大学生や社会人で実家暮らしの方、親に対してイライラしたりしませんか?
実家で生活できるのは、親のおかげなんだけれど、どうしても不満は募りますよね。
その不満を解消するために、一人暮らしを始めてみるのはいかがでしょうか?
ここでは、一人暮らしのメリットとデメリットをご紹介しますので、ぜひ参考になさってください!
実家暮らしのイライラを解消するなら、自立しよう!
親と同居をしている方はイライラしたり、一人暮らしをしたい、と思ったりする事もあるでしょう。
この家族へのイライラは胸騒ぎのような感情と似ているという人もいます。
もし、他人同士であれば気にならないような事でも、同じ家族の一員だから、つい感情的になる事もあるでしょう。
しかし、親と同居をしている方は、親に生活費などの面倒をみてもらっている人も比較的多いはずです。
そして、どんなに嫌いな親であっても、親がいたからこそ成長することができたのです。
もし、親への苛立ちが募ってきたら、それは自立する時が来たという兆候ではないでしょうか。
また、一般的には、年齢と共に親とは疎遠になっていくことが多いでしょう。
お互いの距離が近すぎると苛立ちの原因になる事もありますので、親子喧嘩になりそうなくらい苛立った場合は、親との距離を置いてみてはいかがでしょうか。
また、親に八つ当たりをして苛立ちを解消するという事は、自立心のない子供のする事のようにも思えます。
家庭内のトラブルは時間が解決する事もあるので、距離感が大切となってくるでしょう。
実家暮らしのイライラ解消!一人暮らしのメリット
実家から離れて、一人暮らしをしたいと思った事はありませんか。
ここでは、一人暮らしをするメリットについてご説明していきます。
一人暮らしをスタートさせた社会人の多くが、もう実家暮らしに戻りたくないと答えたアンケートもあります。
この結果は、家賃の支払いよりも大きいものが得られた事を示しているのではないでしょうか。
また、一人暮らしは家を出る時も、帰宅する時も一人ですので、家族に気を遣わずに暮らすという事が可能になります。
このように、一人暮らしによって、自由を手にすることが出来ることがメリットと言えるでしょう。
もう少し具体的に自由のメリットについてご説明していきます。
まずは、自分の生活を家族に干渉されずに済むようになる事です。
例えば、一人暮らしならば、家を出る時に家族から帰宅時間などを聞かれたりとか、帰りが遅くなった場合には、家族から叱られたりする心配もありません。
もし、酔っ払って深夜に帰宅しても、家族から叱られたりするという事もなくなります。
また、一人暮らしは自分の都合の良い時間に好きな事をする事が可能になります。
一人暮らしは家族に気兼ねなく、自由に時間を使うことが出来るのです。
例えば、実家暮らしの場合、朝のトイレの順番や、お風呂順番などで苛立ってしまう事もあるでしょう。
一人暮らしをした場合には、トイレやお風呂の順番でイライラする事もないので、自分の都合の良い時に好きな事ができるのです。
このようにどのような状態であっても一人でいるため、自由であるというのが最大のメリットでしょう。
実家暮らしのイライラ解消!一人暮らしの人間関係
一人暮らしのメリットは、自由だとお伝えしましたが、人間関係はどうなのでしょうか。
実家暮らしの場合は、家族との揉め事の原因が多く存在している事があります。
例をあげると、食事をする時の家族間のルールや、進学や就職における意見の相違など、色々なことがあります。
そこで一人暮らしの場合は、家族との意見の違いでイライラしたり衝突する事もなくなります。
しかし、一人暮らしをスタートさせて、しばらくすると一人暮らしが寂しくなってしまう事があります。
また、自炊や洗濯などは意外と大変な作業なので、親のありがたさがわかる事もあるでしょう。
このように実家から離れて、今まで家族がしてくれていた家事などを一人でするようになった事で、家族に対する感謝の思いがわき上がってくる事もあります。
しかし、友人を家に泊める際でも、一人暮らしであれば家族の許可が必要ないので、誰にも気兼ねする事なく、友人を家に泊める事ができます。
一人暮らしの人間関係は、自由のかわりに寂しさを感じることがあるということです。
実家暮らしのイライラ解消!一人暮らしは、能力を上げる?
