ジメジメした梅雨に入ると気になりだすのが、お布団の中のダニや埃です。
掃除機で一気に除去したいものですね。
数社が販売している布団専用クリーナーや、従来のヘッド部分を替えるだけで布団クリーナーになるノズルもあります。
サイクロン式掃除機の先駆者、ダイソンからもコードレスクリーナーの布団ノズルが販売されており、布団ノズルの中でも人気が高いのです。
そこでダイソンの布団ノズルをクローズアップしてみます。
まずはダイソンの掃除機の魅力を解剖!
ダイソンの布団ノズルを取り付ける本体について、簡単にお話しておきます。
現在では当たり前のように家電量販店に陳列されているサイクロンクリーナーですが、初めて遠心力を活かしたサイクロン式掃除機の開発をしたのが、イギリスに本社を持つこのダイソン社です。
ダイソンが2011年の発売以来、現在まで50%以上のシェア率を確保し続けている理由は、やはり吸引力が強いイメージからのようです。
一般的に吸引力が強いと大量のごみを吸い取ってくれるというイメージが先行しがちですが、実は吸引力が強すぎると、奥まで入り込んだ微細なごみや埃は吸い取ることができないのです。
ダイソンの掃除機は、他社の紙パック式掃除機より吸引力は数値的には低いです。
しかし、サイクロン式掃除機の先駆けであるダイソンは独自の遠心力を活かした技術で、ごみの分離能力が優れているためフィルターの目詰まりがしにくく、他の掃除機に比べて「吸引力が低下しにくい」のです。
フィルターが目詰まりするようなごみが残らずに排気されるので、掃除機から排出される空気もキレイです。
これだけでもお布団に付いたハウスダスト除去が期待されます。
ダイソンの布団ノズルを解明!
ダイソンの布団ノズルはモデルによって標準付属品と非標準付属品とに分かれますが、ノズルだけでも後から購入できます。
モデルによって装着可能なものとそうでないものがあります。
装着できないものに合わせてアタッチメントもありますが、布団ノズルを後から購入する時は注意をしたほうがよさそうです。
単品購入する場合は、ダイソンからの直接購入や通販サイトから購入できます。
価格は互換品(いわゆる非正規品)は格安で1500円くらいから、正規品は3500円以内くらいで買うことができます。
布団ノズルはプラスティック製でやや安っぽい感じがしますが、つくり自体は簡素なので逆にすぐ壊れてしまうことはないと思います。
ダイソンの布団ノズルは、ヘッドの幅が狭く吸い込み口が分散せずお布団と密着させ吸引力を弱めないので、お布団の中の微細なごみや埃を吸い取る能力が高くなります。
しかし、その密着度と吸引力で、掃除機をかける時にやや動かしづらくなることが難点のひとつになります。
敷布団よりも、軽い掛け布団を掃除する時に若干のワザが必要になってきます。
他社の布団専用ノズルと比べる
数多くの掃除機が出回っているので、ダイソンだけでなく各メーカーからも別売りの布団ノズルが販売されています。
ダイソン同様のすっきりしたノズルから凝ったタイプのノズルもあり、中でも回転式のローラーが付いたものが多いのですが、お布団の表面をたたく機能があるものやごみをかき出すブラシが付いたノズルも販売されています。
また、最近では振動でごみや埃をたたき出す振動機能やUV照射がついたものまであります。
シンプルなもので900円程から、たたき出す機能などが付いたものは10000円台までと価格帯に幅があるのです。
ダイソンのHPで新しく発売された布団クリーナーのページでは「UVライトはダニを死滅させるのに有効ではない」「ベッドやお布団に振動を与えても、ダニをたたき出すことはできない」のようなキャッチコピーがうたわれています。
このキャッチコピーを見る限りですと、他社から発売された布団専用クリーナーと布団ノズルへの挑戦的なイメージを感じてしまいますが、ダイソン社の検証の結果がこのように出ているとのことです。
また、ダイソン社だけではなく、布団専用クリーナーや布団ノズルは各社、力を入れているアイテムでしょう。
ダイソンの布団ノズル購入を考えてみる
