梅雨に入るこれからの時期、なかなかお布団を干せない日も多くなります。
また、ベッド派の人やベビーベッドの敷布団など、干すことができない寝具のダニやほこりが心配な人には「布団クリーナー」がおすすめです。
数ある布団クリーナーの中でどれを選べばいいかわからないあなたへシャープから発売された最新の布団クリーナーを徹底チェックしました。
お布団を干さないままにしているとどうなる?
お布団を干すのは、思っているより重労働です。
自分の身長よりも長いお布団を運び、ベランダへ干すだけでも一苦労ですが、家族の人数分となるとその作業だけでぐったりしちゃいます。
お布団を干さないと良くないことはわかっていつつも、私はこの作業がなくなったらどのくらい楽になるのかな、と思ってしまいます。
しかし、お布団を干さなかった場合、衛生面が良くありません。
それでは、衛生面が良くないとは、どのようなことなのでしょうか。
●ダニやカビが繁殖する。
ダニは高温多湿を好むので、汗や体温で高温多湿になるお布団は絶好の住処になるのです。
そのダニ自体の寿命は1ヶ月程度ですが、生涯に100個ほど卵を産むと言われています。
また、ダニの死骸が残っていたり、1日に体重の約5~10倍もフンもするので、それらを吸い込むことでアレルギーの原因になる場合があります。
カビは、ダニと同様に湿気の多いところに発生し、胞子を飛ばします。
この胞子が空中に浮遊し、吸い込んでしまうと様々な病気を引き起こします。
朝起きた時に咳が出たり、喉が痛いという人は、すでにダニやカビを吸い込んで、健康被害が出てしまっているかもしれません。
こんな記事を読んでしまうと、今すぐにでもお布団を干したくなるところでしょうが、梅雨の時期や冬になると、毎日干すことができません。
そんな時に便利なのが「布団クリーナー」です。
最近はレイコップやダイソン、パナソニック、シャープなど様々なメーカーから布団クリーナーが発売されています。
布団クリーナーがあれば天日干しは必要ない??
お布団のお手入れといえば「天日干し」です。
また、お日様に当てたお布団で寝るとふかふかで気持ちいいですよね。
それでは、お布団を天日干しした場合、どんな効果があるのでしょうか。
①お布団にたまった湿気を乾燥させる
寝ている間にかいた汗をお布団が吸って、湿気が溜まります。
ダニやカビの増殖を抑えるには、太陽光や自然風で乾燥させることが重要です。
②太陽の熱でダニを駆除する
ダニは鋭い爪でお布団の繊維にしがみつき、掃除機の吸引力に耐える力がありますが、熱に弱い性質があるので、お布団を温めることで駆除ができます。
ただし、天日干しだけではすべてのダニを駆除することは難しいと言われています。
③紫外線の力で菌の増殖を抑える
紫外線には殺菌効果があります。
生物は紫外線を浴び続けると、細胞に変化をもたらすため、ダニや菌類が死滅すると考えられています。
しかし、お布団内部のダニや菌をすべて死滅させることは難しいです。
④消臭効果
寝ている間にかいた汗や皮脂などがお布団につくと、臭いの原因になります。
洗濯物を部屋干しした時のように、お布団に湿気がついた状態で長い時間が経過すると、菌が増殖し、悪臭を放ちます。
天日干しをすることで、太陽の暖かさと風によって湿気が取り除かれ、臭いが感じられない状態となります。
ただし、あくまでも「一時的に臭いを感じられないようにする」ものであると考えてください。
このように天日干しの効果をお伝えしましたが、天気が良くないときには布団クリーナーを使って、お布団を綺麗にしたいところです。
そこで、次はシャープやダイソンなどのメーカーの布団クリーナーについてご紹介していきます。
布団クリーナーはどんなものがあるの?
現在販売されている布団クリーナーにはたくさんの種類があり、製品それぞれで特長が異なるので、簡単に各社の特長をまとめてみました。
●レイコップ Raycopシリーズ
レイコップは布団クリーナーブームの火付け役といっても過言ではないでしょう。
何といってもレイコップは「UVランプ」が搭載されており、除菌やウイルスの除去できることが特長です。
●ダイソン Dyson V7 Mattress
ダイソンといえば吸引力が強いことで有名です。
最大の武器である強い吸引力により、多くのダニアレルゲンを取り除くことができることが特長の製品です。
●パナソニック 紙パック式ふとん掃除機
他社との大きな違いは「紙パック式」ではなでしょうか。
ゴミが紙パックに溜まることで、ホコリを舞い上げずに簡単に捨てることができます。
また、毎分約6000回の高速振動を与えてハウスダストなどをかきあげる「ビートブラシ」が搭載されていることも特長の一つです。
●シャープ サイクロンふとん掃除機
この製品は、約40℃の温風を放出してダニを繊維から引きはがし、サイクロンの力で強力に吸い上げることが最大の特長です。
まだまだたくさんのメーカーから布団クリーナーが発売されていますが、上記の4製品だけでもこれだけ特長が異なるので、実際に購入を検討する際に、どの布団クリーナーを選べばいいか迷ってしまうのではないでしょうか。
シャープから発売された最新の布団クリーナーの性能は?