先程お伝えしたとおり、親元を離れて一人暮らしをすると、色々な事をしなければならなくなります。
親に対するイライラがなくなるのと引き替えに、親がしてくれた事を自分でしなければいけません。
例えば、炊事、掃除、洗濯といった家事も一人でする必要に迫られます。
しかし、逆に考えると、家事などを一人でやった分だけ経験が積めるという事でもあります。
例えば、一人暮らしの場合は家事をする必要があるので、自炊や洗濯などの経験が積めます。
女性の方であれば、お嫁に行く前の修行にもなるのではないでしょうか。
また、自分で家事をするようになると、スケジュール調整が必要になります。
帰宅後の僅かな時間や休日を利用して家事をするので、時間管理の能力が身につきます。
また、一人暮らしは家賃、水道代、食費などのやりくりが大切になります。
親に頼らずに毎月の給料などから生活費を出すなど、家計をやりくりする経験を積む事ができます。
そして、自炊の際には材料が必要になります。
買い物の際に食材の状態の善し悪しを比べて購入すると、節約感覚なども身についていくことでしょう。
一人暮らしのデメリット・お金がかかる!
実家を離れて一人暮らしをした場合には、毎月の出費が問題になる事もあります。
このように一人暮らしには、良い面だけではなくリスクも存在します。
今回は、一人暮らしのリスクについてご説明します。
まず、一人暮らしをする際に必要となるのが、転居費用です。
引っ越し代もかかりますが、部屋を借りる際の敷金や礼金、仲介手数料なども必要となる事があります。
ちなみに、引っ越し代は業者にもよりますが約3万~6万程度、冷蔵庫、洗濯機などの家具の購入には約10万~15万程度の費用がかかることが多いです。
そして、一人暮らしには、家賃や食費などの生活費が必要になります。
一人暮らしの場合は、毎月の給料などから生活費を払う必要があるので、実家暮らしの時よりも自分の趣味などに使えるお金は少なくなる事が多いでしょう。
実家暮らしの時に感じていたイライラはなくなりますが、実家暮らしの時よりもお金がなくなってしまうかもしれません。
お金がなくなって生活が出来なくなる前に、毎月の出費などを把握しておく事が大切になるでしょう。
一人暮らしのデメリット・生活の乱れ
親との同居はイライラするからと一人暮らしをはじめる方もおられるでしょう。
しかし、先程もお伝えした通り、一人暮らしをする場合は生活をする上でのリスクがあります。
一人暮らしは実家暮らしの時よりも出費が多くなる傾向があるということです。
家賃、食費、光熱費などの毎月の生活費が必要ですし、親の目を気にしなくていいからといって、友人などと遊び歩いていたりすると、給料日前にお金がなくなっているという事態も考えられます。
そして、資格取得などの通信教育や趣味に費やす費用にも気をつけた方が良いでしょう。
このことを考えると、食費、光熱費などを節約していかなければいけなくなります。
また、一人暮らしは実家暮らしと違って、自分の好きなものを自由に食べる事が可能ですが、食べるものに気をつけないと生活習慣病になってしまう事もあります。
だから、野菜中心の食事を心がけるなどして、食事のバランスに配慮していく必要があります。
また、一人暮らしは夜更かししても、昼夜逆転の生活をして家族に注意される事がありません。
そのため、生活のリズムが乱れて、健康にも影響が出る場合もあります。
一人暮らしをするならば、毎日の生活リズムに対してもしっかり配慮する必要があります。
一人暮らしは一長一短
親元から離れて自由な一人暮らしには、メリットも多いですが、お金がかかるという大きなデメリットもあります。
経済的にも自立していないと、結局は親の援助を受けることになりますので、またイライラが募ってくるかもしれませんね。
今の自分の生活状況をよく考えて、一人暮らしを検討しましょう。