ごちゃつくパソコンデスク周りの配線、どのように整理していますか?
整理方法がわからない、なんだか面倒で手つかずじまい…
まさか、そのまま放置している…なんてことはありませんか?
今回は誰でも簡単にできるワイヤーネットを使った収納術をご紹介します!
ワイヤーネットは収納の味方!
ホームセンターや100円均一で見かけるワイヤーネット、実はこれ、万能な収納アイテムだってことご存知でしたか。
ワイヤーネットの性質を活かし、使いこなせるようになれば、収納美人になれること間違いなしです。
そこで、まずはワイヤーネットDIYのメリットをご紹介します。
①経済的で初心者でも始めやすい
DIYを始めるにあたり、やはりネックになるのは経済面と失敗へのリスクではないでしょうか。
しかし、ワイヤーネットDIYは経済的にも優しく、失敗しても比較的やり直しが容易ですので初心者でも始めやすいといえます。
②手に入りやすい
ホームセンターや100円均一に行けば、品切れでない限り、ワイヤーネットは必ず手に入ります。
材料が簡単に手に入るので、DIYへのハードルが下がります。
③取り外ししやすい
DIY初心者に失敗はつきものですが、ワイヤーネットDIYであれば失敗してもやり直しが効くので着手しやすいといえます。
また、模様替えや引っ越しの際に取り外ししやすいことも大きな利点です。
④工夫次第でカスタマイズがいくらでも可能
「結束バンドやジョイントでワイヤーネット同士をつなげてみる」
「ワイヤーバスケットを取り付けてみる」
「頑丈な板をあてて、ワイヤーネットを曲げてみる」
「二本の突っ張り棒の上にワイヤーネットを寝かせて、結束バンドで固定してみる」
など、カスタマイズ方法はいろいろあります。
アイディアと工夫と次第で様々なものができそうです。
⑤用途に富んでいる
今回ご紹介するパソコン配線の収納スペースを作ったり、キッチンツールの収納スペースやベビーガード、ゴミ箱、簡易ラック、CDディスプレイ、小物ディスプレイなど、用途に応じて様々なものが作れます。
他にもアイディア次第で色々できそうです。
たったこれだけ!材料をそろえてパソコンデスクに収納スペースを!
前項を読んでみて、いかがでしたか。
ワイヤーネットDIYにチャレンジしてみたくなった方も多いのではないでしょうか。
経済的で簡単、アイディア次第でカスタマイズがいくらでも可能なワイヤーネットDIYにぜひチャレンジしてみましょう。
そこで、まずは材料をそろえましょう。
今回は、パソコンデスク周りの配線整理を例に、収納スペースを作りたいと思います。
そこで用意するものは、
・ワイヤーネット
・ワイヤーバスケット
・結束バンド
たったこれだけです。
どれもホームセンターや100円均一で手軽に購入できます。
ワイヤーネットをパソコンデスクの背面にしっかりと取り付けたい場合はドライバーとネジがあるとよいでしょう。
また、購入前に取り付けたいパソコンデスク周りの寸法を測っておくと、ワイヤーネット選びがスムーズにいきますし、お店で材料選びの際に閃いたアイデアに対応できるのでおすすめです。
ワイヤーネットでパソコンデスク周りをスッキリ収納!
実際に道具を揃えたら、収納スペース作りです。
①ワイヤーネットとワイヤーバスケットで収納スペースを作る!
では、早速ワイヤーネットとワイヤーバスケットで収納スペースを作っていきましょう。
まず初めに、パソコンデスクの背面にワイヤーネットあてて、サイズの適したワイヤーネットを固定していきます。
固定方法には、
●ドライバーで締めたネジにワイヤーネットを吊るす方法
●結束バンドを使ってそのままデスクの柱にワイヤーネットを固定する方法
があります。
ここはご自宅のデスクの形態に合った方を選びましょう。
デスクの背面に適した大きさのワイヤーネットが見つからない場合、それぞれのワイヤーネットを結束バンドで結び、ご自宅のデスクの背丈に合ったものを作って固定します。
次に、固定したワイヤーネットにワイヤーバスケットをひっかけていきます。
このバスケットは後にルーターやLANケーブル、ACアダプター、延長コードの電源タップなどの収納部屋になるので、収納スペースを作るときからどこに何を収納するのかイメージしながら配置していきましょう。
②ルーターやLANケーブルを収納する
出来上がった収納スペースに収納したいルーターやLANケーブル、ACアダプターなどをセットすれば完成です。
「セットしたもののなんだかしっくりこない」「最初にイメージした出来と違う」ということもあるでしょう。
この場合でもワイヤーバスケットは簡単に取り外せますので、もう一度ワイヤーバスケットの再配置をして、納得のいく収納スペースを作りましょう。
ワイヤーネットと結束バンドで配線を整理しよう!