現在、アレルギーで悩みを抱えている人は年々増えているので、持っている掃除機は「まだ使える」「最近、買ったばかり」という方は多いのではないでしょうか。
ダイソンの布団ノズルはアレルギーを持っている方が気になるお布団だけではなく、マットレスや座布団、クッション、布製ソファ、ぬいぐるみ、カーテンなどの掃除ができます。
そもそも海外に本社があるダイソンですから、靴のまま毛足の長いカーペットを歩く生活で出るごみや埃の掃除向けにできた掃除機です。
また、布類に関しては得意分野です。
記述にもありますが、ダイソンの布団ノズルは見た目は小さくて頼りなく思えますが、ヘッドは小さく吸引力を弱くしないので、微細なごみや埃の吸引力を高くしているのです。
ダイソンがしつこいくらいにいっているこの「吸引力」にこだわり、自信があるので、ダイソンの掃除機をお持ちの方は布団掃除用にノズルを常備しておくのもよいかもしれません。
他にもあるある!ダイソンのノズルシリーズ
これまでダイソンの布団ノズルについて述べてきましたが、布団ノズルの他にもダイソンには便利なノズルがあります。
ダイソンの掃除機は、一般的な掃除機と差込口が違っているので通常、家電量販店で売られている全メーカー対応のものでは付かないことがほとんどです。
購買誘導は当たり前ですが、専用の各ノズルを取り付けることによって、本体そのものの機能が発揮されるという自信も見受けられます。
セットには、
・頑固な汚れに便利なハードブラシ
・テレビなどに使いたいソフトブラシ
・1.2mまで伸ばせる延長ホース
・布団ノズルのセットや伸びて曲がる隙間掃除に便利なフレキシブル隙間ノズル
・ブラインドの掃除に適したソフトブラシツール
と布団ノズルのセットがあります。
それぞれ単品でも買うことができますが、布団ノズル同様にネット通販やダイソンオンラインストアで新品が約6000円~くらいで購入できます。
単品ではCMでも見る機会のあるペットのお手入れ専用のペットグルーミング、ノズルに絡む髪の毛が気になる人には快適なタングルフリータービンツールなどもあります。
それぞれ基本的な連続使用時間や充電時間の違いなどは、ほとんどないようです。
布団ノズルを購入する時に、併せて購入も検討してみるのもいいかもしれません。
ノズル交換だけじゃなく、本体丸ごと交換!布団専用も!
布団ノズルに替えるだけで掃除機でお布団を掃除することはできますが、ダイソンや他社でお布団の掃除に特化した専用クリーナーも販売されています。
ダイソンでは13年前から微生物研究所がありダニを飼育して研究、分析をし、効果的なアレルゲン除去技術を日々開発しているそうです。
この布団専用クリーナーは、ダイソンのテクノロジーを屈指した売りであるデジタルモーターV6を搭載したDC61というモデルです。
スイッチONからOFF時まで強力な吸引力を維持、お布団の表面との密閉を保ちながらお布団の繊維の奥にいるダニ、ごみ、埃や人の皮膚などを取り除きます。
アレルゲンを取り除く力は、普通の布団クリーナーの4倍あるそうです。
排気にもさらに気配りされており、微細なごみと空気を分離して部屋の空気よりもきれいな空気を排出するそうです。
こんなスーパー布団専用クリーナーにも弱点もあり、お布団の奥に潜んだダニやごみの吸引に集中してしまうからかバッテリー消耗時間が約20分足らずと実に短く、音が大きい、ハンディクリーナーなのに重いなどが口コミでよく見られます。
気になる参考価格は、税込み47304円程度で、店頭では36000円くらいから39000円くらいです。
布団専用クリーナーの価格が高いか低いかはあなたの感覚次第になります。
広範囲の掃除とお布団の掃除をバランス良くするのがベター
お布団内部に潜むダニの数を減らすには、餌となる人の皮膚を取り除くことにあるといいます。
それは目に見えない超微細なので、掃除機に除去するための吸引力は必要不可欠となってきます。
そのため、ダイソンの掃除機は魅力的です。
布団専用クリーナーでなくてもお布団の掃除は可能です。
ダイソンクリーナー本体に布団ノズルを取り付けて、お布団の掃除をするパターンのユーザーが多いです。
これからの時期に活躍しそうな布団ノズルを使ってみる価値はありそうです。