よだれ、汗、おねしょ、ベビー布団を清潔に保つのは大変です。
めんどくさがって放置して置くと、アレルギーや喘息を発症してしまうかもしれません。
ゾッとしますよね!
この記事では、ベビー布団を洗濯する方法や、おすすめの宅配クリーニングをご案内していきます。
ベビー布団を清潔にして、雑菌から赤ちゃんを守ろう!
人間は寝ている間に約200cc(コップ一杯分)もの汗をかくと言われています。
毎晩の汗を吸収しているお布団の湿度は、とても高いものになっています。
この湿気の高さがダニの発生やカビの原因となっています。
ダニは人間の皮脂、フケ、髪やジメジメしたところが大好きです。
これらが揃っているお布団はダニにとっては格好の住処となっています。
また、湿気によって発生したカビ菌までも食べることで、さらにダニが増殖してしまいます。
この雑菌が原因でアレルギー反応を起こす人も少なくありません。
自宅でベビー布団を洗おうと思っても、洗い方がわからなかったり、洗濯機が小さくて洗えないという方も多いと思います。
そんなときクリーニングに出してみようと思うこともあるかもしれません。
しかし、クリーニングでお布団の丸洗いを頼もうとすると思っていたよりも値段が高いことがあります。
また、クリーニング店までお布団を持ち込むことも大変です。
それでは、自宅でベビー布団を丸洗いする方法はないでしょうか。
これから自宅での洗濯方法をご紹介します。
まずは洗濯表示タグを確認しましょう。
水洗い可能なものは自宅で洗濯ができます。
しかし、水洗いに×印が付いている場合は洗うことができません。
汗っかきな赤ちゃんのために!ベビー布団の毎日のお手入れ
ベビー布団の日々のお手入れは「干すこと」が基本です。
赤ちゃんは小さな体ですが、とても汗っかきです。
こまめに干したり、布団乾燥機を利用したりしてお布団の湿気を飛ばしましょう。
天日干しが一番理想ではありますが、花粉や風が強くて黄砂、砂埃が舞っている時季は室内干しにした方がいい場合もあります。
天気をみて、干す場所を検討してください。
それでは、干し方の詳細をご説明します。
干し方は、カバーを掛けたまま両面を干しましょう。
夏場は午前中の1~2時間程度、冬場は昼前後の晴れ間に2~3時間ぐらいを目安に干します。
大人のお布団よりも2~3倍の頻度で干すようにしてください。
忙しくてそんなに頻繁には難しいという方は、ベビーベッドの利用も考慮しましょう。
ベビーベッドの柵にお布団をかけたり、敷布団を立てかけるだけでも、湿気をとばす効果はあります。
カバー類の洗濯はこまめにしてあげましょう。
汚れがない場合でも週に1度は洗濯してあげるといいでしょう。
カバーにファスナーがついている場合は、ファスナーを閉じて洗濯ネットに入れて洗濯してください。
洗剤がのこらないようにすすぎはしっかりとしましょう。
毛布はネットに入れて洗濯してください。
ウール毛布はウォッシャブル加工されていない場合は、水洗いすると固く縮んでしまうことがありますので、洗濯表示をしっかり確認して洗濯をしてください。
自宅での洗濯が難しい場合には、クリーニングの利用も検討してみましょう。
クリーニングに頼らない!?自宅でお洗濯するときのコツ
ベビー布団の洗濯のコツをご紹介します。
掛け布団(キャメル・羽毛・ダクロンアクア・アレルキャッチャーの場合)は、自宅で洗濯ができます。
30℃くらいのぬるま湯に中性洗剤を溶かし、洗濯ネットに入れて優しく押し洗いしましょう。
洗濯機を使用する場合は、弱めの水流、もしくは洗濯機の「毛布コース」「ドライコース」等を利用して洗濯してください。
すすぎはお布団に洗剤が残らないようにしっかり行いましょう。
脱水は少し弱め(短め)にしましょう。
強くすると糸切れや綿切れの原因となります。
干す前には、お布団の四隅を引っ張り、形を整えてから干します。
完全に乾くまでしっかりと干します。
次に敷パッドの洗濯方法をご紹介します。
掛け布団と同じく中性洗剤を溶かした30℃くらいのぬるま湯で優しく押し洗いしてください。
また、敷パッドもすすぎをしっかり行ってください。
脱水方法ですが、縦長に置き、手前からロールケーキを巻いていく要領でゆっくり巻きながら脱水するといいです。
干す前には形を整えて完全に乾くまでしっかりと干しましょう。
掛け布団も敷パッドも注意点があります。
※どちらもタンブラー乾燥はしないようにしましょう。
※固綿敷布団は洗濯ができません。
※オーガニックコットンのもの、固綿敷マットや三層敷布団は、自宅での洗濯よりも専門のクリーニング店でのクリーニングをおすすめします。
おねしょのシミは頑固!そんな時はクリーニング業者に依頼!
