海外のベッドルームに変身!インテリアを活かしてみよう!

海外映画のワンシーンのようなベッドルームで毎朝、清々しい朝を迎えることは現実とかけはなれているように感じるかと思います。

それでもインテリアを変えて、生活感のない誰もが憧れるベッドルームにしてみることもできます。

海外のインテリアは、デザイン性に優れているので色の選び方や配置で、おしゃれな空間に変えてくれます。

そこで、自分に合ったアイテムを探してみましょう。

海外のベッドルームのインテリア【ベッドスプレット】

まず最初に、ベッド本体のインテリア効果のある「カバー」をご紹介してきます。

ベッドメイク後に、一番上にかけられた羽毛インナーが入っていないホテルスタイルのベッドカバーを「ベッドスプレット」といいます。

ベッドスプレッドは、ベッド全体に掛けるものと枕の部分のカバーとで、2つに分かれています。

もともとは、海外では日常の室内で靴を履いて生活するスタイルに合わせたもので、土足でベッドに横になる時にベッドを汚さないようにするためのカバーです。

カバーを掛けることで、スーツケースなどをベッドの上に置いても、シーツなどが汚れずに済みます。

海外や日本のホテルでは実用的なアイテムなのですが、日本の家庭ではまだ一般には浸透していないようです。

しかし、このベッドスプレッドは、カラーコーディネートもしやすく、素材や色を合わせベッドの上に置くだけで、おしゃれな雰囲気を楽しむことができます。

また、本体カバーだけを掛けたり、折り込んで好きなサイズにしてみるのもいいでしょう。

実際にもホテルの個性を出すために、ホテルのベッドルームでも活用されているので、使い方を工夫してバリエーションを楽しむのもいいでしょう。

ベッドスプレッドはベッド全体を覆い、すっきりとした感じが出るのが特徴なので、ベッドの幅・長さ・高さを確認してから購入することが大切です。

海外のベッドルームのインテリア【デュぺカバー】

ベッドスプレッド以外にも、ベッドを飾るインテリアとしても最近流行しているのが、デュぺカバーを使った「デュぺスタイル」です。

これはベッドスプレッドと逆で、カバーの中に羽毛を入れて使い、ベッドカバーと掛け布団を兼ねています。
普通の掛け布団カバーとは違い、足元の部分が長くできており、マットレスの下に折り込んで使います。

また、ベッドスプレッドとは反対に、かっちりとした感じがなく羽毛布団の掛け布団も兼ねていることから、ふんわりとしたイメージがあり、するりとベッドの中に潜り込むこともできます。

もうひとつ、ベッドルームにアクセントが欲しい場合には、デュぺカバー、ベッドスプレッド両方に使える「ベッドスロー」を利用してもいいでしょう。

この「ベッドスロー」はベッドライナーとも呼ばれ、ベッドの足元に掛ける長い帯状の布で、これも海外のホテルでは汚れ防止を兼ねています。

室内を土足で生活する習慣のない日本では、ベッドメイクのアクセントとして使われることが多いようです。

このようにベッド本体もインテリアと考え、カバーを着飾ってあげるだけで、いつものベッドルームを変身させることができます。

海外のベッドルームのインテリア【4つの枕】

カバーの他に、枕やクッションを置くだけでも海外風ベッドルームの雰囲気は十分に出ます。

種類は4つあり、メインの枕・飾り枕(ユーロ枕)・スタンダード枕・アクセント枕があり、役割はそれぞれ違います。

◯メイン枕

メイン枕は寝るための枕なので、1つのベッド(1人)に1つと考え、寝る人数の数だけ置きます。

大人用のベッドは、メイン枕2つがスタンダードですが、配置は縦よりも横に並べることによって、キッズ感がなくなります。

◯飾り枕

2つ目の飾り枕(ユーロ枕)は、ベッドルームの高級感を出すために必要なインテリアのひとつです。
掛け布団のデザインやメイン枕との統一性をとるようにしましょう。

飾り枕は、メイン枕の後ろに置き、テレビ鑑賞や読書をする時に使える便利な枕です。
ベッドのヘッドボード前に置くので、ヘッドボードの大きさやデザインに合わせてバランスを確認しましょう。
◯スタンダード枕

