皆さんにとって、お部屋で過ごす時間とは一体どのようなものですか?
お部屋で過ごす時間、そんな些細な日常の積み重ねは、人生においてとても重要なエッセンスの一つではないでしょうか。
そこで、今回は早く帰りたくなるようなお気に入りのお部屋や、日頃の疲れを癒してくれるお部屋など、素敵なお部屋が紹介されてるブログをヒントに、私たちのお部屋の在り方について迫っていきます。
一人暮らし男性のお部屋は趣味を活かしたオリジナルな場所
まずは、男性の一人暮らしの場合を見ていきましょう。
ブログでは、男性ならではの趣味を取り入れた個性的なお部屋や、落ち着いたトーンでまとめたシックなお部屋などが多数紹介されています。
では、実際にブログで紹介されているお部屋から具体的なポイントを挙げていきましょう。
まずは、どのようなお部屋が紹介されているのかをご紹介していきます。
・漫画や本が好きな人は、本棚が壁中に配置された本尽くしのお部屋
・音楽や映画が好きな人は、スピーカーやテレビなどにこだわって、リラックスできる空間のお部屋
・ロードバイクやサーフボードを壁面に引っ掛けたお部屋
・お酒の瓶をおしゃれに並べたお部屋
このように、趣味のものに囲まれたお部屋が多数紹介されています。
特別なコーディネートをしなくても、自分の好きなものに囲まれたお部屋はそれだけでインテリアのポイントになり、お気に入りの空間になります。
次に、お部屋のキーカラーをシックなトーンにまとめていきましょう。
紹介されているおしゃれなお部屋は、どれも統一感があり洗練されています。
具体的には、黒・グレー・茶を意識したトーンです。
茶については木目で取り入れているパターンが大半です。
家具の木目や床の木目、ブラインドの木目でもいいですね。
シックなトーンは、落ち着きやカッコイイお部屋を演出してくれます。
そこに、間接照明をプラスして立体感を出すと、グッと大人っぽい空間にもなります。
また、このようにシックにまとめた中に、モスグリーンやインクブルーなどのキーカラーを投入すると明るくおしゃれなお部屋になります。
自分の好きな物に囲まれたシックなお部屋で過ごす時間は元気をくれそうですね。
一人暮らし女性のお部屋は安らぎとお気に入りアイテムに囲まれた欲張りな空間
次に、女性の一人暮らしの場合を見ていきましょう。
女性のお部屋の特徴と言えば、可愛らしさや清潔感のある優しい空間が思い浮かびます。
また、女性はどうしても物が多い傾向にあり、お洋服やバッグ、アクセサリーや雑貨など、細々とした物がたくさんあります。
お気に入りの可愛い小物が溢れた空間は幸せな気分にしてくれますね。
今回は、そんなおしゃれで可愛い女子アイテムを活かした女の子らしいお部屋を紹介しているブログから、参考になるポイントを見つけていきます。
まずは、見せる収納です。
服やファッション小物をあえて見せて、インテリアの一部にしているお部屋が多数あります。
存在感のあるアイアンのハンガーラックの活用や、オープンシェルフにショップのように服を並べる、などがよくある見せ方です。
インナーやあまり着ない物はクローゼットの中に収納し、お気に入りの服や小物はディスプレイ感覚で整頓してみましょう。
クローゼットの中にしまい込むより、通気性も良くなり服の状態もいいまま収納でき、目につきやすいので、整頓する気も自然にアップします。
そして、なんと言っても大事になってくるポイントはカラーリングや柄の使い方です。
ブログで紹介されている可愛らしいお部屋には、白やベージュを基調とした爽やかさの中にピンク系のカラーを合わせたり、花柄やドットなど、女の子らしいデザインのファブリックなどをポイントにしたインテリアが多くあります。
併せて、季節感を意識したファブリック選びや、香りにこだわってみると女性らしい素敵なお部屋を演出してくれます。
女性にとって気分の上がるアイテムや優しいカラーに包まれて過ごす時間は日頃の疲れを癒してくれそうですね。
新婚さんのお部屋はブログで紹介しきれない二人の在り方そのもの