数ある布団クリーナーの中でも特に気になるのが、「約40℃の温風」を放出できる「シャープ サイクロンふとん掃除機」でしょう。
そこで、シャープの布団クリーナーの性能を掘り下げて見たいと思います。
①新開発「ヒートサイクロン」
約40℃の温風を放出し、ダニを繊維から引きはがし、強力吸引で一気に吸い込みます。
また、温風でふとんの湿気を取り除き、お布団がふっくらします。
②たたいてかき出す「たたきパワーブラシ」
毎分最大約6,000回の高速振動を与えてハウスダストをたたき出します。
③消臭効果
温風と一緒に、シャープ独自の「プラズマクラスターイオン」を放出し、加齢集の臭い成分(ノネナール)を消臭します。
④高性能プリーツフィルターを搭載
ダストカップの内部と、排気経路の2ヵ所に高性能プリーツフィルターを搭載し、微細なハウスダストも逃さない設計になっています。
上記のことから、非常に魅力的な機能が搭載されていることがわかりますが、実際に天日干しに匹敵するような効果が期待できるのでしょうか。
上記で天日干しの効果としてご説明したものと比較してみましょう。
天日干しの効果
①お布団にたまった湿気を乾燥させる
②太陽の熱でダニを駆除する
③紫外線の力で菌の増殖を抑える
④消臭効果
天日干しの効果4つのうち、紫外線以外はすべてシャープの布団クリーナー「サイクロンふとん掃除機 Cornet(コロネ)」でカバーできそうですね。
お布団だけじゃない!布団クリーナーであれもこれも綺麗に!
ここまででシャープの布団クリーナーの性能の良さはわかりましたが、高い金額を出して使用用途が「お布団だけ」というのが気が引けてしまう、という方もいると思います。
シャープの「布団クリーナー」はお布団用の掃除機ですが、使用用途はお布団だけではもったいないです。
他にもいろいろ使えます。
なかなか洗うことのできないカーペットにもダニやホコリは存在します。
定期的に掃除機をかけていても、ダニは鋭い爪をもっているので、通常の掃除機でも吸いきれません。
そこで、シャープの布団クリーナーを使えば、温風によってダニを繊維から引きはがし、吸い込むことができます。
また、ソファも同様にダニが気になりますし、カーテンもカビや湿気が気になります。
他にも、幼稚園や保育園などで使う、お子様のお昼寝用のお布団も気になりますよね。
お子様が使用するものとなると、より清潔に保ちたいものです。
特に子供は汗っかきにも関わらず、毎日干すことができないため、湿気やカビが気になってしまいますね。
そんな時にシャープの布団クリーナーを使うことで、普段からソファやカーテンも清潔に保つことができるので、家族の健康を守る意味でも強い味方です。
このような用途で使用できれば、布団クリーナーと言えども、かなり汎用性の高い製品になると思いませんか。
シャープの布団クリーナーの使い勝手は??
どんなに良い製品でも掃除機って汚れているイメージをしてしまいます。
また、使いづらかったり、重かったりすると、せっかく購入しても使わずにしまったまま、なんてことも考えられます。
その点で、シャープの布団クリーナーはどうなのでしょうか。
●省電力で家計に優しい
この製品は、温風が放出されることが一つの特長となっていますが、実はヒーターを使って風を温めているいるわけではないんです。
本体内部のモーターなどで発生する熱を利用することで、省電力を実現させています。
●軽くて使いやすいハンドル
本体と電源コードを合わせて約2.4kgと軽く、また、使用する場所や高さ、姿勢に合わせてグリップ位置を自由に変えることができるので、女性が長時間使用しても疲れにくい設計になっています。
●掃除の後は簡単後処理
ダストカップはワンタッチで本体から外せて、ゴミ箱へ捨てるだけです。
また、ダストカップもフィルターも丸ごと水洗いできるので、衛生的です。
普段使用しないときはスタンドに立てて収納できますが、お布団で使用する製品なのに吸い込み口が床についたままだと気になりますよね。
しかし、シャープの布団クリーナーなら心配いりません。
専用スタンドに立てた際、吸い込み口は上を向く設計になっているので、使わない時にも清潔に収納することができます。
「お布団が干せない…」を「干さずに布団クリーナー」へ!
お日様に当てたお布団は気持ちがいいですが、排気ガスや花粉も気になりますよね。
また、家族全員分の布団を干す作業も容易ではありません。
でも、シャープの布団クリーナを使うことで、そんな心配ともおさらばできちゃいます。
これからの時期、お布団が干せなくて困るなと思いますが、これからはお布団は干さずにシャープの布団クリーナーに任せてみてはいかがでしょうか。