ひとり暮らしワンルームのテレビとパソコンの配置

みなさん、ワンルームの部屋のテレビとパソコンの配置についてお悩みではないでしょうか。

窮屈感の出てしまうワンルームのお部屋をスッキリさせるには、家具の配置の工夫は重要なことです。

そこで、今回は、部屋をスッキリさせるためのテレビとパソコンの配置について解説していきます。

ワンルームの部屋は窮屈!?

ワンルームの部屋というと一般的に専有面積にすると13~20㎡で、部屋の広さは6~8帖程度の狭い間取りのものがほとんどです。

このワンルームの部屋は、キッチンや収納が一つの部屋にあるため、やや窮屈な感じは否めません。

もっとも、ワンルーム部屋でも住めば都。家賃が安いのも借主にとっては嬉しいですよね。
一人暮らしの方には、人気の間取りとなっています。

そのような、狭い間取りのワンルームにおいても、今日の情報化社会の発展に伴い、会社勤めの方はもちろん、ひとり暮らしの学生にも、テレビとパソコンは必須のものとなってます。

そのテレビやパソコンの配置場所には、みなさん頭を悩ましているのではないでしょうか。

テレビボードを置き、パソコンデスクも置くとなると、かなりのスペースを取ることとなり、ベッドやチェスト等、他の家具を置けなくなったり、家具による圧迫感が増すこととなってしまいます。

そんな窮屈なワンルーム部屋でもテレビとパソコンの配置を工夫することでスッキリさせることができます。

ワンルーム部屋をスッキリ見せるコツ

①家具は必要なもののみを置こう

家具が多いだけで、それだけで窮屈感な印象となってしまいます。
部屋の三分の一程度が、理想の家具の占有率といわれています。

大きな家具を置いてしまいますと、それだけ圧迫感が増してしまうため、ひとつひとつの家具は小さなものを選びましょう。

また、ベッドやソファは、他の家具よりも比較的に大きなものとなっているので、どちらか一つだけを選ぶようにしましょう。

ソファを選ぶならば、ソファベッドを選ぶか、お布団で寝る等、ソファにこだわりたいという人は、この点は妥協せず、寝具を工夫すると良いでしょう。

②色に統一感を出す

色がバラバラだと、統一感がないため、部屋が窮屈な印象となってしまいます。

床や壁や建具のベースとなる色に好きな色を加えて、5色くらいで統一するのが良いでしょう。
色に統一感を出しますと、部屋がスッキリし清潔な印象になります。

窮屈感が出てしまうワンルームの部屋も、家具の色に統一感を出してスッキリさせましょう。

③家具はロータイプの物を選ぼう

縦に大きな家具を置くだけで、部屋の圧迫感が増してしまいます。
それは視線の位置のスペースが狭くなってしまうことが原因です。

そこで縦に大きなタンスを置くならば、ロータイプのタンスを横に並べて配置したほうが部屋が広く見えます。
ロータイプの家具を選んで、部屋の圧迫感を解消しましょう。

このような3つの方法を活用して、ワンルームをスッキリ見せるようにしてみてはいかがでしょうか。

それでは、次からはワンルームの場合に置く場所に悩むテレビとパソコンについてお話ししていきましょう。

ロフトベッドを使って、ワンルームにテレビとパソコンを置こう

ワンルームの部屋をスッキリさせるためのテレビとパソコンの配置の工夫について、一つ目は、「ロフトベッドを活用する」ことです。

ロフトベッドとは、ベッドが高い所にあり、その下のスペースがデスク等を置くスペースとなっているものをいいます。

ただでさえ窮屈感のあるワンルームのお部屋に、大きなベッドを置くとなると、それだけでかなりのスペースを割くこととなります。

そのため、テレビボードやパソコンデスク、チェスト等の家具を置くのに十分なスペースを設けることができなくなってしまうのです。

そこで、ロフトベッドを活用することにより、ベッドの下のスペースを稼ぐことができるので、普通のベッドを置くと、置けなかったテレビボードやパソコンデスクを置く事ができるようになります。

ただ、ワンルームの部屋にロフトベッドの活用をすることは、物理的にスペースを稼ぐのに有効な手段ではあるものの、高いところにベッドがあるので、部屋を圧迫している印象になってしまいます。

