あこがれのシンプルインテリア!ナチュラルな部屋を作るコツ

雑誌やカタログで見るシンプルで、ナチュラルな部屋、あこがれますよね!

いつも爽やかな風が入り込んでくるみたいな、それでいて、何気なく温かい部屋。
あんな風にしたいけど、どうもいつもうまく決まらない、そういう方、必見です。

すてきなお部屋にするには、コツがいるんです。

そこで今回は、シンプルインテリアで、ナチュラルなお部屋を作る、コツをお教えします。

シンプルインテリアの基本は片づける!

シンプルインテリアの基本は、まず「片づける」ことが大事です。
面倒に感じてしまうかもしれませんが、まずは片づけましょう。

まずは今の部屋の状態を確認してみてください。

期限が切れたチケット、使わないカメラ、胃腸薬、化粧道具、文房具、貝殻など、いろいろなものが、転がっていませんか?

シンプルでナチュラルなお部屋を目指すには、まずはいらない物を捨てることから始めましょう。
そして、仕舞えるものは、仕舞いましょう。

シンプルインテリアの基本は、「外に物を置かない」ということなのです。
ですから、この際、必要ないものは思いきって捨てましょう。

いつか使えるだろうと思って、デパートの袋や、包み紙、ダンボール、文房具、おまけでもらった品物など溜め込んでいるかもしれませんが、そういうものは思い切って捨てて綺麗にすることが大切です。

もし、捨てるのがもったいないと思ったら、誰かにあげたり、リサイクルをしたり、寄付するのもいいですね。

とにかく、自分の家の中に使わないものを溜め込んでいても、スペースのムダ使いにもなりますから、きちんと処分してしまいましょう。

また、旅行先でとった写真や、お土産の雑貨などを、たくさん部屋に飾ってしまう人もいるかもしれませんが、飾りすぎてもいけません。

シンプルインテリアを目指しているなら、必要最低限の物以外は片付けてしまいましょう。

シンプルインテリアのポイントは、ズバリ「隠す」!

