お風呂の照明カバーが破損する原因と交換する際の注意点!!

お風呂に入ろうとしたとき、または入っているときに電球が切れて困ったことはありませんか?

また、照明カバーが破損した経験はないですか?

電球や照明カバーを交換するには、まずは照明カバーを取り外さなければなりませんよね。

今回は、照明カバーの取り外し方法と電球を交換する際に注意すること、お風呂などの照明を白熱電球からLEDに交換する前に考えておくべきことをご紹介します。

お風呂の照明カバーが破損する原因

お風呂の電気が切れて、交換しようとお風呂の照明カバーをはずす際に、カバーにヒビや割れ目があるのを発見された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ユニットバスを使われているご家庭でよくあることです。

その理由は、カバーの上にホコリが溜まってしまい、中の電球による熱でホコリが焼けて、その影響でカバーが焦げ、最終的に割れてしまうというものです。

このように割れてしまうと、割れたところから水が入り、電球が壊れてしまうことがあります。
この状態ですと電球の調子が悪いと思い、電気をつけたまま濡れた電球の確認など行うと、感電してしまうという危険性があります。

そうならない為にも、お風呂掃除の時には月に1回くらいはカバーの掃除もされると良いでしょう。
少なくとも夏と冬の大掃除や電球が切れた際などに綺麗にされると良いですね。

基本的に割れ目を発見された際に交換されると思います。
この場合は、カバーだけの別売りがなく、蛍光灯器具ごとの交換になります。

そして、気をつけていただきたいのが、ワット数の確認です。
60w用なのに100wの電球を使用されますと、カバーが高熱に負けて破損してしまいます。
間違えないように注意してください。

お風呂の照明カバーの取り外し方

実際にお風呂の照明カバーが割れてしまったら交換をすると思いますので、ここでは外し方をご紹介していきます。

通常ならカバーをしっかり持ち、左に回していくと外れるようになっています。
外すときは、落としてカバーを破損しないように気をつけてください。

それでも外れない場合は何らかの方法で固定されているかもしれないので確認してください。
お風呂の仕様説明書があればそちらに書いてあるかもしれません。

カバーの周りを2、3ヶ所、ビスやプッシュボタンで留めてある場合もあります。

また、お風呂のホコリや湿気によりゴムが固まってはずれなくなっていたら、シリコンスプレーをたっぷりと吹きかけてしばらく放置した後に、再度トライしてみてください。

556等の浸透潤滑材は、ゴムを痛めることがあるので使用しない方が良いでしょう。

それでも外れなかったら、最後の手段で固まったゴム部分をカッター等でそっと切ってみましょう。
切る場合は、新しいゴムが必要になります。

新しい防湿用ゴムはホームセンターで購入できます。
切り取ったゴムを念のためにお店に持っていくと、自分で確認したり、店員さんに聞くときにわかりやすいですね。

お風呂の電球や照明カバーを扱う際の注意点

皆さんご周知だと思いますが、電球取り替え時の注意点をもう一度おさらいしておきましょう。
お風呂場ということもあり、常に湿気や水と隣り合わせです。

注意点は下記のとおりです。

・濡れた手で照明器具や電球や換気扇を触ると危険
大変では、済ませれない事態(漏電・感電)になりかねません。
必ず電源スイッチは切っておいてください。

・カバーや電球交換の時、カウンターや浴槽のふちには絶対乗らない
ご自身が倒れて骨折やケガをしたり、頭を打ったりしては大変です。
カバーの破損や電球が割れて足を切ったりするかもしれません。

・電球のワット数は器具に合った正しいものを買いましょう
正しいものでないと、器具が許容範囲以上の熱に負けて変形したり、変色したりします。
その器具を触ってやけどしたり、火災の原因になることもあります。