そこで、下記にご紹介する方法を併用することにより、少しでもワンルーム部屋をスッキリ見せるようにしましょう。

テレビを壁掛けすることで、スッキリ見せよう

ワンルームの部屋をスッキリさせるためのテレビとパソコンの配置の工夫について、二つ目は、テレビを壁掛けにすることです。

液晶テレビの発売当時は、壁掛けが主流となるよう広告がされていましたが、壁に工事が必要となること等、テレビを壁掛けにしているのは企業や店舗を除き小数にとどまっています。

一般の家庭においては、テレビボードを置くのが今でも主流です。

液晶テレビ自体が薄いのに、大きなテレビボードを置いて多くのスペースを割いていたのではもったいないですよね。

そこで、液晶テレビを壁掛けにすればテレビボードを置かなくてよくなるため、それだけで部屋をスッキリさせることができます。

ただ、賃貸の物件では壁の施工に躊躇する方もいると思います。

しかし、「壁掛けテレビ用ポール」等の壁に施工を必要とせずに、テレビを壁に掛けることができるものもあります。

このテレビの壁掛けは、部屋の窓を気にすることもなく利用できるので、どのような間取りのお部屋でも活用できます。

また、上記したロフトベッドの活用とも併用できるので、おすすめです。

ワンルームの部屋をスッキリさせるには、一番有効な手段ではないでしょうか。

テレビの置く位置次第でパソコンを使うスペースが確保できる

ワンルームの部屋をスッキリさせるためのテレビとパソコンの配置の工夫について、三つ目はテレビを収納家具の上に置くことです。

最も原始的な手段ですが、部屋をスッキリ見せるには有効です。

昔主流であったブラウン管テレビでは、チェストからはみ出したりして置く事ができませんでしたが、今日主流となっている液晶テレビは、そのようなことはありません。

そのため、他の家具の上に置くこともできます。
そこで、これを活用しない手はありません。

液晶テレビならば、ワンルームの部屋に適した薄いチェストの上に置いてもスタイリッシュになるのも嬉しいですね。

このようにテレビを収納家具等の上に置くことでスタイリッシュに見せるだけではなく、他のメリットも出てきます。

それは、パソコンを使用する場所などのスペースを作ることができることです。

このようにスペースを稼ぐことで、デスクや書棚を置くことができます。
デスクワークをする上で十分なスペースを確保したいと思っている方にも、有効な手段でしょう。

前項にご紹介したテレビの壁掛けが面倒だと思った方にも、スタイリッシュさは劣るとものの、簡単にできる手段なので、とりあえずスペースを確保したい方にはおすすめです。

ワンルームならテレビとパソコンの一体型という手も!?

ワンルームの部屋をスッキリさせるためのテレビとパソコンの配置の工夫について、四つ目はテレビとパソコンが一体となっているものの活用です。

現在のデスクトップパソコンには、テレビが見られる機能が付いているものが様々なメーカーから商品化されています。

テレビとパソコンが一体となっているのであれば、その両方に割いていたスペースを一つにまとめることができるので、その分部屋をスッキリさせることができます。

オーディオやDVDプレイヤー等のAV機器が包括されているものもあるので、この一つに統一させれば、かなりのスペースを稼げます。

ただ、このテレビとパソコンが一体となっているものは、テレビを見ながら作業したいと思っている人には不向きであり、来客がテレビを見ているときにパソコンでの作業ができない等、利便性に欠ける点があるのも否めません。

あまりパソコンで作業をしないという方には、このようなテレビとパソコンが一体となっているものを選ぶと、部屋をスッキリさせることができるでしょう。

ワンルームの部屋におけるテレビとパソコンの配置を工夫してスッキリ

以上のように、窮屈感のあるワンルームも工夫次第でスッキリさせることができます。

特に今回は、みなさんも頭を悩ましているだろうと思われる、ワンルーム部屋におけるテレビとパソコンの配置についてご説明しましたが、こちらの記事を参考に、お部屋をスッキリさせることができたのなら幸いです。

また、この記事をきっかけに、配置を工夫して部屋をスッキリさせてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。