シンプルインテリアのコツは、「隠す」ことです。

先ほども言いましたように、シンプルでナチュラルなお部屋の基本は、「外に物を置かない」ということです。

しかし、どうしても仕舞う場所がないという場合もあるでしょう。

このような場合は、百円ショップなどで売っている白木の木製の箱を利用します。

そして、さまざまな雑貨、文房具、日常生活の細々したものはその中に入れて、棚の中、ベッドの下、ソファの下などに隠します。

その際に、扉のない棚の中身も、箱などに入れて、細かいゴタゴタしたものが外からは見えないようにします。
このとき、籐のカゴなどを使ってもオシャレになりますね。

また、棚そのものの入り口に、カフェカーテンなどをつけて、外から中身が見えないようにしてもいいです。

その際、カーテンは柄物ではなく必ず無地のアイボリーか、白にします。
素材は、綿がいいでしょう。

そして、その他にテレビ、パソコン、プリンター、オーディオなどの電気機器があります
これらは、どうしてもナチュラルなシンプルインテリアの雰囲気に合いません。

しかし、生活にはどうしても必要ですから、お部屋に置いていないと不便になってしまいます。

そこで隠す方法としては、自然素材の布をかけることです。
ここでの布をペルシャ更紗や、大伴のバンダナ、レースなどを上手に使っても、グッとオシャレになります。

このようにシンプルでナチュラルなお部屋を目指すのであれば、外から日常生活的なものを、徹底的に見えないようにしていきましょう。

色使いはシンプルに。ナチュラルにまとめよう

シンプルでナチュラルなインテリアに大切なことは、何といっても、「色を抑える」ことです。
好きだからといって、いろんな色を置いてはいけません。

色は、ベージュ、アイボリー、白を基本にして、茶色、渋い赤、紺色、緑などの色を使います。

外に置いて見えるもの、つまりカーテン、ベッドカバー、ソファ、机、椅子、カーペット、クッションなどがありますが、これらは色をおさえて選ぶことが大切です。

シンプルでナチュラルなインテリアの基本は三色です。

例えば、白かアイボリー、茶色、など三色をベースとして、そこに好きな色を少し加えるだけと思ってください。

その少し加える色も、ショッキングピンクや目のさめるようなテカテカした紫色というよりは、緑や、茶色、渋い赤、紺色がいいでしょう。

それらの色は、葉っぱの色、木の色、レンガの色、藍染めの色というように、自然に使われている色なので、ナチュラルな部屋の雰囲気にとても合います。

自然素材は、ナチュラルインテリアの必須アイテム

シンプルでナチュラルなお部屋にするには、「外に見えるものの色を抑える」とお伝えしました。

そして、次にナチュラルインテリアに大事なのは、「素材」です。

外に置くものは、なるべく自然素材ものにします。
代表的な素材としては、「木」です。

無垢板の机や、椅子、棚、額を選びます。
無垢板のものはお値段が高めになりますが、使い込めば使いこむほど、味わい深い色になるのでおすすめです。

また、明るいお部屋にしたいときは、明るい色の木を選びましょう。

パインなどがその代表ですね。
パインは、はじめは白いですが、使っていくうちに、実に素敵な飴色になります。

それから、「アイアン」もシンプルな部屋にいい素材です。
アイアンのものは、カーテンレールやカーテンポールなどを選びます。

ただし、アイアンそのものはどうしても重くなりますし、値段もはります。
そのため、見える部分だけ、そのように加工してあるものを使ってもいいでしょう。

ファブリックも自然素材でまとめよう

自然素材がシンプルなナチュラルインテリアにいいとお伝えしましたので、ここではもの別におすすめの自然素材をお伝えしましょう。

まず、カーテンはコットンやリネンのものがいいです。
また、ベッドカバーはコットンやウールなどがおすすめです。

コットンやリネンは、洗濯すると縮むんじゃないかと思うかもしれませんが大丈夫です。
あらかじめ、お店で、洗える加工をしてもらうと、安心して洗濯できます。

他にラグやカーペットも、ウールがおすすめです。
ウールも、基本洗えないものだと思うかもしれませんが、そんなに心配しなくても大丈夫です。

ウールは呼吸をして、汚れを外に出すという力がありますから、化繊のものに比べて洗濯の必要がありません。

けれども、アレルギーが心配だったり、やっぱり汚れが気になるという方は、今は洗濯機で洗えるウールもありますから、そういうものを選ぶと安心です。

植物を置いてお部屋をナチュラルに

自然素材がシンプルでナチュラルインテリアにおすすめしましたが、自然そのものの観葉植物を利用することで、お部屋がよりナチュラルになります。

ベンジャミン、パキラなど大きめの植物があるだけで、部屋全体が、引き締まります。
また、スパティフィラムなど可愛い花が咲く植物を置いてもいいでしょう。

しかし、この時に気を付けたいのが植木鉢です。

せっかくですから、プラスチックの植木鉢よりは、テラコッタなど自然素材の植木鉢がいいでしょう。
または、自然素材のおしゃれな鉢カバーを使うのもおすすめです。

そして、置く場所にも気をつけましょう。

日が当たる場所が好きな植物なのか、半日陰が好きなのかによって、置く場所は変わります。

また、暑さ、寒さの耐性はあるのか、水やりはどれくらいの頻度ですればいいのか、ということも調べておくといいですね。

生きているものなので、最低限のお世話をしてあげないと枯れてしまいます。

ナチュラルになるからと、ただ置くのではなく、責任を持って育てられるかどうか、調べてから置くようにしましょう。

シンプルなナチュラル空間で、心もホッとおだやかに

シンプルインテリアでナチュラルにお部屋をまとめるには、ちょっとした頑張りが必要です。

それでも、シンプルインテリアは、心がスッキリしますし、ナチュラルな自然素材のものを使うことで気持ちもどこかなごやかになります。

自然素材のものは、やっぱり落ち着きますし、ホッと安らいだ気持ちになりますよね。

また、自然素材のものは、自分で呼吸をしています。
ですから、お部屋がキレイになるという効果もあるんですよ。

ぜひ、シンプルインテリアで、ナチュラルな明るいお部屋に変えて、ホッと安らぐ空間を作ってみてください。