みなさんは、お布団をどこに収納していますか?
押入れやクローゼット、お部屋の隅など、住宅事情によって収納スペースは異なるかと思います。
この記事では、各収納場所ごとの収納ポイントや注意点などをご紹介します!
今の収納を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。
他には、押入れを効率よく使うための、アイデア収納グッズもお教えします。
お布団を押入れに収納する方法
●お布団の押入れ収納方法とアイデア
生活用品の中で、最も大きな収納品といえばお布団です。
実際、収納する場所がないと困っている方や収納方法にお悩みの方もいらっしゃると思います。
ちょっとしたことで簡単に収納できるアイデアをご紹介していきます。
まずは押入れの中を確認しましょう。
多くの方の押入れの中は、量販店や通販で販売されているプラスチックの衣装ケースが縦に並ベて使われている状態になっているのではないでしょうか。
また、仕切り用の棚などを配置されている方も多いのではないでしょうか。
この衣装ケースの使い方がポイントとなってきます。
押入れに衣装ケースを置いている場合は、半面すべてを衣装ケースにしていることもあるでしょう。
しかし、そうすると圧迫されるため、あまり効率の良い収納方法とは言えません。
収納方法としては、押入れの反面の上段に横並びに衣装ケースを配置します。
棚を作るようなイメージで衣装ケースを配置します。
ここでのポイントは、反面の上段にだけに衣装ケースを配置するということです。
押入れの上段全体に並べて配置する必要はありません。
そうすることで、配置した衣装ケースの上にはまだ、空間が残ることとなる事が多いため、この余った空間にお布団を収納することができます。
お布団が取り出しやすく、収納もしやすいうえに、下段にお布団を収納するよりも気持ち的に衛生的と言えるでしょう。
お布団をクローゼットに収納する方法
●クローゼットのお布団収納は以外と簡単
次は、クローゼットへの押入れ収納方法をご説明していきます。
クローゼットは押入れと違って奥行が少し狭いのが一般的です。
特にマンションなどは規格が決まっているため、大きさはほぼ共通していると考えられます。
クローゼットにお布団をきれいに収納する方法は、お布団をたたむということです。
しかし、ただ畳むのではなく、よいアイデアがあります。
ます、敷布団は丸めてたたみましょう。
絨毯をイメージしてみて下さい。
分厚さは絨毯より厚みがでますが、縦て収納することができます。
不要になったストッキングなど伸縮性のあるもので丸くしたお布団を縛っておくと、上手く収納することができます。
見栄えが気になる方は、専用の布団カバーを作るか、市販の敷布団カバーを利用して梱包しておいてもよいでしょう。
ですが、普段使用するお布団を梱包すると毎日負担が少しかかりますし、衛生面が心配です。
梱包する際にはお菓子の中のように除湿剤も一緒に梱包することをおすすめします。
お布団の収納場所がない!室内でのアイデア収納
●アイデア次第!見せる収納でお布団をアレンジ
さて、押入れやクローゼットの有効的な収納の仕方はなんとなくお分かりいただけたかと思います。
次は見せる収納アイデアをご紹介していきます。
お布団は昔からですが、部屋に敷きっぱなしの状態だとあまり良いイメージを与えることがありません。
衛生面や見栄えが悪いといったところもあると思います。
しかし、お布団の形を変える、または少しの工夫することで場合によっては、インテリアの一部として使用することができます。
どういった方法かというと、敷布団を通常3つ折りにしてまずは畳みます。
そして、掛ふとんを4つ折りにして敷布の上に乗せます。
ここまでは普通の工程です。
肝心なのはその後です。
その後に大判なタオルケットやおしゃれな布でも良いので、畳んだお布団の上にかけておくだけです。
とても簡単でお布団を干すのも楽にできるうえに衛生的です。
これだけで、十分に部屋が整頓されたように見せることができるのです。
季節外のお布団を収納するには?
