壁のコンセントについている、アースってご存知ですか?
このアースというのは、家電などから出る、電磁波の逃げ道を作ってくれるものです。
電磁波は、身体に良くないとされ、欧米ではアースつきのコンセントが一般的です。
しかし、日本はほとんどがアースが出来ていないのが現実です。
今回はコンセントをアース付きのものに交換できるのか、アースや電磁波についてご紹介していきます。
壁のコンセントをアース付きに交換するべき?アースの必要性とは
壁のコンセントをアース付きのものに交換するべきなのか、悩んだことはないでしょうか。
アースとは、地面に金属製の棒を打ち込むことで作られた、電気の逃げ道のことを指しています。
そして、家電製品に関しては、それほど積極的にアースを取る必要はなく、そもそも日本ではアースが取れるコンセントが少ないと言われています。
もうひとつの問題点は、家屋やオフィスの屋内配線がどのような状態になっているのかという点です。
最近の屋内配線の量は、前と比べると5~6倍に増えていると言われています。
例えば木造二階建てで、かつては150mほどしか使っていなかった配線が、現在では600mを超えていることも珍しくありません。
屋内配線には、常に一定の電圧が掛かっています。
それはブレーカーを落とさない限り切れることはなく、配線が重なっているところからは強いエネルギーが放たれています。
電気を得るということはとても便利ですが、引き替えに悪影響を及ぼしかねないものも生み出しているのです。
アースはそんな余分なエネルギーを取り除くために、使用しなければならなくなるかもしれません。
壁のコンセントから、アースは取れる?交換費用は?
日本は2口コンセントが使われていますが、海外ではアース用の穴を備えた3口コンセントが主流となっています。
日本のコンセントは基本的にアースが付いているタイプではありません。
ですが種類によっては取り付けることが出来ます。
アースを取れば家電製品から発せられる電場を減らすことが出来ますし、内線に関する一般的な決まりでもアースが付属しているコンセントの使用を勧めています。
まずは部屋の壁にあるコンセントを調べてみて、アース端子があるかどうかを確かめて下さい。
もし付いていなければ工事を行い、交換する必要があります。
なお、交換に掛かる費用は、見積もりを立ててみないと分かりません。
アース線が引いてあれば数千円ほどで済みますが、ほとんどの場合はケーブルを新しく引かなければならなかったりと、何らかの作業を行うことになります。
つまり大掛かりな内装工事をしなければいけなくなるでしょう。
この費用が加わるため、工事費は大幅に変わってきます。
コンセントはアース付きに交換するべき!電磁波の危険性
壁に取り付けるコンセントは、アース付きのものに交換した方が良いという意見を多く聞きます。
それは電磁波の危険性があるからです。
かつてアメリカでこんなことが起こりました。
変電施設の近くに建っている家の住人の大半が白血病に掛かり、その原因が電磁波である可能性が高いと見なされたのです。
このため、アメリカでは送電線から400mの範囲内には学校などの施設を建ててはいけないという決まりが設けられました。
日本でも電圧によって高さを設定することはありますが、家や建物に対する決まりはないので、送電線の下に家があることも珍しくありません。
さらに都心では送電線を地面の下に埋めていることが多く、これは距離を制限していないので、深さ1mくらいのところを送電線が通っていることもあるのです。
また、埋めている場所は歩道が多いので、背の低い子供などは距離が近くなるため、影響を強く受けると言われています。
だからといって歩道を歩かなければ事故が発生しますし、送電線を深く埋めるほどコストが掛かるので、なるべく浅い位置に埋めることとなります。
そうなると安全に過ごすための決まりを作るしかないのです。
生活はしやすくなりますが、人体への電磁波の影響を考えると、デメリットも多くなるのが都心と言えます。
コンセントがアース付なら、積極的に利用しよう!電磁波の危険性
もしも壁のコンセントにアースが付いているのなら、積極的に利用しましょう。
いっそのことアース付きのものに交換しても良いかもしれません。
その理由は、アースがあれば電磁波を防ぐことが出来るからです。
電磁波を浴びすぎると、弱い電磁波でも頭痛や吐き気などの体調不良を引き起こす「電磁波過敏症」と呼ばれる症状に陥る可能性があります。
ヨーロッパやアメリカではそれなりに知られている症状で、公的保険を適用した上で治療を施してくれる病気として見なされています。
人間の身体は生体電流という信号を発することで動いています。
ですが、強い電圧が掛かるとバランスが崩れ、アレルギー反応や自律神経系の不具合を引き起こす可能性があります
健康な身体を維持するには深い眠りが重要です。
そこで子供部屋や寝室の電磁波はきちんと管理しなければなりません。
何十年と暮らしていく家なので、ごくわずかな差でも少しずつ積み重なり、大きな影響を及ぼす可能性があります。
そんな電磁波を防止するアースの有無はとても大事なので、備え付けられているタイプなら是非有効利用して下さい。
不眠の原因は電磁波かも!?壁からは電磁波が出ている!
寝室は意外と身体の疲れを全て取れるような部屋にはなっていません。
パソコンや携帯電話、IHクッキングヒーターなどの機械を頻繁に使っている人は電磁波が人体にどのような影響を及ぼすのかを調べ、対策を取っている人も多いことでしょう。
しかし、電化製品を置くことの少ない寝室も電磁波について大きく関わっていることを知っている人は少ないのです。
床や壁の中には数多くの配線が張り巡らされており、そこからは大量の電磁波が放出されています。
それも広い部屋や部屋数の多い家ならともかく、狭い部屋なら寝具の周囲に電化製品があることは珍しくありません。
中にはベッドそのものにコンセントが取り付けられている場合や、携帯電話やスマートフォンの充電を枕元で行うこともあります。
そのため、寝具を通して電磁波が身体まで届いてしまい、精神的なストレスを知らない間に受けていることになるのです。
体内の細胞もゆっくりと休めることはありません。
アースがあれば電磁波を防ぐことが出来るので、コンセントをアースが付属しているものに交換することをおすすめします。
寝室の壁からの電磁波はどうやって防げばいい!?
寝室は同じ体勢で長時間過ごすため、電磁波の影響を受けやすいと言われています。
壁のコンセントをアース付きのものにすれば防げますが、交換にはお金が掛かります。
そこで余計な出費を掛けずに行える電磁波対策を今回はお教えしたいと思います。
ほとんどの人に知られていないことですが、実は水が電磁波を防止する効果を持っていると言われています。
つまりペットボトルなど適当な容器の中に水を入れて、近くに置いておくだけで電磁波の影響を減らすことが出来る可能性があるのです。
例えばパソコンを使ったデスクワークがメインだという人は、ディスプレイの両脇に水入りのペットボトルを立てておきましょう。
この時のポイントは、水を腐らせないということです。
水は放置しておくと、3日ほどで腐ります。
すると、電磁波を抑え込む力が弱くなるので、1日1回はペットボトルを振って下さい。
そして、3週間くらいのペースで新しい水に入れ替えます。
また、観葉植物も水と同じ効果があるので、部屋の彩りも兼ねて、小さな植木鉢を置くことをおすすめします。
電磁波の危険!コンセントのアースは活用するべき
一般的によく目にする2口コンセントには、アースは付いていません。
私たちの家は、目には見えない電磁波が流れ、この電磁波は身体にとって大きな影響を及ぼす可能性があるのです。
その中でも寝室は、より電磁波を受けやすいとされています。
身体のためにも少しでも、電磁波を受けない対策を考えていくことをおすすめします。