それでは、次に新婚さんのお部屋を見てみましょう。
一人暮らしから二人暮らしになると、まずは引越しになることがほとんどです。
最初に家具を入れる前に、インテリアのイメージを作っておくとスムーズにお部屋づくりが進みます。
特に長く使う大物家具はなかなか買い替えるものではないので、入居に合わせて二人でインテリアのテイストを決めて購入していくといいですね。
実際にブログに紹介されている新婚さんのお部屋とはどんなお部屋なのでしょうか。
やはり、みなさん共通しているのが、2人のライフスタイルからお部屋づくりを始めているということです。
共働きのご夫婦は、高機能の家電を活かした機能性重視のお部屋にしています。
また、お友達を招いてのパーティーが大好きなご夫婦は、大勢でも囲めるように大きなローテーブルを中心としたお部屋づくりにする傾向があるようです。
また、お部屋でリラックスしたいご夫婦は、ナチュラルテイストで癒される空間を目指したお部屋にする傾向があり、それぞれ紹介しています。
このように、「2人で何をする時間を大切にしたいのか」によって、新婚さんのお部屋づくりは変わってきます。
ブログで紹介されている新婚さんのお部屋は、ふたりの関係性やライフスタイル、価値観が影響するので、共通したポイントというのは無く、ご夫婦それぞれのお部屋になっています。
ふたりで話し合い、協力しながら、少しずつ完成していく居心地のよいお部屋は、新婚さんのお二人にとっては特別な場所になるに違いないでしょう。
ブログ紹介率NO1!ファミリーのお部屋には自然とみんなが集まる場所
さぁ、続いてはファミリーのお部屋をブログから見ていきましょう。
ブログで紹介されているファミリーのお部屋の印象は、開放感があるということです。
家族が増え、物も増えますが、みんなが集まるリビングはやはり広々としているお部屋が目立ちます。
実際の広さに関係なく、収納のテクニックや家具の選び方や配置を考えるだけで開放感のある空間は作ることができます。
紹介されているお部屋からいくつかポイントを見つけていきましょう。
まずは「家具の配置を活かす」です。
小さなお子様がいるご家庭は、どうしてもリビング兼こども部屋のようになりがちです。
それでは、広々としたリビングとはかけ離れてしまいます。
そこで、リビングの一角に小さな子供部屋、子供のスペースを作ってしまうのです。
ソファや収納家具の向こう側に小さな丸ラグを敷けば、そこはもう立派な別空間です。
このようにスペースを分けることで、物の定位置も自然と決まり、リビング全体が散らかった状態から抜け出すことができます。
次に、「家具選び」です。
ブログに紹介されている広々としたリビングに共通していることは、圧迫感のない家具を選んでいるということです。
具体的には、背の低い家具だったり、重厚感より透明感を意識するということです。
また、家具のカラートーンも統一するといいでしょう。
そして、最後は「収納」です。
一番スッキリする方法は、とにかく視界に入らないようにすることです。
リビングでよく使うものだけを厳選して、その他のものは他の部屋に収納したり、ストレージboxやかごなど1点にまとめて収納するなど、ブログでは様々な工夫がされていますので、ぜひ積極的に取り入れてみましょう。
整頓された広々としたリビングを維持することができれば、そこに集まる家族との団らんがより心地よいものになりそうですね。
お部屋紹介ブログ必読!子供部屋は成長に応じて変化を楽しめる空間に
続いては、子供部屋です。
子供部屋で一番目を引くポイントは、色使いと収納です。
ブログで紹介されている目を引く子供部屋は、どれもわくわくするようなポップな色使いのお部屋です。
子供部屋の色使いは、カーテンなどのファブリックだけでなく、おもちゃそのものも大きなポイントになってきます。
統一感を保ちつつポップな空間にするためには、おもちゃや本の色を空間から引くということが大事になります。
