引っ越しや模様替えのときに、気軽に変化を楽しむことができるカーテン。
でも、引っ越し先の窓のサイズより短い!ってことよくありますよね。
そんな時に、捨ててしまったらもったいないですよね。
今回は、長さを調節する方法やカーテンのリメイク方法をご紹介していきたいと思います。
また、カーテンの色には安眠効果があるのをご存知ですか?
寝室のカーテン選びのコツもご紹介したいと思います。
カーテンが短いときに長さを調節するアイデア
引越しをしてみたら、前に住んでいたところと窓の大きさが違って、カーテンの長さが合わなくなってしまうことがありますね。
カーテンが長すぎる場合には、縫って短くすることができるのですが、短い場合には少し工夫が必要になります。
少しだけの違いなら、カーテンの上についているプラスチック製のフックを調整することで解決できることもあります。
プラスチック製のフックは、アジャスターがついていることが多く、上下に動かすことでカーテンの長さを微調整することができるのでやってみてください。
それでもどうしてもカーテンが短いときには、カーテンの下に生地を縫い付けて長さを足してしまう方法があります。
似た色の生地を使ってリメイクしてしまう方法もありますし、まったく違う色のをものを選んで切り替えを作るのもおしゃれなカーテンに仕上がります。
また、縫い目の部分にレースやブレードを取り付けると、継ぎ足した部分も目立たなくなりますし、アクセントがついて素敵になりますよ。
短いカーテンや傷んだカーテンのリメイク方法①
カーテンが短すぎる場合には、新しいカーテンを購入するしかありませんが、短いだけでまだ使えるカーテンを捨ててしまうのももったいないことです。
カーテンの素材は厚めのものが多く、色々なものに作り変えることも可能ですので、ぜひリメイクして活用してください。
一番簡単なのが、カーテンの形はそのままに、長さや幅を縫い縮めてしまうことです。
小窓用のカーテンにもできますし、カラーボックスの目隠しにしたり、間仕切りとして活用することもできます。
和室なら、押入れのふすまを外してカーテンをかければ、通気性もよくなりますし、左右に大きく開くので押入れが使いやすくなっておすすめです。
また、カーテンのドレープ部分をほどいて生地に戻し、裏地をつけてバッグやポーチなどを作るのも楽しいですね。
大きな生地を活かして、ソファーカバーや、ベッドカバーにリメイクしてみるのもいいでしょう。
季節や気分にあわせて家具のカバーをかえることで、部屋の雰囲気をがらっと変えることもできますよ。
短いカーテンや傷んだカーテンのリメイク方法②
その他に、短いために使えなくなったカーテンのリメイク方法はいろいろあります。
大きくて丈夫な生地なので、たとえば玄関マットとキッチンマット、テーブル用のクロスや、クッションカバーなどにリメイクすると、部屋全体の色が統一されてすっきりとした印象を演出することができます。
ミシンを使って加工するのが面倒なときには、簡単に小物が作れるアイロン接着テープや布用の接着剤が販売されていますので、それを活用しましょう。
布で間仕切りをしたいときには、上下にポールが入る筒を作ったものに突っ張り棒などを通し、壁に固定してみてください。
裏側が気になるときには二枚貼り合せたり、裏地を付けると見栄えがよくなります。
デザインが素敵な柄のカーテンなら、木枠に貼りつけてファブリックボードを作ることもできます。
柄物のファブリックボードをインテリアとして壁にかけるだけで部屋の雰囲気を大きく変えることができますよ。
また、ソーイングが得意な人なら、布製のバッグにしたり、スカートなどにリメイクしてもいいですね。
レースのカーテンもリメイク!
レースカーテンも、上手にリメイクすれば十分活用することができます。
短いレースカーテンは、通路の目隠し用の「のれん」にリメイクしてはどうでしょうか。
風通しもよく、光を取り入れながら間仕切りをすることができるので、部屋に圧迫感も生まれません。
また、カーテンを取り付けると暗くなってしまいますが、丸見えだと気になるというようなキッチンの窓やトイレの小窓にも、レースカーテンをリメイクしてかけてみるのもいいでしょう。
少し汚れたクッションなども、レースで作ったカバーを重ねると、下の色が透けて見えて違った雰囲気に変えることができます。
また、レースの可愛さを活かして、洋服にリメイクするのもいいですね。
スカートのサイズで筒状に縫ったレースカーテン生地の、ウエスト部分にゴムを入れるだけで、スカートのボリュームを出すパニエになります。
裏地をしっかりつければ、子供さん用の夏物ワンピースなどにもなります。
残った端切れはシュシュなどの髪飾りにもできますよ。
安眠効果のある寝室のカーテン選びは慎重に!
カーテンの長さは、多少長いものや短いものなら、少しリメイクして調整できますが、しっかりと窓に合ったカーテンにしたい部屋もあります。
それが寝室のカーテンです。
長い時間を起きて過ごすリビングなどと違って、寝室のカーテンはあまり目につきません。
そのため、少し窓とサイズが合わなくても妥協してしまうかもしれませんが、ぐっすり眠るためには、よいカーテンは欠かせないのです。
朝日が強い部屋は睡眠の妨げになりますし、冷気や熱気が入ってくる部屋も落ち着いて眠ることが難しくなります。
そのため、寝室はできればしっかり遮光ができて、冷気や熱気が入ってこないようなカーテンを選びたいものです。
やはりカーテンは床にしっかりと着く長さのもので、窓の幅にも合ったものでないと、せっかく遮光や遮熱のカーテンにしても効果が薄れてしまいますので気を付けましょう。
また、厚みがあって窓の大きさにぴったり合ったカーテンは防音効果も発揮しますので、ぜひ寝室のカーテン選びは慎重にしてくださいね。
寝室にオススメのカーテンの色
寝室にかけるカーテンは、色にも気を使ってほしいと思います。
起きている時間に興奮している脳を、睡眠に入っていくリラックス状態にするには、あまり鮮やかな色のカーテンはふさわしくありません。
また、濃い色のカーテンも部屋全体を重い雰囲気にしてしまうので、落ち着きを誘うという点では寝室には不向きです。
薄めの緑や青のカーテンが心を落ち着けるにはよいでしょう。
緑や青の他に、ベージュも眠りを誘う落ち着いた色ですので、寝室に合います。
冴えた白色は爽やかではありますが、部屋が寒々しくなってしまいますので避けましょう。
また、濃い柄の多いカーテンも、目から入ってくる情報が多くなってしまうのであまりおすすめできません。
柄物を選ぶ場合は、色調の変化が大きくないもの、柄のサイズが小さいものを取り入れてください。
カーテンのサイズが合わなくて短い場合は、布を足してリメイクするのもよいと上記で述べましたが、寝室のカーテンにはアクセントカラーをつけることはせず、同じような色の布地を足すようにしてください。
リメイクして自分だけのものに
いかがでしたか?
カーテンのサイズって難しいですよね。
しっかり採寸したつもりでも、買ってみたら短かったり、引っ越し先の窓のサイズに合わなかったり・・捨ててしまうのも、何だかもったいないですよね。
そんな時は、今回ご紹介したリメイク方法を試してみるのもいいかもしれませんね。