに何が入っているのかわからなくなりますから、必ず立てて収納しましょう。
その際、ファイルにラベルを貼っておくと、どこにどんなプリントをしまったのかすぐにわかるのでとても便利です。
高校生のキレイな勉強机を維持するためには?
ここまで、勉強机の整理方法をお伝えしましたが、いったん整理しても、すぐにまた散らかってしまうことはありますよね。
高校生は忙しいですから、知らないうちに散らかっているということも、よくあると思います。
そうならないためには、使いやすく、しまいやすいということが大切になってきます。
引き出しにしまう時も、よく使う物は上の引き出しに入れるなどの工夫が必要です。
パッと上の引き出しを開けて、サッと取り出せるようにするには、どこに何がしまってあるのかが一目でわかるように、仕切りを使って整理しておくのがおすすめです。
また、あまり使わない物は引き出しの下の段に入れますが、これも一目でどこに何があるのかわかるように、仕切りなどを使って整理しましょう。
そして、キレイになった勉強机を維持するには、一度何かを使ったら、きちんと元の場所に戻すという習慣をつけることも大切です。
せっかく勉強机を整理したのですから、ぜひ維持させましょう。
そうすれば、いつも気持ちの良い勉強机で、集中して勉強ができますよ。
いつもスッキリ整理された勉強机を目指そう
勉強机の上がいつもスッキリ片付いていたら、勉強もどんどんはかどります。
高校生になると、本や資料などがたくさんあって、片付けるのも一苦労だと思います。
だからこそ、ケースやファイルなどを上手に使い、いつもスッキリ整理された勉強机を目指しましょう。