和室にカーテンレールを取り付けて、おしゃれな和室に変身!

和室ってインテリアコーディネートするのが難しいと感じている方や、和室には障子が一番いいと思っている方いらっしゃいますよね。

実は、和室にもカーテンって合うんですよ。カーテンレールが付いていれば、すぐにお部屋の雰囲気を変えることができます。

おしゃれな和室はカーテン選びで実現できるんです!

和室にカーテンレールをつけるメリット

和室には障子があるのでカーテンレールを付けないことが多いですが、付けるメリットは存在します。

和室のほとんどはガラス窓の内側に障子を付けることで、室内に入ってくる光を緩和させています。

しかし、通常のカーテンは、光を全てシャットアウトしてくれるわけではありません。
つまり和室を寝室にするなら、遮光カーテンを付けなければ眩しく感じてしまうかもしれないのです。

そして、もうひとつの利点は、畳の日焼けを防げることです。

畳は紫外線を浴びると傷んでしまうのですが、UVカットのカーテンを取り付ければ障子を開けていても日光を遮ることが出来ます。
これなら畳は長持ちするでしょう。

また、カーテンには、外から入り込む空気を遮断してくれるという機能も備わっています。

障子でも十分冷気と熱気を抑えることは出来るのですが、横になると底冷えすることがあります。
しかし、熱を遮る効果のあるカーテンを付けると空気の層が厚くなるので室内が暖まるのです。

カーテンを取り付けることは、決して悪いことではありません。
部屋の様子を見て、是非検討してみて下さい。

和室にカーテンレールが付いてない場合

和室にもカーテンを取り付けたいと思ったら、まずはカーテンレールがあるかどうかを確かめましょう。
なければレールを設置するところから始めて下さい。
設置場所はもちろん窓の上です。

鴨居の上にブラケットと呼ばれる金具を載せてから取り付けるのですが、その前に下地がどうなっているのかを確認して下さい。

カーテンを開け閉めする頻度は高いので、下地に取り付けないとレールが落下してしまうのです。
確認用の器具がホームセンターなどに売っているので、それを使用して下さい。

レールの色は和室とマッチするような木目調か、ブラウンやベージュなど茶系統の落ち着いた色が良いでしょう。

賃貸マンションなどに住んでいる場合はテンションタイプのカーテンレールが最適です。
借家は釘などの打ち込みを禁止されていることが多いため、突っ張り棒のように取り付けるテンションタイプが役立ちます。

大きめのレールなら厚手のカーテンを下げても耐えられるので、安心して和室を飾りましょう。
窓ガラスと障子までの距離がある窓には障子の奥に取り付けると見た目が素敵ですよ。

カーテンレールを取り付けた和室にオススメのカーテンコーディネート

和室にカーテンレールを取り付けたら、いよいよカーテン選びに移ります。
なるべく和室の雰囲気を壊さないデザインを選びたいところです。

和室は全体的に色合いが統一されており、木製の家具が多く置かれています。
そのような部屋にはブラウンやベージュなどの茶系統や、グリーンのように自然な色合いのものが合っています。

柄は必要ありませんが、柄物を使うのなら草木や花の模様が付いているものが最適でしょう。

和室は日光を取り込むことを意識して造られているので、昼間はカーテンを開けておきましょう。
圧迫されているように感じるのなら、カーテンをやめてシェードやブラインドを掛けるのも悪くありません。

どちらも洋室に取り付けるものですが、素材に木や竹を使用していたり、不織布で作られていたりと、和室向きのものも少なくないのです。
障子の代わりにシェードを設置するとモダンな雰囲気になって、なかなかお洒落ですよ。

このようにコーディネートは工夫次第でいくらでも広がります。
個性を追求したければ思い切って北欧デザインのカーテンを選んでも良いでしょう。

自分の好みも考慮して、思い思いの部屋を作り出して下さいね。

和室をオシャレに使いこなすにはカーテン使いが大事

和室の雰囲気はもちろんですが、カーテンレールとも相性の良いカーテンが欲しいところです。

もし何にしようか悩んでいるのなら、北欧デザインのものはいかがでしょうか。
素材に木が使用されているところと、シンプルなデザインは意外にも和室と合うのです。
使う色を少なくすればお洒落な空間が出来上がります。