上記では、ワイヤーネットにワイヤーバスケットを引っかけて収納スペースを作る方法をご紹介しましたが、この方法はパソコンデスクの背面が広い場合に有効であり、狭い場合には適していません。
ご自宅のパソコンデスクの背面スペースが狭く、ワイヤーバスケットをひっかけられなかったり、上記の方法でルーターやNANケーブルを収納してみたものの、配線がごちゃついて中々スッキリしない、ケーブルが長く、かさばってしまい収納しきれない、といったこともあるでしょう。
そんなときに役立つマストアイテム、それが結束バンドです。
結束バンドもワイヤーネット同様、ホームセンターや100円均一で手軽に入手できますので、ワイヤーネットを購入する際はぜひ結束バンドも購入しておきましょう。
さて、気になる配線の整理方法についてです。
やり方は簡単です。
①気になるコード類を束ねて結束バンドで縛る
②結束バンドで縛ったコードの束をワイヤーネットに取り付ける
これで完成です。
ただ、①ではコード類をあまりきつく縛りすぎないように注意しましょう。
きつく縛りすぎるとコードの劣化につながりますし、模様替えや引っ越しの際に取り外して再配置するのに非常に手こずることになります。
②の取り付け方法は、同様に結束バンドを使い、ワイヤーネットの網目に結束バンドを通し、束ねたコードを取り付けます。
ここで使う結束バンドはあそびのある長いものを用意しましょう。
ワイヤーネットへの取り付けがしやすくなります。
パソコンデスク周りをスッキリ見せるコツ
ワイヤーネットを使っての収納術で、配線類を綺麗にしたら次は、パソコンデスク周りをスッキリ見せるコツをご紹介しましょう。
パソコンデスク周りをスッキリ見せるコツは、これらの「隠す収納」と「見せる収納」を上手に使い分けることです。
「見せる収納」とは、お気に入りの小物や洋服、食器、楽器、など人に見せたいもの、飾りたいものを目に見える形にして収納することです。
例えば、ペンを収納するにしても「ペンスタンドに立てる方法」と「ペンケースや引き出しに入れる方法」とがあります。
しかし、見せる収納は、「ペンスタンドに立てて、あえてペンが見えるように収納する」「お気に入りの服をクローゼットにしまわず、あえて壁に飾る」など、これらのスタイルのことを指します。
「隠す収納」とはこの逆のスタイル、すなわち上記の例でいえば、「ペンケースや引き出しにペンを直す」「クローゼットに服を収納する」ことに該当します。
これらを上手く使い分けることでパソコンデスク周りはスッキリするのです。
また、パソコンデスク周りの家具や小物に統一感を出すことで空間がより引き締まります。
デスク周りの家具や小物の色や形、素材を統一させることに注意しながら、今一度ご自身のデスク周りの収納に努めてみてはいかがでしょうか。
ワイヤーネットを使った収納術、番外編!
パソコンデスク周りの配線以外にも、ワイヤーネットを使えば様々なものが収納できちゃうんです。
ここではその一部をご紹介します。
①レンジフード下にワイヤーネットを吊るす
レンジフード下にワイヤーネットを吊るし、フックをかければ、便利なキッチンツール収納の出来上がりです。
使い方は、お玉やフライ返しなどそれぞれのキッチンツールをフックに吊るして収納します。
フックも100円均一で簡単に手に入ります。
また、ワイヤーバスケットをひっかけ、そこに調味料を置けば、調味料収納にもなります。
②壁にワイヤーネットを取り付ける
壁にワイヤーネットを取り付け、そこに大切な小物や思い出の詰まった写真、ポストカードなどをウッドクリップで留めればオリジナル・ディスプレイの完成です。
これは見せる収納を活かした例です。
インテリアにもなり、収納もできる、まさに万能です。
③ワイヤーネットに鍋蓋ラックを取り付ける
ワイヤーネットに鍋蓋ラックを取り付ければマガジンラックだって作れちゃいます。
方法は、長方形のワイヤーネットの両サイドにワイヤーネット専用のスタンドを付け、鍋蓋ラックを取り付けるだけです。
また、鍋蓋ラックを二つ用意し、ワイヤーネットに並列に取り付ければスリッパ収納にもなるから驚きです。
収納のコツはデッドスペースを活かすことにあり!
今回はワイヤーネットを使ったパソコンデスク周りの収納術をお伝えしました。
もうお分かりの通り、カスタマイズに優れたワイヤーネットを使えば、アイディア次第でその他の場所もスッキリ収納できそうですよね!
収納することで部屋を広く見せることができますし、掃除がしやすくなり、清潔に保てます。
パソコンデスク周りであればなおのこと、空間が整理されることで作業効率もアップすることでしょう。
収納のコツはデッドスペースを活かすことにあります。
ぜひ、ご自宅の未使用デッドスペースを活かし、ワイヤーネットDIYであなただけの収納スペースを作ってみてはいかがでしょうか。