そのため、おもちゃ以外の物は、ほぼ一色に絞り統一感を出しています。
その際、主張しすぎない淡いトーンを選んでいるお部屋が多く、子供らしく楽しい雰囲気はそのままに、決してうるさくない素敵な空間を実現されています。
そして、もう少し年齢が上がると、学ぶスペースも必要になってきますね。
その場合は、集中できるようにカラフルで雑多なおもちゃをしっかり収納し、視界に入らないようにすることです。
紹介されているお部屋では、お気に入りのおもちゃだけをディスプレイ感覚で飾り、その他のものはスッキリ収納されています。
ファブリックなどで子供らしいカラーは残しつつ、厳選されたおもちゃが程よいポイントとなったお部屋は素敵なだけでなく、お子さま自身で生理整頓もしやすくなります。
勉強部屋に移行する際、参考になりますね。
自分の成長と共に変化していくお部屋は、きっと一番の居場所になっていくでしょう。
もう一度始まる夫婦二人のお部屋は程よい距離感のある空間
最後に子供が自立し、再度二人きりの生活をスタートさせるご夫婦のお部屋を考えていきましょう。
子供が独立したあと、夫婦がどのように過ごすようになるかによって快適なお部屋も変わってきます。
そこで、ブログで紹介されているお部屋の中から、素敵なご夫婦のお部屋を参考にいくつかポイントを挙げていきます。
子育てを終えた夫婦に、家での居場所を調査した結果、一番多い場所は、夫婦揃ってダイニング・リビングという答えが多いそうです。
決してふたりで同じことをして過ごすのではなく、同じ空間でお互い別々のことをして過ごすのです。
同じ空間でそれぞれの過ごし方を楽しむためには、ある程度、空間を分けることが必要です。
完全に仕切るとは少し違ったものになります。
お互いの気配を感じられる程度に空間を分けていくのです。
ダイニングとリビングはそういった意味でも程よい場所になります。
例えば、リビングにはくつろげるソファがあることが多いですよね。
同じように、ダイニングにも長時間座っていられる居心地のよい椅子を置いてみるのです。
これで、2人分のくつろぎスペースを作ることができます。
また、収納も別にスペースを取るといったことも工夫されています。
ご自分のお気に入りの椅子やソファの近くに大好きな本を並べられる本棚を置く、テレビや音楽が好きならば、テレビやオーディオの配置も自分のスペース内に配置する、などといったことです。
個別の部屋とまではいきませんが、ちょっとした自分のスペースを確保し、同時にダイニング・リビングの広々とした明るいお部屋でくつろぐことができるのです。
時に夫婦でちょっとした会話やティータイムを楽しんだりと、時間を共有することもすぐにできます。
また、使わなくなった個室のドアを取り外し、見通しのよい空間にし、昼寝や収納スペースにしたりといったように、間取りの使い方も一緒に変化させていくと、より快適な二人暮らしのペースができあがっていきます。
それぞれの居場所があり、二人の居場所があり、静かに時が流れる素敵な空間は理想的ですね。
居心地の良い空間づくりはちょっとした心がけ次第!
今回、ブログで紹介されているお部屋を見ていく中で感じたことは、そこに住む人の快適さをとことん追求していくことが大切だということです。
何気なく毎日を送り、お部屋の中もなんとなくいつものまま・・・。
人は常に変化しています。
そして、それに伴い快適な暮らしの基準も変わってきます。
何気ない毎日の中で、「ここがもっとこうだったらな・・・」と感じる時はありませんか?
そんな小さな気付きを大切にし、ぜひ次のステップに進んでみましょう。
自分だけの快適なお部屋は、自分の中のその小さな気付きを追及していくことでしか手に入れられません。
家族やパートナーがいれば、なおさらです。
そこに住む人たちが笑顔で暮らせる空間は、そういった意識と共に作り上げられていくのだと思います。
そのヒントとして、ぜひブログで紹介されているたくさんのお部屋を見てみてくださいね。
きっと多くの気付きに出会えるはずです。