●お布団の収納方法、季節ごとにアイデアを変えよう
そうはいっても、普段使用していない季節物の肌掛けふとんや毛布などは、いったいどうしたらよいのでしょう。
とにかく収納したいのであれば、畳み方を工夫するか市販の圧縮袋を購入する方法などありますが、必ずしも収納する必要がないのであれば、肌掛け布団はこたつ布団にも代用することができます。
こたつの大きさにもよりますが、ほとんどの標準規格サイズであれば、シングルサイズの夏用の肌掛け布団は交互に重ねて使用すれば問題なくこたつ布団として早変わりします。
また、毛布などは、わりとコンパクトに収納することができる寝具ではありますが、冬用毛布の特徴を活かして、丸めてクッションとしても使用することができます。
薄ての毛布で普段使用されていない毛布であれば、車の中に常備しておくのも良いかもしれません。
小さいお子様がいらっしゃる場合は特におすすめです。
整理整頓には、ただただ処分する方法だけではなく、ちょっとしたアイデアひとつでお部屋をすっきりすることができたり、新しい形で使用する方法もあります。
是非、一度お試し下さい。
お布団以外にも活用!押入れのアイデア収納術①
●お布団だけじゃない、あれもこれも収納アイデアと裏ワザ
きちんと収納するには、リサイクルできるものはなるべくリサイクルし、環境を考えてなるべく不要なゴミを出さないために、処分するのは最小限にしておきたいものです。
ですが、上手く収納するためには処分するという選択も必要となってくることがあります。
自分自身が本当に必要であるかどうかを判断、分別し処分する、ことが大切です。
思い入れがあってどうしても処分できないような思い出の品は、思い出の品コーナーを一箇所に作りましょう。
そして処分の対象になるかならないか見極める基準とコツは、処分対象の理由ごとに分けることです。
・数年間ずっと使用していないもの
・毎年最低1回は使用しているだろうというもの
・使うかもしれないもの
このように、分別してみて下さい。
数年間使用していないものは、この先使用することはない確率は高いでしょう。
値段が高価だったものなどは、リサイクルショップに持っていくなどして賢く処分しましょう。
押入れのアイデア収納術②
●小物から衣類、布団まで使える収納グッズの活用方法とアイデア
それでは、処分する分別が終わったら、本格的に整理整頓をしていきましょう。
収納する際にあると便利な収納グッズをいくつかご紹介していきます。
・キャスター付きラック(キャスターがついていることで移動も楽。お掃除もしやすい)
・突っ張り棒(簡単に装着でき、場所を選ばず使える)
・ワイヤーハンガー(自由自在に変形できるため、S字フックとしても利用できる)
・S字フック(好きな場所に好きなものを引っかけて収納することが可能)
・衣装ケース(規格基準サイズで製造されていることが多いため、ピッタリと収まり衣類だけではなく、おもちゃや本なども収納できる)
・すのこ(湿気対策だけでなく飾り棚にも使用できる)
・カゴ(小物などの収納に最適)
・カラーボックス(大きさやサイズが豊富なため収納力もあり、空間を上手く利用して収納することもできる)
など、どれもご家庭ですでに使用されている物かもしれませんが、これらは非常に使えるアイテムです。
特に突っ張り棒は壁があればどこでも使用することができます。
押入れでもクローゼットでも、トイレや洗面所など使用場所を選びません。
100円均一ショップで購入することも可能なため経済的にも優しく、簡単にお部屋の片付けができるのはとても魅力的です。
収納とは、アイデア次第で誰にでも簡単にできるということです。
ぜひぜひチャレンジしてみて下さい。
便利グッズを使って賢く収納
押入れやクローゼットにお布団を収納されている方は、湿気がこもりやすいのでカビには気をつけましょう。
そのためには、お布団をしまい込んだままにせず定期的に干すのがよいでしょう。
また、虫にくわれないように防虫剤もお忘れなく。
収納スペースに空いている空間があるなら、もったいないですよ。
ラックや、つっぱり棒を使って、空間を有効利用しましょう。