「建築士」と聞くと、男性を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
男性に比べて人数は少ないですが、女性も建築の仕事で活躍しています。
今後ますます活躍が期待される「女性建築士」に注目してみました!
また、働く女性が快眠できるコツもご紹介しますよ。
女性ならではの感性は、建築の仕事に活かせる!?
デザインの世界では、女性デザイナーが多数活躍しています。
そして、建築の仕事も例外ではなく、女の人が活躍しています。
建築では、色や素材使いに女性の感性が活かされています。
たとえば、白の内装の場合にクールな仕上げが定番ですが、女性建築士の場合はいろんな趣向を凝らしてくれることが多いです。
また、クライアントが上手に言葉で表現できない要望も、女性の感性でクライアントの要望を汲み取ることができる人もいます。
女性は、男性や女性にかかわらず、色々な要望に応じることができ、最適な間取りを考えてくれることがあるのです。
特に、家事や育児で忙しい女性には、同じ立場にいる女性のほうが、女性として同じ視点から物事を見ることができるので、女性の考えをより理解することができます。
また、女性建築士には、結婚や出産をした後に仕事に戻る「現役ママ」も多いです。
そのような女性建築士と打ち合わせをすると、家事や育児の悩みを一緒に話し合うことができるので、悩みを解決することができ、素晴らしい間取りができることでしょう。
女性建築士の対応はきめ細やか
建築士には気むずかしい男性が多い、というイメージがある人は少なくありません。
しかし、実際には建築士の中に、住宅設計以外のことでも、真剣に相談に乗ってくれる人がたくさんいます。
悩んでいる時間があれば、思い切って建築士に相談してみてください。
しかし、どうしても勇気が出なければ、女の建築士に相談すると良いでしょう。
ほとんどの女性建築士は、クライアントの要望を丁寧に聞いてくれる方が多いです。
そして、電話やメールにも丁寧に対応してくれます。
女性建築士は、建築士のイメージを変えてくれるでしょう。
女の建築士は、男性より少ないですが、女性建築士同士の結びつきは強いです。
日本建築士会連合会は、女性委員会を設立しています。
女性建築士の活動支援のために、「全国女性建築士連絡協議会」を毎年開いています。
そして、最新の建築法を学んだり、意見を交換したりして、建築の仕事に関して自己研さんを積んでいます。
今後、女性建築士の活躍はさらに広がっていくでしょう。
建築士の仕事とは?
女の建築士も活躍している建築士の仕事内容をご紹介します。
建築士は、建築物の設計や工事の監理をします。
色々な建物の設計図を描き、その設計図をもとに建築の指揮・監督をしていきます。
建設会社、住宅メーカー、設計事務所などで仕事をしたり、個人事務所で仕事をする人もいます。
建築士はお客様からの依頼を受けたら、予算や建物のイメージを聞くことから始めていきます。
目的によって建物のデザインはかなり異なります。
まずは、「ファッション関係のためスタイリッシュな建物が希望」「病院なので、清潔感が欲しい」「日本の伝統的な木造住宅に住みたい」などのお客様の要望を聞いていきます。
それから、そのイメージを図面に起こします。
または、ミニチュアの模型を使用することもあります。
そして、お客様に大体の完成像を伝えて同意をもらうと、次は材料や細かい内装を決めていきます。
建築士の腕の見せ所は、決められた予算の中で、お客様の要望に沿ったものを作り上げていく所にあります。
建築の仕事がしたい!「建築士」になるには?
建築士は国家資格が必要な仕事です。
建築士になるには、男でも女でも、国家試験に合格する必要があります。
しかし、試験を受けるためには、学歴と実務経験などの受験資格も必要です。
この「学歴」と「実務経験」は関連しています。
たとえば、建築・土木科の高校を卒業している場合、実務経験が3年以上あれば建築士の試験を受けることができます。
大学・短大・高専の土木科を卒業している場合は、実務経験が1年以上あれば、試験を受けることができます。
大学・短大・高専の建築学科を卒業している場合は、実務経験なしで受験が可能です。
土木科や建築学科を卒業していない場合でも、実務経験が7年以上あれば、試験を受けることができます。
学歴に関係なく建築士になれるので、この方法を選ぶ人もたくさんいます。
ちなみに実務経験は、設計事務所、建設会社などで建築物の設計・工事監理・施工管理をしたり、大学などで建築の研究・教育をしたりすることを言います。
仕事が忙しい女性に、短時間でも快眠するコツ①
建築が仕事などの忙しい女の人に、短時間で快眠するコツをご紹介します。
22時から2時までの間は、睡眠のゴールデンタイムと言われています。
眠りを誘うメラトニンの分泌がピークの時間帯なので、快眠ができるからです。
しかし、22時に就寝することができない人はたくさんいます。
その場合は、睡眠の質を良くするようにしましょう。
そうすれば、快眠できます。
就寝の1時間前には、飲食・テレビ・PC・スマホはしないようにしましょう。
ブルーライトは、人を興奮させます。
そして、興奮したまま眠ると、眠りはじめの3時間の睡眠の質がかなり下がってしまいます。
また、レム睡眠時に起床すれば、スッキリと起きることができます。
だいたい70分のノンレム睡眠の後に20分くらいのレム睡眠がきます。
すなわち、睡眠で一番大切な最初の3時間を確保すれば、スッキリとした目覚めができるのです。
睡眠の質は、3時間・4時間半・6時間で良くなるので、5時間しか眠れそうにないときは、4時間半眠るようにしましょう。
仕事が忙しい女性に、短時間でも快眠するコツ②
就寝前に仰向けで「胸式呼吸+腹式呼吸」 をすると、リラックス、冷え改善、美肌づくり、 生活習慣病の予防、などの効果が期待できます。
特にリラックスできることは、快眠につながります。
では、胸式呼吸と腹式呼吸を3回ずつ繰り返してください。
胸式呼吸は、少しずつ肩をすぼめて息を吐きます。
次に、3分の1くらいの量の息を鼻から吸います。
一瞬息を止めて、さらに3分の1の量を吸います。
そして、もう一回繰り返して、3段階で吸いきるようにします。
腹式呼吸は、へその下に両手を当て、お腹が凹むのをチェックしながら息を吐きます。
それから、お腹が膨らむのをチェックしながら3分の1の量の息を鼻から吸ってください。
一瞬息を止め、さらに3分の1の量を吸いましょう。
そして、もう一回繰り返して、3段階で吸いきってください。
また、毎朝決まった時間に起きて、体内リズムを整えましょう。
そうすれば、夜は自然と眠くなります。
建築の仕事などで忙しい女の人は、休みの日に寝だめすることがよくあります。
しかし、休みの日に起きる時間が変わってしまうと、快眠ができなくなってしまいます。
貴重な女性建築士
女性建築士の中には、結婚・出産を経て仕事に復帰した「現役ママ」もたくさんいらっしゃいます。
住宅の間取りを決める時に、家事や育児をこなすママ建築士さんが居てくれたら頼りがいありますね!
働く女性のみなさん、短時間でも快眠するコツを取り入れて、ぜひ睡眠の質を上げてくださいね。
疲れた時は無理をし過ぎず休みましょう。