フィギュア台座を100均材料で手作り!素敵な飾り方をしよう

ガチャガチャの景品やゲームセンターでゲットしたフィギュア達、あなたはどのようにディスプレイしていますか?

いつの間にか増えてしまったフィギュア達、フィギュア用のコレクションケースは意外と値が張って手を出しずらい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はそんな方々のために100均材料でできるフィギュア台座の作り方をご紹介します!

フィギュアケースの選び方のコツ

まずは、基本中の基本、フィギュアケースの選び方についてです。

フィギュアケース選びのコツを押さえておけば、台座を手作りする際も材料選びに失敗しないでしょう。

①フィギュアの大きさに合ったケースを選ぶ

あたり前と言えばあたり前なのですが、フィギュアを美しく飾るためには、フィギュアの背丈・幅に合ったケースを選ぶのが基本です。

②アクリル製でより薄いものを選ぶ

大切なフィギュアをより精密に鑑賞したいのであれば、ガラス製のものよりアクリル製のフィギュアケースを購入しましょう。

フィギュアの鑑賞精度は、フィギュアケースのケース素材に左右されます。

ガラス製のものは光が反射してしまうので、フィギュアを正しく精密に鑑賞できません。
鑑賞用には、アクリル製のもの、なおかつ、より薄いケースをチョイスしましょう。

③できることならUVカット機能付きフィギュアケースを使う

そのまま飾ると、太陽の光で次第に劣化してしまいます。

フィギュアの日焼け・色あせなどを防ぐためにも、フィギュアはフィギュアケースに飾りましょう。

フィギュアケースにはUVカット機能付きのものもありますので、劣化を防ぎたい方はUVカット機能付きフィギュアケースを選ぶと良いでしょう。

早速台座の材料探し!材料は100均でも見つかる!?

それではいよいよフィギュア台座の材料を調達しに行きましょう。
果たして本当にフィギュア台座の材料が100均で手に入るのでしょうか。

答えはイエスです。

100均の中には上の条件をクリアした材料があったりします。

その一つが、「フォトフレーム」です。

100均のフォトフレームでサイズが大きいものはアクリル製のものが多いので、フィギュア観賞用のコレクションケースを作るのにピッタリです。

また、100均のフォトフレームは、アクリル板の板がちょうど良い薄さなので、観賞用に適しています。

他にも100均には、

・木材
・ウォールボックス
・リメイクシート
・蝶番

など、フィギュアケースの土台となる材料やリメイクに使えそうなグッズがそろっています。

今回はこれらの材料を主に、

[小さなフィギュアをディスプレイできるフィギュア台座][ある程度大きさのあるフィギュアをディスプレイできるフィギュア台座]

の二つのパターンを作り方をご紹介していきます。

100均材料でフィギュア台座を作ろう①

それでは早速、100均材料でフィギュア台座を作っていきましょう。
ここでは、比較的小さなフィギュアを飾るのに適したフィギュア台座の作り方をご紹介します。

気になる材料は、

・インテリア用ウォールボックス
・木工用ボンド

これだけです。

作り方はいたってシンプルです。

インテリア用ウォールボックスは、横に並べたり縦に積み立てたりできるので、それを活かして自分好みに組み合わせ、木工用ボンドで固定するだけです。

より多くのウォールボックスを横に並べてボンドで接着し、さらにその要領でウォールボックスを積み立てていけば、たくさんのミニフィギュアを飾ることができるウォールラック型・オリジナルフィギュア台座の完成です。