ソケットの電極が焦げてしまっている場合も、危険なので即交換してください。
その際、照明器具全体の交換になります。

内部を一般人が修理するのは危険です。

こう見てきますと、カバーのお掃除はやはり大事ですね。
長く使い続けるためにも時折ホコリチェックを行いましょう。

洗剤をつけてすっきりさせたいところですが、変形変質などのおそれもあるのでそれは我慢です。

お風呂の照明を白熱電球からLEDに交換する前に考えておくべきこと

交換の仕方がわかったら、次は電球の明るさについて学んでみましょう。

40wや60wなどの電球がありますが、このw(ワット)とは消費電力のことです。
40wよりも60wの方が消費電力が大きく明るいということになります。

そして、数年前から人気の長持ちすると言われているLED電球では、wの代わりにlm(ルーメン)という単位が使われています。

タイプにより寿命が異なり、電球を裸のまま使うタイプ、カバーをかぶせて使うタイプ、そして、埋め込んで使うタイプ等があります。
最近では調光可能なタイプも多くなりました。

お風呂場や玄関では水や雨等がかからないようにカバータイプの照明が多いです。
天井や壁面では埋め込み型を多く見かけます。
埋め込み型は、電球のソケット部分が隠れるのでお洒落感が出ます。

電球を購入する時に結構悩むのが色合いです。
柔らかく温かみのある電球色にするのか、目にあざやかな真っ白の蛍光色にするのか悩むところです。

もし、癒し効果を求めるのであれば、やはり電球色となるでしょう。
お部屋の場所それぞれで自分に適した色選びを楽しんでください。

次に電球の光をどういう風に照らしたいのかです。
全体に広げたいとか真下のみを明るく照らしたいとかありますよね。

真下を照らすタイプの電球は、根元が反射板になるよう設計されているので、広がらずに真下方向にのみ光が集中するしくみになっているのです。

リビングや寝室などの照明をLEDに交換する際のポイント!

LED電球の種類は主に3種類です。
一般的にリビングやダイニングの照明には、「昼白色」が適していると言われています。
太陽の光に似た自然な明るさの光です。
電球にカバーをかけたり、壁に反射させてアトリエのような演出をされているご家庭もあります。

お風呂場や寝室では落ち着いた雰囲気を演出し、リラックスしたいので「電球色」が好まれます。
温かみのある昔なつかしい色でもあり、オレンジがかっています。

書斎やお子様の勉強部屋には自然な光の「昼光色」が良いでしょう。
青みがかったクールな色味ですので、集中力を高められそうです。

調光機能つきの器具になりますと、その機能に対応したLED電球とそうでない電球がありますので、しっかりと確認して購入してください。

また、ソケットの大きさとも合っていないと取り付けられなくなりますので、気をつけてください。

口金の大きさはE+数字(E17など)で書かれています。
LED電球の明るさはlm(ルーメン)で表わされます。
数字が大きくなるほど明るさが増します。

寝室に合うオシャレな照明のご紹介

電球をLEDに換えたら、いよいよ照明器具についても気になります。

ここでは二つの照明をご紹介していきます。

一つ目はステンドグラスペンダントライトドッツという照明器具です。

教会でもご存知のステンドグラスは、繊細で優しい明かりを私達に届けてくれます。
寝る前に心静かに読書を楽しむも良し、お酒を味わうのも良し、大人の雰囲気を漂わせてくれます。
ただ眺めているだけでも十分リラックス効果を感じることでしょう。

二つ目はヴィータ パゴダ ペンダント照明です。

こちらは、デンマーク生まれの照明です。
組み立ても所要時間30分程度で簡単ですし、コードの色も白と赤から選べてお洒落です。
宮殿のようにも見えるし、階段のようにも見えます。
空飛ぶ円盤のようにも見えるので、皆さんも是非ご覧になって、何に見えるか考えてみてください。

斬新で洗練された明かりを届けてくれそうな照明です。
寝室やお風呂場の脱衣所にも小さ目のものだと合うかもしれません。
様々な色合いや光の放ち方、お洒落なカバーやデザイン・・・個性豊かなお気に入りの空間を演出してください。

電球の交換をする際は感電に注意しよう!

お風呂の電球の交換は、なかなかする機会がなかったかもしれません。

しかし、お得なLED電球に交換したり、電球が突然切れていざというときに困らないようにする為にも、照明カバーの外し方や、電球を交換する際の注意点を知っておくと安心ですね。

電球を交換する際には、感電などの事故に合わないように、細心の注意を払って作業しましょう!