カーテンではなくブラインドを掛ける場合は竹や桐などで作られたものを選びましょう。
色は大人っぽく見せたければシックな色を、カジュアルな印象を与えたければ明るい色を使うと良いですよ。

畳の目が気になるのなら木製のカーペットを敷きましょう。
部屋をすっきりと見せたい時は、白にすることをおすすめします。

グリーンなどの自然を思わせる色には生成りのリネンと革を組み合わせたロールアップのカーテンがベストです。
埃が溜まりにくいので、掃除も手間取りません。

レトロさが欲しければボヘミアンカーテンがぴったりです。
パッチワークのおかげでいろんなイメージが浮かぶので、いっそのこと端切れで自作してみるのも面白いかもしれません。

障子を使わずに和風を楽しみたいのなら不織布のプリーツスクリーンの出番です。
光をどれだけ通すのかは、調整出来るため、自分の好きな明るさに変更しましょう。

人気の色は竹を連想させるモスグリーンです。

和室の寝室もオシャレに

洋風の寝室で和風の雰囲気を味わいたい時は、木製の家具や和をイメージさせる柄の寝具を使うと部屋の雰囲気を壊さずに楽しむことが出来ます。

カーテンレールとカーテンは和風との相性が悪そうに見えますが、色とデザインによっては浮き上がらずにしっくりと部屋に馴染めます。

基本的に落ち着いた色や、シンプルな柄を選ぶことが大事です。

例えば生成りとグリーンを組み合わせて、家具はもちろんクッションなども同じ色でまとめ、ついでに壁紙もグリーンにしてしまいましょう。

ルームライトは違う色にすれば、何処か神秘的な雰囲気を醸し出します。
ベッドは低めの方が和室と合います。
深めの茶色で統一するとモダンな印象を受けるでしょう。

寝室にはあまり物を置かないことをおすすめします。
寝ることが目的の部屋なのですから、必要最低限のものがあれば十分でしょう。
他に飾るとしたら、壁に薄いパネルのインテリアくらいでしょうか。

逆に古びた和室を洋風に改造する場合は、押し入れの戸を外して、華やかなデザインのカーテンを仕切りとして、収納スペースと生活空間を分けてしまいましょう。

照明は和室に良くあるライトではなく、別の照明を購入した方が部屋とマッチしますよ。

和室が寝室なら遮光性のあるブラインドがオススメ

和室にカーテンレールを設置したものの、肝心のカーテンがピンと来なかった場合、ブラインドを下げるのもひとつの手です。

おすすめは「ウッドブラインド」ですね。

木が使われているので和室とは相性が良く、静電気が発生しにくいため、埃が溜まりにくいのも嬉しいことです。
外から入る光を好きなように調整出来るのも良いですね。

ただしブラインドは完全に遮光出来るものではないので、室内を暗くしたければカーテンの方が確実です。

もうひとつ、和室と良く合うものがあります。
それが障子風のロールスクリーンです。

光の通し方は間接照明をイメージさせ、角度を変えれば天井にも光を向けられます。
雰囲気を変えたい時にはぴったりの機能です。

プリーツスクリーンも和室に最適です。
素材が和紙に似ているため、室内に入り込む光が柔らかいのです。
シースルータイプと遮光性タイプの2つの生地を上下に置くことで、取り込む光の量を調整します。

お洒落な雰囲気を作り出したい時にはこれを使いましょう。

和室のインテリアコーディネートを楽しんで

いかがでしたか?

カーテンレールがなくても、自分で取り付ける事も可能なのですね。
現代の和室はとてもオシャレな雰囲気で、とっても素敵ですよね。

障子もいいと思いますが、ブラインドで外からの光を調節できると、光の当たり具合で雰囲気も変わるし、良さそうですよね。

和室に取り付けるカーテンのデザイン次第で、お部屋の雰囲気が変わるなんてとっても面白いですよね!