ウォールボックスの良いところは、自分好みに自由にカスタマイズできるところでしょう。

ただし、インテリア用ウォールボックスは木枠に背面のついたものを選びましょう。

木枠だけのものを使うと、上述したように太陽の光がフィギュアにあたり、フィギュアの劣化を招く恐れがあるからです。

もしくは、木枠だけのものを選ぶのであれば、ウォールボックスを設置する際に工夫が必要です。

太陽の光が当たりにくい北側に設置したり、光が届かない壁側に固定したりして上手くフィギュアの劣化を防ぎましょう。

100均材料でフィギュア台座を作ろう②

次にご紹介するのは、100均のフォトフレームを用いてフィギュア台座を作る方法です。

材料は、

・木材(4枚)
・フォトフレームA4サイズ(2枚)
・蝶番(2つ)
・ネジ(2つ)
・木工用ボンド
・紙ヤスリ
・ノコギリ
・電動ドリル

です。

材料は電動ドリル以外どれも100均で手に入ります。

まずは、フォトフレームの裏面の金具を取り除き、取り除いたフレームに付属のアクリル板を木工用ボンドで接着します。

次に、木材をフォトフレームの枠の部分のサイズに合わせてカットします。

A4のフォトフレームのサイズは、21.0×29.0センチが規格サイズなので、ここでは木材の厚みを考慮して木材をカットします。

おおよそ木材の厚みが9ミリなので、長さ29.0センチを2枚、19.2センチを2枚それぞれ用意します。

木材はなるべく正確に測定し、ノコギリで丁寧に切ります。
ノコギリで切断したら、断面をヤスリできれいに磨きます。

仕上がった4枚の木材をフレームに合わせるように長方形に組み立て、接合部分を木工用ボンドで接着します。
組み立ててできた木材の枠の両面にフォトフレームを合わせ、その一方をボンド接着します。

もう一方は電動ドリルを使って蝶番で留めます。
蝶番は上部につけると良いでしょう。

上記の手順を踏めば、大きいサイズのフィギュアもディスプレイできるショーケースのできあがりです。

100均で手に入るフィギュア台座をアレンジしよう!

最近では100均も充実しており、フィギュアケースといっても様々なタイプのものがあります。
ひな壇型のものやタワー型のもの、ボックス型のものなどです。

これら市販のフィギュアケースをそのまま使っても問題ありませんが、ここにほんの少し手を加えるだけで素敵なフィギュア台座ができあがります。

材料は、

・アクリルディスプレイスタンドひな壇
・リメイクシート

です。

そのままフィギュアを並べて使えるアクリルディスプレイスタンドひな壇ですが、リメイクシートを貼るだけでアクリル板のときとは違った演出のできるディスプレイスタンドに変身します。

リメイクシートには、木目調やレンガ調、大理石柄など様々な柄があります。

木目調にも淡い木目調や濃い木目調、ナチュラルからウッディーなものまでそろっていますし、レンガ調も赤レンガ、白レンガなどがあり、バリュエーションも豊富です。

フィギュアのタイプや演出したい雰囲気に合わせてこれらの柄を使い分けるとフィギュアをよりお洒落に飾れそうです。

なお、リメイクシートを貼るときは、ヘラなどを押しあてて丁寧に空気を抜きながら貼るのがコツです。

目からウロコ!100均材料でできる意外なディスプレイ方法

100均材料でフィギュア台座を作るも良し、リメイクするも良し、ですが、実は100均材料はそのままでもフィギュアをディスプレイするのに使えるものばかりです。

ここではその一部をご紹介します。

●コルクボードに飾る

コルクボードは、ストラップ付きの小さなフィギュアを飾るのに適しています。
ストラップ部分を押しピンで刺して留めるだけで、簡単に飾ることができます。

このとき飾るフィギュアは、サイズをある程度統一すると全体の見栄えが良くなります。

●ワイヤーネット+ワイヤーラックに飾る

ワイヤーネットもワイヤーラックも100均で購入できます。
ワイヤーネットにワイヤーラックをひっかけていくと、シンプルなワイヤーネットウォールラックができます。

ある程度サイズのあるフィギュアやぬいぐるみもワイヤーラックに収まるので、これらを飾るのに適しています。

●ガラス瓶の中に入れて飾る

フィギュアをガラス瓶の中に入れてアクアリウムのように飾る例です。

100均の吸水ポリマーを使います。

まず、吸水ポリマーとフィギュアと瓶をよく水洗いして、瓶の中に吸水ポリマーを半分くらいまで入れていきます。

次に、フィギュアをセットします。

さらに、上から吸水ポリマーを瓶いっぱいになるまで敷き詰めて、最後に水を入れて蓋を閉めれば完成です。

他にも100均グッズを使えば、これらとは違った新しいディスプレイ方法が見つかるかもしれません。
アイディア次第でリーズナブルに美しく飾ることができるのも100均の魅力ですね。

手作りのフィギュア台座で友達に差をつけよう!

今回は100均材料でできるフィギュア台座の作り方をご紹介しました。

ある程度大きさのあるフィギュアをディスプレイできる市販のアクリル製コレクションケースは、意外と値が張ります。

たくさんのフィギュアをディスプレイしたいけど、購入するのは難しい…。

そんなときはぜひ今回ご紹介した「フォトフレームで作るアクリル製フィギュアケース」を作ってみてくださいね。