古い下駄箱をおしゃれなインテリアに!塗装方法はこちら!

玄関にある下駄箱はお客様の目に必ず触れるものです。
さらに玄関の雰囲気にも左右されますよね。

玄関が味気ないな、と感じたら、思い切って下駄箱を塗り替えてみませんか?

下駄箱の印象を変えるだけで、味気ない玄関がお気に入りの空間に変わるかもしれません。

こちらでは下駄箱の塗装方法のご紹介します。
お手軽DIYをして玄関をお気に入り空間に変えてみましょう。

まずは下準備!下駄箱が何で出来ているか確認しよう

下駄箱の塗装方法をご紹介する前に、知っておいて欲しいことがあります。
まず、塗装するものにより、塗り方や塗料が変わってきます。

そのため、塗装する物の素材を知っておきましょう。

家具の素材が無垢の木なら、そのまま塗装できます。

また、ニスが塗ってあれば塗料がうまくのらない可能性があるため、ヤスリをかけてから塗ります。

ペンキが塗ってある場合は、水性ペンキなら水性ペンキ、油性ペンキなら油性ペンキで塗るようにしましょう。

水性か油性かを判断するのは簡単ではありませんが、「爪で削れたら水性」というように判断することが多いです。

逆に塗ってしまうと、ペンキの膜にヒビが入るので、気をつけてください。
また、1度塗りにすると元の色が透けることがあるため、2、3度塗りにしてください。

化粧合板の場合は、塗料がうまくのらない可能性があるため、ヤスリをかけてから塗装します。
このとき、ヤスリをかけたときに出る粉をきれいにしてから、塗装するようにしてください。

下準備ができたら道具をそろえよう

下駄箱の塗装方法についてですが、まずは塗料についてご紹介していきます。

●バターミルクベイン
最高級の自然塗料です。
柔らかな色合いで、マットな仕上げになります。

また、耐水性の高い塗料になります。
可愛らしい感じにしたい場合は、バターミルクペイントを使いましょう。

●オイルステイン
木材に浸透させる塗料です。
木の色を変えることができる塗料だと考えてください。

アンティーク系の家具を塗るときにおすすめの塗料になります。
また、ハケ跡が残りにくいため、初心者でも使いこなせます。

●一般塗料
ホームセンターで買うことができる基本の塗料です。
色の種類も豊富です。

木目を塗りつぶせるため、塗る素材に傷や節などがある場合でも、ペンキを塗ると傷や節が見えなくなります。

塗料がわかったところで、塗装をするときに準備するものについてもご説明します。
用意するものは、養生テープ ・はけ2本・塗料・半艶・バケツ・雑巾 などになります。

ホームセンターに行けば、これらを揃えることができます。

古い下駄箱が新品同様に?!詳しい塗装方法の手順

それでは、下駄箱の塗装方法について、ご紹介していきます。

①つるつるとしているので、ヤスリをかけて、塗料がのりやすくしましょう。

角は色が変わりやすいため、やすりがかかるとわかりやすいのですが、真ん中は色が変わりにくいことがあります。

しかし、面に凹凸を作って、塗料がのりやすくなれば良いので、色が変わらなくても気にしないでください。
触ってややざらざらすればOKです。

②粉を拭き取ったら、塗ってはいけない場所に塗料がつくのを防ぐ準備をしましょう。

ここで手を抜いてしまうと、DIYが台無しになるので、「養生が最も大切なこと」だと思ってください。
外から見て見える部分だけを塗るのか、あるいは全部塗るのかを、まずは決めてください。

今回の下駄箱は、外から見える部分だけ塗るため、中にはペンキが付かないように養生しましょう。
それから、家具を塗るところにも、ビニールシートを貼って、養生をしてください。

塗りたいところと塗ってはいけないところの境は、丁寧に貼りましょう。

ペンキを使った塗装方法

下駄箱の塗装方法を引き続きご紹介していきます。

③ペンキを塗っているときに、ハケの毛が抜けてしまって、家具についてしまうことがあるため、抜けかけている毛は前もって取り除いてください。

そして、ペンキは分離することがあるため、しっかりと混ぜましょう。
塗るときは、塗料がまんべんなく行き渡るように、塗料を重ねないでスピーディに塗ってください。

端から塗っていくと、まんべんなく塗りやすいです。

ハケは木目に沿って動かして、同じ方向にだけ動かすようにしましょう。
薄く感じても、乾かしてから2度塗りをすると濃くなるので安心してください。

薄く感じて不安になって、乾いてないときに何度も塗ると、ムラになるのでやめましょう。

④風通しの良いところで30分くらいすれば、しっかりと乾きます。

夏は、30分~1時間、冬は1時間~2時間くらいあれば、しっかりと乾きます。

⑤家具を塗装した後に、その家具に触ることはよくあります。

手や服に塗装がついたり、掃除するときに塗装がハゲたりしたら困るので、半艶を塗りましょう。

ムラなく塗るのは、塗料より難しいです。
しかし、塗料のときと同様に、薄めにスピーディに塗ると、きれいにできます。

以上で、完成です。

ペンキの塗装方法以外にもリメイク可能!?

下駄箱の塗装方法についてご紹介してきましたが、次はペンキを塗るのはハードルが高いという人に、簡単に100均のリメイクシートでリメイクをする方法をご紹介していきます。

リメイクシートを使用すれば、部屋の感じを簡単に変えることができます。
100円ショップで購入できるのも、手軽です。

それでは、リメイクシートの貼り方のコツについて、ご紹介していきます。

①柄が合うように、張る場所に合わせて並べてください。

②裏のシール部分を少し剥がして、折り目をつけてください。

③ややはみ出す所から貼り、空気が入らないようにこすりながら裏紙をはがします。

④貼ったら、枠が浮かないように押さえて、はみ出たところはカッターで切ります。

壁だけではなく、インテリアもリメイクシートで、部屋の雰囲気を変えてみてください。
たったの100~200円くらいで、そしてほんの少しの手間をかけるだけで、古い家具もとてもステキなインテリアとして変身させましょう。

お手軽DIYでオリジナルの下駄箱を作ってみませんか

靴がどんどん増えていって、下駄箱は既にいっぱいのときは、100円ショップのすのこ、レンガ、つっぱり棒などを利用して、DIYしてみてください。

すのこの端にレンガを置いて、その上にすのこを乗せるだけで、簡単に下駄箱を作ることができます。
すのこは100円ショップで買えますし、レンガはホームセンターで買えます。

ブロックとすのこを追加すれば、収納量を増やすこともできます。

また、すのこだけを使用した下駄箱も作れます。
すのこは、釘ややネジで留めると丈夫になるのですが、木工用ボンドで付けるのでもOKです。

玄関の棚の空いた空間に置くと、空間が活かせます。
また、小さいすのこは、子供の靴を収納するのに便利です。

ペンキで塗装をする場合は、さきほどご紹介した塗装方法を参考にしてください。

茶色のペンキを塗ってから、オイルステインを重ねて塗ると、すのこの木目が出るのでステキです。
また、ワトコオイルを塗ると、木の風合いが出ます。

すのこの裏側の下駄が嫌な場合は、塗装前に下駄を取ってください。

自分だけのオリジナル下駄箱

古い下駄箱も塗装するだけで印象がガラリと変わります。

好きな色、インテリアに合わせた色を塗るとまた違った良さがでてきますよね。

板によって色を変えてみたり、シャビーな感じを出してみたりと、自分だけのオリジナル下駄箱で、玄関の雰囲気も素敵に変身するはずです。