進学や、就職・転勤を機に引越しをされる方は多いですよね。
快適な新生活を送るために、まずは住む家を探さなければなりません!
不動産屋に行き、気に入った物件が見つかったら、賃貸契約を結ぶまでに色々な手続きが待っています。
今回は、入居申し込みから契約までの流れや、必要な契約書類にはどのようなものがあるのかをご紹介します!
住みたい家見つけた!賃貸申し込み時の確認事項①
賃貸する家を探すのであれば、きっといろいろ物件を見回ることでしょう。
そして、いざこれといったお気に入りの家を見つけたなら、次に契約書にサインすることになります。
契約に進む前に流れをしっかりと理解しておくと、不動産屋さんなどに行って、あたふたしなくても済みます。
ですから、しっかりとまず流れを理解しましょう。
まず、借りたいという意思を見せる為にも、申込金を支払うことになります。
この申込金というのは、必要ない場合もありますので要確認です。
必要である場合の相場は、大体家賃の一ヶ月分を用意する必要があります。
そして、不動産屋さんに支払う前に、キャンセルした場合に、この申込金は戻ってくるのかなど、確認しておく必要があります。
戻ってくる場合には、書面などでその旨をもらっておくのも良いでしょう。
その他、契約するのに必要なお金がどれぐらいかかるのか、一つ一つのお金は何のために支払うものなのか、またいついつまでにそれらのお金を用意する必要があるのかということを事前に確認しておく必要があります。
必要な契約書類は必ず確認!賃貸申し込み時の確認事項②
いよいよ賃貸の家を申しこむという場合、契約書類にはしっかり目を通し、確認しておく必要があります。
まず、引っ越しのスケジュールを確認し、契約時に保証人が立ち会う必要があるのかどうかなども確認しましょう。
最初に家を見まわして、穴が開いているところや欠陥があるところなどは、あなたのせいで起こったわけではないということを、引っ越しする前に知らせておく必要があるからです。
また、緊急時など、不動産屋さんと頻繁に連絡を取ることになると思いますが、連絡できる時間帯や連絡方法なども確認しておきましょう。
万が一の時の為に、メールなども知っておくと良いでしょう。
また、契約書の内容や、大家さんが必要としている書類などもあるかもしれませんので、契約時にどのような書類が必要になるのかも確認しておいてください。
いざ、申込金を支払ったところで、宅地建物取引主任者から建物の条件、注意事項などのご説明をうけることになります。
この場合、専門用語なども多々出てきて、戸惑うことも出てくるかもしれませんが、わからない箇所はどんどんと質問していく姿勢が大事です。
サインした後ではいくら疑問点などが出てきても、後の祭りなのです。
大家さんが審査員!?賃貸契約前の入居審査とは?
次に賃貸契約前の入居審査についてご説明します。
入居申込書や提出書類などを参考にしながら、大家さんや家賃集金会社、あるいは入居審査会などの人が問題なく貸しても良い相手かどうかを判断するものです。
申込書に不備や記入漏れなどがあった場合、審査が遅れてしまうので注意が必要です。
申込書には、収入部分や勤務先など個人情報がたくさんおりこまれていますが、これらの情報もきちんと申込書に記入した方が審査はスムースに進むようです。
入居審査の際には、過去に賃貸をしていた場合の支払いの遅れがあったかどうか、勤務年数などを考慮し、ちゃんと家賃を支払う能力があるかどうか、他のマンション住人と調和が取れる人物かどうか、などいろいろな面から総合的に判断していきます。
そして、審査結果の連絡が来ますが、特に問題ない場合、契約についての必要事項を電話などで伝えてきますから、必ずメモなどしてしっかり覚えておきましょう。
入居審査に通れば、契約書にサインする日もそう遠くありません。
賃貸借契約書と合わせて、必要な書類を提出しよう!
家の賃貸契約書にサインする前に、契約内容にはしっかりと目を通し、理解してからサインするようにしてください。
決してあいまいなまま契約書にサインすることのないようにしなければなりません。
といっても、専門用語もたくさんでてきますし、あいまいな箇所もたくさん出てくることでしょう。
そういう場合も、あやふやなままにせず、不動産屋さんに質問などするなどしてちゃんと理解するようしてください。
後で知らなかったと、不利な状態になるのだけは避けなければなりません。
また、契約書などは、多少金額が張るとしても紛失などのことも考慮して、必ず宅急便や簡易書留などを利用して送るようにしてください。
一般的に契約時に必要になってくる書類というのは、賃貸借契約書 ・契約者の収入証明書 ・入居者全員の住民票 ・連帯保証人の印鑑証明書 ・連帯保証人引受承諾書 ・身分証明書(運転免許証、又はパスポートのコピー)などです。
これらはすべて個人情報ですから、万が一紛失などにあっては目も当てられません。
また、契約書は借主、貸主がそれぞれ1部ずつ保管することになります。
領収書なども必ず一緒に保管するようしてください。
大家さんや管理会社とのトラブル回避!賃貸フローリングの傷防止グッズ①
賃貸契約書も提出し、これから新居に引っ越しという時に、後々に退去する際のことを考える人はそんなにいないことでしょう。
しかし、退去時に貸す側と借りる側とで敷金返還にまつわるトラブルは多く発生しているのです。
ですから、入居時からしっかりと退去時にむけて対策を練っておく必要があります。
特にフローリングが傷つくこともあり、この傷を防ぐための対策も必要になってきます。
対策方法としては、家具の底に張るなどして傷を防止したり、靴下のように家具の足にはかせて傷を防いだり、はたまた家具を床に固定して動かないようにするなどがあります。
これらの対策は、入居をし始めたその時に始めなければ、後からでは間に合わないことです。
ぜひ、退去時に敷金から修理代などを余計に控除されない為にも、しっかりと入居時に家を傷つけない為の対策は、しっかりと練ってみてください。
これらの対策は、家を傷つけない上に見た目もすっきりしますし、家具自体も傷つかず借主、貸主、双方にとってメリットがあることなのです。
賃貸フローリングの傷防止グッズ②契約書のチェックも忘れずに!
賃貸フローリングの傷を防ぐアイテムを他にもご紹介します。
フローリングの上にベッドを置くことになる人も多いかと思いますが、その際には百均にシ―ル式のマットが販売されていて便利です。
家具の脚の大きさによって、様々なサイズのシ―ルから最適なサイズを選んで貼り付けます。
このシ―ルはベッドの脚だけでなく、他の家具にも同様に貼り付けることができます。
他にも、コルクマットを適当な大きさに切って、ベッドの脚の下などに敷いておくという方法もあります。
ベッドなどによっては、脚などがなく、床に密着するようなものもありますが、このようなベッドは引きずったりしなければ、それほど傷はついたりしないので、安心してください。
もともと契約書の中にも良く書かれていますが、借主は、部屋を退去する時には、部屋を入居した時とおなじようにする義務というものが発生します。
月日がたってくると、フローリング以外にも壁紙などもだんたんと汚れてくるでしょう。
それらの汚れを貸し主が自ら費用を出して修復することもありますし、汚れが目立つ場合などは、実費請求されることもあるので、できるだけきれいに使用したいものです。
契約までには細かい手続きが必要
当たり前ですが、不動産屋で住みたい物件を見つけたとしても、すぐに入居できるわけではありません。
申し込んでから、大家さん・家賃集金会社等の審査を通過すれば、やっと契約になります。
契約時にも、必要な書類がたくさんありますので、忘れないように準備しましょう。
新居で快適な生活が送れますことを、願っております。