おねしょの頑固なシミに困ってしまった方も多いのではないでしょうか。
おしっこのシミは水溶性のため、自宅でも洗濯をすればある程度は落ちますが、時間が経った場合やシミの具合によってはなかなか落ちないことも多いです。
そのような頑固なシミには漂白処理が不可欠です。
しかし、自宅での漂白処理は「色柄物の場合は事前のチェックが必要」「おしっこのシミには基本的には塩素系や還元系の漂白剤は適さない」等の専門的な知識が必要となります。
また、つけ置きする時間も難しく、手間がかかってしまうことが多いです。
そのようなことから近年はベビー布団のクリーニングのニーズが高まっていると言われています。
特に、朝まで気づきにくいおねしょのシミを落とすのは大変難しく、専門の業者に依頼することは大きなメリットがあるでしょう。
お布団のクリーニングを依頼する場合は、近所の店舗までシミのついた汚れたお布団を持ち込むことが一般的な方法ですが、自宅の周辺に信頼できる業者に持ち込む時間がない場合もあります。
そのようなときは、インターネットを利用してお布団を取りに来てもらえるクリーニング業者を探してみてはどうでしょうか。
子どもの快適な睡眠環境のためにもベビー布団だけでもクリーニングを利用することをおすすめします。
仕上がりに満足!ベビー布団におすすめな宅配クリーニング
最近では、子どものおねしょのシミに対応するための宅配クリーニングサービスというものがあります。
これまで見てきたとおり、子どものおねしょの後始末は自宅でもできますがとても大変です。
おねしょは、乾燥させても臭いや色がついてしまうこともあります。
高級なふかふかのお布団を使っている場合は、おねしょで台無しになることがないほうがいいでしょう。
そこで便利なのが宅配クリーニングです。
汚れてしまったベビー布団をクリーニング店まで持っていくのは重たくて大変ですし、自宅で洗濯するのも限界があります。
そんな時に宅配クリーニングサービスを利用すれば、自宅にいながらにしておねしょのシミがついた敷布団や掛け布団などを楽にクリーニングに出すことができて、とても快適です。
さらにクリーニングを利用することで、おねしょによる嫌な臭いが無くなりますし、シミの色がベビー布団に残ってしまうのを軽減することができます。
このようにプロにやってもらうことでのメリットもたくさんありますので、宅配クリーニングの利用もおすすめします。
ベビー布団のクリーニングによる効果と、出すタイミング
また、おねしょだけではなく目に見えないカビにも注意してください。
湿気が多いお部屋や、フローリングに敷布団を直に引いている場合は、特に注意が必要です。
そのような場合もベビー布団の丸洗いと高温乾燥が必要となってきます。
クリーニングをすることでカビのシミは残ることがありますが、菌は死滅し衛生的には問題ないです。
他にもベビー布団をクリーニングに出すメリットがあります。
長年使用しているお布団は汚れやヘタリにより、購入当初に比べると保湿性が低下しますが、しっかりと丸洗いすることで保湿性を回復することができます。
悪臭の原因となる細菌を一気に洗い流してくれます。
お布団を長持ちさせることができ、本来の機能を発揮できるようになります。
それでは、お布団のクリーニングはどのくらいの頻度ですればいいでしょうか。
一般的には半年か1年に一度のペースがおすすめです。
お布団は使用しているうちに汚れがついていくものです。
ダニなどは半年ほどで繁殖し始めることがわかっていますので、ダニが増え始める半年から1年のペースでクリーニングをするのがベストです。
ママさんの不安解消!ベビー布団をきれいに保つ方法
ベビー布団の汚れを落とすお洗濯の仕方、参考になりましたか?
ベビー布団は小さくて軽いので、洗える素材なら、ご自宅でお洗濯したほうが経済的ですね!
でも、汚れがひどいときや、育児疲れでなかなか家事ができないときなど、あまり無理をせず、クリーニングに出してしまいましょう。
プロの手で、清潔に生まれ変わったお布団を受け取ると、気持ちもスッキリ、爽やかになりますよ。