3つ目のスタンダード枕は、飾り枕(ユーロ枕)同様に高級感を増す役割を持つ枕です。

決まった使い方は特にないので、生活スタイルに合わせて使うのがよいでしょう。

◯アクセント枕

4つ目のアクセント枕は、立体感を出すためのもので、他の枕とは違う色でコーディネートすることで、アクセントとしての役割を果たします。

大きさは、他の枕とは少し小さめのものを選びましょう。

このように枕もインテリアと考えることで、おしゃれな円室ができます。

海外のベッドルームのインテリア【ベッドボードとサイドテーブル】

日本ではあまり注目されていない「ベッドボード」は、海外のインテリアコーディネートでは多く存在しています。

ベッドヘッドの配色をアクセントカラーにすると、ベッドに視線が集まってメリハリのあるベッドルームに変わります。

また、その逆に壁の色やカーテンの同系色を取り入れてみるのもいいでしょう。
その他にも、色だけではなく大きなインパクトのあるポスター・絵画・写真などを使っても効果的です。

さらにベッドボードの近くに、別名ナイトテーブルとも呼ばれているサイドテーブルを置くのもよいでしょう。

専用のナイトテーブルでもスーツケースやトランク、トランクと木箱を重ねて置くと、抜け感のある雰囲気を出すことができます。

また、いす・ミニデスク・レンガやコンクリートブロックなどを置いてもいいでしょう。

その他にも「置く」だけではなく、天井から木の板を吊るしてテーブルにしても海外風なベッドルームができあがります。

海外のベッドルームのインテリア【ライトでほんのりおしゃれライフ】

ナイトテーブルの上には、ベッドに入ってから読書などができる手元を明るくする「テーブルライト」を置くのもいいでしょう。

テーブルのスタイルに合わせた間接照明は、就寝前に気分を落ちつかせることができるための重要なインテリアです。

また、ベッドルームに最適なオレンジ色の照明は、リラックス効果もあり、おしゃれ感が増します。
照明の位置もベッドルーム全体を低い位置で、うっすら照らすことでリラクゼーション効果が出ます。

海外のような広いベッドルームではない場合でも、部屋の奥行きを出すのに効果的な「フロアライト」を部屋の奥に置くと、立体的なイメージが出ます。

その他にも、ベッドヘッド裏に「バーライト」を取り付けて、幻想的な雰囲気を出すのもいいでしょう。

ベッドサイドや床に置くデザイン性のある間接照明は、柔らかい光であたたかいイメージにしてくれるシェードライトが適しています。

さらに曲線のあるライトは、ベッドルームをやわらかな空間にしてくれます。

ベッドルームを引き立たせるおしゃれな海外インテリア小物

ライトが決まったら、相性のよい観葉植物を置いてもいいでしょう。
ライトの光で映し出されるシルエットもインテリアのひとつにもなります。

また、広めのベッドルームなら、大きめの観葉植物にライトを取り付けて、壁面のシルエットを楽しめるリラックス空間が広がります。

サイドテーブルには、主張しすぎないくらいの写真立て・アクセサリー入れ・海外のマスコット人形などもベッドルームを素敵に引き立ててくれるインテリアです。

他にもお気に入りのフレグランスやアロマキャンドル、アロマディフューザーを置いて、最高のリラクゼーションスペースを作ってもいいでしょう。

さらに季節に応じて、ベッドサイドの小物を変えてみるのもいいかもしれません。
例えば、夏は透明感のある空き瓶やグラスを活用して、夏の雰囲気を作ればセンスも光ります。

もし、ベッドルームにクローゼットがある場合には、センサー付きのライトもおすすめです。

使う時だけライトが点灯するので、主照明や間接照明の光の邪魔をしないので、ベッド脇の足元灯にも利用すると便利です。

ちょっとしたアイデアで自分だけの快適空間を

インテリアを変えるだけで、「ただの寝る場所」から「自分のためのベッドルーム」に変えることができます。

心地よいベッドルームのポイントは、「自分の好きな空気がつまった部屋」にすることです。

ネット通販でも買うことができる海外インテリアもたくさんあるので、気になるアイテムを見つけたら使ってみましょう。

いろいろなアイデアが浮び、世界でひとつのベッドルームが完成することでしょう。